俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

入道雲

2013年07月21日 | 俳句

あめんぼは 風には勝てず 吹き溜まる
(あめんぼは かぜにはかてず ふきだまる)
16038 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏


窓外の 炎天の空 青強し
(まどそとの えんてんのそら あおつよし)
16039 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


炎昼や 我は知らぬと 白雲の
(えんちゅうや われはしらぬと しらくもの)
16040 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏


夏休み 早く来い来い 娘らよ
(なつやすみ はやくこいこい むすめらよ)
16041 【季語】 夏休み 【季節】 晩夏


空蝉は 誇り残して 光りけり
(うつせみは ほこりのこして ひかりけり)
16042 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


また増える 違憲代議士 夏の陣
(またふえる いけんだいぎし なつのじん)
16043 【季語】 夏 【季節】 三夏


情緒なし 耳を塞ぎし 蝉時雨
(じょうちょなし みみをふさぎし せみしぐれ)
16044 【季語】 蝉時雨 【季節】 晩夏


むくむくと 天に近づく 入道雲
(むくむくと てんにちかづく にゅうどうぐも)
16045 【季語】 入道雲 【季節】 三夏


撫子よ よくぞ日本に 生まれけり
(なでしこよ よくぞじゃぱんに うまれけり)
16046 【季語】 撫子 【季節】 晩夏


食べて寝て 牛にならずに 昼寝好き
(たべてねて うしにならずに ひるねずき)
16047 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


その昔 ブロック塀で 昼寝せし
(そのむかし ぶろっくべいで ひるねせし)
16048 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


いつの間か 熱昼続きで 梅雨明けか
(いつのまか ねっちゅうつづきで つゆあけか)
16049 【季語】 梅雨明け 【季節】 晩夏



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