俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

日照雨(そばえ)

2013年06月30日 | 俳句

日照雨降り 火照りも汗と 流れけり
(そばえふり ほてりもあせと ながれけり)
15925 【季語】 汗 【季節】 三夏
日照雨(そばえ)=天気雨


手枕の 痺れるまでの 昼寝かな
(てまくらの しびれるまでの ひるねかな)
15926 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


早きもの 夏超の祓 六月尽
(はやきもの なごしのはらえ ろくがつじん)
15927 【季語】 六月尽 【季節】 晩夏
夏超の祓(なごしのはらえ)
=6月晦日(みそか)に行う大祓(おおはらえ)の行事をさし,
単に夏越,または水無月(みなづき)祓などともいう。


合歓咲くや 手さえ届かぬ 高架下
(ねむさくや てさえとどかぬ こうかした)
15928 【季語】 合歓の花 【季節】 晩夏


塀の上 落ちることなく 三尺寝
(へいのうえ おちることなく さんじゃくね)
15929 【季語】 三尺寝 【季節】 三夏
三尺寝=昼寝=大工・左官など職人の昼寝のこと。
三尺ほどの狭い場所で 寝るからとも、
日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。


梅雨晴間 露の間と知り 先を見る
(つゆはれま つゆのまとしり さきをみる)
15930 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水鉄砲 | トップ | 博多山笠 »

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事