風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

宇和島のおへんろさんと

2006年01月31日 08時49分47秒 | 2003年おへんろ日記(高知編)
 実は汐浜荘では車遍路さんに混じって,女性の歩き
遍路さんも泊まってて,その時には軽く挨拶しただけ
であまり話はしなかった。

 次の日の朝,朝ご飯を食べて出発。

           

 残念ながら雨だったけど,幸いにもそんなに強い降り
ではなく,気分的には楽しく海沿いを歩き始めた。
           

 しばらく歩いていると,ブラシを渡したお遍路さんと
偶然再会。二人はここからバスで行くらしい。
 お気を付けて~!

 そうしてしばらく雨の中を歩いていたら,あるガレージ
の中から声を掛けられた。
 「おへんろさん,お接待してるので休んでいって。

 わーい!雨の日だから,屋根の下で休めるのは
本当に助かる~。

 すると,中には昨夜一緒だったお遍路さんが先に休憩
していた。 暖かいお茶とおはぎのお接待をいただいて
ほっと一息。
 このお遍路さんは宇和島のK井さんで,今も年賀状の
やりとりをしてる間柄で、今まで会ったどのお遍路さん
よりも健脚なのだ!

            

 しばらく休憩したあと,再び濡れたポンチョを着て
お礼を言って出発!
 K井さんは先に出発していった。

             

 雨はうれしいことに止んでくれた!
 さて、ここから先23号線を歩く道と岩不動を通る
佛坂のコースとに分かれるのだけど、道を尋ねた近所
の人からは佛坂の方は人気も少ないので女性には勧め
ないと言われてしまった。
 が、佛坂のほうが距離が短いのと、トンネルもない
し、そして岩不動にも興味があったので佛坂コースに
決定!

            

 てくてく歩いていくと、確かにだれも歩いてなーい。

 ちょっと心細いかも、、。

 と思っていたら、坂道の向こうに人影が!
 あー!K井さんだ。

 近くに誰かいる、それも同じ女性であるってことが
心強い。

 が!歩けど歩けど追い付かない!
 こちらも追い付いて話をするべくかなり早足で歩いて
いるつもりなんだけど、1mさえも距離が縮まらないのだ。

 すげ~っ!なにこの人?!

 後で分かったことは、元ワンゲル部員だったこと。
 旦那さんもとても付いていけないので、一緒に山登り
には行かないそう。
          

 岩不動に着けば休憩するかなあ?と思ったけど、結局
岩不動には誰もいなかったのでそのままK井さんは下って
行ってしまった!
 私も通過。どうしても追い付きたいんだもん!

 で、また雨が降り始めたのでK井さんがザックカバーを
かけている時にやっと一緒になれた。(笑)
 それからおおのごう駅まで一緒に歩きながらいろいろ
話すことが出来た。

 なんか、私の好きな、サバッとしていつつもやさしい
雰囲気を持つ人なんだよな。
             

とおいとおい青龍寺

2006年01月30日 08時45分01秒 | 2003年おへんろ日記(高知編)
 塚地峠下でゆっくり休憩させてもらって、峠を登る。

 おばさんから元気をもらったので、峠道もがんばれる。
 が、思ったより峠までは短く、あっという間に峠を通り
越して下りになったので、ちょっと拍子抜けしちゃった。
            

 さらに下っていくと、とうとう海に出た。
 車道を10分ほど歩くと大きな橋が見える。宇佐大橋
だ。
 次のお寺はこの橋を渡って2キロ先にあるんだけど、
橋の袂にある汐浜荘に泊まるので、いらない荷物を置い
て行こうっと。

            

 宿に荷物を置かせてもらって、納経帳とペットボトル
とお財布だけポリ袋に入れた。
 大きな橋もあるし、杖も置いていくことにして、身軽
になった。

 もう一度橋の方に戻って宇佐大橋を渡り始めたら、
かなり盛り上がった橋で、欄干も低め、強い風が吹いて
けっこう怖い~!
 しかし絵になる橋だなあ。

 荷物が無くて身軽なんだけど、清滝寺の登りですっかり
体力を使い果たしてしまって足取りは重い。たぶん端から
見たら「ずるっずるっ」って感じで歩いてたと思う。
            

 海はとてもきれいで、それが唯一のなぐさめか、、?
 30分ほど歩いてやっとこさ青龍寺が見えてきた~!

 青龍寺へ続く道にはお地蔵さんだかミニ八十八カ所なん
だか分からないけど、石仏がいい感じに並んでいて独特の
雰囲気があった。


 やっと着いた~!と思ったら階段だ~!!うそー!

 足は重く、ひーひー言いながら登ってお参り。
 もうへろへろ。納経所に行く足取りも進まない。
 まだこれから宿に帰らないといけないんだなあ、、、。

             

 お祭りがあったらしい広場を横目に一人とぼとぼと、
元来た道を戻っていく。
 だんだん日も暮れだして、早く帰らないと!とは思う
ものの、時速は3キロくらいじゃなかったかしら?
 途中の休憩所でも腰を下ろして足を休めたりして、
たぶん宿に帰ったのは5時前だったんじゃないかなあ?
 ま、夕飯までに帰れて良かった。

 夕食は昨日に引き続き「かつおのたたき」。
 それも半端じゃない量だぞ。
 噂には聞いてたけど、高知に入ると毎夕食かつおの
たたき攻撃になるとは本当だったんだな、、、。

           

 私は海育ちだけどそんなに刺身とかは好きじゃないん
だな。焼き魚や煮魚は好きなんだけど、、。
 というのも、うちの田舎に帰ると「魚」攻撃に合うから
で、、。「まんじゅうこわい」みたいな。(笑)
 周りにそのことを言うと、「いいじゃん、田舎に連れてっ
て~!」とかみんな言うけど。

 でも、一度友達を本当に連れてったら、着いた日の夕
食に死ぬほど刺身を食べさせられ、次の朝もおみそ汁に
までお魚が入ってて(おかずももちろん焼き魚。(笑))
さらに地元の友達に車を出してもらってお昼に平戸に行った
ら、評判のお店はもちろん魚料理の店で。
 友人はそこで一言。
 「魚になりそう、、、。」(笑)

  

ガイドさんと一杯

2006年01月29日 07時40分08秒 | 番外(日常つらつら)
 昨日の山登りはなかなか変化に富んでいておもしろ
かった。

            

 行きは雪の残る中を沢登り。
 凍った百間滝を見た後雪道を極楽茶屋まで登った。

            

 実は下界ではまったく雪も無かったし、六甲にも雪は
見えなかったのでアイゼンは持ってこなかったのだけど、
裏六甲は一面雪でなおかつハイカーが多いのでちょっと
の雪でも踏み固められてツルツル滑って大変だった。

            

 ガイドさん曰く
「雪が降った日はむしろアイゼンは必要ないけど、雪の
後のこういう道が危ないから必要なんだよ。
 と、いうこと。

 そっか、高野山の女人道や、雲辺寺は人が歩いてない
からかえって良かったのかあ。
 町石道は必要ないかもしれないけど、来週は念のため
持っていくことにしようっと。

            

 その後、住吉に下りる石切道を通って御影駅に到着。
 ガイドさんと一緒にいつもの灘温泉に行くことにした。

            

 灘温泉はいつもに比べると時間の割に空いてるかなあ?
 40分後に待ち合わせて今日はさっと入って下りていき
生ビールを1杯飲んでいろいろ話した。
 いつもなにかあるとこのガイドさんに付いて行ってる
ので、すっかり仲良し。

 アウトドア商品の流通もしていて、香川の宇多津にも
よく行ってるので、一度青空屋にも行ってと勧めている。
ガイドさんは一応独身なので、典さんとこに連れてったら
少しは自慢できる?(笑)

 そうそう、そういう話をしてたんだった。
 ガイドさんはバツイチなんだけど、バツイチはもてるか?
という話を今日山登りしながら話してた。キム兄なんて
バツニで結婚してるからね。

 で、私の個人的意見としては、バツイチならいいけど
バツニはちょっとなあと思う。
            

 なんでかというと、バツイチなら仮にもう一度結婚して
前の失敗をふまえてやり直そうってことも感じられるけど
2回離婚するということは、同じ失敗を繰り返してるって
ことだから3回目こそってのはちょっと信用できないなあ。
(世の中のバツニさん、すみません。

 で、ガイドさんに、もう一度結婚しても離婚はしない
ようにね、とアドバイスした。(笑)

            

 なんか話が逸れちゃった。(笑)

 お風呂の後はいつもなら船越の串カツだけど、今日は
近くのお好み焼きやさんでオムそばとモダン焼きをオーダー。

 お互い長崎県人なので皿うどんの話で盛り上がる。
 これまで知らなかったけど、皿うどんのやわらかい方は
佐世保特有らしい。長崎市では揚げ麺(長崎では「バリバリ」
と呼びます。)以外はありえない!とのこと。
 知らなかった、、、。

 皿うどん(やわらかいの)を食べたくなりました。

塚地峠にて

2006年01月26日 21時07分47秒 | 2003年おへんろ日記(高知編)
 清滝寺を打って、さらに青龍寺に向かって歩き出す。
 また、一度来た道を下りていき、車道をしばらく歩いて
いくと、道は塚地峠にいく山道とトンネルを通る道とに
分かれる。

 トンネルのほうが若干距離は短く、そして登らなくて
済むのだけれど、やっぱりトンネルを歩くよりはしんどく
ても峠道を行こう!

            

 で、峠道の入口がベンチなどが置かれたちょっとした
休憩所になっていて、そこに車が停められていて60過ぎ
くらいの白衣を着たおばさんが犬と一緒にいるのが見えた。

            

 何してるのかなあ?と思っていたら、
 「お接待します。

 といって、ベンチで座ってて欲しいとのこと。

 そうして持ってこられたものにびっくりした。
 みたらし団子やお茶が、ちゃんとした器に盛られて、
お盆にきれいに並べられてきたから。
 わ~!まさかこんなに丁寧にしてくださるなんて!
 いただきます。

 このおばさんは、ご自身が結願されたので、そのお礼
としてお接待をされてるのだという。
 は~。すごいなあ。

 そして、お膳の上にはお手製と思われる絵はがきが。

    

 「あるきへんろは きびしいけれど
   あるいたあとに あなたのあとに
  心の花が咲いてます。

   青龍寺まで あとひとがんばり」

 やさしいお地蔵さんがコスモスの花の中で笑ってます。

 峠越えの前に、お腹もですが心も満たしてくれました。

 ありがとうございました。

結果は,,

2006年01月25日 21時15分54秒 | 番外(日常つらつら)
今日のフェルト細工ですが、沖縄らしくミンサー織り
っぽい模様にと思ったものの、今回のやり方だと模様
を作るのは難しいみたい。

            

 型紙の上に、まずは色の付いた羊毛を自分の好みで
並べて石鹸水をかけて縮ませたら、下地の白い羊毛を
のせてさらに水をかけて上からこすって縮ませていく。
 これが簡単そうでけっこう大変!
 色付きの羊毛がずれないようにしないといけないし、
同じ厚さになってなかったりして。

             
 で、型からはずして裏返してみたら、想像を遙かに
越えたサイケなものが、、、。(笑)
 周りの人と比べても、「・・・」。(涙)
(つ、使えない、、こんなものっ!

 周りの人は「みいちゃんのは『個性的』ねえ。」
 だって!

 しかし教室は続く。
 で、ここからさらにローリングという作業をして
もっと縮ませていく。当初の大きさの2/3くらいで
みんなの携帯入れが完成。
 しかし私は三線のばち入れにするので、半分ヤケに
なりつつさらにこすったり熱湯に入れたりして1/3
くらいまで縮ませたうえ、円錐っぽく形を変えてみた。
 するとだいぶ見れるようにはなったかな?
 大胆な色使いは変わらないけどっ!

      

 最後に革ひもを通したら、意外にもインディアン
っぽい感じになって、まあいいんじゃない?(ホントか?)

 ということで、リベンジのため早速自分で羊毛を
買ってきた。
 今度はもうちょっと万人受けする色合いで作ろうっと。

今日は習い事

2006年01月25日 08時14分05秒 | 番外(日常つらつら)
 先週末に出勤した振り替えで、今日は(も?)お休み。

 で、元町のアウトドアショップの3Fにある「TIMESHARE」
にて、今日はフェルト細工のレッスンに行くことにしてる。

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 この教室は今月始まったばかりなんだけど、なかなかおも
しろそうなのだ。
 今回作るのは携帯か小物入れとのことなので、私は三線の
ばち(爪)入れを作ろうかなと思っている。

 教室は午後からなので、今日は数カ月ぶりに髪を切りに行
きたいなあ~。
 出来上がった物はまたUpしま~す!