風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

飯道山行場トレッキング&松茸・近江牛暴れ喰い

2011年10月31日 19時27分04秒 | ハイキング・登山

10月、久しぶりにクライミング仲間でありB級グルメ好きのSさん夫から召集がかかった。
いつもB級専門のSさんが、松茸・近江牛すき焼き暴れ喰いに行こうというのだ。それも平日に。

こんな誘いに乗るのは私だけだと思っていたら、Sさん奥さんにハッシー、Aちゃんに夜光虫さん
まで参加しての大所帯となった。みんな本当に社会人?(笑)

で、当日は豪華A級昼飯前に行場に行こうとのことで、向かったのは信楽にある飯道山である。

久しぶりの行場巡り、今回は私もSさん夫に倣って行場シューズ(5.10のアプローチシューズ)
で参戦である。

駐車場から20分ほど急登を行くと立派な鳥居がお出迎え。



鳥居横の岩にさっそくとりつくハッシー。私たちは社殿に行って行場での無事を祈る。



立派な社殿の裏手には巨岩がそびえていてこれからの行場に期待膨らむ私たち。

さっそく行場へと向かう。少し狭い山道をどんどん下っていくがなかなか体験型の岩場が出て
こない。

やっと出てきたのが「平等岩」なのだが、これが一番やばいです。



まずはクサリを持って一段上に登ります。ここまではよろしい。
このあと、手すりのように見えるのだがどう見ても足場がないので、なんとその手すりもどきを
足場にクサリを持ってくるりと一周まわるのだ!



この写真では分からないが、谷側は崖になっていて、落ちたらどうなるのか・・・?
私も上に登ってみたけど、この手すり、時計回りだと下ってます。それも手すりと岩の間が狭い
ので、両足を乗せるだけで「プルプルプル・・・」と足が震えます。Sさん夫とハッシーは「やばい
やばい」と言いながらも周ってしまった。私はパス~。

お次は蟻の門渡り。



おもしろい岩場ですが岩場にはクサリが付いてるからいいものの手前の狭い道のほうがちと
怖いです。

さらに胎内くぐり。



ここもたいしたことはありません。

そのあと山道をがんがん登ります。



なんだかもう終わりそうだなあ。と思ってたらやっぱり終わってしまった。ちょっと物足りないかも。

社殿の裏に出たので、みんなで巨岩の背中に登ってみる。

 ひえ~!

Sさん奥さんは登ったはいいが下りが怖かったらしくバックで下りてきた。そのほうが怖いような?

私は行場シューズの威力が発揮されて全然滑らず楽しいほど。

その後飯道山山頂へも行ってみることに。

鳥居まで戻ったら左手の階段を登ると登山道に続く道があります。意外と近くて20分で着いた。



山頂からは近江冨士などが見渡せてなかなかの絶景である。



飯道山を下りてもまだまだ予約していた時間まで余裕があったのだが、ダメもとで1時間も早く
行ったのに入れてもらえた。ラッキー!

とんでもない数の人たちが平日だというのにどんどん入ってくる。バスツアーに組み込まれて
いるようだ。

松茸(と言っても外国産ですが)と近江牛のすき焼きはセルフで作ります。お肉と松茸は松茸
娘さん達が随時運んでくれ、欲しいと言えば鍋に直接ドカッと入れてくれるシステム。



               6800円ですからね。どんどん喰うぞ~!

 玄関入ったときから松茸の香りがぷんぷんしていたが、松茸娘の持つ松茸の篭にはとんでも
ない量の松茸が入ってて、ありえない量を鍋に突っ込んでいく。お肉もしかり。



  松茸をこんな食べ方したことないよ。っていうか大きすぎてなかなか火が通らないっす。
  お肉はめっちゃ柔らかいし大きいし、うまーい! 松茸もいい香り。なんて贅沢なんだ。

 しかしみんな貧乏性が災いしてか前半飛ばしすぎて30分もしないうちに手が止まってしまった。
 あのSさん夫婦の鍋も止まっている。どうしたんだSさん?!(笑)



 松茸ごはんに土瓶蒸しも来たが、ごはんはもういらんって感じ。すき焼きで喉が渇いてしょう
がない。
 夜光虫さんが最後までがんばっていたが、制限時間90分ずっと食べ続けることは無理でしょう。



         暴れ喰いに偽りなし!!ぜひみなさんもチャレンジしてください。
         信楽駅目の前だし、電車でもアクセスしやすいですよ~。


初秋の雨飾山トレッキング その2

2011年10月30日 10時38分04秒 | ハイキング・登山

雨飾2日目。朝3時30分に起床。昨日は耳までのビーニーをかぶってシュラフにシュラフカバー
までして寝たので、耳栓効果抜群で外の宴会も気にならずぐっすり眠れた。

お湯を沸かして暖かいコーヒーを飲み、各自お茶漬けをかき込んだら準備を整えて出発です。
予定通り5時30分に出発。まだ辺りは暗いけど、すでに大型バスも到着している様子。これは
早く進まなければとんでもない混雑に合うぞ。

平坦な道を20分ほど進んでいくと次第に夜が明けてきて登りにさしかかる頃にはすっかり明
るくなった。

ここから結構な急登で、進んでは1枚脱ぎという感じ。

 木の根道で歩きにくかった。

次第にブナの木も大きくなってきて、息を切らしながらも爽やか~。



そうして6時30分にブナ平に到着です。休憩していると団体に追い抜かれました。
私たちもゆっくりしていられません。



ここからは少し登ったら沢に向かって下っていきます。もったいな~。
沢に下る手前のところに絶景スポットがあり、向かい側の紅葉がきれいに見られて、みんな
歓声をあげて写真をパチパチ。



鎌池は紅葉はまだまだだったのでこんな景色が見られて良かった。
菅の沢には7時10分に到着。本当ならゆっくり休憩したいけど、とんでもない数の登山客でいっ
ぱいだし、上部での混雑を考えると5分ほどの休憩で次の急登へと進みます。



沢を渡って対岸に進み、すぐに登りが始まります。たまおさんはもう息も絶え絶え。それでも
励まして岩場やはしごを越えていくと笹平に着いた。8時40分です。



平坦がうれしい。(笑) 山頂は向こうだが、ここまで来たならみんなで山頂を踏みたいよね。



しかし山頂直下はこのとおり・・・。お、おそろしい。何がおそろしいって下りが。下らせてもらえる
んだろうか・・・。

そうして山頂には9時16分着。山頂は~?



どっひゃー! 狭い山頂は人・人・人!! これは山頂表示と写真撮るのも一苦労だわ。
それでも譲り合いの精神でなんとか撮らせてもらえた。

それから山頂から少し下りた広場に座ってお昼ごはんを食べることに。



目の前には朝日岳~白馬岳~五竜岳~鹿島槍と稜線がきれいに見えていて、さらには槍も
見えた。満足満足。

しかしこれでは下山にどれだけ時間がかかるのか・・・。
まず山頂直下、そして笹平から菅の沢までの岩場と梯子部分は確実に渋滞するだろう。
たまおさんがすでにヘロヘロだから、たまおさんにとっては混んでいる方がいいだろうけど、
Aちゃんは都合があって今日帰らなければならないからバスに乗り遅れるわけにはいかない。

よって9時40分には下山を開始。13時30分にはテン場に着かないと、14時15分発のバス
に間に合わないからだ。

山頂直下の下りはたまたまいい感じに仕切ってくれるおじさんがいたおかげで比較的スムーズ
に下りることができた。は~、やれやれ。



しかし、笹平を過ぎて梯子部分に差し掛かると完全にストップ。こうなったら流れに身を任せる
しかないわけで。あせるもののどうしようもないので、景色を楽しむしかない。(笑)
火打山方面では焼山がよく見えた。



下りの岩場はこのとおり。菅の沢までは道も細いので常に混みあっていた。
たまおさんはもともと下りが弱いうえにヘロヘロだったので、途中でAちゃんとIさんを2人先に
行ってもらうことにして、たまおさんと私は2人で後から追いかけることに。

まるでポーターのように、岩場ではストックを持ち、なだらかになったらストックを渡したり。
重い荷物は登りの時点ですでに私のザックに移していたんだけど、とうとうたまおさんが足を
軽く捻ってしまったので、たまおさんのザックも前に担いで降りていった。

やっと木道まで来たのでたまおさんにはそのまま空身でバス道を下るように言うと、私は走って
テン場へ。時は13時30分。

自分のとたまおさんのザックをパッキングし、なぜか先に言ってるはずのIさんがまだいたので
たまおさんのショルダーバックをお願いして、またまたたまおさんのザックを前に担いでバス停に
早足!13時40分。

バスは14時15分発で、35分で下れるのか?!(コースタイムは55分)

この35分が一番しんどかったですわ。 何回ヒッチハイクしようと思ったか。(笑)

途中一か八かで近道の表示に従って横道に入ったら、早かったかどうかは分からないけど、
普段だったら歩きたくなるようなステキな道でした。はい。

そして雨飾山荘前にバス出発5分前に到着。トボトボと歩くたまおさんの姿も。
ほんと、出発ギリギリに着いた。は~、良かった。

南小谷駅まではみんなバスの中で爆睡し、駅に着いたら近くのお店でチューハイ買って乾杯。



南神城駅でAちゃんとお別れし、3人はりこぼへ。お風呂に入ってさっぱりしたらお待ちかねの
夕食です。



毎年恒例のきのこづくし!今年はきのこが不作で全然採れなかったらしく、貴重なきのこです。



きのこ鍋にはたーくさんの種類のきのこが入っていて、とろっとろ!鶏や豚におあげさんも
入っているのでコクもあっておいし~!



鍋にも入ってるけど、りこぼです。唯一自分で見分けられるきのこかな。



いつもは食べないご飯も、秋は栗ご飯なので少しでもいただきます。秋だなあ。

ご飯の後は雨飾山の写真をスライドショーで見たりしつつ、夜は更けていったのでした。

                         



最終日は朝飯前にゆっくり姫川源流と親海湿原を散歩したら、朝食後はクライミングしたり
スラックラインをやって楽しみました。やっぱりスラックラインはおもしろいなあ。クライミングも
前よりちょっとは上達したもよう。

スラックラインはもっとやりたいけど、なかなか都会では張る場所がないので残念。

次は冬にスキーで遊びに行くぞ~。


日常つれづれ

2011年10月27日 07時38分30秒 | 番外(日常つらつら)

こないだマザーツリーに行った時に雨の中サブザックを放置していたら携帯が水濡れで受信
できなくなってしまった。

3日ほど様子見してたものの治りそうになかったのでやむなく機種変更・・・。
今はauなんだけど、来年3月に誰でも割りの更新月が来るのでdocomoに変えようかなあ。

スマートフォンにしようかなあと思ったけど月額使用料とか高いのね。

                          

11月には金峰山と瑞牆山に行こうと思ってるんだけど、テン場の富士見平が昔殺人事件が
あったと友人から聞きビビッていたのだ。それが今年からステキなご夫婦が小屋番として常駐
されるようになったらしく、ステキな小屋に変わっているのだそう。(山梨日日新聞
ホッ。これで安心していけるわ。

山の帰りには屋久島で会ったK夫婦宅にお邪魔し、楽しい一夜を過ごす予定で今からとっても
楽しみです。

まだ雨飾山の続きや松茸&近江牛暴れ喰いのことをアップできてないので随時アップして
いきますね!


マザーツリープロジェクト2011秋に参加してきました。

2011年10月23日 22時42分34秒 | 番外(日常つらつら)

今年も芦生自然学校のマザーツリープロジェクトに参加してきました。今回は日曜日に開催だった
ので土曜日は田歌舎に宿泊。

今朝はおいしい朝食をお腹いっぱいいただいた。



天然舞茸のお吸い物に田歌米、冬瓜の煮物に鹿そぼろ、古漬けなどなど。

そして今日のランチには、これまた天然舞茸とベーコン&粒マスタードサンド、鹿生ハムと
チーズペーストサンド、いちじくジャムサンド、さらにバジルソーセージとスティックブレッドに
ゆで卵まで。食べきれるのか??



芦生演習林入口の駐車場に集合したら許可車に乗って長治谷へ向かいます。



長治谷手前の桂の樹にご挨拶。京都で3番目に大きな桂の木ですがいろんな木がその上に
生えているお母さんのような樹です。

で、見に行く途中でハッと気がついたのは、桂の落葉!私の大好きな香りがするはず!



桂の葉は落葉してから少し茶色に腐ってきた時に綿菓子のようなとっても良い香りがするのだ。

前日に雨が降ったおかげで葉が濡れていて香りはいつもより少なかったけど、やっぱり甘い
いい香り。いつまでも嗅いでいたい。(笑)

が、長治谷に到着です。



はしごやラップなどの道具を手分けして持ったら、今日の目的地まで30分ほど歩きます。

今回は前にラップを巻いた木のラップを剥がして新しいラップを巻きました。



大人ははしごで、子供は楽しみながら出来るようにとツリーイングも取り入れて作業開始。
古いラップを剥がしたら苔を落として、今度は新しいラップを上から下に巻いていきます。



ラップをきれいに巻きながら、雨や風で捲れ上がらないようにタッカーでラップを止めていくの
ですが、子供達が小さな手で一生懸命タッカーを押してました。



よくがんばったなとカエルさんも言ったかどうか?
お昼ごはんを食べたら午後の作業を、と思っていたんだけど雨が降ってきました~!
あんなに天気が良かったのに・・・。おっかー、雨男の本領発揮?(笑)

で、雨のそぼ降る中、せっかくなので私も初めてのツリーイングを経験させてもらいました。

ロープを樹の太い枝に掛けたらあぶみを使って登るわけですが、けっこう体力使います。
でも、今年はまじめにクライミングジムにも行ってたので腕力もついてるからかうまいこと登れ
ました。

 

                     上から見下ろしたところ。



芦生の森で雨が降ってもツリーイングが楽しくてなかなか帰ろうとしない私たちなのでした。


初秋の雨飾山トレッキング その1

2011年10月21日 22時52分27秒 | ハイキング・登山

10月の3連休、たまおさん、Iさん、Aちゃんと4人で雨飾山へ行ってきました。

たまおさんは一足先に小谷にある山田旅館に前泊していたので、3人で夜行バスで松本に
着いたら電車に乗り換え南小谷駅へ。



いい天気だったので電車からは白馬三山がきれいに見えていた。

南小谷駅に着いたら村営バスに乗って雨飾高原へ。途中でたまおさんも合流し、10時過ぎに
雨飾高原バス停に到着。

トイレを済ませたら、ここからキャンプ場まで車道をひたすら上がっていきます。



車道はつまらないな~!バスがキャンプ場まで行ってくれたらいいのに・・・。
そんなことを思いながら黙々と歩くこと40分でキャンプ場の分岐に到着。



思ったより近かった。ここからキャンプ場まで10分ほど。



駐車場は雨飾山登山客の車で満車!とにかくすごい数なので、混雑もすごいんだろうな・・・。



駐車場から1段上がったところに売店兼幕営受付があった。

今回は4人なのと時間のこともあったのでお手軽でとってもお得な「片付けいらず雨飾」を
お願いしていたのだ。



これは大型テントとタープ、テーブルセットまで付いていて、設営・撤収もすべてやってくれると
いうもので、テントだけで4,000円のレンタル料なのに、このセットは5,500円というのだか
ら超お得。これに幕営料1人500円です。

いらない荷物はテントに置いて、今日は鎌池を散策することに。



キャンプ場分岐から鎌池までの道はほとんど人が歩いていない静かなよい道です。

50分ほど歩くと鎌池にあるぶな林亭に到着。もう12時過ぎなのでお腹ぺこぺこ。



ここでは毎年自家製の果実酒を飲んでいるのですが、今回はこの3種を。

 

          たしかナナカマド、さるなし、山葡萄だったはず。
             去年よりちょっと度数がきついかも?



      そしてお昼はちょっと豪華に、週末限定のきのこづくし定食です。
                すごいボリューム!

 鎌池に来る時はいつもぶな林亭で食べるんだけども、日帰りで夜はりこぼでたくさん食べる
もんだから、お昼は少なめだったんだな。
 今回はキャンプ場泊だから心ゆくまで食べました。(笑) もうお腹いっぱいです。

 それから鎌池をぐるっと一周したのですが、紅葉にはまだまだ。



          まだ紅葉が進んでないからか人もまばらでした。

 そうして腹ごなしに来た道をキャンプ場に戻ると臨時の出店が出ていて、きのこご飯おにぎり
とか山葡萄ゼリーとか売ってたので思わず購入。



          手作りの山葡萄ゼリーは酸っぱいけどおいしかった。


           さて、登山者テン場はこのとおり大盛況。

私たちも暗くなる前に夕食の準備をすることに。全然お腹空いてないけど。

4人分の食事を作ったことがないのでちょっと量が分からず、明日の朝の分も合わせて4袋
のアルファ米を戻したのだが、持ってきたはずの洗濯ばさみが見つからないので細引きで
代用。(笑)



しかしみんなお昼に食べすぎお腹いっぱいでごはんは大量に余りそうだ・・・。



そしてメインは具沢山豚汁です。最初から豚肉も野菜も切って火を通してきたので出来上がる
のは早かった。

今回は松山揚げも試しに入れてみたんだけど、これが大正解。軽いし山にも持っていけていいぞ。

明日は帰りのバスの時間もあるし、混雑状況が読めないので朝4時起床、5時30分出発に決定。

                    がんばるぞ~!


初冠雪の大雪山トレッキング その8

2011年10月15日 10時04分08秒 | ハイキング・登山

さて、もともとの予定では最終日は早めに空港に行って買い物三昧しようと思っていたのだが、
初日に観光案内所で見つけた「札幌オータムフェスト」なる食の祭典が大通公園で開催されて
いることが分かったので行ってみることに。

オータムフェストは10時からなので、とりあえず札幌駅でいらない荷物をロッカーに預けると、
軽い朝ごはんとして観光案内所横に併設されているカフェ・ノルデ・サッポロで駒が岳コーヒー
牛乳と、ノースプレインファームの醗酵バターチーズケーキをいただく。



ここは北海道の各地からおいしいものを集めて道産品だけで食事からデザートまで提供していて、
どれもおいしそ~なのだ。



でもオータムフェストがあるのでグッと我慢。今度来たときにはソフトクリーム食べよう。

そうしてぼちぼち歩いて大通公園へ。



このオータムフェストは毎年大通公園の4丁目から8丁目まで開催されていて、それぞれの
区画でテーマが決まっている。とにかくおいしいものが大集合なのである。

で、私はまずSapporo Chef's kitchenから攻めることに。月曜なので空いていた。



ここは札幌の人気の小さなレストランが期間限定で格安でおいしい料理を振舞ってくれるブース。



ここで私は秋鮭とたっぷり野菜のクリームスープバジル風味500円と札幌の白ワインをば。
旅先ですので朝からワインですわ。(笑) 贅沢~!バジルの風味がいいわ。

横には道産野菜を使ったパイや野菜の直売をやっていたり、(とうもろこしを購入。)



世界のワインと札幌のチーズなどがいただけるタパス。すべて500円!

お次の区画に行くと、各地のソウルフード&北海道ラーメンの屋台が出ていた。
こないだ県民ショーでも取り上げられたコーンチャーハンも。食べてみたかったがこれを食べたら
もう何も入らないので断念。



さらに隣の区画に行くと、スープカレーと世界の屋台。

 スープカレーも交代で

有名店が出ていたのだが、今回のところは私の好みではなかったかなあ。私はもっとスパイシー
なほうが好きだなあ。今度は民宿のご夫婦お勧めの「奥芝商店」に行こう!

そしてそして、北海道産ワインが味わえる区画も。どれもグラスで味わえるからかなり便利。
そのうえグラスに注いでくれるのだ。



もちろんアテも売ってますよ。このほか日本酒やビールなども飲めるところがもちろんあります。

で、一番賑わっていたのは北海道の各地から名産品が集まった区画。



この景色、なんだか見覚えが・・・と思ったら、「沖縄の産業まつり」だ!
規模では沖縄に負けてるけど、食べ物では勝ってるかも。(笑) まあ、沖縄は食に限定しない
県産品全てを対象にしているけど、こっちは食べ物のみに限定してるからな。それに開催期間
が産業まつりは2日間だけだけど、こっちは3週間近くやってるし。

でもそのくらいやってくれないと、とても食べきれない!これは観光客だけでなく札幌市民のた
めのお祭りなのね。

来年9月、このために友人と遊びに来たいくらいです。

北海道、おそるべし。


初冠雪の大雪山トレッキング その7

2011年10月15日 08時48分03秒 | ハイキング・登山

このあと向かったのはMIKOさんお勧めの札幌のアウトドアショップ「秀岳荘」。
MIKOさんから品揃えがすごいと聞いていたのでずっと来てみたかったんだよね。



巨大な独立店舗で、入る前からワクワク。

さすが北海道なだけあります。品揃えが独特!



熊よけスプレーも本気の品揃え。(笑) 思った以上に高いな~!



職人の仕事が光るナイフや鉈も。男の人、こんなん好きだよね。



            そして熊鈴なんてこの品揃え。選び放題。(笑)



そしてゴア専用のNIKWAXなんて、なんと量り売り!? 見たことナイナイ。



           クライミングのホールドもばら売りで選び放題です。

店舗が広いからカヌーやテントもたくさん展示されてるし、本当に選び放題ですごいところだった。
好日山荘が札幌に進出しようとしていた(る?)らしいが、太刀打ちできないでしょう。

さて、ホテルでMIKOさんとお別れしたら、夜は東京勤務だった時に一緒にお仕事したことの
あるKさんが今は札幌で働いていることが分かってお会いすることになっていたので、急いで
準備してすすきのへ。

それこそ10年以上ぶりだったのでどうなるかと思ったけど、Kさんは偉くなっても昔のままで
気さくにお話できて会話も盛り上がり、あっという間に時間は過ぎていったのだった。



ここで北海道の海の幸を堪能。旬は貝類が多かった。うにも塩水うにで、うにの本来の甘さが
感じられましたぞ。



焼きサケも脂が乗っておいしかった~。

Kさんも私も東京時代の上司や同僚の話やあの頃の思い出で懐かしい気分になりました。
あの1年間はしんどかったけど、思い返すと「あんな時代もあったねと・・・」って感じ。

Kさんお会いできて良かったです。お互いがんばりましょう!


初冠雪の大雪山トレッキング その6

2011年10月13日 22時05分06秒 | ハイキング・登山

3日目、予定より早く準備が出来たので4時半過ぎにYHを出発し、ロープウェイ乗場に着いたら
さっそく上に上がるといい感じに晴れていた。



姿見の駅からはすぐ旭岳の勇姿が拝め、このあたりはあまり起伏もないので登山客だけではなく
普通の観光客もけっこういるのだった。



山頂は雪で白くなっていて、風が強いのか笠雲に覆われている。



  登ったら雲がなくなっているといいんだけど。
  ちなみに下のほうのは雲ではなく煙です。モックモク。

 噴火口を見た後登山道を一路山頂に向かって登っていく。
 ジグザグと登っているのでけっこう歩きやすいかも。



 青い空と白い山の対比がちょっとネパールっぽい。

 しかし願いとは裏腹に雲はむしろ厚くなっていき、だんだんと真っ白に・・・。



そしてそのうち道はまた雪で覆われてしまった。百名山のため登る人が多いからか踏み固め
られてしまっていて、だんだんと登るのが辛くなり、そして怖くなってきたので軽アイゼンを付け
て登る。MIKOさんは昨日と同様アイゼンなしでさくさくっと登っていくのに、私はというとアイゼン
を付けても滑って手を付く始末。トホホ・・・。

山頂に近づくにつれて雪も深くなっていき、下山が怖くなるほどきつい傾斜となってきたがなん
とか登りきった。



 山頂はやっぱり真っ白でした。えーん。

 時間は十分あるのでMIKOさんと一緒にツェルトに包まり下にマットを敷いてパンを食べながら
雲が晴れるのを待っていたのだがダメだった。トムラウシ山見たかったなあ。

 ここから滑る道をこわごわと降りて行く。写真を撮る余裕もなかったです。



雪が消えた登山道からは紅葉の裾野が見渡せます。やでやで。
それにしてもアイゼン無しで山頂に登った人々はよく下山できたなあ。

今回の経験で4本爪アイゼンは使えないなと思ったので6本爪アイゼンをモンベルで購入しま
したよ。



下山した頃には旭岳はもうこんなに雲の中。天気が変わるのは早いなあ。

さて、旭岳をあとにして札幌に直行せず私たちが向かったのは旭川市内にある「ジュンドック」
のお店である。前回食べられなかったので私のリクエストにMIKOさんが応えてくれたのだった。

 

思っていたより古めかしい感じ。お店の場所を探し当てるのが大変だった。

中に入るとお店の人たちは厨房で一生懸命ジュンドックを作っていた。見るといくつか種類が
あったので、私はエビフライを、MIKOさんは何だったかな?トンカツ?入りをチョイス。

お店で食べるというとお茶にお漬物がついて来たのでちょっとお得な感じ。



本来はお弁当屋さんだったのが、名物のエビフライを手軽に食べられるようにしたジュンドック
のほうが好評で有名になったもよう。ジュンドックは1本350円くらいしたと思うのでけっして
安くはないのだが、もともとエビフライが1本250円くらいしていたからそんなもんか。そして
そのエビフライもすごく大きなエビが入ってて悪くない。



おいしかったので帰りにエビフライ&大葉巻も買って帰った。
夏に食べ損ねた旭川名物が食べられて満足、満足。


初冠雪の大雪山トレッキング その5

2011年10月12日 23時52分51秒 | ハイキング・登山

白雲岳分岐から緑岳に向かって歩いていくと、やっと積雪エリアから脱出。



でも唯一持ってきたストックの先っぽが心配していたとおり雪の中に消えてしまった。がくっ。
さすがに疲れてきたが、緑岳へは緩やかに下って、また緩やかに登って到着。13時26分。



悲しいかな。また真っ白です。少しお腹も空いたので風を避けながら行動食を食べる。MIKO
さんがくれた甘い紅茶がおいしかった。

それにしても今回の天気の変化は目まぐるしい!
晴れたりガスったり雪が降ったと思ったら、今度は雨が・・・。



雨の降る中、高原温泉に向かってガレ場(?)をもくもくとひたすら下っていく。



下りは辛いが雪道よりもまだ歩きやすいかなあ? 紅葉がきれいだ。また秋に戻ってきた。



下りきったと思ったら、ここは第二お花畑と呼ばれるところで、高原温泉はまだまだ下だった。
お花の時期にはすごいんだろうなあ。

さらに第一お花畑を経て、長い階段の下りが続く。そういえば登りはロープウェイで高度を稼いだ
分、下りは自力で下りるんだからしんどいわけだ。

最後はへろへろになってゴール。15時10分だった。行動時間は約7時間だったが、あとで地図
を見てみたら8時間コースじゃないかい?! MIKOさーん!!



下山口には温泉の湯気があちこちで上がっていた。
シャトルバスは30分後とに出ているようで15時30分のに乗れたのだが、せっかくの秘湯
なので入ることに。



大雪高原山荘は日本秘湯を守る会の宿で、日帰り入浴は700円。急いで女風呂に行くと、
たくさんの湯の花が浮く白っぽいいいお湯でした。木造りの湯船には木彫りの熊の湯口が
あり、いかにも北海道だった。露天もあります。

ささっと入浴後、売店を覗くと土産物に混じって若干の登山道具も売っていて、ストックのキャップ
を発見!わかってるねえ~!なきうさぎのハガキとともに購入。

さあ靴を履いて出ようと思ったら、自分の靴がない!!??
MIKOさんに事情を話すとバスの中にいるかも、ということで探してくれ、間違って履いていった
女性を連れてきてくれた。

いくら急いでいたとはいえ、メーカーが一緒なだけで色もサイズも置いてた場所も違うのを何故
間違えられるのか?謎だ。



バスは最終便だったが空いていた。 だが、オフロードの道をかなり長いこと進んでくので、やっぱり
秘湯の会の宿は遠いなあ。

シャトルバスを乗り継ぎ層雲峡に戻ったら、本日の宿へ行く前に近くの名瀑を見に行くことに。

 銀河の滝 

 なんと冬はこの巨大な滝をアイスクライミングで登るらしい・・・。命知らずな。

 こちらは流星の滝

どちらもすごい滝だった。そして名前がいいよね。

このあと層雲峡YHへ。ほとんど若者が見られないYHでびっくり。(笑) 
モンベルの割引が利きます。食事もボリュームたっぷりでいいYHでした。

明日は旭岳に登るため朝5時に出発です。


初冠雪の大雪山トレッキング その4

2011年10月11日 22時07分58秒 | ハイキング・登山

黒岳石室を10時18分に出発すると、北海岳に向かって緩やかに下っていく。チングルマの赤
が美しい。向こうに見えるのが北海岳だ。



途中で逆走してきた人達にMIKOさんが道の状況を確認すると、雪は膝まであるところもあるが
歩けるとのことで予定どおり高原温泉方面に下山することになった。

道を下りきると沢を渡る。大雪山の山々に囲まれた盆地のようなところに緩やかな川が流れて
いるのを見ると、とても高い山の上にいる気がしない。



ここは夏の時と違って靴でかんたんに渡れた。

ここから北海岳に向かって登りになるがそんなにキツイところはない。
が、秋から急に冬のような景色に変わってきた。ベンチもある休憩場所には誰が作ったのか
2つの雪だるまが。さむっ。



 

大して人も歩いていないのだが、たまに雪が踏み固められて滑りやすいところもある。



すっかり雪景色に変わった道をゆっくりと登っていく。ゆっくりとなんだけど、でも雪に慣れてない
私はまるで砂浜を歩いているように力が入らず歩きにくいことこの上ない。

ダラダラ坂をなんとか登り切ると右手には巨大な火口が!



巨大すぎてとても火口とは思えない。まるで盆地。写真に入りきれないのだ。大雪山は大きいなあ。



北海岳には11時38分着。太陽が出てきて雪がまぶしいほどに白く輝いていた。



ここからは白雲岳の分岐を経て緑岳山頂をとおり高原温泉へと下山開始。

が、今までの比ではない雪の量にびっくり。



溝のような登山道に雪が吹き溜まって積もったようで、膝を越える深さの雪の中をズボズボと
ハマリながら下っていく。足跡も誰かのストック跡も太陽の光で青白く光り、眩しくって歩いてい
る場所が分からなくなるほど。 でもまだこのあたりは天気もよく、人も多かったので楽しみながら
歩けたのだが・・・。



途中から人影も絶え、雪まで降ってきて寒いわ白すぎてだだっ広くて怖いわ~っ!
今ここでMIKOさんに置いてかれたら、間違いなく遭難する!(と思った。)

雪道歩きの下手さでMIKOさんにどんどん遅れてしまう中、慰めとなったのはナキウサギの声
だった。しかしこのナキウサギ、よく鳴くのだが姿は見えない。まるでアカショウビンだ。



そうしてようやっと白雲岳の分岐に到着。12時47分なり。なぜか分岐にはたくさん人がいた。

秋はどこへ行ったんだ~!?