風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

グレックシュタインヒュッテトレッキング―スイス

2016年09月09日 22時08分24秒 | ハイキング・登山

7月にスイスに行ってきました。

いくつかトレッキングしたのですが、ガイドブックに載っているルートはたいてい下るルートばかりでつまらないの
ですが、ネットで調べていて面白そうだったルート「グレックシュタインヒュッテ」へのトレッキングだけはとても良い
ルートだったので紹介します。

私は今回グリンデルワルトを拠点にして3日間ベルナーオーバーラント地域を回ったんですが、グリンデルワルト
のバス停(Bahnhof)からグローセシャイデック行のバス(Moutain Linie 1 Bus 12)に乗り、グレックシュタインバス
停(Abzweig Gleckstein)で下車します。(スイスパスでない場合は切符売り場で予め切符を買う必要あり。)

※各バス停に着く前に必ずすごいクラクションを鳴らしながら行くので、バス停の数を数えておけば乗り過ごす
ことはないでしょう。(笑)中心から20分くらい。1時間に1本くらいしかないです。

バス停から少し車道を下ると下の看板があります。



コースタイムは2時間40分。標高差800mほどあるので、時間は短いけど結構がんばって登りますよ!



上の写真の左側に見える道から登り、小さな雪渓も超えます。登山道は下からもよく見えていて、右手に
グリンデルワルトの町を見下ろすように登っていきますよ。



そうして40分ほど登ると、かなりの高度感がある曲がり角に到達。曲がるとすごいものがありそうな雰囲気を
醸し出している。そうして曲がってみると・・・・



                  うおー!ロードオブザリングの世界だよ~!!



    想像していた以上のスケールの大きさ。実はロードオブザリングはあんまりちゃんと観ていない
   ので、なぜか頭の中ではジュラシックパークの音楽が流れまくっていた。(笑)

    ここは上グリンデルワルト氷河が岩を削って出来た谷で上の写真の真ん中に見えるのは氷河なのだ。



        振り返るとグリンデルワルトとお花畑だったりして、本当にすばらしいルート。

 でも、全体的に道が細いので、カメラばかり見ていると踏み外しそうなので、気を付けましょう。
 そうして岩肌に掘られたような細い道を登っていく。



 1時間半ほど来たところで、何と登山道に滝まで現れるのだ!



 これは帰りに撮ったところ。滝の裏を通って進む。けっこう水量あるので、うっかりすると肩や腕をしっかり
濡らしてしまいますよ。

で、日も当たるようになり、傾斜もきつくなってくるころ、上を見上げれば今日の目的地であるヒュッテが見えた。



 まだ一時間は登りそう。でも頑張るぞ~!!なんせこのルートにはまだお楽しみがあるんだから。

 あ~、あった~♪   スイスのエーデルワイス!



  今スイスでもなかなか見られなくなっている、自然に咲いているエーデルワイスがこのルートでは見られる
 のですよ。日本で見るウスユキソウに比べるとちょっと大きかったです。

  は~、景色はすごいし、滝裏も通ったし、エーデルワイスも見られて、そしてさらにさらに



   なんていうことでしょう、氷河がこんな真近で見られるなんて。
   温暖化のせいだろうか、歩いてる間何度も氷河が崩壊する音を聞きドキドキしてしまった。



          そうしてヒュッテに2時間45分で到着です。よく頑張りました。



  ヒュッテではビールで乾杯♪ と行きたいところでしたが、帰り道が怖いのでノンアルビールにしました。(笑)
  でもノンアルでも美味しかった。

  今度はこのヒュッテに泊まって、ヴェッターホルンに登ってみたいものです。(けっこう岩みたいですが。)

  でもスイスは物価高いし食べ物もいまいちなので、もう行かないかもね~。(笑)


2016年4月 大杉谷トレッキング

2016年08月30日 22時16分20秒 | ハイキング・登山

ひさーしぶりにブログアップします。
今年はあんまり山に登ってないんですが、とりあえず4月に行った大杉谷トレッキングの模様を・・・。

大杉谷はこんなところ

三重県側から登ったのですが、登山口に着いたのは12時。遠かった・・・。



「大杉谷は遊歩道ではありません。」の看板。
2014年に全面開通して、縦走できるようになったものの、岩が滑りやすかったりもして、毎年数名の
死者が出たりしているらしい。

歩いてすぐ大日嵓を通る。


写真で見た感じ、下の廊下っぽいところを想像していたんだけど、あっという間に終わってしまった。
もうちょっと長いと思ってたよ。

その後たくさんの吊橋を渡り、


 たくさんの滝を見て、
↑こちらは千尋滝。山頂から流れる大きな滝で一番好きかも。落差180m!

 ←シシ淵から見たニコニコ滝

先に進むと実は大きなニコニコ滝   

 大岩壁「平等嵓」と長さ69.2mの立派な平等嵓吊橋

思ってたよりアップダウンが多く、へとへとになって本日の宿 桃の木山の家に着いた。15時25分着。

 大き~い!

お部屋もきれい。 

まだ4月だからかそんなに混みあうこともなく、ゆったり過ごせた。 1泊2食9,000円。
男女相部屋ですが、なんと男女別お風呂あります!お湯が熱かったからほんとに汗を流すだけだったけど、すっきり♪
食事までビールを飲んでまったりしたら、夕食です。

   
            かなり豪華です。                              こちらは朝ごはん。

翌日は朝5時から先着順で朝食。夜中はずっと雨が降っていたものの朝には止んでくれた。良かったけど、かなり岩が滑るので
慎重にあるかねば。5時半出発。

今日も滝がたくさんです。日本の滝百選の七ツ釜滝 



七ツ釜滝から光滝までは鎖が無いと絶対滑って落ちると思われるくらいツルッツルの岩場で、コンクリが足跡みたいに塗られてる
ところを踏み踏み歩く。ほんとにチュルッチュルだった。



そうして平成21年の台風で大崩壊した道に到着。こんなところにペンキで印を付けて道にしてくれてます。

実はけっこう大きな岩。 
サイズは右下の標識で見比べてください。

そこからひたすら歩いていき、堂倉滝に到着。

 7時53分。

ちょっと休憩を入れて、ここからはグーンと登ります。日出ヶ岳山頂まで標高差約900m!きついけどツルッツルではないので
ストック使ってガンガン登る。最後のひと登りがしんどかった!

山頂には11時着。お疲れ様でした~。



向こう側に大台ケ原が見えてますが、一度行ったこともあるし、ビールが呼んでたので・・・。
帰りは大台ケ原発のバスで大和上市へ。

大杉谷、滝も多く、歩きごたえもあるし、山小屋も良くって楽しかったです!


キツツキの飾りだと思っていたら…

2016年04月19日 07時50分23秒 | 番外(日常つらつら)

実はゴミを漁るカラス避けの死んだカラス人形だったというオチ。(笑)



でも,本来は逆向きに吊るさないと意味がないような?


ネパール エベレスト街道トレッキング その33

2016年03月15日 12時27分55秒 | ネパール2013

トレッキング20日目

朝起きて谷を見ると上まで真っ白だった。
わー!もう絶対飛行機飛ばないし,下手したらヘリも飛ばないかも・・・。



で,フライトキャンセルも3日目に入り,今日カトマンズに帰らなければ国際便の乗り継ぎに
間に合わなくなるトレッカーもいて,ヘリの価格は800ドルまで急騰していた!ひえ~!
それもキャッシュで払わないと乗せてもらえないのである。

私なんてトレッキング中はツアー台に宿泊費も食事代も入ってて,お土産買わないからお金
ほとんど使わないと思って円もドルもカトマンズに置いてきてるし,おとといマチンドラじいに
チップを渡したこともあってルピーも底をついてる始末。こういう時のことを考えて,やはり多
めに現金を持ってくることをお勧めします。キャッシュカードも持ってきても使えないと思って
持ってこなかったからお金引き出せないし・・・。(ルクラにも銀行窓口はあるので,ジェーン
さんはそこで現金下ろしてた。)

今回はエベレスト街道を歩けば現地のシェルパ達がひざまづいて挨拶するというくらい影響
力のあるL.P.さんがヘリを飛ばしてくれるよう交渉してくれていたおかげでヘリも乗れるし,
昨日と同じ400ドルでよいという。すごいわ,ほんと。ルクラにいないのに,ここまで出来るこ
とが。持つべきものは強力なコネのあるガイドさん。

実は空港で会った女性もガイドが付いてたし,日本から結構なお金を払ってツアー組んでた
んですが,ガイドさんは明らかにシェルパ族ではなかったし,カトマンズ在住の都会人だった
みたいなので,ルクラで言葉は通じてもヘリの席を確保できる力はなかった模様。

そのため,私がトレッキング中に知り合ったいろんな国のトレッカー達が,私の乗るヘリに同
乗したいとか,同じ値段でヘリに乗れないかとか,どうやったらヘリに乗れるのかとか,もう
頼りにされる,される。で,そのたびにチェリンじいに聞いてみるのだが,きっと内心ではガイド
を雇わずに来てるトレッカーや,他のツアーガイドを雇っているトレッカーに何で便宜を図らな
いといけないんだって思ってただろうなあ。でも,袖触れ合うも・・という諺もあるから。

チェコのカップルにはシェルパロッジの息子さんがヘリポートのオーガナイザーなので,空き
があればロッジに連絡が入るからロッジで待つようにとアドバイス。ナムチェで仲良くなった
ジェーンさんは別のロッジに泊まってたんだけど2機目のヘリの空き席に乗せてもらえることに。
いくこさんも結局2機目のヘリに一緒に乗ることに決めたのだった。

で,荷物を持って空港横のヘリポートへ行くと,そこにはヘリを待つトレッカー達がひしめいて
いた。みんなが乗れる確約があるから待っているのではなく,ここにいれば乗るチャンスがあ
るかも,という感じなのでピリピリしている。



そのうちヘリが飛んできた。確約のある人たちも,自分たちの乗るヘリがどこの会社のでどん
な色をしているかも分からないのでヘリが来るたびにヤキモキしている。ヘリは基本5人乗り
なので,あるグループが4人でヘリを1台チャーターしていたら,席が1つ空いているので声を
かけてもらえるチャンスもない訳ではないが,誰に声をかけたら乗せてもらえるのかトレッカー
には全然分からないのよ。だから,どこのロッジの家族が飛行機やヘリの関係者か知っていて,
そのロッジに泊まってお金を落としておくことが重要だったりするんだよね。

私も他のトレッカーに混じって1時間ほどやきもきしていた。だって,800ドルキャッシュで払って
乗ってくれる上玉のお客がいるのに,本当に400ドルを後払いで払うお客のためにヘリを飛ば
してくれるのか分からないんだもの。

すると,10時半頃になってチェリンじいのところに電話があり,1機目のヘリがそろそろ来るので
空港に行くようにとの指示が!本当に来るんだ,やっとカトマンズに帰れる。



知り合いになったトレッカーに悪いなと思いつつ私はガイドの指示通り1機目のヘリに乗り込んだ。



チェリンじいは席の都合もあり飛行機で後で帰るという。チェリンじいありがとう!
チップはカトマンズのL.P.さんに預けておくからね。

そうして私は初めてヘリに乗ったんですが,最初は谷間に浮かぶように飛ぶヘリに興奮していた
ものの,あまりのプロペラ音の煩さと(なぜか客にはイヤーマフが用意されてなかった。),山際
をギリギリに飛ぶヘリに若干の恐ろしさを感じ,また,飛行機と異なり飛行高度が低く山間部を
上下しながら飛ぶためカトマンズまで1時間半かかるとの噂だった。耐えられないよ!高度も低
いせいで気温も高くなってきて,暑くてさらに気分が悪くなる。

でも,そうこうしているうちに45分でカトマンズに着きました!!良かった~。
空港にはL.P.さんと娘さんが迎えに来てくれていた。
L.P.さん,本当にありがとう!助かりました。

こうして私の20日間のトレッキングが終了したのでした。
次の日にはもう帰国しなければならない私は,ホテルにチェックインした後,夜9時半までひたすら
にタメル周辺で買い物をしまくったのでした。もっとゆっくりショッピングを楽しみたかった!!

あれから3年,震災後のネパールはまだまだ復興には程遠いようですが,また訪れたいなと思う
今日この頃です。


ネパール エベレスト街道トレッキング その32

2016年03月09日 21時19分16秒 | ネパール2013

トレッキング19日目。

朝5時30分にカロチャを飲んでロッジからルクラ空港へ。

6時に空港に行き、荷物を預ける。
この時、預かり荷物を整理しているおじさんが昨日泊まったロッジのご主人であることに気が付いた。
ルクラではエアチケットの発券管理はロッジの人が兼ねていて、そういう事情から何かあった時は融通
を利かせてもらうためにそのロッジに泊まるのが鉄則だと聞いていたが、まさか機内預かりの荷物さばき
までロッジの人がやるとは思わなかったので、ちょっとびっくり。

この日はマチンドラじいがわざわざ来てくれていて、首にカタをかけてくれお別れした。

ルクラ空港はとっても小さい空港で、セキュリティチェックを通ったら中にはトイレ以外何にもなく、暖房
もないからけっこう寒い。前の時も寒くて辛かったので、今回は暖かい格好で来て正解である。



外はこのとおり。とても飛行機は飛びそうにないが寒い待合室でひたすら待っていると、シェルパでは
なさそうな外見のネパリガイドと2人でいる日本人女性がいたので、話しかけてみた。

いくこさんという女性で今回初めてのネパール旅行らしい。仕事の都合で休みは9日間ほどしかないの
だが、ナムチェ往復トレッキングと、プーンヒルトレッキングをこの短期間に無理やり詰め込んだ強行
スケジュールを組んでいるとのこと!!ひえ~! で、今日は朝一のフライトでカトマンズに飛んだら
そのままポカラに飛んでナヤプルまで行く予定だったらしい。信じられない・・・。

3時間以上待っても来ない。が、キャンセルのコールはない。
クッキー等を食べてお腹を誤魔化していたが、11時ごろに疲れ果てて一旦空港を出て真向かいにある
シェルパロッジで昼食を食べることに。フルーツヨーグルトとパコラを頼む。

するとそこで日本人のトレッキンググループに会った。その人たちは優雅にトランプしている。同じ便の
はずだが、飛行機が来たらすぐ移動する方針だったらしい。実際ほとんどの客は空港に来ていなかった
もんな。この人たちは実は同じトレッキング会社のツアー客で、ガイドからは飛行機はたぶん飛ばない
から今日なら1人400ドル払えばヘリでカトマンズに帰れると言われているんだけど、彼らの帰国日は
私の1日後でネパールには何度か来ていてショッピングにも興味ないから1日くらい遅れてもいいや、
という考えらしく、悠長に構えている。

この人たちが今日ヘリに乗ると言ってくれれば私も一緒に帰れるのだが。
というのもヘリは定員5名で、1台飛ばす料金を折半するため5人集めないと交渉できないのだ。

お昼を食べたらもう一度空港に行ってみる。14時30分になってやっとキャンセルが決まった。
その時ヘリが1台飛んできた。周りの話によるとトレッカーがアイスフォールで写真を撮っていてクレバス
に落ちたという噂だったが、実際はクライマーがアイスフォールでアイスクライミングの練習中に雪崩が
起きてクレバスに落ちたらしい。

ヘリから遺体が下ろされたのが遠目にも確認できたが、体は骨折だらけで頭もないとのこと。
途中で野次馬は係員に強制的に追い出されることになった。

で、私としては今日中に誰かと一緒にヘリに乗って帰りたかったんだけど、16時にもなり日も暮れて
時間切れ。そして昨日泊まっていたナマステロッジに帰るも予約一杯で宿泊を断られた。そのため、
お昼を食べた空港向かいのシェルパロッジに泊まることに。ここの息子さんはヘリポートのオーガナイ
ザーなので、ヘリに乗りたいならここに泊まったほうが有利なのだ。

こういう情報はガイドがいないと掴めないのでノーガイドで来ていたトレッカーたちはフライトの情報
やヘリにどうやったら確実に乗れるのか、価格はいくらかの情報を得るのにてんやわんやしていた。
でもガイドがいても現地に強力なツテのあるガイドと、そうでないガイドではこれまた全然違うのだ。

ルクラの天気をよく知るガイドたちはあと3日は飛ばないと言っている。

チェリンじいがカトマンズにいるL.P.さんから連絡があって、明日9時までまって飛行機が飛ばな
かったらヘリを2台チャーターしてくれるとのこと。この時点で1人400ドル。保険に入ってきたから
200ドルは補てんされるので自己負担は200ドル。(後でフライトキャンセル分が帰ってきたから
自己負担は100ドル程度で済んだ。) それでも早く帰りたい。

なぜならすでに飛行機のキャンセルは2日目に入り、明日の飛行機に乗れるとしても、優先1位:
明日の便の予約者、 優先2位:おとといの便の予約者 優先3位:昨日の便の予約者のようで、
3便以降になるのだ。飛行機絶対無理じゃーん!

このルクラの異様なパニックと緊張感。たった二日のキャンセルで足止めされたトレッカーでルクラ
はぎゅうぎゅう。あと1,2日フライトがキャンセルになったら泊まる場所もなくなるのでは?

明日帰れますように!


2016登り初め―木曾駒ヶ岳 その2

2016年01月14日 08時34分38秒 | ハイキング・登山

乗越浄土手前の登山道は夏道が出ていて,手すりを越えないといけないのがちょっと怖かったけど,
後は問題なく稜線に出た。



乗越浄土に出ると途端に風が出てきたので急いでバラクラバを付け,手袋も厚めのものに変えたら,
まずは宝剣山荘へ。3張りほどテントを張っていたようだけど,昨日はさぞ風が強かっただろうなあ。

稜線上は風が強いからか雪はあまり積もっておらず,ところどころ岩も出ていたりしたけど歩きにくいと
いうほどではなかった。そのまま中岳を目指して歩くも,久しぶりの高山でゼエゼエする。どうにもス
ピードは上がらない。西風で左側だけがちべたいよ。



ようやっと中岳に着くと,より風が強くなった。向こうには山頂と御嶽山が見える。
さっさと山頂に向けていったん下降する。(また登り返すんだな・・・。) 

前方には2組がすでに山頂を登り終えたらしく下山してきていた。恐らく6時に出発していたガイド山行
の人たち(アンザイレンしてた。)とテント泊の山岳会系だろう。

入れ違いに登っていき,山頂に9時37分到着です。



山頂に来るとこれまでとは比較にならないほどの強風で,記念撮影しようとしてピッケルとストックが風
に舞う。(いや,ちゃんと手首にかけてましたよ。)

長居するとやばいことになりそうなので10分もしないうちに下山することに。今度は右側から風が当
たって薄手のバラクラバだけでは右頬が痛くなってきた。暑いからネックウォーマー重ねなかったんだ
けど,やっぱり付けておいたらよかったかも・・・。



またもや中岳の登り返しでゼエゼエするも,後は下るだけ~。



空木岳まで続く稜線を望みながら,絶景散歩♪宝剣岳も格好いい。
で,思ったより早く帰ってきてしまったので,少しだけ伊那前岳方面に寄り道。



こちらから見る宝剣岳が格好いいらしいとのこと。でも少し狭いトラバースもあって,右側を見ない
ようにして歩いた。



確かに格好いいです。宝剣岳!



乗越浄土にはロープウェイ日帰り登山組が続々と上がってきていて,八丁坂にもまだたくさんの人が
登ってきていたので帰りはどうやって降りようかと思ってたんだけど,上部の夏道が出ているところを
過ぎれば,あとは先に下山した人たちが作ったらしい下山路が出来ていて,恐怖感もなく降りられたの
だった。ホテルには11時12分着。



最後まで天気ももって,最高の山行になりました。

荷物をパッキングしてロープウェイの時間までホテルの食堂でコーヒーを飲もうとしたら・・・



窓の外が真っ白!20分もしないうちにガスってる!!なんてラッキーなのっ!

今年はガス女を返上できそうです。(笑)

菅の台まで戻ったらお腹がぺこぺこだったので明治亭でソースカツ丼を食べ,「こぶしの湯」で汗を
流してから,バスの時間までまだ2時間ほどあったので近くの養命酒工場を見学することに。



工場見学の後に養命酒の他いろんなお酒も試飲できたし(「ハーブの恵み」がおいしかった♪),
併設されたCaféも感じが良くていいところでした。

登り初めがうまくいって,今年は幸先が良さそうです。
みねりんさん,ありがとうございました~!


2016登り初め―木曾駒ヶ岳 その1

2016年01月11日 22時35分51秒 | ハイキング・登山

明けましておめでとうございます。

年明けの登り初めとして木曾駒ヶ岳へ行ってきました。本当はおととしの年末に行く予定だったけど、
直前に湿雪によりロープウェイが壊れて行けなくなったのでした。

今年は雪が少ないとのことで心配だったけども他の山と比べれば雪山と言えるくらい積もってたので
良かった。(笑)

関西からは若干近すぎて夜行バスが出ていないので昼便で駒ヶ根まで行き、みねりんさんと合流したら
バスとロープウェイで千畳敷へ。着いたのは15時過ぎでした。

とりあえず今夜のお宿である千畳敷ホテルにチェックインすると、アイゼントレも兼ねてカールの中を
歩くことに。



土曜日はこのとおり良い天気で、カール内は風もなく絶好の登山日和。ヤマテンの天気予報では明日
午前中まではなんとか晴れるとのことだったのに、ホテルの天気予報では「Cloudy(くもり)」となって
いた・・・。大丈夫か?

さて、千畳敷ホテルは夏に泊まるとさぞお高いのでしょうが、冬はバス・ロープウェイ・こぶしの湯の
入浴券におみやげまで付いて1泊2食たったの12,500円!安いでしょ?

お風呂に入って18時から夕食です。ホテルだからちゃんとお品書きもあります。



つい山小屋と比較してしまいますが、何品もの魚やお肉のおかずが付いて豪華です~。



魚だけでアルプスサーモン、鮎、鯛、虹鱒だよ?お肉もローストビーフに豚ロース鍋ですわ。
すごいね。



                            鍋も紙だし。

豪華な夕食の後は、部屋でワインとか飲んでテレビ見て。みねりんさんが持ってきてくれた「しあわせ
バター」味のポテチはパンッパンでした。美味しかったな。



ところで今日のヤマテン予報では、前日の予報をひっくり返して朝から「霧」になってるよ!?
それを暗示するかのように9時過ぎから風が強くなってきて二人ともテンション下がる下がる。

                        晴れてくれ!

願いが届いたのか夜中には風が止み、朝6時過ぎでこのとおり。



  晴れてる~!(すくなくとも今は。)



南アルプス側からご来光も拝めましたよ。とりあえず写真撮ったら朝ごはんだ。



朝ごはんも豪華でした~。食べ過ぎちゃうよ。

で、食べ終わったらいらない荷物をまとめて預け、アイゼンやバラクラバなどもろもろセットし8時に
出発!まだ晴れてるぞ。(笑)

カールの取りつきまで歩いてくるだけでかなり暑かったので、登りにさしかかるあたりで中のフリース
を脱ぐことに。これは正解だった。結局稜線に出てからもこのままで大丈夫だったし。

今回のレイヤリング:頭はジオラインのバラクラバ+薄手のビーニー、上はフラッドラッシュスキンメッシュ
+キャプリーン3+アルパインジャケット、下はフラッドラッシュスキンメッシュにモンベルのエクスペディ
ションタイツ+アルパインパンツ+冬用スパッツ、靴下もスキンメッシュ+ウール靴下。(最近職場でも
アウトドア用の靴下履いてたりするんだけど、昔買ったGABOXって靴下がフィット感もいいし、冷えない
なあと調べてみたら国産で大阪の会社でした。)



八丁坂は、朝6時に出たグループはすでに登ってしまったようで、また日帰りロープウェイ組は始発が
8時55分なのでまだ来ないため、急かされることもなく自分のペースで登れたのは良かった。



しかし、上部へ行くほど急になり、最上部は雪が少ないため夏道が出ていて手すりを越えていかない
といけなかったのが少し怖かった。

                                                  (つづく)


蓼科山に登ってきました。

2015年11月22日 17時11分41秒 | ハイキング・登山

11月連休初日、蓼科山に登ってきました。

茅野行の夜行バスが取れたものの、路線バスを乗り継いで親湯から蓼科山を往復しようとすると山と高原地図
のコースタイムでは最終バスに乗れないかもということで、クロさんは連休どうすんのかなあとメールしたら車を
出してくれるとのこと。クロさんありがとう!!

ということで6時20分茅野駅に到着しクロさんと合流したら、一路スズラン峠へ。
駐車場で準備をして7時55分に出発です。



最初はなだらかな笹原を登っていきます。笹に朝露が付いてちょっと濡れるけど、まあ大丈夫。
それからだんだんと登りになって、1時間ほど登ったところで小休止、振り返ると八が岳や南アルプスが雲海の
上に浮かんでます。

今回はそこまで寒くなさそうだったので、キャプリーンミッドウェイトの上にウィンドブレーカーにしたらドンピシャ!
(もちろんフリースにダウンジャケットは持ってきてたけど、ダウンは一度も着なかった。)
一方クロさんは寒さ対策で冬用ジャケットにパンツ着てきて超暑そうです。

小休止のあとさらに進んでいくと木々の間に山頂が見えてきた。



縞枯れ現象もよく見える。
ここからが本当にしんどいんだと、よく登っているらしい83歳のおじさんが言っていたので、覚悟して登るぞ!



やっぱりきつい道でしたわ~。でも思ってたより短く40分ほどで急に視界が開けてきたら、山頂近くの岩場に
出てきた。



岩場に着いたらまっすぐ登ると思いきや、トラバース。振り向くと絶景が広がる。
思っていたよりずっと風も弱く快適なり。

そうして山頂に10時10分着。2時間15分でした。やっぱり長いよ、最近の登山地図のコースタイムは!
山と高原地図には3時間って書いてたけど私の持っている百名山地図帳には2時間30分て書いてあった。
やっぱり2時間30分が妥当なところ。登山計画が立てられないから、もうちょっと正確な時間にしてほしいなあ。

それにしても山頂が広い!



人がたくさん立ってるところが三角点で、岩岩の真ん中に神社がある。さらに奥には方位盤があって、そこから
アルプス方面がよく見える。



下に見えるのが白樺湖かな?霧ヶ峰と美ヶ原(美ヶ原は上だけ雲海の上に出てた。)の奥にはずらーっと
北から南までアルプスが見渡せた。でも全然雪降ってないなあ。

せっかく登ったので小屋の近くでコーヒー休憩したら、天祥寺平方面へ下ります。(11時5分)
こちらも山頂から将軍平にある山荘までの下りは急な岩場で、そこから天祥寺平方面の道に入ると石の
ゴロゴロした道をひたすら下る感じで、疲れる~。



後半はあきらかに沢筋っぽいところを下っていき、最後に笹を漕いで天祥寺平に着いた。(12時45分)



のどかな雰囲気の中しばし休憩。ここからまだ1時間以上歩くけどね。

10分ほど休憩したら竜源橋方面に向かって歩きます。この道は本当にまったりした道で、石も少なくて歩き
やすかった。



途中苔むした感じのいかにも北八って雰囲気の道もあったし。でもさすがに後半は疲れてきたけど。
そうしてゴールしたのは14時8分でした。行程は約6時間15分ほど。
ここから車道を1キロほど登ったら駐車場です。上ってなければそれほどでもない距離が、坂は堪える~。

は~、でも久しぶりにちゃんと山登りました。景色も良かったし満足!

このあと湯川温泉河童の湯で汗を流したら、クロさんお勧めの茅野の国宝土偶を見に考古館へ。
土偶ってなんで作られたか、ちゃんとしたことは何も分かってないんだね。5000年も前だし文字もないから
分からないんだなあ。縄文のビーナスと仮面の女神はどちらも本物で、仮面の女神はあんまり見ない感じの
珍しいものでした。

最後に下諏訪の塩羊羹のお店に寄ったら、林屋さんという鰻屋さんでうな重を食べて本日の山終了!

クロさんお世話になりました。また一緒に山行きましょう♪



熊っておいしいのね。

2015年11月22日 11時40分20秒 | 食べます!食べます!

先日、熊食べました!人生初です。岐阜の猟師さんから百グラム1000円で取り寄せたもの。高級~!



前にマタギの本をたまおさんに貸してもらって読んだ時には「どんな味がするんだろ?」と思ってましたが
今回は熊のすきやきにしていただきました。

冬眠明けの熊の肉はもっと油が白くて厚いらしいですが、イノシシみたいな脂身ですね。



ドキドキしながら待ちます。熊もイノシシと同じで脂身がおいしいそう。



お酒は先日丹波篠山に行った時に買った小鼓の新酒「初手搾り」に、伏見の蒼空でいただいて美味しかった
山うにとうふオリジナルを五木村から取り寄せました♪ どちらも美味しかった。赤ワインも持ってきて、グラスは
リーデル。完璧です!



肝心の熊のすき焼きですが、まったく臭みがないんですけど!! びっくりするほどクセもない。脂身を食べても
ウっとするようなコッテリ感がなく、むしろスーッと溶ける感じ。う、うまーい!

ネットで食べた人の感想を見ると臭くて食べられないとか、独特の味とかなんとか書かれてるけど、まったく
そんなことはなく、イノシシよりも熊のほうがさっぱり食べられそう。また、一緒に炊いた天然舞茸が入って
たんだけど、それがまた最高に美味しかった。

熊ってこんな感じっていうほど味が掴めなかったので、また食べたいなあ。


ストロープワッフル

2015年11月03日 12時05分25秒 | 番外(日常つらつら)

今日は午後から吉田酒店で東日本大震災チャリティー試飲会ですが、

その前に六甲道のストロープワッフル屋さんに来てます。

前より色んなフレーバーが増えてて楽しいです♪