みんな昨日もあれだけ食べたのに、今日もすごい食欲だ。(笑)
まあ、しょうがないのだけど。
なんでかというと、山の家の朝ごはんには納豆と新鮮な地卵が必ず付いてくるので、
好きな人は納豆ごはんで1杯、卵かけご飯でもう1杯食べてしまうのよ。
それに昨日食べ切れなかった地鶏鍋に卵を落として親子丼にしてもらえるもんだか
ら、夜光虫さんは3杯ご飯食べてた。すごいな。
で、8時半にガイドさんが来てくれたので、車で佐々里峠へ。
2年前の6月、初めて芦生に来たとき以来。でも、前は灰谷のほうに行く道だった
けど、今回は尾根道を歩いて芦生杉群に会いに行くのだ。
今は芽吹いたばかりのブナの葉が揺れてとってもきれい。
しばらくは軽い登りが続き、
尾根道に出ると、あとは登ったり降りたりを繰り返す。
途中いくつかの木を特徴と共に教えてもらった。
特に、ブナと同じような斑が付いている木は全てブナに見えていたんだけど、イヌ
ブナとブナでも違いがあるそうだ。イヌブナは黒ブナと呼ばれるくらいブナに比べて
幹の色が黒く、ブナの幹が白くてツルツルしているのにイヌブナは縦に小さな割れ目
のようなものが入っていた。
葉を見ればもっと簡単で、イヌブナは葉の周りに毛が付いているけどブナはほとん
どない。
あと、ブナの葉と他の葉の違いについてもっとも分かりやすい見分け方を教えて
もらった。普通の葉は葉脈の先が葉の周りのギザギザの尖ったほうに向かっている
のに、ブナの葉は凹んだところに葉脈が付いているとのこと。
確かに見てみるとそうだ!わーい、これで落ち葉のどれがブナか分かるぞ~♪
そして今回もっとも分かりにくかったのがブナとコシアブラ。コシアブラは新芽が出
ていれば分かるけど、それも無いとなると全然分からない!なんせ見分け方は「枝
ぶり」だから・・・。ブナは横に広がるように、コシアブラはスラーッと伸びる感じ。
なんとか帰りには見分けられるようになったかな?
そして今回よく見かけた白い花の咲く木はタムシバというらしい。
モクレンの小さい版でコブシに良く似ているけど、コブシは葉と花は同時に付くらしい
がタムシバは花の時は花だけで葉は出ないのだそうだ。
ま、こんなこと書いても全然おもしろくないかもしれないけど、山歩きする時に花や
木や鳥を見分けられることが出来ると、おもしろさが何倍にもなるんだよ。
でも、何回聞いてもよく忘れちゃうから、同じことを何度も何度も繰り返して教えて
もらわないと覚えないんだけどさ。
ということで、約1時間半ほど歩いて付いたのが「かみなり杉」だ。
写真に夢中。(笑)
よく見ると、上の穴2つが目、下の穴が大きな口に見えません?
なんか、ムンクの「叫び」みたい。
あー、むしろアメリカのホラー映画に出てくるやつ。
ここからちょっと下ったところにもいくつか大杉があった。
この木はなかなかアンバランスですな。でも悪くない。
たまおさんは他にもあったはず!と探し回っていたがあきらめてお昼に
することに。
今回は山の家のお弁当で、ご飯が炊き込みご飯だしから揚げも付いてて
なんだかうれしいぞ♪それに毎回入っている山椒こんぶがおいし~い。
この山椒こんぶ、奥さんの手作りらしく売ってないんだよね。買って帰りたい。
ということで、今回の山登りはこれにて終了。
折り返してお迎えの車に乗って山の家へ。
園部まで送ってもらう前に、おいしかったしいたけを直売してもらった。
100円/100gなり。 たまおさんなんて800gも買っていた。
そして送ってもらう途中で、予約していたパンやらスコーンやらを受け取るため
田歌舎に寄ってもらい、予約していた以上のものを買って帰った。(笑)
私達が行くとお店の商品が全てなくなってしまうのだ。奥さんすみません。
さらに美山でも寄り道してもらい、昨日食べた鯖寿司のハーフサイズを購入。
スコーンに付けるために阪神百貨店でクロテッドクリームを買って帰った。
今回の戦利品はこれだっ!!
ジャジャーン♪
スコーン(劇ウマ)5個、クロテッドクリーム、梅ジャムクッキー、スティックブレッド、
黒ゴマグリッシーニ。(実はプレーンクッキーもあったが電車で食べてしまった。)
さらに倍!
鯖寿司、美山のさつまいも、芦生の生しいたけだ!
正直言って、全部ハズレなし!
今回も、おいしかったよ 芦生万歳!