お寺さんぽ Ver.03

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昭和天皇発言メモ、疑問の声「許せぬ」…ってなぜ?

2006年08月01日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は、いまひでるさんが自分の今後よりも関心のある「陛下発言メモ」について。
ごめんなさい、記事が途切れ途切れの「竹中半兵衛重治」さまですが、このあとクライマックスの最も訴えたい部分になりますんで、途中で止まることないように、先にこちらをやっておきます。
もぅ、気になって仕方ないのよ。どうぞ↓


●昭和天皇発言メモ、疑問の声「許せぬ」…自民・古賀氏 2006年7月30日[読売新聞]

 自民党の古賀誠・元幹事長(日本遺族会会長)は30日のテレビ朝日の番組で、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされるメモが見つかったことについて、「大御心(おおみこころ)に胸を打たれた。私だけでなく遺族の気持ちだと思う。
(メモが偽物という)とんでもない議論があるのは許せない」と述べた。
 その上で「(A級戦犯の)分祀(ぶんし)が出来ないなら、他に国民のすべてが(靖国神社に)尊崇の念を持てる施設にするには何かを考えなければならない。そのためには無宗教化があっていい」と述べた。

■社説1 昭和天皇の思いを大事にしたい 2006年7月21日[Nikkei]※一部抜粋

 昭和天皇が1975年を最後に靖国神社を参拝しなかった理由について、A級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と語っていたことが、故富田朝彦元宮内庁長官のメモによって明らかになった。
 昭和天皇の意向が信頼性の高い具体的史料によって裏付けられたのは初めてである。 
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(メモが偽物という)とんでもない議論があるのは許せない」と述べた。
…って、不確かなもの調査するのは、当然のことと思うんですけど。何か間違ってますかね、わたし。
スクープした日経の社説もすごいですね。
「信頼性の高い具体的史料」って、本当に各調査をし終えた上で書かれているのでしょうか?
あれだけ突っ込みいれられているものなのに。


■天皇発言メモ、閣僚は慎重な反応・財務相「学問的検討を」  2006年7月30日[Nikkei] ※一部抜粋

谷垣禎一財務相は「陛下の発言が政治にどう影響を与えるかは発言を慎みたい。むしろ学問的に冷静な検討をしたらどうか」と指摘。麻生太郎外相は「個人のメモに関して感想を述べる立場にない」と語った。
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ちなみに、上はメモが出た翌日の記事です。
きわめて自然な反応だと思いますよ。ねぇ、谷垣さん。
とりあえず、メモ入手している日経はちゃんと全て公開して専門家に調査させるべきですよ。有力次期首相候補の谷垣さんもそう言ってます。
また、こんな段階でメモを鵜呑みにしているだけでなく、トンデモナイ議論、許せないまとで言う古賀さんは何を根拠にしているのか知りたいところです。
何か裏を知っているんでしょうか?
あるいは…指示を出した張本人だったりして…。

中・韓に配慮して靖国参拝をやめた、以外の方便として都合がいいからですかねぇ。
「後継首相が靖国自粛なら首脳会談 中国大使が示唆」 (2006年7月28日 産経新聞)
なーんて、いつもと同じような記事も出ていました。内容は変わらないのでいちいち書きませんが。

まあ、たとえメモが本当であったとしても、↓このようなんが大人の対応ではないでしょうかね、日本遺族会会長の古賀さん。

■富田メモなる元宮内庁長官のメモはどうか。昭和史の第一級史料であることに、異議をさしはさむつもりはない。
ただ、なぜ靖国神社をめぐる論議が過熱化するこの時期に世に出たのか。
「政治利用」などもってのほかだが、そもそも人の目に触れることが、昭和天皇の御心にかなうのか、首をかしげるばかりである。
(2006年7月25日 産経妙 一部抜粋)

■麻生太郎外相は靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされる昭和天皇の発言メモが明らかになったことについて、
「天皇陛下のお話を政治に巻き込みたいという意図が感じられることについてお答えすることはない」と述べた。
(2006年7月21日 産経新聞 一部抜粋)
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