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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8/13  蜩

2006年08月13日 | 俳句

蜩は 鳥居の上で 昼寝かな
(ひぐらしは とりいのうえで ひるねかな)
664 【季語】 蜩 【季節】 初秋
〔蜩は名前の通り、日暮し、一日中鳴いている。
 ぴたっと鳴くのが止んだ。昼寝モードか。
 昼寝と言えば、罰当たりかもしれないが鳥居の上でよくしたものだ。〕


陽に合わせ 黄金日車 君を見る
(ひにあわせ こがねひぐるま きみをみる)
665 【季語】 黄金日車 【季節】 晩夏
黄金日車(こがねひぐるま)=ヒマワリの別称。


初盆は 遠くにありて 五七五を
(はつぼんは とおくにありて ごしちごを)
666 【季語】 初盆 【季節】 初秋


迎え火や 提灯の紋 祖を想う
(むかえびや ちょうちんのもん そをおもう)
667 【季語】 迎え火 【季節】 初秋


盆三日 この世の旅は お忙がし
(ぼんみっか このよのたびは おいそがし)
668 【季語】 盆三日 【季節】 初秋


近くなる 腹だけ十分 生身魂
(ちかくなる はらだけじゅうぶん いきみたま)
669 【季語】 生身魂 【季節】 初秋
生身魂(いきみたま)=生きている尊者に対して礼を行なう日。
また、その儀礼。