花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

雪の 黒川鶏冠山へ

2006-03-30 | 登山
大菩薩嶺行きは一年前からの計画で、とても楽しみにしていましたが、車の通行止めに遭ってしまい急遽変更に。

流石ベテランリーダー達 咄嗟に行き先を決めてGOと その早い事!(山梨県はヤマガアッテもヤマナシケン 到る所山だらけ)

黒川山と鶏冠山(ケイカンザン)は別々の独立した山ですが、なぜか二つ並べて呼ばれるようです。

柳澤峠から入山でしたが第一歩から積雪でした。
鹿かもしれない足跡が少しあるのみの、我々16名だけの『白の世界』
緩やかなアップダウンの繰り返しで 雪山を楽しんでいましたが、頂上近く急坂となり猛烈な吹雪で気温-5℃。危険を察知して引き返すことにしました。(大いなる勇気)

ダイヤモンドダストとはこの雪かも・・・と思える細かくサラサラの降雪に太陽が降り注ぎ、キラキラとそれは美しかった!!
5cmはある積雪も新雪故 アイゼンを使用することもなかったのです。

【水墨画の世界】

卓球

2006-03-20 | Weblog

昨日は 卓球大会(ダブルス)がありました。
地区センターで一般公募があり、私達の教室からも自由参加でのお勧めがあり、大体同程度の人同士がペアを組んで 練習に励んでこの日を迎えました。

数年前 地域の懇切丁寧な「初歩の手ほどき」をうけ、今では月一回の教室と 週一回の教室の2箇所に通って、やり過ぎかも・・と思いつつもこんな羽目に。

ルールは日本卓球協会制定ルールに準じることになっていました。12脚の卓球台でA(中級者)32組・B(初級者)32組がAB別による予選リーグ戦を行い、1、2位はAグループ。3、4位はBグループで決勝トーナメントを行い 11本ゲーム、5ゲームマッチ、タイムアウトは適用しないと言うものでした。

力はそれぞれ伯仲していて、皆真剣勝負で輝いていました。
私共ペアは勝利する事は出来ませんでしたが、良い汗をかいて満足でした。
小学生と中学生が上位に入り、このようにして次の「愛ちゃん」になるのかもしれません。
        
                  
        

帰りは少し回り道をして、小さな公園の中を歩いてみました。
今年は桜の開花も早いとか・・路傍の花々が微笑んでいました。

          【辛夷】
        

          【花ダイコン(諸葛采)】
        

          【花韮】
        

鎌倉 田楽辻子界隈を辿って

2006-03-11 | 鎌倉の四季

★金沢街道の南に並行するように【田楽辻子】と呼ばれる路があります。
北条高時の頃、京・鎌倉ともに田楽が盛んで、田楽法師たちが住む地域を田楽辻子(でんがくずし)と呼んだそうです。
今では閑静な住宅地になっています。

★其の一廓に頼朝が建立した三大寺院の一つ【勝長寿院】阿弥陀山と号した 父義朝の寺院跡があります。そして其の傍らに実朝の火葬された遺体も葬られたと伝えられています。

★「吾妻鏡」に、北条泰時が父義時の冥福を祈るための釈迦堂が一周忌に完成したと記されています。
【釈迦堂切通し】はこのお堂に因んだものと思われますが、明確な事は不明です。
ただ 本尊の釈迦如来像は現在、東京都目黒区行人坂の大円寺に所蔵され、国の重文になっている事が判っています。

★梅の美しい寺院として知られている【浄妙寺】に向いましたが白梅が少し遅かったようです。
鎌倉五山 第五位で頼朝・政子の頃は、七堂伽藍のある大寺院でしたが火災などで衰退しました。足利尊氏の父貞氏が開基。其の墓と伝えられる宝篋印塔があります。
現在は後方にある石窯ガーデンテラスも人気です。(http://www.ishigama.info/)

【勝長壽院】


【釈迦堂切通し】


【浄妙寺山門】


★鎌倉最古の寺とされる杉本寺へ。天平6年(734年)行基菩薩の開創と伝えられています。
大蔵観音・杉本観音とも言われ十一面観音像3体が本尊ですが、行基・円仁・源信
宅間法眼・運慶等の作として多数の仏像が所狭しと林立しておられました。
境内の【六地蔵】は触れることの出来た信仰として今に伝わっています。

★最後に報国寺へ。開基は尊氏の祖父足利家時。竹の寺として有名です。
「足利家置文の事」として、先祖の源義家が「七代の子孫に生まれ変わって天下を取る」と書き残した置文があり、七代目に当たる家時は到底達成できないとて「我が命を短めて、三代の内に天下を取らしめ給え」と 八幡大菩薩に願文を残して自殺しました。三代目は尊氏にあたります。
前庭も後庭も実に美しく整えられていますが【奥にやぐらがあり家時と義久の墳墓】と伝えられています。

     【六地蔵】
     

     【報国寺のやぐら】
     
     

於 横浜みなとみらいホール小ホール 

2006-03-06 | Weblog

このホールは【海の見えるコンサートホール】と詠われていて、私も時に拝聴させて戴いていますが、5階にある小ホールは初めてでした。
10年以上も アンサンブル”風”で活躍されているお隣の奥様に、お誘いを受けてリコーダーの素晴らしい演奏を聴かせて戴いてまいりました。

プロフィール  
  1995年に結成した、8種類のリコーダーと様々な打楽器・ヴォーカルによ
  るアンサンブルです。
  中世ルネッサンスバロック音楽はもとより、世界の名曲の数々を”風”作曲の  オリジナル曲を交えて、独自の編曲・構成で演奏しています。
  自主コンサートの他、学校・福祉医療施設への訪問演奏など、地域に根ざした
  ボランティア活動も行っています。
  
   代14、16、18回アマチュア室内楽フェスティバル(カザルスホール・王子ホ   ール)
   
   大倉山水曜コンサート

   TVKテレビ「JOHO横浜亭」、FM川崎 等に出演

プログラムは2部構成
   《朝の祈り、そして鳥が・・・》
   《宴、春の”風”が運ぶもの・・・》

このコンサートでは、一人で何本もの大小のリコーダーを持ち替えて音を作り上げ、アンサンブルでの効果を聞かせていただいた事。其の中に様々な打楽器が入り、ボーカルが入る。演奏してる方も聴いてる方も非常に楽しめたと思います。
只知っている曲が殆ど無かったにも拘らず、心の中でずっとリズムを取り続けて一体感を味わっていまいた。アンコールの「さくら さくら」を除いては・・・。

撮影が出来ませんでしたが、HPでリコーダーの様々な大きさ等をご覧ください。(上記の写真は休憩中の一枚です)

http://www.geocities.jp/kaze1995/


入場して先ず目に入ってくるアプローチの両壁が、コンサートへの誘いと楽しみや期待を抱かせてくれていて・・・バックを茜色に統一し、楽器を手にした女性の絵がファンタジックで相応しいなぁ~と いつも思っていて今回撮影出来ましたので其の中の2枚を貼って見ます。