空蝉の 哀しみ増すや 風に散り
(うつせみの かなしみますや かぜにちり)
626 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏
蝉の命は短い。
その蝉の抜け殻、空蝉は何を語るのだろう。
その蝉の抜け殻、空蝉は何を語るのだろう。
夏めくに 朝の散歩も 休みがち
(なつめくに あさのさんぽも やすみがち)
627 【季語】 夏 【季節】 三夏
夏の朝 雲に隠れし陽の やわらかき
(なつのあさ くもにかくれしひの やわらかき)
628 【季語】 夏の朝 【季節】 三夏
シャワーして 泳げるのよと 妹威張る
(しゃわーして およげるのよと いもいばる)
629 【季語】 シャワー 【季節】 三夏
とぎれなく 線香花火 咲かせけり
(とぎれなく せんこうはなび さかせけり)
630 【季語】 線香花火 【季節】 晩夏