お寺さんぽ Ver.03

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説法する釈迦如来像 仏教の開祖「お釈迦さま」6

2006年08月12日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は仏教を語る上で避けては通れない(ような気がする)この方、仏教の開祖「お釈迦さま」について…はもうすで終了していますんで、いつしか仏像となっていましたお釈迦様のお姿「釈迦如来像」についての後編。
まぁ、これで最後ですんで、ゆったりお読みいただければー。


さぁて、誕生から入滅まで様々なシーンを立体フィギュア化されてしまった、嬉し恥ずかしのお釈迦様(笑)
その中で、最もポピュラーで会える確率が抜群に高いのは「説法像」です。
…たぶん。ちがうかも。

さて、こちらは如来の基本形(※観音の基本形が「聖観音」みたいなのと同じ感じ)というところでして、パンチパーマ(螺髪)で白毫(びゃくごう:千昌夫みたいなの)があり、下半身に裳(も)を着て、大衣(だいえ)をまとい、座っている場合は結跏趺坐(けっかふざ)なお姿となってます。

さて、見分けるための最大の手掛かりになる「印」ですが、右手は施無畏印(せむいいん)、左手は与願印(よがんいん)の、「やあ、よくきたね」的なものがそうです。
(※写真参照。あんなの)
あるいは、両手を腹前で水すくうように重ねた禅定印(ぜんじょういん)、「飛びます飛びます」みたいな、両手で影絵の狐つくったみたいな形の説法印(せっぽういん)のものもあります。
よく探してみて下さいね。たのしいよ!

次に脇侍ですが、文殊・普賢の両菩薩を従えた三尊形式、あるいは阿難(あなん)、迦葉(かしょう)の二尊者を加えた五尊像。
十代弟子を従えたものや、八部衆を従えたものもあるようです。
まあ、いろいろあるので、あちこち探していただければー。

真言は「のうまくさんまんだ、ぼだなん、ばく」です。

印を結んでこの真言を唱えれば、仏の加護を得て悟りが開け、煩悩の消えた自由自在な境地に至れるそうですよ。
…煩悩が消えたら、それはそれで世の中つまんなくなりそう(笑)なので、ひでるさんは実行しませんが。
うふふ…。

ちなみに奈良県は「法隆寺」の国宝「釈迦三尊像」は飛鳥時代制作な、細長いお顔のちょっとドキッとするような像です。
知ってるかなー、水戸黄門役で知られる「西村晃」さんの父にしてロボット学者の「西村真琴」制作の人間型ロボット「學天則(がくて んそく)」みたいな感じですよ。
映画「帝都物語」だかなんだかにもでましたよね。
ものすごく飛鳥ちっく(?)な像で、タイムスリップできそうな雰囲気ですよ。


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[住所] 狸谷山不動院(釈迦如来坐像) 京都市左京区一乗寺松原町6


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 パズルって、これ買うようなマニアックな人はいるんでしょうか?


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