花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

紫陽花ずくし

2009-06-28 | 撮影を楽しむ
                            【森の中の紫陽花】

梅雨時の撮影は「紫陽花」がまず思い浮かぶものでしょうか。
紫陽花の名所は数ある中「府中市郷土の森」に白羽の矢が立ちました。府中は通過する時 緑多く良い印象を持っていました。この森は北に多摩川が流れて、四季折々の花木の植栽や彫刻が随所に配置されています。
森の中央を横切るように清らかなせせらぎが流れていて、あたりは紫陽花ばかりが咲き競っていました。

「ぼかし」の撮影を勉強して備えたのですがさて・・・

【川辺のアジサイ】


     【竹林のアジサイ】
     

          【水車小屋とアジサイ】
          

               【西洋アジサイ】
               

                    【渦アジサイ】
                    

                         【西洋アジサイ】
                         
 
少し大きい画像に致しましょう。

【アジサイを愛でる人たち】


          【清澄沢】
           

                    【アナベル】
                    

「郷土の森」とは府中市制10周年記念事業として、昭和36年に現存する茅葺屋根や町屋、公共建物が復元されて移築されました。入口近くの数点を。

【府中宿を代表する商家:田中家】
     

【旧府中尋常高等小学校々舎】
     

【芝生公園】
     


鎌倉 長谷界隈であじさい巡り

2009-06-20 | 鎌倉の四季
                              【成就院にて】

今では『あじさい』は鎌倉を代表する花になっています。
雨の予報でしたが薄日の差すなかを、歴史を偲ばせ紫陽花が彩りを添えて好い一日でした。
江ノ電で極楽寺下車。駅前からあじさいに誘導されるように歩いてゆくと、狭い脇道を登ったところにお墓があります。

【上杉憲方の墓】
上杉憲方(1335~94)は山ノ内上杉の祖で、足利氏満に仕え関東管領を努めました。この辺り一帯は極楽寺跡といわれその広大さが偲ばれます。
          

【成就院】
「開山」である弘法大使が東国巡錫の折、虚空蔵菩薩を祀り護摩を焚いた場所だと言われています。
       

 
「開基」第三代執権北条泰時は北条一族の繁栄を祈願すると共に、極楽寺切通の要衝の防衛を担っておりました。
成就院山門に続く参道は、人間の煩悩の数と同じ108段の石段が刻まれ、般若心経の文字と同じ262本の紫陽花が植えられています。
 《参道のピークからの眺め》
     

「星ノ井」→「虚空蔵堂」→「御霊神社」
上記を過ぎると タイトルの「長谷のあじさい巡り」の本番へ到着です。

【長谷寺】
この寺院への訪れは数知れませんが、何時も面白いと思っていることがあります。
《縁起について、720年「開山」の徳道上人が大和国長谷初瀬において、楠の霊木から二体の観音像を造立。一体は大和に安置し、他の一体を海に流した処16年後相模国三浦に漂着した。その像を鎌倉に移して736年長谷寺の開創の礎にしたと寺伝に記されている》と言うくだりです。

広大な寺域は上下に広がっていて、裏山の眺望散策路には40種以上の紫陽花が美しい彩を見せています。

《綺麗なブルー》

 
《ギボウシと共に》
       

《吊灯篭》
         
   
《柏葉あじさい》
         

長谷寺の紫陽花は2500株以上も植えられています。
西洋あじさいの長谷寺。 日本あじさいの明月院。と並び称されていますが・・・
特に明月院の青色は明月院ブルーと言われています。長谷寺のブルーは少し明るいようですが別称があるのでしょうか。

地図上では、光則寺は長谷寺の北側ですが迂回して坂道を登った所に「花の寺」はありました。

【光則寺】
日蓮が宿谷行時を通じて「立正安国論」を鎌倉幕府得宗の北条時頼に建白しますが、受け入れられないため幕府を激しく攻撃しました。1271年日蓮は捕らえられて佐渡へ流罪となります。行時の子光則は自邸のあったこの地で、日蓮と共に捕らえられた日朗を監視する役目に付きました。日蓮が流刑の前夜日朗に送ったといわれる手紙の、弟子の身を案じる文に心打たれ、後に日蓮宗に帰依し自邸を寺にします。そして寺号を自らの名前から光則寺としたのです。
自らの名前をつけお寺としたことに心惹かれてしまうのですが、門前から広い庭園や裏山の今も残る土牢や墓地などのあらゆる所に花を咲かせ花のマップを頂くことも出来ますし、その上花の無い時期の木に写真を下げ名前が記してあるのです。
戦いで多くの弔いを繰り返した寺の宿命を、せめてもの花で飾っておられるのではないかと想像するのです。

紫陽花が少し遅かったようですが彩りがいいですね。

《光則寺のあじさい》
     

《八重ドクダミ》
     

横浜 みどり税

2009-06-15 | Weblog

   【バラのアーチ】

横浜市の税金が増加する?
市内の緑地保全を目的とした税で、平成21年度から5年間にわたり 市民税に上乗せする形で、個人には年間均等割り額の9%相当額が課税されるというものです。 
金額的には年間900円 月になおせば75円で、この街に「ミドリ」が増えるのであれば・・と可決されたのでしょうか。

『横浜市環境創造局』と言う部署があり、「150万本植樹行動」と言うスローガンが掲げられた時私は賛同して著名をし、植樹したら写真を送付すると言うものでした。バラのアーチがようやく落ち着いてきたのでPC送付を試みたのです。
そこには画面一杯に形良く組み合わさった大小の植物が目に飛び込んできました。
我が家のバラも載っているではありませんか・・そして別のページには私のフルネームもあって嬉しかった事が思い出されます。

アレから何年も経ちすっかり忘れていましたが、この期に開いてみると写真はなくなっていましたが、名前は膨大な数になって胸に込み上げて来るものがありました。

『みどり』にまつわる物として

【人生記念樹配布】があります。
その都度人生記念のタイトルは変るのですが、銀婚式に当たる年に出くわして申し込んでみたのです。その時は『ドウダンツツジ』が記念樹でした。今では丸く刈り込んで胸の高さまでになっています。

【開港150周年の森】と言うのもあります。
我金沢区では『金沢自然公園』が第2号地としてあり、只今5号地まであるそうでまだまだ続くようです。

我が家ではもう庭木のスペースは無理ですが、小さく花や野菜を植えて日々何かしら緑と触れ合っています。例えば・・・
     【オリエンタル・リリー】
     

            【ヤマホロシ】
                  
                    
     【アルストロメリア】                                                                        

        【カボチャ】
                   
       
             【梅】
               

                   【ピーマン】
                    

帆船 『日本丸』

2009-06-09 | 撮影を楽しむ
                             【日本丸の雄姿】

今 横浜は「開港150周年記念」で、特にMM21地区や山下公園から山手にかけては、様々なイベントで賑わう事でしょう。

私はこの日カメラの勉強会があり、日曜日だったので「日本丸」の総帆展帆(ソウハンテンパン)が見られるかもしれない・・と動く歩道から眺められるものならばと、人の肩越しをやり過ごす内に良い位置が確保できました!
帆船「日本丸」がすべての帆を広げるのは、月に一度日曜日に練習を重ねたボランティア(抽選)の人達に依って成されるのです。空高く立ち上がった姿は 青空に映えてそれは壮観でした。

そしてこの日は吹奏楽演奏会の日にも当たっていたようです。
演奏とそれに呼応する人達の声も聞こえていました。



【正面から】
      

「帆船 日本丸」は かっては商船学校の練習船で地球の約45.4周分を航海して来ていました。
文化財としてもMM21地区におけるアクセントとしても、欠かせないものになっています。


紫陽花の撮影・・今月の課題なのです。府中「郷土の森」の紫陽花撮影会のための
お講義は、昨年の本土寺の映像を沢山拝見しながらの解説で有意義なものでした。