花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

江の島を撮る

2012-06-24 | 撮影を楽しむ

 半年以上も撮影会を休んでいて 一眼レフの撮り方を忘れて仕舞うほどになっていましたが,少しずつでも感を取り戻さなければなりません。集合が江ノ島電鉄片瀬江ノ島駅・・・私としては鎌倉からの江ノ電に慣れていて,調べると竜宮城のような駅舎とかで楽しみに出かけました。

       

       

上記写真は 離れ小島の江ノ島まで長い橋が架かっていてその様子を島の中腹から撮ったものです。橋には溢れるほど人が乗っかっています。並行して伸びているのは車道です。 

上記の橋を起点に上が北。右が東・・・江の島の東側から歩き始めました。堤防の先に鎌倉が望めます。背後は急坂になっていて上りのみのエスカー(エスカレーター)と言うのが面白い。私たちは乗らない。背後の頂上を超えて南面の岩場が独特の景観をなす稚児ケ淵まで撮影の予定でしたが,先日の台風で崖崩れになり,断念のやむなきに至りました。

      

      鎌倉の海にはヨットが・・・手前には巨大なテトラポットが隠れています。     

    

江ノ島神社奥津宮 拝殿の格天井には酒井抱一描く「八方睨みの亀」。 この神社を左手に行くと稚児が縁の石段があり岩礁に砕ける波が見えてきます。 

       

        広い海原の遥か先に微かに「烏帽子岩」が見渡せました。

                    

                      二人の想い


ボストン美術館

2012-06-01 | 美術館

 

     

 【まぼろしの国宝】が日本に帰ってきた! と何ケ月も前から気掛リでしたが,こんなに遅くなって行ってくることが出来ました。 同じ思いの人達で・・・はやる思いを秘めて高木のユリの花や,今を盛りの五月の花に癒されながら,待つこと一時間・・・

全てを詳細に拝見することは作品の多さや,人の多さから・・・・① 常盤光長描く 「吉備大臣入唐絵巻」 。 ② 平治の乱を描いた 「平治物語絵巻 三条殿夜討絵巻」を。

次に ③ 曽我蕭白の 「雲龍図(部分)」 。 ④ 長谷川等伯描く 「龍虎図屏風」。 は何としてもと。

漸く最前列に並ぶことが出来たので,左隣の人に密着せんばかりに繋がって遅々と進まない中 10メートル いや20メートルを蟹歩きで前・中・上(三段に絵が表示されている)を見続けたかなりの時間でした。

    上 【吉備大臣入唐絵巻】  下 【平治物語絵巻】

      

続き

       

★遣唐使吉備真備の活躍を描いた「吉備大臣入唐絵巻」(部分)と,平治の乱を描いた ドキュメンタリー 絵画「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」(部分)は,在外二大絵巻とされています。

  双方共後世になって (平安・鎌倉時代に描かれた長大な絵巻物)

     【曽我蕭白 雲竜図】

     

★曽我蕭白筆 雲竜図 (部分) 江戸時代・宝暦13年(1763)今回の修復により公開が可能になった蕭白幻の代表作。世界に先駆けて日本初公開。

     【長谷川等伯  龍虎図屏風】

     

★長谷川等伯筆 龍虎図屏風 江戸時代・慶長11年(1606)等伯68歳,晩年の作風を伝える代表作。 

 

  ✿時間待ちの行列から,2会場とその中間の売店で息抜きをして,一階の映写室にも入リ 

   それから食事をと思っても,待ち時間が3時間とはあまりにも・・・・。

   入場前の待ち時間で撮ったユリの花と,五月の刈り込みが美しかったので・・・・ 

             

                

       ✿数年前ボストン美術館に入場したことがありました。日本美術の収集のことは

        聞いたのですが,そして日本美術専用コーナーの仏像彫刻は,快慶らしいが 

        判明はされていないということでした。今回快慶の弥勒菩薩立像が一体 来日し   

        ていますが違っていましたネ。 

       ✿上記の映像は全てパンフレット等からの引用です。