花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

2008年を振り返って

2008-12-31 | Weblog
               【昭和記念公園にて・・ 一眼レフ撮影の公開】

『トラバ練習版:2008年はどんな年でしたか?』のお題に「間違いなく年を重ねたなぁ~」の思いです。
そして昨年と変らずに行動出来た事には感謝しながら、少々背伸びした事も二つばかりありました。

何時の頃からか日本から渡ってポトマック河畔に咲く桜を見てみたい! と思うようになっていたのです。家庭の事情で諦めかけていたのですが廻りの手助けも得て行くことが出来ました。満開の桜を前から横から湖越しにと かなりの時間をいただき幸せでした。初期のものは古木になって (この幹が写真を引き立ててくれるのですが・・) 殆ど植え替えられたそうです。

その後 ニューヨークとボストンに行くのですが、グランドゼロはアメリカの悪夢を払拭するまでには至っていなくて大工事現場の様相でした。しかし現在の経済の惨状を目にせずに良かったのかもしれません。

三都市とも美術館に行くことが出来て、その全てで写真を撮ることが出来ました。ヨーロッパの多くの美術館も写真はOKでしたから・・我が国との違いを思ってしまいます。

次に 一眼レフデジタルカメラを買ってしまった事です。写真撮影は大好きながら機能の習得に自信が無くて今まで手を出さずにいたものを、愛用のカメラが故障して修理よりも高度な方向にいってしまったのです。後悔はしないけれど憶えても忘れる速さに口惜しさが募ります。

同じ機種を持つ人達の会に入って撮影会に何度か参加し「これが上達の道」と言われると、そうかも・・もうこれしかないと思っているのです。


横浜 ランドマークタワーから

2008-12-21 | 撮影を楽しむ
                               【飛鳥丸】

12月も後半になると漆黒の中の煌きに身を置きたくなってしまいます。
情報はあらゆる所から押し寄せてきますが、さて何処に・・・
一眼レフもまだまだ覚束なくて行き慣れたところを目指しましょう。

富士山をなんとしても撮りたい! お天気だったら そして高いところだったら絶対にいいかも・・と。
薄ぼんやりしたお天気なれど 今日を於いて他には考えられなくて『ランドマークタワー』に一直線です。受付で聞けば「朝はクッキリ見えていたのですけど」と。

日没の富士山と夜景を目指しました。「二兎を追うものは・・・」が頭をよぎります。
東西南北の展望台は程々の人出なのですが、富士山の方向だけはテーブルとふかふかの椅子が占めていて飲み物なんぞを飲みながら優雅にゆったりと・・(なんという事 この前までは全ての面で立見席だったと言うのに)・・ま それはそれ 隙間を見つけて何枚か撮れはしたのですが。

【暮れゆく富士山】


これだけの高さからだと立体感が出しにくいと言う事と、ガラス越しの夜景なのでレンズを窓に押し付けると三脚が使えず、一長一短があるのかなぁ~と思っているところです。

【赤煉瓦倉庫】
屋外スケートリンクが出来たと聞きましたが見えていますねぇ~。


【美しい雲】


【航跡】
     

【観覧車】
     

【Xmasが待ちきれずに】


夜景はレンズを通さずに堪能しましたので、日本一の高速運転とかのエレべーター
で降りて来るとこれも日本一の煌きかと思われる、スワロフスキーのXmas tree の元で美しい歌声が響いていました。



アサギマダラ

2008-12-10 | Weblog
                            【カニバサボテン】     

本日朝刊の一面記事に「傷だらけのアサギマダラ」が載っていました。胸の潰れる思いで読みました。 冷凍保存されたようです。
私がアサギマダラを知ったのはまだ数年のことなのです。そしてその姿をカメラに
収めたのもまだ2度だけなのです。
  
          

     
ヒラ~リ ヒラ~り と優雅に飛んで・・「それでは捕獲されたり、食べられたりしちぁうよ~」と、とても心配でした。それは杞憂だったかもしれません。なぜ?って多くの善意の人たちに依って、マーキングしては放されて1000キロ以上の旅を続ける事が出来ているのですから・・・
そして外敵に襲われない秘密があるのです。大葉ウマノスズクサのような毒草を食して体に毒を蓄えて外敵から身を守る事が出来るのです。

          【初めての出会い 箱根湯坂路’06 9 17】
          

          【二度目 伊吹山でオタカラコウの蜜を・・今夏】
           

小さな命 夫々に夫々の命 一生を全うする姿に感動を覚えます。

中学生の時だったでしょうか 次の詩を思い出しています。

『てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。(「春」安西冬衛)』
            

御殿場 イルミネーション

2008-12-06 | 撮影を楽しむ
                       【さぁ 光のページェントヘ】


枯露柿の里を後にして次のお楽しみに参りましょう。 
御殿場『時之栖イルミネーション』は、始めてのところでしたが光の撮影を体験できるチャンスです。

春の桜のトンネルを利用して光のトンネルにしたアイデア。所々に桜の幹が収まりきらなくて、それが又アクセントになっているようでした。全長300m余は凄いです。
点灯は4:30なので ドット人が押し寄せる前に入場するとこんな様子です。

【6頭立ての馬車】

 
【夢のお馬車 T・A氏撮影】
 

ドームは所々に出入り口があって、外側にも色々な趣向が凝らされています。
灯りに誘われて外へ行くと ホラこんな風です。

【桜の礼拝堂 レストラン併設】
     

そのまま散策すると丘の上にオブジェがありました。

【オブジェ A】


【オブジェ B】


夜の帳の中 はるか彼方まで灯りが点在していて、その広大さは如何ばかりなのでしょう! 暫く散策した後はもう一度イルミネーションの煌きに包まれましょうか。

【イルミネーションの煌き】 


点灯時間
[11/14~1/4] 16:30~22:00
私達は18:30集合なので16:00少し前からの入場は、ほど良い時間を楽しむ事が出来たのでした。

晩秋 甲州の里 へ

2008-12-05 | 撮影を楽しむ
                            【恵林寺 四脚門】


中央自動車道を勝沼でおりて、県道を北上すると間もなく恵林寺(えりんじ)が見えてきます。天正4年(1574)武田信玄が病で没し、嫡男勝頼を喪主として葬儀が行われ菩提寺となりました。
そして天正10年(1582)織田軍との天目山の戦いで武田氏は滅亡します。

織田信長の死後甲斐を領した徳川家康により再建されました。写真の四脚門(赤門)も この時のもので国の重要文化財に指定されています。

晩秋の風情漂う庭園には、撮影のスポットが多々あることに気がつくのでした。

【恵林寺 紅葉】


       【秋の陽 その1 】
       

【秋の陽 その2 】
  

     【モミジ】
     

塩山地方は柿の栽培が盛んで、その柿をスダレのように家々の軒先に吊るして干す風景がどこか懐かしく『ころ柿の里』として、その一廓を観光出来るようになっていました。

【塩山の風物詩】


【ころ柿】