花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

ユベール・ロベール 展

2012-04-22 | 美術館

     

18世紀はローマやポンペイなど遺跡発掘に沸いていた時代でもあったそうですが,その3世紀後に古代ローマに夢中になってしまった私でしたが,ユベール・ロベールという画家すら知らずにいました。「廃墟のロベール」として名高いフランスの風景画家ユベール・ロベール(1733~1808)が,イタリア留学でその自由な想像力を糧に描きだした風景は,はるかなる時を超えて古代の建築や,彫像が立ちあらわれ庭園のデザインも手掛けて「国王の庭園デザイナー」の称号が与えられるに至ったのです。

                             

 「  マルクス アウレリュウス騎馬像」 「 トライアヌス記念柱」  右手の大きな建物  その屋根に「ユピテルとユノの像」 がのぞいています。 絵のような趣を理想郷としたこの頃 画家として庭園デザイナーとして絶頂期を迎えています がしかし時代は革命期へと向かい始めていました。

                      

凱旋橋。カンピドリオ広場の辻音楽士たちが右手の大きな建物の前で演奏をしています。

           

               《 ユベール ・ ロベール  (1733~1808) 》 

                        

    ✿ 国立西洋美術館にて  5月20日まで。

       地階の美術館のすべてに掲げられた大小の絵画を隈なく拝見するのは,少し疲れ

       るかもしれません。 途中食事などしながら再入場も可能でしたし,常設のロダンの

       彫刻や  世界遺産に申請しているという,国立西洋美術館を改めて見直したりして   

       ゆっくり1日を楽しむことが出来ました。

       素晴らしい絵画を数多く,掲載することはできませんでしたが,絵葉書などから転   

       写 しました。

       尚写真が呆けているのは今だ買い替えたPCを使いこなせぬ情けなさのせいなの

        です。

             

   

                  


野毛山動物園

2012-04-13 | Weblog

              

  私の人生はかなり住み替えが多い方かなぁ~と気が付いたのですが・・・生まれて間もなく。そして20代で2回。30代,40代もそれくらい。そして今の処は30年近くになり最長になりました。

さて ここ横浜はかなり気に入っていますが,知らない処もかなりあり,お花見の季節なので気になっていた野毛山動物園に白羽を立てました。ズーラシアが出来る時,廃園の計画がありましたが市民の反対で存続になったところです。急坂もありますがクルマもバスもあり起伏に富んだ園内は大勢の人でにぎわっていました。

     

MM21地区が目線上にあり,櫻など沢山の樹木や池 其処此処に厩舎があって放し飼いの鳥や子供たちが戯れている情景が至る所にあるのです。猛獣がいないのが私向きでもありました。

     

動物園は入場無料で出入りが自由なので,すぐそばの浄水場に行ってみました。 

展望台があって横浜港が見えて後ろを振り向くと,広場があって日がな一日我が物にすることも出来るのです。来年も来ようかな~! 縁飾りのような芝桜も もっと生え揃っていることでしょう。