白雲岳分岐から緑岳に向かって歩いていくと、やっと積雪エリアから脱出。
でも唯一持ってきたストックの先っぽが心配していたとおり雪の中に消えてしまった。がくっ。
さすがに疲れてきたが、緑岳へは緩やかに下って、また緩やかに登って到着。13時26分。
悲しいかな。また真っ白です。少しお腹も空いたので風を避けながら行動食を食べる。MIKO
さんがくれた甘い紅茶がおいしかった。
それにしても今回の天気の変化は目まぐるしい!
晴れたりガスったり雪が降ったと思ったら、今度は雨が・・・。
雨の降る中、高原温泉に向かってガレ場(?)をもくもくとひたすら下っていく。
下りは辛いが雪道よりもまだ歩きやすいかなあ? 紅葉がきれいだ。また秋に戻ってきた。
下りきったと思ったら、ここは第二お花畑と呼ばれるところで、高原温泉はまだまだ下だった。
お花の時期にはすごいんだろうなあ。
さらに第一お花畑を経て、長い階段の下りが続く。そういえば登りはロープウェイで高度を稼いだ
分、下りは自力で下りるんだからしんどいわけだ。
最後はへろへろになってゴール。15時10分だった。行動時間は約7時間だったが、あとで地図
を見てみたら8時間コースじゃないかい?! MIKOさーん!!
下山口には温泉の湯気があちこちで上がっていた。
シャトルバスは30分後とに出ているようで15時30分のに乗れたのだが、せっかくの秘湯
なので入ることに。
大雪高原山荘は日本秘湯を守る会の宿で、日帰り入浴は700円。急いで女風呂に行くと、
たくさんの湯の花が浮く白っぽいいいお湯でした。木造りの湯船には木彫りの熊の湯口が
あり、いかにも北海道だった。露天もあります。
ささっと入浴後、売店を覗くと土産物に混じって若干の登山道具も売っていて、ストックのキャップ
を発見!わかってるねえ~!なきうさぎのハガキとともに購入。
さあ靴を履いて出ようと思ったら、自分の靴がない!!??
MIKOさんに事情を話すとバスの中にいるかも、ということで探してくれ、間違って履いていった
女性を連れてきてくれた。
いくら急いでいたとはいえ、メーカーが一緒なだけで色もサイズも置いてた場所も違うのを何故
間違えられるのか?謎だ。
バスは最終便だったが空いていた。 だが、オフロードの道をかなり長いこと進んでくので、やっぱり
秘湯の会の宿は遠いなあ。
シャトルバスを乗り継ぎ層雲峡に戻ったら、本日の宿へ行く前に近くの名瀑を見に行くことに。
銀河の滝
なんと冬はこの巨大な滝をアイスクライミングで登るらしい・・・。命知らずな。
こちらは流星の滝
どちらもすごい滝だった。そして名前がいいよね。
このあと層雲峡YHへ。ほとんど若者が見られないYHでびっくり。(笑)
モンベルの割引が利きます。食事もボリュームたっぷりでいいYHでした。
明日は旭岳に登るため朝5時に出発です。