バスターミナルを機嫌よく後にして、小梨平キャンプ場へ。
途中河童橋から穂高の山々を眺めると、午後になっても吊り尾根がきれいに見えていた。
小梨平のキャンプ場まではバスターミナルからは５００ｍくらいのはずだったのだが、いつまで
経っても現れない。と思ったら、なぜか２人してキャンプ場は岳沢側にあると思い込んで歩いて
いたのだった。どっど疲れが・・・。 Uターンして来た道を戻り、河童橋を渡って左へ曲がるとすぐ
そこが小梨平キャンプ場だった。８月に通っていてこちら側にあるのは知ってたんだけど、対岸
にもあると思い込んでたんだよねえ。
時刻はいつのまにか４時になっており、私は暗くなる前にテントを張り、夜光虫さんには幕営の
受付に行ってもらう。梓川沿いはけっこう張られてたけど川音がうるさいだろうからむしろ道を
挟んだ誰も張ってない奥を選択。近くにあるトイレも水場も季節外で閉鎖されているから静か
なはず。（それでも歩いて１分もしない場所にトイレと水場がある。）
幕営料は７００円だけどトイレチップなし。水場も使い放題である。
そしてここにはお風呂もあるのだ。大人は５００円で、こんなにきれい。
中にはちゃんと鍵のかかるロッカーもあり、お風呂にはシャンプーや石鹸も備え付けられ、ドライヤー
まであったよ。なんて至れり尽くせり！そして空いてる。
お風呂でさっぱりしたら、向かいにある食堂兼売店を覗いてみる。
そこは品揃えがすごいだけじゃなく、かなりリーズナブル！
なんとフランス産ワインがボトルで６５０円！？ １杯分のインスタントコーヒーなどバラで販売
してくれていたりと気が利いている。
そして野菜もこのとおり。タマゴもバラだ！ すごいわ～。
で、今日はもう遅いし、ここで食べようよ～！と夜光虫さんを誘惑し、山賊焼きと牛丼で乾杯！
あ～、なんだか別世界。
ビールとご飯を堪能し、さらにジェラートも購入してテントに戻ると、なんだかキャーワーと外が
うるさい。どうも川沿いでテントを張っているらしい輩がこっちまで来てわざわざホットケーキを
焼いているようだ。
８時３０分までは我慢したが、さすがにひどかったのでトイレのついでに「９時半までには終わって
ください。」とやんわり注意。向こうもこちらのテントのことには気がついていたらしく、すぐ謝って
静かになった。
朝になってキャンプ場の注意書きを見たら８時には火を消して９時には消灯となっていたから
みなさん守りましょうね。
次の日の朝、穂高はよい天気で川沿いの道を歩くだけでシアワセな気分。
バスと電車で松本まで帰って、駅前のそば屋でざるそばを堪能。舞茸天がおいしかった～。
それからTさんのお見舞いに病院へ。
思っていたよりずっと元気そうで、ホッとする。 お見舞いに持って行った「ふりかけウォール
ポケット」は空振ったが（笑）、クライミング仲間の寄せ書きメッセージカードは喜んでもらえた
ようで行って良かった。
帰りのバスは１時間半ほど遅れたが、１０時半には梅田に着けたのでヨシ。
もっと体力付けて長時間歩けるようにトレーニングしないとなあ。