風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

近況をまとめて

2014年05月20日 22時43分20秒 | アウトドア

こんにちわ。しばらくぶりです。

ゴールデンウィークからここ、いろんなことやってたのですが、ブログにはまったく上げず・・・。

なので、どーんとまとめて報告。

ゴールデンウィーク後半の最初の2日間はANSKIDSの春キャンプで裏方に奮闘。
そのあと、1日休みを取って、2泊3日で福島の安達太良山に登ってきました。

山に登る前に福島は飯坂温泉でまったりして、「照井」で福島名物円盤餃子をビールとともに・・・。



1人でこれを頼むのはちょっと勇気入りましたが、食べてみると野菜たっぷりの軽い触感でさくさくっと食べられて
おいしかった!

翌日は野地温泉から残雪の安達太良山へ。思ったよりすごかった残雪にさんざん苛められたものの、何とか
山頂に到着。無事予定していたくろがね小屋に宿泊し、白濁した温泉にゆったりと浸かり、小屋番さんとのトーク
を楽しみました。

翌日は再度安達太良山山頂へ。



GW明けの山は貸切りでした。晴れた!



「ほんとの空」(智恵子抄)も見ることができたよ!

福島、山にいで湯、餃子にゆべし、麦せんべいなどおいしいものもたくさん!また行きたいな。
(麦せんべいは想像以上においしくて、ついお取り寄せしてしまったよ。)

                             

次の週末は芦生自然学校の会員交流イベントキャンプにマザーツリープロジェクト。

キャンプではミズナラの苗(?)を苗畑に植えたり、歩く植物図鑑のゆーかさんご指導のもと、採った摘み菜を
水餃子にしたりして楽しみました。やっぱ、ゆーかさんはすごい! また子育てが落ち着いたらトレッキング
ガイドしてほしいなあ。

そして日曜日はマザーツリープロジェクトでブナの木峠のミズナラのラップを巻き直し。



新緑の森で、大人子供関係なくがんばって巻きました。本当によい天気で、絶好のマザツリデーだった。

                                 

そしてそして先週末は、夜行バスで松本へ。毎年恒例のりこぼで山菜ツアーです。

土曜日は初めて木曾方面へ。

藪原駅からバスに乗って訪れたのは水木沢原生林。



この森は本当に「原生林」って感じでした。二次林でもないらしく、大きなヒノキなどの針葉樹と、ブナやミズナラ
が並んで立っていて、とても不思議。

ここの管理人さんがまた素敵な管理小屋を運営されていて、ゆっくりコーヒーを飲んでお話したくなる素敵な
小屋でした。写真も置いてある盆栽も、とにかく素敵。うーん、この森への愛が感じられました。

そこから帰ってきてのりこぼで山菜ずくしっ!



次の日はおやじテレマーカーズのトレッキング参加予定で、お昼も山菜なのを考えて、ちょっといつもと雰囲気
を変えて作ってくれた夕食。私の大好きなローストビーフ(山菜を巻いて食べる。)や、りこぼ風かつおのたたき
もおいしかったし、このコシアブラご飯もおいしかった~!

次の日は落倉の山をハイキング。この日も快晴。今年は雨が降らないぞ。(笑)



せんげん山はミツバツツジが咲いていた。

ほどよく歩いたら、お昼はペンションで山菜ずくし!



白馬三山に唐松、五竜、鹿島槍の北アルプスの山々を見ながら、たっくさんの山菜料理を堪能しました。
やっぱり葉ワサビのお浸しや、きゃらぶきの炊いたのっておいしいねえ。もちろん天ぷらも。

みんな満足満足の旅でした。

                                  

ちなみに今週末は芦生で畑仕事のお手伝いです。4月末に植えたミズナラは少しは大きくなってるかな?


雨予報で京都観光&マザーツリープロジェクト

2013年10月20日 22時32分29秒 | アウトドア

今週末はみねりんさんが関西へ出張とのことで伊吹山に一緒に登ることになっていたのだが、予報が
目まぐるしく変わって雨予報になってしまったため、山登りは中止に・・・。

しょうがないので夜光虫さんと3人で京都観光することにして、向かったのはここ。



伏見稲荷です。いくつかお勧めした中で千本鳥居が見てみたいとのことで、私はお山めぐりをしたこと
がなかったのでお山めぐりしてきました。まさかあんな上まで茶屋があるとは!そしてどこまでも鳥居
がありました。さすがお稲荷さんの総本山。

それにしても雨が降らないです・・・。これって伊吹山登れたんじゃ?いやいや、きっと向こうは降ってる
に違いない・・、とみねりんさん。(笑) この日は結局青空まで見られた。天気予報は何だったんだ?

そんなことをつぶやきつつ、お昼は「吉田類の酒場放浪記」にも出てくる新京極にある「スタンド」へ。



って、私BS見れないんで、そもそも吉田類を知らないんですが、その名前はほかの友人からも聞いて
いて、いったいどういう番組なんだろと思ってたのよね。で、入ってみて分かった。



これ、お昼です。(笑) はい、大衆酒場なんですね。京都のど真ん中にこんな大衆酒場があるとは意外
でした。大阪や神戸の下町にはいくらでもありそうだけど。

昭和ひとけた創業のようで、伝票独特すぎて読み取れないです。



それにお昼の定食をどうやって頼んだらよいかメニューを見ても分からず、かなり一見さんオーラを出
してしまいましたが、次回はスマートに「生中セット1つ。」と頼んでみたいと思います。(笑)

みねりんさんのお店の好みが分かったので、今度は神戸に遊びに来てもらったら六甲山を半縦走して
灘温泉で汗を流したら、水道筋のディープなお店をご案内しますよ。

で、「スタンド」でまったりしそうになったけど何とか2時過ぎにお店を出たら、清水坂まで移動して私の
好きなおかべ家の「京野彩」を購入がてら三寧坂から八坂神社を経て三条まで歩き、夕方にはふーた
君パパお勧めの「たいげん」でおいしい日本酒とアテをいただきました。

山には登れませんでしたが、久しぶりに京都観光して、ディープな体験出来たしよかったです。

その夜は京都市内のゲストハウスに泊まり、日曜日の朝にふーた君パパと待ち合わせて芦生自然学校
主催のマザーツリープロジェクトに参加しました。

日曜日はあいにくの雨で、最初から最後まで雨具のまま。

秋はナラ枯れ対策のラップ巻きはせず、どんぐり拾いが主なのだそう。てっきりドロドロになるもんだと
思ってた。



雨の中みんなで探すも今年は不作らしくなかなかどんぐりが見つかりません。



渡渉もあり。やっぱり芦生は長靴でないとな。

で、どんぐり拾いの合間に上谷の中にあるウツロ谷の中を見学させてもらうことに。
ウツロ谷は数年前から尾根をネットで囲んで一定範囲に鹿が侵入できないようにし、鹿の食害を調査
するプロジェクトを行っているのだが、久しぶりに入ったら明確に違いが分かるようになっていた。



                  左側が谷の外側で、右側がウツロ谷。

左側は下草がほとんどなく、あってもそれは鹿も食べない毒草ばかりなのに対し、右側にはたくさんの
種類の草が生えていた。谷の中に入るとこのとおり!



視界がすべて草で覆われている。今の芦生でこんなに植物が見られるのはここだけだろう。
昔はたくさん生えていたと思われる草はすべて鹿が食べてしまったということが分かる。
下草が生えているのでこの谷には倒木が少ないようだ。

鹿の食害に加えてナラ枯れによりミズナラやコナラが枯れ、芦生の森も危機的状況になっている。



今回10名で拾ったどんぐりはわずかこれだけ。ひでさんがその少ないどんぐりから「これは腐ってる。
(ポイッ)、これはコナラ(ポイッ)。」とドンドン選り分けていく。(涙) 50個くらいしかまともなミズナラの
どんぐりはないそうで、それを育てて1mほどまで育ったら植樹する予定。そのくらい育てないと鹿が
食べてしまうので。



来年の春は昔巻いたラップの補修やどんぐりの苗の植樹もあるのでより多くの人に参加してもらえたら
と思います!


夏は川遊びですね!

2013年07月07日 21時33分40秒 | アウトドア

今週末はカヌー&沢登りでした。

カヌーはいつもの田歌舎にIさんとカヌー初体験のYさんご夫婦と4人で初心者コースです。
Iさんと私は今年2回目なので若干余裕でいたんだけど、前日までの雨で増水した初心者コースはいつもの
初心者コースとは中身が変わっていた。むしろ初めての人には簡単に。

何故増水したのに簡単かというと、いつもの水量だと静水練習の場所はおだやかで練習しやすいのだが、
ダウンリバーコースは水が多くなることで普段出ている岩が隠れているので乗り上げることもないから操作
がうまくできない人には簡単になるのだ。

しかし増水していると瀬自体は白波を立てているので一見大迫力だし、怖くないわけではないのだが・・・。

今回は私は日曜日に沢登りのサポートをしなければならないこともあって、基本的に無理はせず、冒険せず。
それでも晴れて増水した川は迫力もあり、とっても気持ちいいカヌーとなった。Y夫婦も楽しんでいただけた
ようで、また機会があればご一緒にとお約束♪ これでカヌー仲間がまた増えた!

そして本日日曜日、芦生ヒツクラ谷にて芦生自然学校の親子で沢登りのサポート。
キャンプのサポートはあったけど、沢登りのサポートは初めてだったのでドキドキ。みんなのおにぎりとか入れ
て荷物も増えた(といってもたぶん7キロくらい)ので普段通り行けるか不安だったけど、泳ぎが必要なところや
核心部の滝もなんとか行けたし、何とかなったかなと。

とにかく一人も怪我なく、また最高に天気も良く楽しい沢登りが出来て良かったな。

2日連続の川遊び、楽しかったです!




美山川でカヌー&芦生トレッキング2013

2013年04月22日 20時59分19秒 | アウトドア

今シーズンは春からカヌーやっちゃいましょう!ということで行ってきました、美山。
いつものIさんと、カヌー2回目のKさんも誘って3人で。

まだ寒いだろうとは思ってたけど、まさか気温10度にも満たないとは・・・。
なのでウェットスーツの上下にジャケットも着こんで万全の体制で出発です。



この時期は鮎釣り解禁前なので、いつもの初心者コースではないところがいいけど沈はしたくない
というリクエストをしたら安掛から河原に車で降りれる場所があって、そこから午前中は緩い流れに
逆らって漕ぎあがり、ストリームイン・アウトやフェリーグライド、リーニングの練習をする。

大した流れじゃなさそうでも漕ぎあがりは漕ぎあがり。実は地味~に腕力を消耗しているのである。
1時間ほどやっていたら二の腕がだるくなって、これは午後のダウンリバーに影響が出るぞと思い
河原に上がりランチとする。

ランチの後はそこからダウンリバーです。水はきれいだけど水量が少ないため初心者には厳しい。

 桜とカヌー

自分もそうだったけど、水量があれば岩が隠れてるので乗り上げることやカヌーが回転することも
ないので前傾さえ出来てればけっこう何とか下れるんだけど、ちょこちょこ岩が出てると操作がまだ
出来ない頃は避けることもできないから大抵沈してしまうのだ。

結局Kさんはゴールまでに4回沈してしまった。
2度も沈すると泳いだりカヌーから水出しするのに体力を消耗してしまって力が入らなくなってしまい、
あとは負の連鎖で沈してしまうんだよね・・・。

かくいう私も1回沈してしまったんだけど、絶対にガイドのクラミットゥーラのせい・・・。
「もうあとは何もないですよ~。」とか言ってて、チャラ瀬のエディで「おっとっと~」とか目の前で言う
から!あれに惑わされて思わずコースアウトしてしまったんだわ。許せん。・・・寒かった。ウェット
スーツ着てて良かった・・・。

で、夜は秀さん家にお泊り。グリーンカレー作ってたら、秀さんがまいたけご飯炊いててくれた。
なのでグリーンカレーは朝ご飯に・・・。

さらに春の味覚タラの芽をたくさん採っててくれて、てんぷらにしてくれた~!



さっくさくのほっくほく♪ 今年2回目のタラの芽。
大きなタラの芽を上品に1本ずつにバラして天ぷら粉であげてくれたんだけど、止まらなくって
4人で駕籠にあったタラの芽ぜーんぶ食べちゃった。(笑)



秀さんちの原木しいたけも天ぷらに。身が厚くて締まってて甘くておいしい!
ちょっと食べ過ぎましたね・・・。そしてけっこう飲んだ??(笑)

                            

日曜日。秀さん家のあたりは思ったより寒くなかったんだけど、長冶谷まで上がると寒い!



まだ桜も咲いてません。そして雨が降っています。うーん、思ったより天気悪いな。
それでも楽しく出発です。季節は春というよりまだ冬が明けきらない感じで、木の芽吹きも
まだまだ・・・。トチの木も冬芽のまま。

道にはバイケイソウやトリカブトにハシリドコロなど、鹿も食べない毒草の新緑がまぶしいです。(笑)



これがハシリドコロ。食べると走り回って苦しむからハシリドコロというらしい・・・。お花咲いてるね。

トリカブトとニリンソウを比較してみたりしつつ進んでいく。

春でなくまだ冬だった芦生の森のさびしい色を癒してくれるのは野鳥たちだった。



今回見た野鳥は鮮やかな青色のオオルリ、木の幹を上下に行ったり来たりして忙しいキバシリ、
そして空を悠然と飛ぶクマタカなどなど。葉がないのでよく見えるのだ。

それでも今回の驚きの出会いはこちら!



アオバトちゃんです!!この子は弱ってたのか、それともクマタカに追われてビビってたのか
これだけ近づいても逃げないんだもん。秀さんでさえアオバトをこんなに近くで見たことないって。

アオバトちゃんは鳴き声が「オーワオワオーワオワオー」とすっとぼけた声で鳴くので、その声が
森から聞こえてくると思わず笑ってしまいます。この子も目の前で鳴いてくれないかなと、秀さん
と2人であほみたいに「オーワオワオー」と言ってみたけどダメだった。(笑)

でも帰りも同じところに止まってたからびっくり。この木を覚えていた秀さんにもびっくりだったけど。



芦生の森はまだ寒々しい。今回は特に寒くって霰も降るほど。尾根に上がると風と霰でとんでも
なかった。



だけど尾根沿いにはタムシバが咲いていた。大好きなタムシバ。タムシバの時期に来たことが
なかったけど、この尾根はタムシバロードだったんだな。タムシバの良い香りがして春を感じた。

今度は6月にまたカヌー&定点観測したいな


芦生自然学校大人のキャンプ2012秋 その2

2012年11月26日 09時08分56秒 | アウトドア

夜はけっこう雨が降り続いていたけれど、朝起きたら雨は上がっていた。よかった。

朝食は美山のパン屋さんのパンに鹿ソーセージ、美山地卵のスクランブルエッグ、昨日採った水菜に
ダッチオーブンの残りを乗せて。



 どうみてもおいしいに決まってるオープンサンドの出来上がりです! うまい!
 みんなは2枚に挟んで食べてたけど、私はたくさん食べたかったからオープンにして2枚食べたら
ちょーお腹いっぱいになった。満足。 鶏ガラで取ったスープもすごくおいしかったなあ。

 お腹いっぱいになったら午前中の活動は、昨日のあいうえおしりとりで決まったツリースパイダーの
準備をします。いつも子供たちといっしょなのでなかなかお腹いっぱい出来ないツリースパイダーを
大人だけで楽しみたかったのですよ。

 それと準備段階から見てみたかったんだけど、思ってたとおりロープを掛けたい場所に投げるのが
とても難しいってことと、それから木を痛めないように通す蛇腹の筒をどうやって幹にかけるのかが
謎だったけど、すごーく単純な、でも思いつかないやり方でした。これを多い時は1本の木に6本も掛
けるっていうんだから、大変な作業だ。

 さて、準備が出来たらハーネスを付けて登ります。



 最初はフットループにどう体重を乗せていいか分からずうまく登れなかったりした人も、半分ほど
登ると慣れてきて早く登れるようになる。なべさんはクライミングやってるから無駄な動きがなくて
早いねえ。でも自称高所恐怖症だから落ちた時の保険のコブが50cm間隔になってますよ。(笑)



Iさんも初めてのツリースパイダーでしたが、「これ、けっこうきつい!」と言いながらがんばって登って
ます。



 今回は2本掛けましたが、左が右よりスタート地点からの高さが2m近く高いので、景色は左のほう
がよかったな。森の中で遊ぶのは楽しい。

 上から見下ろすとこんな感じでけっこう高いんですよ。



降りるときは下のロープを持ってもらって降りるんだけど、途中でわざと揺らされて空中ブランコ状態
に。木にぶつかりそうで怖い~!!



 でもIさんは満面の笑み!(笑) 今回一番楽しかったらしい。強者だな。

 一人2回登ったけど、それが限界でした。 腹筋が・・・。足をフットループに掛けるときとか体幹を
かなり使うので、疲れてくると足が上げられなくなってくるんだな。腕も肩もパンパンに。



ツリースパイダーの後はまたまた飯盒炊爨で炊いたごはんに大根と椎茸のお味噌汁、鶏と小松菜の
炒め物でお昼です。しかし朝にしっかり食べたので全然お腹空いてないよ~。でもおいしい。
ご飯は今回のほうがうまく炊けていた。

午後からは薪割体験です。なべさんはこれをやりたくて参加しました。(笑)



意外と女性に人気なんですよ。何故かというと・・・



ヨキ(斧)で丸太がスパっと割れた時の爽快感っていうんでしょうか、いいストレス発散になるんだな。
しんどいけど、上手になるとうれしい作業だったりする。



こちらはチェーンソー。音がすごいので怖いんです。ハンドルでアクセルを調節するのが意外と難しく、
ふかし過ぎてもいけないし、弱くてもいけないし。でもなべさんうまかったなあ。



こちらはヨキで割った木をナタでさらに細かくする作業。飯盒炊爨にはかなり細かく割らないと使えない
のですよ。

このほか手ノコで木を切りましたが前よりは上手になったかな?手ノコはしんどい・・・。


こうして2日間のプログラムは終~了! よくがんばりました。楽しかった♪

帰りには田歌舎に寄ってチョコレートジンジャーシフォンにホットコーヒーで至福のひと時を。

 

                  おいしかったなあ。満足、満足。


(おまけ)

大人のキャンプ夏編 美山川源流遡行の達成を記念して、こんなかわいいステッカーをいただき
ました~♪

 

さっそくナルゲンボトルに貼ってみた。あと1枚あるけど、どこに貼ろうかな?


芦生自然学校大人のキャンプ2012秋 その1

2012年11月25日 10時17分56秒 | アウトドア

今年も行ってきました。芦生自然学校大人のキャンプ秋編。
今回はIさんとなべさんと3人で。ほかに冬のキャンプのリピーターOさんとその同僚Nさんの5人で
参加しました。
天気は1日目は雨を覚悟していたものの、なんとか降ってないです。

バス停でピックアップされ、まずはキャンプ場に行くのかと思いきや突然ストップ。
「はい。ウェルカム山登りの時間です。 お昼ごはんとかだけ持って、雨具着てください。」
(なんですと~?!)

いきなり急登を登ります。たった10分ほどでもかなりきついので息が上がる~!

「ハアハア言うな。」と校長先生。無理!(笑)



それも長靴だから底がふにゃふにゃで歩きにくいし。木に摑まりながら、時には四つん這いになって
登り切ると、本日最初の目的である「なめこ狩り」のスタート♪

 

                     あった~!!

食べごろの小ぶりなやつが出てました。葉と同じ色だったりするからなかなかすぐには見つけられない。
私はだいぶ下がったところに大きく育ちすぎだったけどたくさんなっていたので、構わず採っていった。

ある程度採ったらお昼にして、雨が降る前にキャンプ場へ移動する。

キャンプ場に着いたらなめこを川で洗います。つ、冷たーい!
でもしばらくすると慣れてきて平気になってきた。不思議だ。



こんなにたくさん採れました。なめこ汁には十分。なめこおろしも作ろう。



それから今日と明日の食事のために鶏を捌きます。1人ずつ1羽絞めました。
私以外は初めてだったのでみんなだいぶ緊張してたみたい。



絞めた後は羽根を抜くために70度ほどのお湯に漬けてじゃぶじゃぶする。すると毛穴が開いて羽根が
抜けやすくなるのだ。

 ここまで来るともうお肉ですね。

ここでダッチオーブン班となめこ汁班に分かれます。私は鶏はやったことがあるのでなめこ汁班に。

校長先生の畑から無農薬で育てた水菜、こまつな、ねぎ、大根、人参を収穫したら、また川できれいに洗い
ます。


 
                 たくさん採れました。おいしそ~。



なめこ半分は茹でてから大根おろしと合えます。大根おろしも大変です。

大量のなめこおろしが出来た。
なめこの量が半端ないです。(笑)



余ったチビ人参は半分に切って塩とごま油を垂らしてみたらいい感じのアテになりました。甘い!

ダッチオーブンのほうはどうでしょうか?たき火の中から取り上げてふたを開けると・・・



鶏のほかにたくさんのお野菜が入っていて、おいしそう。すごい量だな。



鶏はこのとおりいい感じです。これを切り分けて、再度鍋に戻し、出汁に付け直します。



そうして完成♪ ご飯は新米で飯盒炊爨で炊きました。ちょっと芯が残ってる感じだったけどまあよい
でしょう。
なめこおろしになめこ汁、ダッチオーブン料理と豪華な夕食となりました。ダッチオーブンの玉ねぎ
おいしかった。



そして大人のキャンプなのでお酒の持ち込みも。十分すぎるほどの量が。(笑)

実は夕方から雨が降り始めたのでごはんは東屋の下で食べていたのですが、食べ終わったら飲み
物を持ってたき火へ行きましょう!と言われ、内心「え~!?」と思う。

でも行ってみたら雨が降っててもたき火の周りのほうが断然に暖かく、少々の雨だったら東屋よりも
ずっと快適なのだった。これは新しい発見だわ。もう離れられない。(笑)



ここで夜10時くらいまでいろいろとお遊びして(特に盛り上がったのが「明日何するか?」をお題に
した「あいうえおしりとり」。ハチャメチャな内容だったけどおもしろかったなあ。)

それから雨の中テントに戻り、就寝準備をば。今回はとうとうモンベルの#2を買って初使用!快適
でした。

まあたまたま芦生にしては雨のため暖かかった(たぶん朝で0度くらい?)ってのもありますが、薄着
でも平気だったです。ただ、えらく幅広だったので隙間が出来ちゃうなと。ある意味#3を重ねる余裕
は十分にあったけど。

明日は雨止むといいなあ。



今年最後のカヌー

2012年10月14日 18時13分04秒 | アウトドア

今週末は田歌舎で2日連続カヌー。
天気もよく濡れても平気な気候で大満足♪



1日目は美山川いつものコースで腕ならし。



2日目は和知の立岩から迫力の瀬をダウンリバー。今日は2度沈してしまったけど、寒くもなく
10月なら十分カヌーは可能だと確認。

で、和知でのカヌーの帰りに寄った和音祭にて旧和知町キャラクターの『わっちー』をゲット!



栗のキャラはありがちだけど、和知黒豆のパドルに黒豆枝豆のカヌーはすばらしい!(笑)

さっそく携帯に着けた。

また来年も行きたいな♪


カラオ谷シャワクラ&グルメ旅 in 芦生 後篇

2012年07月08日 07時45分40秒 | アウトドア

2日目の朝、外は雨の音が。うーむ、祈りは通じなかったか。
さて、今日はどうする? 予定ではゴリ捕りして薪割して飯盒炊爨だったけど。

うだうだしつつも朝ご飯を食べて10時前になるとなんとか雨が一旦止んだので、ゴリ捕りは
中止にして、まずは飯盒炊爨用に食材を準備したら朴葉を採りに行った。

それからなべさんお待ちかねの薪割りです。
秀さんに割り方を教えてもらい、順番にやってみると、なべさんうまっ!?



パカーンッ!といい音させてどんどん割っていきます。でも腰に来るでしょ?(笑)
その大割りしたものをナタで細かくしていく。これも足が疲れるんだよね。
袋いっぱいに作ったところで鶏釜飯の具材を飯盒に入れて火をつける。これまで着火剤の
杉葉は少ししか入れてなかったけど、大量に入れて一気にガーッと燃やしちゃったほうが
いいみたい。

それにしてもやっぱりどのくらい燃やしたらいいのかいまいち掴めないわあ。
途中で雨が降ってきて、それでもなんとか炊き上げたら東屋に移動して飯盒を逆さまにして
しばし蒸らす。

で、開けてみたら・・・



うん。ちょこっとだけ焦げたけど大体いいんではないでしょうか?
ボールに出して均等に混ぜたら採ってきた朴葉にみんなで包みます。



大きい朴葉を2枚重ねて手早く包みます。熱いうちに包むと朴葉の香りがご飯に移っておいしい
朴葉飯になるのだ。



朴葉飯が上手に出来た証拠は葉っぱが茶色に変色してるところ。おいしかったです。
が、このあたりから急に雨足が激しくなって、もう信じられないくらいの豪雨に・・・。
おいおい~、どうするよ~?となったのだが30分ほどで若干小降りになり脱出。

「橋が流れるからもう行くぞ!」「え!うそ?!」と思ったらほんまにヤバかった。
それから荷物をまとめてまた橋を渡るころにはもう流される寸前で、なべさんとIさんは長靴に
水が入るのも無視してとにかく橋を渡ったのでした。



                  ひ~!マジでやばかったわ。

それからまだ時間が早かったので、田歌舎でコーヒーとヤギミルクアイス&さくらんぼソース
をいただいた。
 


                  あまーい! でもおいしい。

 今回も盛りだくさんの週末でした。筋肉痛で体がバッキバキになりました。


カラオ谷シャワクラ&グルメ旅 in 芦生 前篇

2012年07月07日 12時29分38秒 | アウトドア

6月末に2年ぶりに田歌舎のシャワクラでカラオ谷へ行くことに。

メンバーは毎回一緒のIさんと、クライミング仲間でめちゃうまのなべさんの3人。
まだ気温は低く水量が多いとのことで、防寒着2着に暖かい紅茶をテルモスに入れて
出発。

前回は9月初めで水量が少なかったうえに天気もよく全然寒くなかったけど、今回は
前週に大雨が降った影響がまだ残っていたらしく初めて来たときと同じくらいけっこうな
水量だった。

それに土曜日に行かないといけなかったので、スタートが前回より30分近く遅いため
がんばって登らないと日が暮れちゃうぞ!最後まで登るぞ~!

 ガイドはよっしー。

そしてサポートに今年から田歌舎に研修に来ているまいちゃんの2人で。
よっしーは何でもないかのようにフリーで登っていくのだが、絶対にありえん・・・。
ましてロープやら入ったザックを持ってだし。すごいね。

で、久しぶりのシャワクラなのもありますが、前より全然へたっぴになってる私なので
下のほうの足場を探せず、何度もトライしてやっとこさ登った。ひ~!最初からこれでは
核心部ではどうなることやら!!

 

それに比べてなべさんの華麗なこと。沢になってもボルダリングの時のムーブを
忘れないできれいに登るねえ。 私は2本目の滝から最後に回してもらい皆の
ムーブを見てから登らせてもらいました。それだとやっぱり楽だわ。(笑)

何本もの滝をどんどん登って行き、とうとう核心部に。

 消えてます。(笑)

いや~、すごい水量だった。ちなみにさすがにここはよっしーは巻いてます。(左の斜面から)
ここは左側にへつる感じで張り付いたら右側に足を張って、滝の中に顔を突っ込み真ん中に
あるガバに手を入れて、左足が乗せられるいい足場が左側にあるので、そこに足を乗っけて
体を引き上げます。そのあと左手で上部の岩をホールドしつつ右手の場所を探すものの、すっ
ぽ抜けそうな隙間があるのみ。滝行の中、フィストでロックして流れに逆らって左手に抜ける
までがもう大変。聞こえるのは「ザバザバザバザバッ・・・」エンドレス。(笑)

なべさんもさすがにここではルートも分からないし、水量もすごいので2度ほど落ちたものの
登り切り、そしてIさんはなんと落ちずに登ってしまった。ヤバい…。ここで登れないと巻くこと
になって時間を取ってしまうし、いやーなプレッシャーが。 張り付くも、水がすごくてなかなか
思うようにできず、私も一度フォール。登れる気がしなかったのだが、何分にも感じられた滝
行にも耐えてなんとか登り切った。ふえ~!!

ここでお昼休憩。今回は時間もタイトなのでアウトドアランチは止めて各自でさっさと食べる。
時刻は13時40分。けっして早くはない。が終えられないほどの時間でもない。なぜならここ
からは最後の滝を除けばそう難しくないから。しかしここまででけっこう疲れてます。
Iさんも足が上がらなくなってきた。



この滝はほとんどの部分が階段状で簡単なのだが、途中右へのトラバース部分に気づかず登って
しまうと、上部はつるんつるんでホールドがないので大変苦労します。

この滝のあとも小さな滝が続き、私は体力温存のため巻いたりして、最後の滝も、もっと登れていた
ころでさえ3回チャレンジしてダメだったのでさっさと巻くことに。
Iさんとなべさんはチャレンジしたみたいだけど、やっぱりだめだったらしく巻いていた。

が、実はこの滝のあとの巻道がかなり怖い。土ドロドロで掴めるしっかりした木もほとんどなく、私は
深く考えず登り始めてから過ちに気が付いたのだった。だって前は全然大丈夫だったのに。(涙) 
なんとか登ったけど、途中で降りることも登ることも出来ず、本当に怖かったよ・・・。

さて、シャワクラは16時前に終了。10時に登って16時。前回は9時半に登って15時半だったと
思うからやっぱりそのくらい時間かかるんだな。

ここから第二部に突入である。急な斜面をがんばって尾根まで登らなければ田歌舎には降りられ
ない。これがあるからシャワクラだけで体力使い切ってはダメなのよね。
結局登り30分、下り1時間の1時間半かけて田歌舎まで戻ってきた。山道はぶよがいっぱいで、
私はポケットからミントスプレーを何度もシュッシュしてセーフ!!しかしIさんとなべさんは・・・。
まぶたやおでこを咬まれて悲惨なことになってました。やっぱりミントスプレーは効くな!



川から上がって田歌舎に行くまでの道にはたくさんのカエルたちが。これがめっちゃ小さい!
体長わずか1cm。それが歩くたびに跳ねるので、踏まないで歩くのが大変でした。

田歌舎に着いたら井栗さんがすでに待っていて、そのまんまの格好で芦生へ。
今宵は井栗さん家にお泊りです。夕飯は田歌舎に頼んで夕食セットを作ってもらっていたのですが、
なんと井栗さんが生きた鮎を用意してくれてました~!



生きてる生きてる!そして大きい。鮎って上流のほうが大きいって知ってた?私は知らなかった。
これは食べごたえあるぞ。



              炭火を起こして塩焼きにしてもらう。んまそ~。



笹の葉まで採ってきてくれて乗せるとまた風情があるねえ。とってもおいしかったです。初鮎。
日本酒に合うねえ。さらに鮎飯も!



            鮎の身がたーくさん入ってて、ごはんはもちろん自家米。



そして田歌舎の夕食セットも豪華~。美山鹿バーグにお野菜もすべて自家栽培、そしてヤギチーズも。
なべさんは初鹿肉でしたがおいしいとよろこんでました。

宴会は夜遅くまで続きましたとさ。


カラオ谷シャワクラ&グルメ旅 in 芦生 行ってきました。

2012年07月01日 20時59分54秒 | アウトドア

   

2年ぶりに田歌舎のシャワクラに行ってきました。田歌舎が設定している中でも最上位のカラオ谷
を前回も一緒に行ったIさんと私、そしてクライミング仲間で私らよりずっとレベルの高いなべさん
と3人少数精鋭で。

2年前の時は9月初めだったからか水量が少なく、通常の水量のカラオ谷も攻めたいね!とIさん
と話していたんだけど、今回は水多かった!

そして思いがけずご馳走もいただけた。



                       天然アユ!! 

                       詳細は後日。