花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

大菩薩嶺 へ

2007-08-28 | 登山
                      【秋の気配(ハンゴンソウ)】   

夏でも「涼しい山」だからとお誘いを頂きました。3月末に「山の会」から向かったのですが前夜の積雪でマイクロバスの通行止めに遭った山だったのです。

潜在的に「何時かは登りたい!」の山でした。尤も5人中3人は経験済み。何回でも登りたいは根っからの山好きです。計画書は時間を変えて3月のものを使わせて戴く事になりました。

先ずはタイトルに敬意を払って【大菩薩嶺(2057m)】の写真を。
頂上は樹木に囲まれて眺望は無く標識も意外に小さいものでした。


塩山駅からtaxiで長兵衛山荘へ、そして福ちゃん荘からも非常に歩き易い路が續ます。路の両側には見晴るかす彼方まで樹木の下は【大草原】が広がっていました。


介山荘は改築中 その軒下を過ぎた所が【大菩薩峠】でした。此処で樹木がきれて
明るい草原に一変 岩の多い急坂に変貌しました。


此処からがお花の宝庫でした。登りながら撮るのが苦手な私は、失敗の連続で余り撮れていませんが、初めて出合った花たちを貼って見ることにいたしましょう。
【黄ツリフネ】

 
     【ウスユキソウ】
     

          【ミヤマアズマギク】
          

               【コウリンカ】
               

【花イカリ】


     【ワレモコウ】
     

          【ミヤマアキノキリンソウ】
          

               【梅鉢草】
               

賽の河原→神部岩→雷岩→大菩薩嶺へと小休止を重ねながら頂上を折り返して再び雷岩に到着。雷岩は名前の如く落雷のあるところらしいのですが、大勢の人がお弁当を食べる所でもあるようです。木陰らしい所も無く雷岩の中腹に陣取ったのですが、ゴロゴロも鳴らず美味しいお弁当を広げることが出来ました。

【雷岩にて】


【大菩薩湖】


【秋色がかった大斜面】


雷岩からだと携帯に繋がる事など 朝のtaxiは色々話してくれて、双方の利害が一致するようになっているらしいのです。迎えを頼むや前を降りている人達を一気に駆け抜けて迎えのtaxiに乗り込み、塩山駅近くのお風呂屋さんに横付けしてもらいました。
かくして深田百名山を又一つ増やすことが出来ました!

あなたの夏バテ対策は?

2007-08-25 | TBの練習
                       【タニウツギ】

タイトルは今週のgooのお題です。
本当のところ「夏バテ」と言うものを知らないのかもしれません。
今年の夏は異常だとは思うけど、そして夕食時クーラーは27~28℃でつけますと、勿論ホットしますが・・・
反対に寒さには弱くて18℃を下回るとすぐに暖房はしてしまいます。

水分補給の必要性を今年は随分目にしますが、暑さを感じる時は一抱えもするスーパーから貰うピア水の冷蔵を飲んで体温を下げるようにしています。
果物もお菓子も冷たくしたものがいいですね。食事も冷たいもの 麺類やスープが多くなります。
今年から食事の時は熱いお茶に氷を入れてぬるめにして呑むのが気に入っています。

残暑も厳しいようですが、ツクツクボウシも鳴き出しました。
高山や湖行きの計画がありますので、楽しみが先送りされて暑さ対策になっているかもしれません。 

東京ミッドタウン

2007-08-20 | Weblog
                          【B1の天窓から・・・】

「東京ミッドタウンは広大なグリーンと6つの建物からなる、新しいスタイルの複合都市です。街にはさまざまなショップやレストラン、オフイス、ホテル、緑地、美術館などの施設が集まっており、それらが共鳴しあうことで、都心生活に上質な日常を提供致します」と謳っています。

何時か行って見たいと思っていた「Tokyo Midtown」 チャンス到来です。
3月に外苑東通りを通った時、殆ど仕上がっていたけれど今回は日比谷線から地下道で暑さ知らずで行くことが出来ました。

約束の時間に少し間がありましたので、歩いて撮って見ました。
GALLERIAとPLAZAと呼ばれるB1と1Fの、ほんの一部に過ぎないところからの映像です。

【Midtown garden>】


【B1 Green Deli Seasonal shop】


【Pizzeria-Trattoria Napule】


【MORABITO】


【GARDEN TERRACE】


食事の予約時間になったところで、息子夫婦と合流できてお食事処へ向かいました。
1F PLAZA 【玄冶店濱田家は和食の老舗】で店構えもこの地に相応しく、若く美しい仲居さんの薄いピンクの紬も涼やかで、会席料理はゆうに及ばずお酒も美味で良い時を過ごす事が出来ました。ご馳走さまでした。
   

鎌倉 立秋祭 ぼんぼり祭り

2007-08-10 | 鎌倉の四季
                          【舞殿 立秋祭の舞台】

鶴岡八幡宮では立秋を挟んで3日間、ぼんぼり祭りが開催されました。
立秋祭とは夏の無事を感謝し、実りの秋を奉告するものとして1950年に始まりました。ぼんぼり祭りは1938年から続いています。

昨年は雨でしたがその前の年に拝観したのですが、三脚も持たず連続写真の投稿も未熟でしたので、それを反省材料にしたはずでしたが、今回も灯りが流れてしまって又課題が出来てしまいました。

【立秋祭 その1 舞い】
     

【立秋祭 その2 舞い】
          

【立秋祭 その3 奉告】
     

【立秋祭 その4 祈り】
          

【立秋祭 その5 待機】
     

立秋祭にも神楽が奏されました。御鎮座記念祭などは楽人も多勢ですが少しの器楽であっても神楽の音色が私は大好きなのです。終わってからも暫く余韻に浸っていました。陽は傾いています。ぼんぼりの点灯が行われることでしょう。

【灯りがホンノリと・・・わかるでしょうか。】


【国宝館通りまで歩くと、辺りはこんな風に・・・】


本殿の近くには、知名人のぼんぼりが多いいらしい・・・明るい内に見つけて撮ったものもご披露いたしましょう。

     【参議院議長】
     

     【坂田藤十郎】
          

     【東京都知事】
     

     【誰でも知ってるー作者はしらず】
          

     【やはり知っていますよねー作者はしらず】
     

最終日に実朝祭があり、実朝の遺徳を偲ぶとともに、俳句会や短歌会が催されてぼんぼりにも沢山の歌・書が見られました。

     【知名人ではないかも知れないけれど、気に入りしものとして】
          
                

     【竹中直人(俳優)自画像でしょうか、毎年出されているようです】
     
     
         
      
     
     
     

白馬いわたけゆりの園 へ

2007-08-06 | 里山 森林行
                           【白馬岩岳ゆりの園】

栂池ヒュッテで目覚めたのは、4:00廊下に出ると東のバルコニーで三脚を構えた人影がありました。
もういいかも・・と身支度を始めました。外を歩いている人もいます 目を凝らすとどう見ても深い霧。東の空もほんのりピンクのカケラもありません。

こんな時何か情報がほしいものです。先ほどのバルコニーにも人が増えたようです。あのシラビソを撮りましょうと言われて映像にしました。

【朝5時前 東方に見えしもの】


TVの天気予報も芳しくありません。添乗員さんは朝食抜きだったのではないかしら・・・下界は晴れているようですが、栂池自然園は行方不明や足の踏み外しで危険が予想されるので断念せざるを得ない状況になりました。次善の策はいくつか有りましたが、『白馬岩岳ゆりの園』で大勢が決まりました。

【見納めの 栂池ヒュッテ】


ロープウエイとゴンドラリフトを乗り継いで、八方駅で昨日のバスに乗り込むことが出来ました。

【ゴンドラリフト「アダム」】
     

次に向かうところは比較的近くで、太陽が降り注いでいました。
冬のスキー場をユリ園にしてレジャーランドにしたのでしょう・・・私たちにとって大助かりでした。 15000坪の広大さと言われても・・・サマーゲレンデでは、小・中学生が完全装備で猛スピードで格好良く滑っています。
同じペアリフトで私たちも登り、反対側のユリ園に降り立ちました。
見渡す限りユリ ユリ ユリです。山影を廻るとまだその先にも起伏に添って花は現れるのです。一万五千坪と言う広さは半端ではありませんでした。多分これは私の尺度になりそうです。幾つかの角度からご覧下さい。

【ユリ園 その1 】


【ユリ園 その2 】


【ユリ園 その3 】


つぎは大輪の名前ですが間違っていたらお許しください。

【クーリア】
     
【トレザー】
          
【ポリアナ】
     
【サムール】
          
【ルレープ】
     
【マレロ】
          

台風の余波で風があり、近ずくと無傷と言うのは中々難しい状態でしたが、大輪であることと美しさ故のことでしょうから。
3時間を歩いて甘い香りに包まれ森林浴も出来てそれはそれで良かったでした!
         



栂池自然園へ

2007-08-05 | 里山 森林行
                    【ワタスゲ湿原 風に靡くワタスゲ】

「山が好き、花が好き」な私は、その両方を満たす撮影会に参加致しました。
栂池自然園は標高1900m日本有数の高層湿原です。この季節厳しい冬を耐え抜いた高山植物が一斉に咲き出しています。

遥か北は日本海 振り向けば3000m級の北アルプスが雪渓を抱きながら聳えています。昨年家庭の事情で唐松岳を断念しましたので、せめてその麓まででもの思いが有りました。

その日が近ずくにつれて台風が並走を始めました。
横浜発中央高速をバスは快適に飛ばして、ゴンドラリフト~ロープウエイと乗り継いで、宿泊予定の栂池ヒュッテに到着致しました。

夕食までを明日の撮影の下準備に出かけましたと言っても目の前です。
「ワタスゲ湿原」の木道を入ると皆んな目が輝いています。
先生がアングルやヒントを話されるだけでとても参考になります。
「今日は夕日を入れて、明日は4:50分が日の出だからスタンバイしてください」等々。
明日も撮るのだからと、気楽におやつを食べたりしながら・・・
只 先生が「明日はこちらの方向を。とか この鈴を入れながら」などと言われても私は「明日ではなく今撮って置きましょう」とできる限り撮りました。
結局その明日は来なかったのです。始めてみる花も沢山ありました。

【黒唐飛廉(クロトウヒレン):キク科ヒレン属 蕾は真綿を着ています】   

【オニシオガマ】
     

【サラシナショウマ】
          

【栂池自然園 ワタスゲ湿原 友人と】
               
 
【ミヤマカラマツ】


【モミジカラマツ】
     

【モミジの花】
          
 
【クルマユリ】
               

【オニシモツケ】


【ミヤマアキノキリンソウ】
     

【エゾシオガマ】
          

【ヒオウギアヤメ】
               

【ミヤマシシウド】


【栂池からの夕景 その1】


【栂池からの夕景 その2】


栂池ヒュッテの建造は新しく山小屋風だけれどおしゃれで、食事が夕朝共とても好評でした。
気持ちの良い寝具で、明日の朝焼けの撮影を夢見て眠りにつきました。