花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

好きなご飯料理

2006-09-30 | TBの練習
                          【ルコウソウも秋仕度】

今週のTBのお題は「好きなご飯料理は?」です。
以前はよく「炊き込みご飯」を作っていました。鶏肉は絶対で 他に野菜を数種類入れてお醤油味の・・ 電気釜なのにおこげが出来て好きでした。

でもここ何年も「焚きたての白いご飯」が一番になってきています。おかずが引き立つような気がするのです。
でも簡単な外食で迷った時はカレー まず間違いないかなって・・・。

鎌倉 扇ヶ谷

2006-09-27 | 鎌倉の四季
                       【頼朝像 源氏山】
 
今回「桔梗の会」では 中世の扇ヶ谷旧跡を尋ねました。
鎌倉駅西口から横須賀線に沿って北鎌倉方向に歩くと、間もなく広大な敷地に【壽福寺】はあります。
鎌倉五山の第三位であり、北条政子が源義朝(頼朝の父)の旧跡を栄西律師に寄贈して壽福寺は創建されました。
     
     

寺院には入場出来ませんが、背後の墓地には高浜虚子・大仏次郎・陸奥宗光など、近代著名人の墓があり 山側のやぐら群の中には、【源実朝や北条政子の五輪塔を納めたやぐら】があります。

     

開山 栄西は京都建仁寺の開山でもありました。二度に亘り入宋して茶の苗を持ち帰り、宿酔いに苦しんでいた実朝の為に、茶の効用を説いた「喫茶養生記」を著し国の重文にされ寺宝になっています。

【英勝寺】は先の道を進んだ所にあります。
太田道灌は江戸城の築城や山吹伝説で有名ですが、鎌倉で上杉家の家宰として腕を振るいましたが、当主定正に依って暗殺されました。
家康の側室「お勝ノ局」が家康没後、尼となり太田道灌の邸宅跡に建立した浄土宗のお寺が英勝寺です。今は鎌倉唯一の尼寺となっています。
随所に精巧な彫刻や極楽浄土が描かれ、庭園も美しい佇まいを見せていました。
【唐門】
     

『相模国風土記稿』に 「阿仏(阿仏尼)卵塔跡は、英勝寺北方にあり、阿仏は藤原為相の母なり」とあります。『十六夜日記』の著者として知られていますが、藤原定家の子藤原為家の後妻です。為相兄弟の相続訴訟のため鎌倉に下向して住んでいたようです。
道端の窪みのある凝灰岩の側に卵塔が立てられていたそうですが・・・
為相は「冷泉家」の祖となる人で、浄光明寺の裏山に宝篋印塔があります。

横須賀線と平行していた道を左手の化粧坂切通しから頂上へと向かいました。
麓の壽福寺辺りは源氏代々の邸跡なので、「源氏山」と呼ばれ鎌倉の眺望絶景の地と言われました。昭和40年に頼朝像を建造し辺りは自然公園になりました。

西側の急坂の途中に【銭洗い弁天窟】が見えてきます。
頼朝の夢枕に老翁が立ち「西方の谷に清浄な地があり、神泉が湧きでている。汝がその霊水を汲んで神仏に捧げ供養をすれば、人民自ずから信心を起こし天下は平和に収まるであろう」と。以来今日まで人々は競って参詣し通銭を清めて「銭洗いの水」と呼ばれるようになり、鎌倉「五名水」の一つになりました。

【銭洗い神社】【神泉窟】【絵馬舎:新しく出来たものか】
     
     
     

更に坂道を下ると幟はためく【佐助稲荷社】に着きます。
頼朝が伊豆国蛭ヶ小島の配所にいた頃、枕頭に稲荷神が現れ挙兵を促されました。その後天下一統の基礎を固めた頼朝は、稲荷神の加護を感謝し隠れ里を探し出して報恩のため社殿を建造いたしました。
幼時 頼朝は右兵衛佐(うひょうえのすけ)の官職で佐殿と呼ばれたので、神社は「佐助稲荷」と呼ばれるようになりました。
     

思い出に残るTVドラマは?

2006-09-22 | TBの練習
                      【彼岸花 鎌倉英勝寺にて】


今週のTBのお題はいいですねぇ~。
それは何と言っても「ロンバケ」こと『ロングバケーション』です。
もう10年くらい前になるのでしょうか・・・木村拓哉君の可愛さ・巧みさ・美しさ 今でも色々なシーンを思い出すことが出来ます。勿論ストーリーもよかったし!!

アウトロー的な役どころの多い彼としては、音大で留年しながらアメリカのオーケストラに入賞すると言う正統派の成功物語だったのです。
年上の山口智子との恋愛を絡めて、とても楽しく気持ちの明るくなるドラマでした。VTRにして何度か見たものです。それから音楽を聴きたくてCDを買ったりもしました。

箱根 湯坂路を歩く

2006-09-17 | 里山 森林行
                          【様々な表情のススキ】

「天下の剣」と言われた箱根越えには、矢倉岳と金時山との鞍部に位置する足柄峠を越える足柄道が古くから使われてきました。しかし 延暦21年(803年)の富士山の大爆発によってこの道は閉ざされ、代わって新しく開かれたのが湯坂路です。
特に鎌倉時代には箱根権現詣や湯治に訪れる人々で賑わう幹線道となり、故に「鎌倉古道」とも呼ばれています。
江戸時代になると、幕府は須雲川沿いの東海道(旧)を開き、湯坂路は山に埋もれた形となりましたが、現在では尾根道に防火帯が切られ、眺めのよい爽やかなハイキングコースになっています。秋の草花やススキが風に揺れる風情を楽しみながら湯本駅までのんびり下ってゆきましょう。(朝日カルチャーセンター)

月に一度の「里山森林ウォッチング」に参加してきましたので、花を中心に里山の様子をご覧頂きましょう。

コース: 箱根湯本駅→バスで湯坂路入り口→鷹ノ巣山(834m)→小涌谷分岐→浅間山(802.2m)→大平台分岐→湯坂山(546.8m)→箱根湯本駅 

全ての道が下り一筋でしたが大小の石道だったのと、濡れたところもあって難儀な箇所もありましたが、晴天で爽やかな風に吹かれて楽しい一日でした。

山道に入った途端 《耶麻案山子が4~5倍は有るかと思われるヒキガエルを咥えているところに出くわして》皆ビビッてしまいましたが、先方も余りにも大きな獲物なので我々に驚いて手放して逃げましたが、カエルも弱っていますので 後で必ずやってくるでしょう。(いきなり悪いものを見てしまいました。)

★始めに目に付いた花。
     【コウゾリナ: 春~秋まで長く咲きます】
     

     【ヤブマオ:目にはしていたが名前は始めて知る】 
     

     【タムラソウ:キク科 アザミに似るも棘がない】
     

     【アキノタムラソウ:シソ科 タムラソウとの関係はないらしい。
                   学名「日本のサルビア」
     

     【マルバハギ】
     

     【マルバフジバカマ】
     

     【シモツケソウ】
     

★道 かなり奥深く進んだ頃 苔むした石段が続いていました。歩き辛いので歩   かず立派に残ったのでしょう。
     【鎌倉古道】
     

★再び花を
     【キンミズヒキ:花が紅白のものより太くて立派】 
     
 
★蝶二題
     【キタテハ:動きが素早く撮影に苦労。越冬するとは長寿】 
     

     【シロヨメナに止まったアサギマダラ】  
こんな所に一匹だけ居たのです。何と言う僥倖!アサギマダラは春の北上 秋の南下を繰り返す「渡り」をすることでも知られています。この優雅に舞う蝶が1000キロも飛ぶなんて・・羽の何処も破れても居ません。今調査の対象になっていて謎の蝶にめぐり逢えました!!

              

平ヶ岳 へ

2006-09-13 | 登山
                     【姫ノ池から見た平ヶ岳】


             【クサモミジとなったキンコウカの向こうにも・・・】

今回 深田久弥の「日本百名山」を目指す事になりました。
今までは登山口から12時間を要する山 即ち先ず一泊の野営を覚悟の熟練者だけの山だったのです。しかし皇太子様が登山された事で別のルートが出来ました。
今も通行は禁止されていますが、地権者により宿泊・送迎付きの方法を利用する事が出来るようにになったのです。

3時起床 4時スタート。1時間半のガタガタ道を降りれば、急登が待っていました。30分毎に休憩が取られましたが兎に角水が飲みたい 喉が渇くのです。
一時間後に宿で用意された朝食を頂きました。そして又難航苦行の始まりです。
しかし何時かは喜びに変わる時がくるのですから・・・

それでは昨日からの行程を写真で追ってみることに致しましょう。

奥只見湖ダムサイトから第一歩が始まりました。関越道を3時間弱でこんなにも奥深い秘境に・・湖は一望できないほどの広大さ。此処を遊覧船で宿泊地の銀山平まで行く趣向でした。
     

湖上から見上げた荒澤岳の荒々しさ。その奥に平ヶ岳があるのです。
     

銀山平に到着。宿泊のログハウスで一休みの後は荒澤岳の麓まで万年雪トレッキングに出かけました。道端にはカメラを向けずには居られないほど花・花・花
【アキノキリンソウ。ヨツバヒヨドリ。黄ツリフネ】
     
          
     

少し山を登った所にススキ越しに谷底深く万年雪が遠望されました。目を凝らすとその雪渓に人が乗っています。そこに辿りつくには激流の中の岩を撰んで渡るしかありません。渡れば渡ったで岩石の道なき道を歩くことになっていました。
     

中断しましたが、翌日の登頂のところに戻りましょう。
森林限界を過ぎると石ゴロゴロの急登も木道に変わり 辺りは全て草原になっていました。2000㍍を超えるともうクサモミジになって、それも様々に楽しいものでした。ハクサンフウロやリンドウはまだ美しい色を保っていましたが、オオカメノキは赤い実を、マイズルソウも赤い実を。チングルマは完全に綿毛を見せていました。その中で印象の一点「イワショウブの実」をご覧頂きましょう。
     

山頂の二等三角点の標識で記念撮影でした。(松倉氏 撮影)
     

此処から引き返しです。下って登って振り返ると大きな平ヶ岳が目の前に横たわっていました。 始めに掲げた2点です。
そして最後に不思議な玉子石に寄って、同じ道を下ってゆきました。
     

今日は何時に起きましたか?

2006-09-10 | TBの練習
                    【ネムの花  夏の或る日撮】

金曜日は gooのTBの練習のための「お題」が決まる日なので、楽しみにしている曜日です。
この日は早朝起きで2日ほど留守にしましたので、日曜日の朝PCを開きました。
多分6時を少し回っていたかと思います。お洗濯日和でよかった 

私の朝起きは目覚ましなしの気まぐれ起床になっています。
太陽の差し込む前に 庭でお花たちにご挨拶。8時前後に朝食と言うのが定番です。

金時山 へ

2006-09-05 | 登山
                          【 金時山の北面 】

箱根外輪山の最高峰(1213m)の金時山に漸く登ってきました。雨での中断3回の後の晴天は例えようも無いほどに嬉しい・・・5日後の「平ヶ岳」の練習登山でもあったのですから・・・

地蔵堂から上り始めましたが これがなんとも素晴らしいルートだったのです。
左手に川音を聞きながら 柔らかい腐葉土の道の両脇には花が咲き乱れて、毎日登っている人がいると言うのも頷けます。
          

山頂近くでは急登で12本(干支に因んでいるらしい)の梯子を上るところは、少々喘いでしまいましたが太陽の降り注ぐ山頂に立つことができました。

左手前方には神山が横たわり芦ノ湖も顔を覗かせています。そして右手前方には アア 見えない! 晴れているのに霞がかかっているような・・大きな富士山が・・目を凝らしても見えないのです。(最近のこの空振りの多さよ・・・)

気を取り直して少しお花をご覧頂きましょう。
オオヤマボクチ。 フジアザミ(まだ蕾:径15cm)。 サンショウバラ(花後)。 ホトトギス。
     
     
     
     
     
     

夏の終わりを感じる時は?

2006-09-02 | TBの練習
                      【 鶏頭  ’06 9 1 撮 】

さあ 今週のTBの練習です。
徐々に微妙に季節は変わってゆきますが・・・

一つだけに限れば ヤッパリ強烈なあれでしょう。
「カナ カナ」と甲高い鳴き声のアレ!
初めて住み始めた東京での出来事でした。(次男の生まれた年だったと昨日の事のように思い出します)
ヒグラシの南限は何処でしょう?
山口育ちには この声は強烈でした。