風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

良いお年を

2005年12月31日 08時15分22秒 | 番外(日常つらつら)
 えー、ブログ仲間はみな今年を振り返っているよう
なので、私も少し、、。

 今年はとにかくよく遊びました。
 1月はJR西日本パスを使って、下関・錦帯橋・尾道
熊野古道まで新幹線と特急で動き回りました。
 湯の峰温泉が良かったあ。

 そして、4月には与那国へ。与那国も最高だったなあ。
また行きたい。

 5月には3年越しのお遍路が結願。
 7月には高野山にお礼参り。

 7月末には歩き遍路シンポジウムに参加させてもらい、
いよいよお遍路にはまっていくことに、、。

            

 8月も毎週のように京阪神を行き来して、さらに富士山
登山にも行ったし、四国にRさんとお出かけしてお遍路中
には行けなかった桂浜にも行きました。

 9月はハワイへ旅行に。雄大な自然を満喫。

 10月はお遍路月、歩き遍路講座につきっきりで、11月
にはとうとう2回目のお遍路へ。

 これで火がついて、2週間後には日帰りへんろ、マラソン
大会プチ参加、高野山、へんろ、の繰り返しだったような?(笑)

 あ、青空屋の忘年会も!

             

 なんにせよ、よく活動した年でした。
 
 来年はどんな年になるかなあ?
 みんな、来年もよろしくお付き合い下さいね。

 ではでは、よいお年を~!

さかもと

2005年12月30日 18時55分48秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 仏石から今日泊まる予定の「さかもと」に抜ける道は
やっぱりありました。
 新しい地図には一度星の岩屋に戻るようになっている
けど、古い地図にはちゃんと載っていた道を下っていく。
誰も歩いてないし車も来ないけど、ふつうの舗装された
田舎道だった。

                 

 しばらく下っていくと、家族で収穫中のみかん畑に来た。
「ご苦労様です。」と声をかけたら、みかんの仕分けを
しているおじさんがみかんを分けてくれた


   

  途中いくつかの分岐があったものの、近所の
人たちが毎回親切に教えてくれたので、無事16号線
沿いの横瀬橋近くに降りてくることができた。
(仏石からは来た道と逆方向の下りの舗装道を降りて
行き、医療福祉専門学校横を通って横瀬橋手前に
出ます。)

               

  横瀬橋にて「さかもと」に15時30分頃電話すると、
夜光虫さんはすでにバスに乗って到着していた。
 あと4.5キロなので1時間くらいで到着する旨連絡
して、さかもとに向かって歩き出した。
 16号線をずっと歩くものだと思っていたら、旧国道
が並んで走っていて、懐かしい感じの道をゆったりと
歩くことができたので良かった。
 特にさかもとの町に入ったあたりでは、町並みが昭
和っていうんでしょうか、夕餉の香りがするような感じ。
(って私何歳!?)

 「さかもと」は、ちょっと高台にありました。
 無事4時40分頃到着。

    

  こうしてみると、まんま小学校です。
  でも、中はすごいんです!

  ロビーで夜光虫さんとスタッフの方が出迎えてくれ、
2階の部屋に行くと、まあ~すごい!なんと8畳が2間
だよ~。本当は7人用らしい。

   

  しばらく荷物をほどいたりしたあとお風呂に行ったら
お風呂もすごかった。
 この日は女性は私たちだけだったので小浴場だった
けども、5,6人は十分入れる広さで、浴槽はジャグジー
になってたよ!
 ちゃんとドライヤーや洗面台も設置されてたし、脱衣
所にまでエアコンが付いてて、お金かかってるなあ。

 ゆっくりと疲れを取って、もう夕飯もなくこのまま寝てし
まいたい、、、って感じでしたが、6時になったら食堂へ。
  食事も前に紹介したとおり、品数も多くておいしかった
です。

                

  明日は鶴林寺に太龍寺を越えて平等寺まで。
  鶴林寺の登り口まで送ってもいいと言ってれましたが、
もう一つの登り口も分かって2キロは短縮されたので、
問題なく歩けるだろうと思ったので全て歩いていくことに
しました。

 さて、夜光虫さんは今回「金子や」まで来たところで近所
のおじさんに声をかけられ、一緒にバスでさかもとまで
来たらしい。その際おじさんから1ネットのみかんをお接待
に!(笑) 
 軽く1キロはあるね。

 私も4つみかんを持ってたし、さかもとにもみかんは積ま
れててみかんに囲まれてました。
 ちなみに「さかもと」のある勝浦町は、徳島のみかん栽培
発祥の地だそうです。どのみかんも甘かったよ~!
  


今、憩飯店

2005年12月29日 17時28分54秒 | 番外(日常つらつら)
予定通り灘温泉でゆっくりしたあと、アーグでおやつを買い、吉田酒店に。

吉田酒店に行ったらいつも以上に試飲させてもらい、
へろへろになりながらアーグのお姉さんに教えて
もらった「いこい飯店」に来てます。

ギョーザにチャーハンとビールで、腹ごしらえ中。(笑)

手荷物も増えて、お腹もいっばい!

果たして忘年会で食べられるのか!?


正月休み

2005年12月29日 09時56分23秒 | 番外(日常つらつら)
 今日から正月休みです。わーい、わーい!

 早起きしなくてもいいのに、やはり7時過ぎには起きて
しまったので、とりあえず洗濯機を回して、今年最後のゴミ
出しに行きました。

 汚い部屋もすこしは片づいたか、、?うーん、、。

             

 今日はりっさちゃんとお昼過ぎに待ち合わせて、いつもの
灘温泉に行ったあと、「アーグ」でサーターアンダギーや
がじゃ豆を今夜のアウトドアショップ「シッティングブル」の
忘年会用に買って、さらに「吉田酒店」にて大晦日用のお酒を
購入予定です!忙しい!(笑)

 ついでに新たな水道筋を開拓したいと思います!
 乞うご期待!

仏石

2005年12月28日 09時45分28秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 星の岩屋でしばらくうろうろして,生木不動さんとか
探してみたけど見当たらず,先に進むことにした。

 さて,仏石に向かう道はさっきの舗装路に戻るのか
それとも地図では歩きの道になってるから,地道なの
かと思いながら階段を下りると四国のみちの案内が
すごく不自然なところにあった。
 境内の禅道場と寺務所の間の狭い通り道?に向かっ
ている。
                

 うーん,,と悩んだ末,とりあえず行ってみることに。
 すると,不動道整備の記念碑が建っていた。

    

 山道を逸れて上がってみると,お不動さんが大きな岩
に刻まれていた。ちゃんとろうそく立てもある。もしかしたら
前は生木のお不動さんがここにいらっしゃったのかもしれ
ない。お参りして,元の道に戻って山道を登っていく。

 四国のみちらしいニセ丸太の階段を登っていくと,途中で
へんろ札が下がっていたのでちょっと安心する。

 が,別のへんろ札には「”山頂まで”がんばって!」

 山頂までって,,。
 実は仏石とは別に如意輪寺という番外のお寺が標高700m
のところにあって,仏石とは途中で分かれているのだ。
 なので,もしやこの山道は如意輪寺(だけ)に続いているの
では?という不安が拭えない,,。
   もうちょっと登ってみて,分岐が無ければ降りてこよっと。

 けれども幸いなことに,5分程登ったら分岐が。
 そこからは安心して仏石に向かって下っていった。

                

 仏石にはあまり期待はしてなかった。っていうか,どんなもの
なのかも知らなかったし。
 で,行ってみると,イチョウの葉が一面に落ちて黄色い絨毯
みたい~♪と思ったら,ぎんなんがそこら中に落ちていた。

 「わー!寒いから気が付かんかった!
  これは踏むと臭い,,が踏まずに歩けない!

  

 と,ぎんなんと格闘しつつ,仏石のある場所へ階段を
降りようとして見下ろした時に,なんだか得も言われぬ
緊張感が走って,急に厳粛な気持ちになった。

 近づいて行くと,どきどきしてしまってなにがなにやら。

   

 本当に何でか分からないのだけど,とにかくすごい!
と思ってしまって,仏石の前に着いたら拝まずには
いられなかったです。はい。
 般若心経をあげてる間もドキドキで,なんとなくですが
よく来たな,なんて言ってくれてるような,,。

 境内を去ったあとも,ずーっとドキドキしてしょうがなかっ
たです。なんなんでしょうねえ?
                 

 四国のみちの説明板にはこのように書いてました。

   

 個人的には超お勧めです。
 でも,行ってみてがっかりだったらごめんなさい。(笑)
 


星の岩屋へ

2005年12月27日 21時59分02秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 カメのおじさんにお別れして、先に進む。

             

 沼江大師を通って、分岐のローソンを見つけたら
3年前のことをまるで1週間前のことのように思い
出してしまって、なつかしさを通り越してあっけにとら
れてしまった。

 そのローソンを見ただけで、曲がった歩道のガード
に何か模様があったような、、?と思っていたら、、

    

   分かりますか? 鮎です。

 ずーっと等間隔に鮎が泳いでました。
 あーやっぱりなあ、と妙に納得。
 覚えているもんなんですね、ささいなことでも。

  そうして16号線を歩いていたら、途中でみかんの
お接待場所を通ったので、ありがたく1ついただきま
した。 たくさん100円でみかんが売ってたので、この
1つはうれしかったです。

                

  で、星の岩屋の分岐を右に入ると沈下橋があり
ました。いったい星の岩屋はどのあたりなんだろう?
と思いながら橋を渡ると、えらくにぎやかな道しるべが。

   

  星の岩屋、星の岩屋は、、と思ってみたら、
 「仏石・つちのこ神社」とあるではないですか!

  み、見たい!と思いました。(笑)
  幸い星の岩屋の奥にある仏石と方向同じだし、
 もしかしたら見れるかも、、

  そうしてさらに奥の細道に入っていく。
 が、地図の歩きへんろの道は見つからないまま
 車道を登っていくことに。途中でつちのこ神社とも
 分かれてしまい、がっかり。(目的が変わってる?)

  みかんの収穫をしている人たちに道を聞きながら
 さらに登っていくと、星の岩屋の手前の道がとても
 危険な状況に!
  というのも、舗装した道の真下の土が99%えぐれ
 てて、「危険!上を歩かないように。」と書いてあって
 赤スプレーで危険なところをマークしてあるんだけど
 「全部じゃん!(笑)」と思いました。(なぜか通行
 止めにはなっていない。)

 思いっきり端の土手を通りましたが、ここで道が崩れ
 てもきっと誰も助けに来ないな、、と思いました。

               

 で、星の岩屋到着。

   

  本で見たとおりの景色が広がってました。
  お大師さんの後ろに見えるのが裏見の滝と
 呼ばれていて、岩屋の中から滝の裏を見ること
 ができるのです。

  岩屋の横にある本道でお参りして、岩屋の
 中に入ると小さな祠がいくつかお祭りしてあり
 ました。

  岩屋の中から境内を見下ろすとこんな感じ。

        
   
   落ち葉が敷き詰められて、なかなか良かった
 ですが、このあともっと感動するスポットに、、。


3連休お遍路その1

2005年12月26日 09時48分11秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)
 今回もいつものように6時30分発のバスで徳島へ。

            

 徳島には8時20分に到着し、夜光虫さんはそのまま
恩山寺に向かって歩き出しました。
 私は立江行きの電車が9時14分までないので、朝の
コーヒーでもと思い、前にも利用したコーヒー専門店の
「森珈琲店」で休憩。

            

 その後、予定通り電車に乗って11月に打ち止めして
いた立江の駅に到着。
 立江寺でお参りを済ませて、前回売り切れで買えなかっ
た「立江餅」を2個買ってかばんに忍ばせて出発~!

            

   

 川沿いの車道を歩くと、まだ川面に薄い氷が張っていて
その上を小鳥達が楽しそうにスケートしてました。

               

 30分ほど歩いたところに「寿康康寿庵」というプレハブ
の遍路小屋があったので覗いてみたら、おへんろさんが一人
漫画を読んでました。どうやら昨日泊まったみたい。
 中には冷蔵庫とかまであって快適そうです。

 さすがにまだそんなに歩いてないので先に進むことに。

 すると、沼江大師の手前辺りでおじさんが出てきて「お茶を
お接待するから」と誘われたので入ることにしました。

             

 中に入るとビニールのロールが作業台に引いてあったので
どうやら工場のようです。
 おじさんが珈琲かお茶かと聞いてくれたので、珈琲をお願い
しました。

    

 おじさんと少し話していたら、なにやらコポコポと音が、、。
 あー!レギュラー入れてくれてる!
 インスタントだと思ってたので思わず謝ると、「インスタント
は飲まないから。」だって。
 恐縮していただく。
 その代わり?に立江餅がちょうど2個あったので、おじさん
にもお裾分け。立江餅は白あんなんだけど、ふつうの白あんと
違ってすごくあっさりしておいしかったです。

               

 いろいろ話も盛り上がり、さらにお茶まで入れてもらう。

 そしてふと作業場の上を見上げると、棚の上にたくさんの
の置物が積まれていたので、あれは何ですか?と訪ねたら
おじさんが趣味で作ったらしい。

          
        
       こんな感じ

 「いるか?でも、荷物になるじゃろ?

 「うーん、確かに。(でも、なんか欲しいなあ、、。
  やっぱりいただきます!

 一日目に、よりによっての置物をもらう私。(笑)

 でも、荷物が軽く感じてたし、思ったよりが軽かった
ので、苦にはならなかったです。
 おじさんはを丁寧にビニールに包んでくれて、笑顔で
お別れしたのでした。

 おじさん、いろいろとありがとう~!