アゲハを育てることになりました。
アゲハは成虫になるまでに1ヶ月以上要し、
その間に数々の天敵に遭い、
成虫になる確率は、100個のうち1~2個だそうです。
無事蝶になり、元気に夏の空に飛んで行ける
ことを願わずにはいられません。
アゲハの幼虫
苦手な方はごめんなさいね。
毎日見ていると、ちょっとしたしぐさも
愛おしくなります。
右目と左目を結ぶアルファベットのような
模様もチャーミングでしょう。
(2015.07.13 9:52撮影)
写真左
初めての出会い
挿し木から育てたレモンの鉢植えに、
アゲハ蝶の幼虫がいるの発見。
天敵などに食べられては可哀想と思い、
玄関に移動しました。
(2015.07.09 6:31撮影)
写真中
食欲旺盛!
レモンの葉もあとわずかです。
(2015.07.13 9:53撮影)
14日に幼虫の姿が見えなくなったので捜すと、
4m位離れた床の上にいました。
レモンの葉が殆どなくなったので、移動した
のは、食べるものを探すためかと思い、
夏ミカンの枝を折って与えましたが食べず、
絶えず動き回っていました。
枝の先端に行くと、頭を長くのばして左右に振り、
それをくるりと戻してはUターンをし、
枝元に戻ると、また別の枝に行くという
ことを繰り返していましたが、そのうち静かに止まりました。
写真右
蛹になりました
夜の間に、またどこかに行ってはしないかと
心配しましたが、翌朝には蛹になっていました。
我が家で幼虫でいた期間は7日間でした。
卵から孵って18日後位の時に出会ったのですね。
(2015.07.16 8:16撮影)
写真左
蝶になりました
羽化する決定的瞬間は見逃しましたが、
無事に蝶になれて良かったです。
蛹の期間は10日間でした。
(2015.07.24 8:16撮影)
写真右
飛んで行けるかな
レモンの木に触れた瞬間、アゲハが翅を広げたので、
いつ飛び立っても良いよう、鉢を外に出しました。
(2015.07.24 9:26撮影)
裏翅の模様が綺麗です
お腹の側から写しました。
おしっこをしたので、
慌てて夏ミカンの木の下に鉢を移動しましたが、
これは飛び立つ前兆なのでしょうか?
(2015.07.24 9:39撮影)
夏型のオス♂の様です
翅の色はくっきりとした黒と白で、
いつも我が家に来るアゲハ蝶に比べると小さいです。
(2015.07.24 9:41撮影)
飛び立ちました
ヒラヒラと飛んで伊予柑の木に止まりました。
暗かったので、場所を変えて写そうとした瞬間
アゲハは飛び立って、どこかに行ってしまいました。
どうか天敵にあわず、命を全うできますように!
(2015.07.24 9:42撮影)
抜け殻
直径3,1㎝位あります。
中には体液が少し残っています。
(2015.07.24 9:45撮影)
おはようございます
私も同じです
蝶は大好きで自宅の狭い庭に飛んでくるとwelcomeですが、幼虫は苦手です
でも、hiroさんのアゲハ蝶の羽化を観察しておられる様子を観察(笑い)して
何となく愛しくなりました
成虫になる確率の余りの低さ
そうですね
無事に・・・を願わずにはいられませんね
それにしても
お花もそうですが、hiroさんの観察力の素晴らしさ
臨場感のある語りにまるで私が観察しているようで「頑張っているね」と幼虫に声掛けしたくなりました
羽化する瞬間はご覧になれなかったとの事ですが
やはり綺麗ですね
蝶の期間は10日間ですか・・・
飛び立った瞬間をご覧になれて好かったですね
蝶は優しく見守ってくれたhiroさんに、感謝しながら飛び立ったのでしょう
そうですね
天敵にあわずに蝶の命を全うしてほしいものです
そこに必ずアゲハの幼虫が何匹もついていました。
大きくてグロテスクで
見る度に子どもながらにゾッとしました。
でもこうして見ると、綺麗なものですね。
その山椒の木も枯れてしまい、
毎年来ていたアゲハは今は何処に卵を産みつけているのだろう、とふと思いました。
小学生のころ、庭のパセリが一夜のうちに
丸坊主になって、その茎の所に
アゲハの幼虫がいました。
近づくとすごく臭いガスを出して
臭くてたまらなかったのを覚えてます。
レモンの苗木が丸坊主にされながらも
こうしてお世話されるhiroさんの温かいお心。
すばらしいですね~♪
きっとアゲハはまた戻ってきて
きれいな姿を見せてくれるんじゃないでしょうか。
アゲハチョウの羽化を確認されたのですね。
私は、ツマグロヒョウモンの羽化は見た事が
ありますが、アゲハは出くわした事がありません。
今季、キンカンの木でアゲハ幼虫を発見・・・
その木から4mくらい離れた場所で蛹を発見・・・
所が、この蛹が何者かの餌食に・・・
で、羽化に至らずでした。
で、今は、小さな幼虫の時にトカゲやヤモリなどの
餌食になり、あの可愛い顔が見れなくなりましたよ。
やはり、羽化までの生存確率が低いですから、
hiorさんみたいに見守らないと羽化を見届ける事は
難しそうですね。
珍しい光景を見せて頂き有難うございます。
読み進んでいくうちに胸が熱くなりました。
感動的なお話、有難う御座います。
孫娘が小学校1年生の夏休みの自由研究で蚕が繭を作り出すところまで、観察し、
賞を頂きました。それはそれは蚕を可愛がって可愛がって、最後死ぬ時にははらはらと大粒の涙を流して泣きました。
この蝶の誕生の観察記を読み、その時のことを思い出しました。有難うございます。
もう少し大事にしないといけませんね
実はブログを始めた2008年にもキアゲハ
を飼育したことがあるのですが、
その時は羽化したものの、羽が広げられず、
亡くなってしまいました。
殻から出るのに時間がかかりすぎ、
翅の水分が乾かなかったのが原因のようです。
100の卵から1~2%しか成虫になれないのに、
最後の最後で亡くなるなんて
可哀そうなことでした。
羽化した蝶はしっかり覚えています。
毎日のように遊びに来てくれますが、
写真はなかなか撮れません。
地上での命は1~2週間だそうですので
それまでに元気な姿を撮れたら良いな~と思います。
アゲハ蝶の幼虫は柑橘類の他にも、
山椒の葉が好きなようですね。
山椒の木が枯れるなんて、
相当数の幼虫がいたのかもしれませんね。
確かに大きなアオムシ等はぞっとしますね。
でもこの幼虫は一番大きな時でも
3,5㎝位しかなく、蛹のまま死んでしまう
のではないかとずっと心配していました。
パセリを食べるのはキアゲハだと思いますが、
私も鉢植えでパセリを育てている時、
一晩で丸坊主にされてしまいました。
畑からニンジンの葉を持ってきて育てましたが、
羽化したものの、飛べずに死んでしまいました。
臭いのは幼虫が角を出す時だと思いますが、
我が家のアゲハは一度も角を出しませんでした。
アゲハは毎日遊びに来てくれています。
他のアゲハに比べ小さいのですぐにわかります。
写真を撮れると良いのですが・・・
6年前頃、ツマグロヒョウモンの交尾は
見ましたが、羽化は見たことがありません。
我が家でもミカンの木などで、
何匹もアゲハの幼虫を見たのですが、
蛹になったのは見たことがありません。
スズメ等がよく来るので、捕食された
のではないかと思っています。
自然界の掟は厳しいですね。
成虫になるまでには様々な天敵から逃れ
ないといけないのですものね。
今回はちゃんと自然に帰してあげる
ことが出来て良かったです。