花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

ロバ祭

2007-10-30 | Weblog
                                【入場券】

子供と大人のための『ロバの音楽座25周年記念スペシャルコンサート』に行って来ました。
台風がいきなり襲来してアッというまに去って行きましたが、身内が出演しましたのでキット矢が降っても行くでしょう。

青山円形劇場で(土・日 昼・夜)毎回ゲスト出演があり私たちはパントマイムを拝見。谷川俊太郎さんの詩の朗読や山下洋輔さんのピアノなども有りました。

1982年子供たちに音楽の夢を運ぶべく「ロバの音楽座」を結成。古楽器や空想楽器によりフアンタジックな音と遊びの世界を繰り広げています。

撮影は禁じられていますので、パンフレットから転載した映像なので不鮮明ですがご想像ください。

【西の国からやって来た・・・ロバ君】


【ジグの空想音楽会の一場面】


 詳しくは「ロバ座」で検索を。
 http://www.roba-house.com/   

八ヶ岳 へ

2007-10-26 | 登山
                       【白駒池の紅葉】

八ヶ岳は長野・山梨 両県にまたがって夏沢峠を境として「南八ヶ岳」と「北八ヶ岳」に分かれた名前を持っています。
南八ヶ岳は赤岳を主峰とし砂礫と岩稜帯の荒々しい峰が連なる山岳地帯。
これに対して北八ヶ岳は針葉樹の森に覆われて、湖や池が点在する穏やかな峰々です。
私たちは北八ヶ岳の幾つかのピークを北から南に向けて歩く計画です。

八王子駅集合 茅野駅よりタクシーで山ろく駅へ ロープウエイで山頂駅へ 坪庭を半周して北横岳(2471.6m)を目指しました。

【坪庭】


噴火の石を巧みに利用したアップダウンから次第に登り一筋になりながら、北横岳に登頂しました。晴天の元 指差しで山の名前を教えてもらいながら「我が山水会発足第一号」の山(私は未入会の頃)のエピソードを思い出しました。

【山頂の記念撮影】


下山途中【七ッ池】に立ち寄りました。


横岳ヒュッテで昼食を。来た道を坪庭まで進むと此処からは、今宵の宿「縞枯山荘」に向けてなだらかな木道を進みながら 周囲の【縞枯れ模様の山々】を見ながら歩く事にになりました。


やがて縞枯山荘が見えてきました。青色の三角屋根が二棟と大きな風車が廻っています。リュックを置いて散策をしたり、明日の道など確かめたり、二重窓や薪ストーブやランプも珍しく、何もかも100年位前のような趣の中に超近代的なバイオトイレがあって、初体験をしました。
【縞枯山とススキ】


同宿者が一人有って食事や其の後のストーブを囲んでのお話も好いものでした。
十三夜で明るい星空でしたが、ずっと見ていると次第に星が見えてくるから不思議です。もっとお聞きしたかったのですが、着膨れていても寒さが身に凍みて「もうねるっきゃない」の心境でした。

【山小屋の団欒】


【日の出・・縞枯山の裾野は霜か霧氷か】


6時朝食で早い出立になりました。
縞枯山頂から暫く歩いて展望台へ。ああ なんと言う幸運!雲一つ風一つない穏やかな時を見方にして・・・南アルプス 北アルプス を我が物にする事が出来ました。

【南八ヶ岳の峰々】


【南アルプス 2題】



これから茶臼山を越え麦草峠を越えて、紅葉を愛でに行きましょう。
少し遅いかもしれないと心配でしたが如何でしょう。

【白駒池の紅葉 2題】



私たちはランダムに山を目指すようになり今まで好天に恵まれましたので、八ヶ岳を期にこれからもそうで有りますようにとの願いを込めて【山陽会】とすることになりました。

鎌倉の分水嶺を歩く

2007-10-21 | 鎌倉の四季
                              【鼬川の流れ】

      ━鼬川(いたちがわ)、滑川(なめりかわ)の源流を訪ねて━

柏尾川の支流・鼬川は「横浜自然観察の森」に水源を発し、県道原宿六浦線と交差しながら蛇行して本流柏尾川に注いでいます。そして下流で境川と合流して片瀬川となり江ノ島近くで相模湾に注ぐ全長約21kmの川です。

横浜自然観察の森は45ヘクタールと広大なうえ、周囲の市民の森と一体となって市内最大の緑地を形ずくっています。
ここは起伏の多いい丘陵地で、雑木林や池 様々な植物や昆虫 そして野鳥を見る事ができます。
例えば次のような花を撮ることができました。

【柏葉ハグマ】

     
     【小シオガマ】
     

          【ハナタデ】
          

               【セイタカアワダチソウ】
               

【アザミ】


     【シロヨメナ】
     

          【ミズヒキソウ】
          

               【ガマズミ】
               

森深く進んでいると、「自然観察センター」【森の家】がありました。
沢山の資料や小動物の模型や写真 手造りの人形など色々あって楽しくなってしまいました。次の映像はさてなんでしょう?

【可愛いでしょう!】


さあ 此処から鎌倉に向かいます。森で繋がっていて大平山は鎌倉の最高峰(157.7m)で【天園】の呼び名で親しまれています。ここを暫く進んだ所に見晴らしの良い広場があってお弁当を頂きました。上空を鳶が飛んでいます 用心をしないとおにぎりを攫われてしまいますよ!

此処で折り返して天園の茶屋を右手に進むと間もなく、右下の細い草深い急坂を下る事になっていました。
まだ青々とした銀杏の大木の下で黄色い実をビニール袋一杯にしている人に出会いました。そして草の間から細い水が動いているのが見えたのです。これこそが滑川の源流の一つ【吉沢川】でした。
くねりながら淵を造ったり、谷底深く覗きながら 恐々這うようにして進む事一時間余 を歩いたのでした。

【沢歩きの一駒】


滑川は鎌倉石と呼ばれる凝灰砂岩の川底を、水が滑らかに流れる様子に因んでいるといわれています。全長は5.6kmで途中で名前を変えながら、しかし最後は滑川の名前で海に注ぐ鎌倉では一番大きく長い川なのです。




あなたの趣味について教えてください

2007-10-17 | TBの練習
                      【金木犀 ’07 10 12 撮影】

今週のgooは趣味をお尋ねです。形になるものとならないものがありますが、なるものを。

木彫を長らくしていましたが、家の中が木っぽくなることに違和感を持つようになって、ガラスや金属製品の洗練さに魅力を感じるようになって、関西で10年間 東京では鎌倉彫を工芸漆で自分で仕上げるほど入れあげていたのですが、皆んな止めてすっかり忘れていたのですが、今回の御題で写真にしてみる事に致しました。

blogにするなんてなんと良い記念になる事でしょう!
修復が難しいものや、大分お嫁に行ったものもありまして次のようなものになりましたが・・・

【飾り盆:正倉院御物文様】


【姿見】


【花立】


【額縁:芸術院会員「和田金剛氏」に頂いた大判の色紙絵。額は特製で図柄は本の中か    ら選んで描いたもの】


【ナイトテーブル】


【電気スタンド】


【マガジンラック 兼 サイドテーブル】


【ブックエンド】


【大盆】


【菓子皿 & 茶たく】


【菓子皿2種】


【グラタン皿敷き & パン皿】


【スリッパラック】


【硯箱】


【ティッシュ入れ】


【手鏡】


【屑箱】



乗鞍岳 へ

2007-10-05 | 登山
                        【乗鞍岳の最高峰 剣ヶ峰】

乗鞍岳は北アルプスの南端に位置し長野県と岐阜県の県境にあり 23の峰と7つの湖と8つの平原があり と記されています。 

私は山に魅せられてより、何時かは日本アルプスに登りたいと願っていました。
今回3度目の正直で念願を果たす事ができたのです。一昨年は台風来襲のため 昨年は家族の急病のためでした。今年もお天気が危ぶまれたのですが、そして山小屋で夜明けまで雨音を聞いていたのです。

7時出発の6時頃 一条の光が二重窓の向こうに走りました。「ワーッ」と歓声が上がり予定時刻前に「剣ヶ峰」を目指す事になったのです!!
天空は青空なのですが絶えず霧が流れています。一瞬たりとも止まらず風景を変え続けています。
ハイマツの帯が頂上まで延びて雄大でした。


「剣ヶ峰」は標高3026m しかし投宿の「肩ノ小屋」から1時間少々で頂上に立つことの出来る山でもあるためランクは多分A でしょうか。しかし私にとっては手強く登り甲斐のある山ではありました。
途中振り返ると「槍ヶ岳」「穂高岳」「焼岳」が雲に隠れつつ見えてきました。


山頂は神社が祀られて信仰の山である事を示しています。
南方は雲海に覆われて「御嶽山」が唯一霧とカクレンボしているかのようでした。
足元には一等三角点が置かれ白木の鳥居が立っていて、ブロッケン現象に一役買ってもらえたのです。西方の谷底に鳥居型の影が映りその廻りに虹の輪が出来ました。初めて体験した自然現象でした。
記念撮影をして頂きました。(大日岳が現れています 松倉氏撮影)
          

下りは噴火石をゴロゴロと踏みしめて、バスの待つ畳平まで歩きました。
途中「不消ヶ池」に不動岳を写していました。


此処から先は今はクサモミジになっていますが「鶴ヶ池」一帯はお花畑と称して木道が伸びています。お花は少ないながら貼ってみることに致しましょう。


【ナナカマド】 

     【トウヤクリンドウ】
     

前日乗鞍高原を散策しましたので、高度の低い所の植物もご覧頂きましょう。
【一ノ瀬園にて】

     【アケボノソウ】
     
          【アレチマツヨイグサ】
          
               【踊るチングルマ】