goo blog サービス終了のお知らせ 

俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

花冷え

2008年04月02日 | 俳句

『山風に 枝は揺れても 花満開』
(やまかぜに えだはゆれても はなまんかい)

『花冷えを 除けば散歩 日和かな』
(はなびえを のぞけばさんぽ びよりかな)

『その名前 ミモザアカシア 満開に』
(そのなまえ みもざあかしあ まんかいに)

『木から木へ スイングして飛ぶ 百千鳥』
(きからきへ すいんぐしてとぶ ももちどり)

『百千鳥 あれは目白と 教えられ』
(ももちどり あれはめじろと おしえられ)

『生駒山 頬紅薄く 化粧して』
(いこまやま ほおべにうすく けしょうして)

『満開の 桜の向こう 学び舎が』
(まんかいの さくらのむこう まなびやが)

『花冷えや 桜談義に まあ一服』
(はなびえや さくらだんぎに まあいっぷく)

『石段の 途中で見る 花吹雪』
(いしだんの とちゅうでみる はなふぶき)

『花冷えや 夕焼け小焼けの ゴミ収集』
(はなびえや ゆうやけこやけの ごみしゅうしゅう)

『チューリップ 身近で遠き 花なりき』
(ちゅーりっぷ みじかでとおき はななりき)