久方の投稿です。
年内一万七千句達成を目指してきました。
最後のひと踏ん張りで、やっとのこと達成できそうです。
数でどうこうと言うわけでは、、、、。
短日や 嫁の小言も 気は短か
(たんじつや よめのこごとも きはみじか)
16974 【季語】 短日 【季節】 三冬
年の暮 見るもの無きや 韓ドラマ
(としのくれ みるものなきや かんどらま)
16975 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
韓ドラも質が落ちたか。
アベノかな ミクスハルカス 年を越す
(あべのかな みくすはるかす としをこす)
16976 【季語】 年越 【季節】 仲冬
もののけの もののけによる 冬政
(もののけの もののけによる ふゆせい)
16977 【季語】 冬 【季節】 三冬
もののけ=物の怪 役人・政治家等はもののけらしい。
値上がりに 音をあげにける 年の暮
(ねあがりに ねをあげにける としのくれ)
16978 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
光しか 見えない街の 冬の暮
(ひかりしか みえないまちの ふゆのくれ)
16979 【季語】 冬の暮 【季節】 三冬
B-LEDが盛んに用いられているが目に悪い。
どうであれ 我には我の 冬の旅
(どうであれ われにはわれの ふゆのたび)
16980 【季語】 冬 【季節】 三冬
冬の旅=我が人生 と。
往生の 見極めどころ 年逝くに
(おうじょうの みきわめどころ としゆくに)
16981 【季語】 年逝く 【季節】 仲冬
地球は 生き人は死ぬる 暮の冬
(ちきゅうは いきひとはしぬる くれのふゆ)
16982 【季語】 暮の冬 【季節】 晩冬
地球は生きている。地震・津波・台風・火山等生きている証だ。
角々に 烏待ち居る 恐ろしさ
(かどかどに からすまちおる おそろしさ)
16983 【季語】 ― 【季節】 ―
冬電車 向かいに座る 漫才師
(ふゆでんしゃ むかいにすわる まんざいし)
16984 【季語】 冬 【季節】 三冬
頼みます 女房任せの 年の暮
(たのみます にょうぼまかせの としのくれ)
16985 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
行く年や 通り過ぎゆく 記憶かな
(ゆくとしや とおりすぎゆく きおくかな)
16986 【季語】 行く年 【季節】 仲冬
寄せ鍋や 残りを集め 見栄え良く
(よせなべや のこりをあつめ みばえよく)
16987 【季語】 寄せ鍋 【季節】 三冬
酒を断ち 話弾まぬ 忘年会
(さけをたち はなしはずまぬ ぼうねんかい)
16988 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬
半酔いか ノンアルコールの 忘年会
(はんよいか のんあるこーるの ぼうねんかい)
16989 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬
去年今年 パソコン災禍 ほどほどに
(こぞことし ぱそこんさいか ほどほどに)
16990 【季語】 去年今年 【季節】 新年
年逝くに 古きを知りて 新温ぬ
(としゆくに ふるきをしりて しんたずぬ)
16991 【季語】 年逝く 【季節】 仲冬
数へ日の 日に日につのる やるせなさ
(かぞへびの ひにひにつのる やるせなさ)
16992 【季語】 数え日 【季節】 仲冬
指折りて 残るを数え 年惜しむ
(ゆびおりて のこるをかぞえ としおしむ)
16993 【季語】 年惜しむ 【季節】 仲冬
侘しきは 御用納めの 無き身かな
(わびしきは ごようおさめの なきみかな)
16994 【季語】 御用納め 【季節】 仲冬
何もせず 邪魔じゃまの 年の瀬か
(なにもせず じゃまじゃまの としのせか)
16995 【季語】 年の瀬 【季節】 仲冬
待ち遠し 義妹に頼りし 新暦
(まちどおし いもにたよりし しんこよみ)
16996 【季語】 新暦 【季節】 新年
煤籠り 飾る壁なく 物もなし
(すすごもり かざるかべなく ものもなし)
16997 【季語】 煤籠り 【季節】 仲冬
数へ日に 我が居り所 無きにけり
(かぞへひに わがおりところ なきにけり)
16998 【季語】 数え日 【季節】 仲冬
数へ日に 生まれながらの 友を待ち
(かぞへひに うまれながらの ともをまち)
16999 【季語】 数え日 【季節】 仲冬