俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

新月

2012年09月15日 | 俳句

かまつかは 雁来紅で 葉鶏頭
(かまつかは がんらいこうで はげいとう)
14704 【季語】 葉鶏頭 【季節】 三秋
かまつか=雁来紅=葉鶏頭


葉鶏頭 萌える火の如 赤き色
(はげいとう もえるひのごと あかきいろ)
14705 【季語】 葉鶏頭 【季節】 三秋


葉鶏頭 黄色まじりて 更に燃ゆ
(はげいとう きいろまじりて さらにもゆ)
14706 【季語】 葉鶏頭 【季節】 三秋


新月は 見えずも新と 称されし
(しんげつは みえずもしんと しょうされし)
14707 【季語】 新月 【季節】 仲秋


新月を 詠みし俳句の 少なきと
(しんげつを よみしはいくの すくなきと)
14708 【季語】 新月 【季節】 仲秋


集まりし 鯉の顔見え 水澄めり
(あつまりし こいのかおみえ みずすめり)
14709 【季語】 水澄む 【季節】 三秋


大花野 じゃれて遊んで 夢世界
(おおはなの じゃれてあそんで ゆめせかい)
14710 【季語】 大花野 【季節】 三秋


近づけば 陽の陰りたる 花野かな
(ちかずけば ひのかげりたる はなのかな)
14711 【季語】 花野 【季節】 三秋


鯊釣りや 魚釣で激す 人多し
(はぜつりや うおつりでげきす ひとおおし)
14712 【季語】 鯊釣 【季節】 三秋


捨てられぬ 句の多さ故 苦楽あり
(すてられぬ くのおおさゆえ くらくあり)
14713 【季語】 ー 【季節】 ー


入道は 低く控えめ 秋の空
(にゅうどうは ひくくひかえめ あきのそら)
14714 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


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