雪柳 しぶとく枯れて 茶の濁り
(ゆきやなぎ しぶとくかれて ちゃのにごり)
15618 【季語】 雪柳 【季節】 晩春
山吹や 日につれ黄色 濃くなりぬ
(やまぶきや ひにつれきいろ こくなりぬ)
15619 【季語】 山吹 【季節】 晩春
春光 射し入り影も 縮こまり
(しゅんこう さしいりかげも ちぢこまり)
15620 【季語】 春光 【季節】 三春
何処より 涌き出でしかや 老いの春
(いずこより わきででしかや おいのはる)
15621 【季語】 春 【季節】 三春
護美の花 護美の鳥増ゆ 春の川
(ごみのはな ごみのとりふゆ はるのかわ)
15622 【季語】 春 【季節】 三春
露含む 草を歩けば 春最中
(つゆふくむ くさをあるけば はるさなか)
15623 【季語】 春 【季節】 三春
紅白の 花の盛りや 花水木
(こうはくの はなのさかりや はなみずき)
15624 【季語】 花水木 【季節】 晩春