俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

山茶花

2012年11月14日 | 俳句

立山は 初冠雪の お出迎え
(たてやまは はつかんせつの おでむかえ)
15246 【季語】 初雪 【季節】 初冬


韓ドラに ティッシュの山は 眠る如
(かんどらに てぃっしゅのやまは ねむるごと)
15247 【季語】 山眠る 【季節】 三冬


十一月 母迎えんと 模様替え
(じゅういちがつ ははむかえんと もようがえ)
15248 【季語】 十一月 【季節】 初冬


まず一声 餃子臭いと 冬の朝
(まずひとこえ ぎょうざくさいと ふゆのあさ)
15249 【季語】 冬 【季節】 三冬


山茶花も 椿も同じ 遠目には
(さざんかも つばきもおなじ とおめには)
15250 【季語】 山茶花 【季節】 初冬


枯れ枝に 新月掛かる 丑三つ
(かれえだに しんげつかかる うしみっつ)
15251 【季語】 枯れ枝 【季節】 三冬


西へ行く それが希望と 十一月
(にしへいく それがきぼうと じゅういちがつ)
15252 【季語】 十一月 【季節】 初冬


玉子欠け ご飯単なる 冬朝餉
(たまごかけ ごはんたんなる ふゆあさげ)
15253 【季語】 冬 【季節】 三冬


仏映画 ハングル字幕 冬に入る
(ぶつえいが はんぐるじまく ふゆにいる)
15254 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


携帯の 電波圏外 冬の山
(けいたいの でんぱけんがい ふゆのやま)
15255 【季語】 冬 【季節】 三冬


蒲団干し 小雨に仕舞わぬ 家もあり
(ふとんぼし こさめにしまわぬ いえもあり)
15256 【季語】 布団干す 【季節】 三冬


小春日や 捨つものばかり 家広し
(こはるびや しゃつものばかり いえひろし)
15257 【季語】 小春日 【季節】 初冬



宝くじ 買う金思案 プアな冬
(たからくじ かうかねしあん ぷあなふゆ)
15258 【季語】 冬 【季節】 三冬


酔うまでの 身保たぬ寒さ 熱燗に
(ようまでの みたもたぬさむさ あつかんに)
15259 【季語】 熱燗 【季節】 三冬


明日でも 明後日でも余裕 冬支度
(あしたでも あさってでもよゆう ふゆじたく)
15260 【季語】 冬支度 【季節】 晩秋


新年も 後一月余 神無月
(しんねんも あとひとつきよ かんなづき)
15261 【季語】 神無月 【季節】 初冬


柿一つ 空の青さに 吸い込まれ
(かきひとつ そらのあおさに すいこまれ)
15262 【季語】 柿 【季節】 晩秋


目力と まなこ物言う マスクかな
(めりょくと まなこものいう ますくかな)
15263 【季語】 マスク 【季節】 三冬


コメント
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