風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

やっと作ったよ。

2013年03月30日 20時06分40秒 | 番外(日常つらつら)

年度末はさすがに忙しく疲れてしまい、また天気も良すぎて雪もグサグサだろうしと思い、早々に
荒島岳に行くのはあきらめた週末。

今日はいろいろな用事を片付けてから自宅近くのスーパーに立ち寄ってみたら「いかなご、今日が
最終入荷!」と出ていて、かなり大きく育ってしまったいかなごが1キロ780円で売っていたので
(今日炊こう!)とGet。しょうがに濃い口しょうゆと中ザラメも買って帰り、さっそく調理開始。

千切りにしたしょうがと、しょうゆにみりん、お酒に中ザラメを加えて沸騰させたら生のいかなごを
投入し、落し蓋をして強火で炊き上げます。ある程度煮詰まってきたら蓋を外してさらに煮詰めてと。



2時間かけて炊きあがった「いかなごのくぎ煮」。さすがザラメを使うと照りが出ていいな。

私の好みは柔らかめなんだけど、これはザラメが強いからか売ってるやつみたいなちょっと硬い
のになりました。友達のお母さんが作っていたくぎ煮にはゴマが入っていておいしかったので、
私もゴマを振りかけました。おにぎりの具にはちょっと向かないけど、お酒のアテにはいい感じ。

それにしても1キロだけでも2時間かかるのに、5キロも6キロも炊いて人に配るなんて、お母さん
たちはすごいね!

来週末は青空屋に行くから持っていこうっと♪


書写山ハイキングと姫路B級グルメ

2013年03月27日 07時20分23秒 | ハイキング・登山

土曜日にOさんと一緒に書写山円教寺へ。

ロープウェイ乗り場から東坂を登ると一時間もしないで登れるので、お手軽ハイキングという感じ。
住宅街を抜け登山道に入ると岩の多い道に。



歩き始めは寒かったのに、登り始めるとすぐ暑くなった。



振り返ると少しずつ景色が開けてきて海も見えてきた。
そうして1時間弱で円教寺に到着です。



ラストサムライの撮影にも使われたという境内は西の比叡山と呼ばれるだけあって立派!



広いし、雰囲気もあります。Oさんはここでご朱印をGet。目的のひとつはこれでした。

で、境内は広く、白山権現さんを回る遊歩道もあったので、そちらに上がってみることに。
ある意味ここが一番難所だったかも。(笑)



木の根道を進んでいくと、こんな西表みたいな感じの木もありました。
白山権現さんをお参りしたあと下って行って食堂と大講堂へ。



こちらもすごく立派です。見応えあるなあ。



格子もきれい。でもこのベランダのようなところ、下が透けて見えて怖いです。

そこから開山堂に行くと、左甚五郎作と言われる餓鬼?が天井を支えています。



小さいのに筋骨隆々。(笑)
            

で、天井の四隅を支えているはずが、1箇所は天井の重さに耐えかねて逃げ出したというお話が。
その部分が正面からは見えないようになっていたので、Oさんと「本当は逃げてなかったりして。(笑)」
と話してたんですが、裏から回れば見られたらしい。残念。裏に回れるとは思わなかった。

広い境内を一周して元の場所に戻ってきたら、Oさんは弁慶の力餅を購入。



草餅と白餅があって、冬は温めてくれるようです。一口食べさせてもらったけどおいしかったな。

それから同じルートで下山し、姫路駅前まで戻ってきたら、今回はひめじB級グルメ「ぐじゃ焼き」
のお店へ。行ってみたらいかにもディープな雰囲気が漂ってます。(笑)



お店の中は5人ほど座れば満席です。
まったく勝手が分からないのでお母さんにすべてお任せ。ぐじゃ焼き(大)にスジを加えてもらいました。



ぐじゃ焼きは見た目はもんじゃ焼きのような感じですが、自分では焼きません。関西では基本的に
鉄板焼きは自分で焼かず、お店の人のお仕事ですから。

そしてもんじゃ焼きとの決定的な違いは・・・



お母さんがぐじゃ焼きのとろとろ部分を食べる人の前に移動させたら、さっきまで焼いていた鉄板
からコテでペリペリーっとおこげ部分を剥がして乗せました!



すると上のおこげが下のぐじゃ部分としっとりマッチ。上からソースやらカツオブシやらかけて普通
のコテで食べます。

私はもんじゃ焼きは2回ほど食べたことあるんだけど、ちっともお腹いっぱいにならないのに1人前
1000円以上したり、またあの小さなコテでちまちま火傷しそうだしで好きじゃなかったんだけど、
ぐじゃ焼きはとろとろのタコ焼きみたいな感じでおいしかったです。

今度はほかのものも食べてみたいな♪


ついついポチッと・・・。

2013年03月20日 09時27分11秒 | 番外(日常つらつら)

SONYNEX-5Rを買ってぼちぼち写真撮ってますが、あんまりいい感じには撮れないもんだなあと。
ずっとコンデジで自分で凝って撮るほうでもなかったもんだから、面倒臭いんですよねえ。(笑)

でも、ネパール行くからには思ったような色とかピントとか迫力で撮りたいなあと思うので、操作に慣れる
ようにこまめに撮影しなければ。

ほんでもって今の画角では雄大なヒマラヤは撮れんっ!と思い、中古で16mm単焦点パンケーキレンズ
を、また、それに取り付けられるコンバージョンレンズも購入しました。えへへ。おまけに偏光フィルターも。

年度末の超過勤務手当をアテにして、パーッとね。(笑)

あとは腕を磨くだけ・・・。


福寿草探して霊仙山

2013年03月17日 10時29分49秒 | ハイキング・登山

今週末は土曜日に特に予定がなかったので福寿草を期待して滋賀の霊仙山に行ってみることに。
青春18きっぷがちょうど発売される時だったし、4月に青空屋にも遊びに行くので格安チケット屋で11,250円で購入。

朝6時過ぎ発の電車に乗って彦根駅まで行ったら私鉄に乗り換えて多賀大社前まで行くつもりが、距離感がよく分から
ない地図を見て南彦根駅で降りてまっすぐ歩けば20分ほどで着けるんじゃ?と思ったのが大間違い。4キロはあった・・・。

やっとこさ多賀大社駅に到着し、前回来た時に買っておいしかった多賀風月堂の「里錦」を大量購入。
その後前日に予約しておいた9時35分発の「愛のりタクシー」に乗って今畑登山口へ。前回はタクシーの存在を知らず
2時間も車道歩きをしたのだが、今回は30分しないで登山口まで楽々と。そしてたったの400円。すばらしい!!



登山口で降りたら登山届を提出し、さっそく登ります。去年登ってるので1人でも不安はない。(10時)

今畑の廃村を抜けて、だらだらと登っていくと、霊仙山が見えるあたりまで来たところで残雪が。



雪が柔らかいし、そこまで急ではないのでアイゼンは不要でした。

そうして笹峠に到着。(10:46)



良い天気。そして西南尾根には心配していた雪はなく、もっと抜かるんでいるかと思ったけどまったく
大丈夫だった。



急な斜面をひたすら登る。前回は2時間の車道歩きが堪えて途中で休憩したが、今回はまだまだ元気なので
ほとんど休憩なしで。



振り返るとよい景色。風もあるけど天気がいいのでそこまで寒くはない。前回は4月末に来たのでニリンソウの
葉がたくさん出ていたけど今回はまったく何も芽吹いてなかったなあ。

そうして稜線に出た。(11:21)



このとおり稜線上にはずっと雪が。前はこの左手に福寿草が咲いていたので岩と雪と低木で歩きにくい中を
目を皿にして探してみたが見つからず・・・。どうも早すぎたようです。ガクッ。



まあ、まだこんなんでしたから。



西南稜を振り返る。ネットで見た福寿草開花情報は、どうも今畑集落のあたりで咲いていたらしい。



福寿草を未練がましく探し回り、失意の中残雪と岩の長い稜線をやっとこさ超えて霊仙山最高点へ。(12:21)

で、去年はスタートが遅かったのでバスの時刻に間に合わなそうだったから醒ヶ井には降りず柏原ルートを下山
したけど、かなり急な下りがあって残雪があるとちょっと怖いので、3時過ぎのバスにも間に合いそうだから経塚
山から醒ヶ井へ降りてみた。(経ヶ岳12:41)

ちなみに醒ヶ井ルートは経塚山から養鱒場まで130分、柏原ルートは155分となっている。

悪い道だったらいやだなあと思っていたが、しっかりした道で危ないところはほとんどなく歩きやすかった。
がんがん下っていき汗拭き峠まで来たあたりにミスミソウが咲いていました。



これだけでも咲いてて良かった。

汗拭き峠で分岐を榑ヶ畑(くれがはた)方面に降りていくとほどなくカナヤ小屋に到着。(13:46)

おいしそうな飲み物が清水で冷やされていたのでオレンジ―ナを200円で購入。うまい!



カナヤ小屋は榑ヶ畑の廃村の上部にあり、その廃村の中に流れる川が登山道というちょっと変わった
シチュエーション。



そうして榑ヶ畑登山口に到着。(13:56)

マイカーの人たちはここで登山終了ですが、私はここから醒ヶ井養鱒場まで1時間の車道歩きとなる。
うんざりするが、しょうがない。で、落石が多い車道をビビりながら歩いていると、おじさんが声をかけてくれて
醒ヶ井駅まで乗せて行ってくれた。ラッキー!おじさんありがとう。

おかげで醒ヶ井駅には14時30分には着いたので、早く帰ることが出来た。

福寿草は見られなかったけど快晴だったからいいか。

そしてこの日だけで5000円分JR乗りました。青空屋行きで2回分使えば元は取れるな。
残る2回分は3月末の週末に天気が良ければ荒島岳に行こうかと考え中。調べれば調べるほど雪の荒島岳は
とても魅力的のようですぞ。




初めての本格雪山登山-天狗岳- その2

2013年03月11日 22時33分44秒 | ハイキング・登山


2日目。5時に起きて身支度を済ませると、朝食は1回目の6時の回で、卵かけごはんがメイン。
渋の湯発のバスの時間が11時35分なので、お風呂に入ることを考えると最低でも10時45分頃には下山しておきたい。
となると、ヒュッテからの下山に1時間半として9時には戻ってこなければならないので、6時半に出ても2時間半しか
ないことになる。

帰りのバスは予約してないので別に3便目(14時55分)のバスでもいいんだけど、渋の湯近辺には何にもないので
そうなるとかなり長い時間を潰さないといけなくなるので、東天狗岳に登ってみてから西天狗岳に行くかどうか決める
ことにした。

6時40分出発です。



お天気は予報どおり回復傾向ではあるものの、林を抜けると風が強い!



昨日とは打って変わって青空の中にくっきりとこれから目指す東天狗岳と西天狗岳が見える。がんばるぞ!



この日は本当に天気が良かったので、このとおり槍穂もくっきり。白馬岳から南アルプス、御嶽山まで見渡せた。

しばらく平坦な道を行くと急な斜面が。



気合を入れて登っていく。急だけど雪がよく締まっていてアイゼンの先だけでも体が上がるほど。荷物も
夏山と違って着るものはほとんど着てしまっているので、テルモスにツェルト、緊急用ビビーにコンパスと
地図、ヘッデンそしてスペアの帽子や手袋に行動食だけなので軽いしね。



ここから先はずっとこんな感じで、右から強烈に冷たい風を受けながら黙々と登る。たまにみねりんさんが声を
かけてくれてペースを考えてくれる。

私はバラクラバは持っていなかったので厚手のニット帽と、Iさんがくれたモンベルの2枚重ね極厚ネックウォーマー
にゴーグルをしていたのだが、ゴーグルとネックウォーマーの隙間がちべたいので風を受けないように右手でガード。
足先も最初は感覚がなくてちょっと心配したけどそのうち温まってきて安心。手袋も5本指でなかなか温まらなかった
ので手袋の中で指を外してグーにして温めていたらマシになった。気温はよく分からなかったけど体感温度は―10
度は確実にあったでしょう。

そうしてやっと平坦なところに出てきてホッとする。



頂上はまだまだ先だと思っていたのに、みねりんさんがあそこだよ、と道を譲ってくれて初めて気が付いた。
そうして頂上まで先に行かせてもらい、7時32分東天狗岳(2640m)に到着です。さすがに息切れしてました。



それにしても山頂からの景色のすばらしいこと。
心配していた岩場も最後の10mほどしかなく、六甲山で積雪ほとんどなしの中でアイゼンを付けて歩いている
ことを考えれば歩きやすい道でした。

南側には赤岳が硫黄岳の後ろにひょっこり顔を出しています。けっこう遠いなあ。



強い風の中記念撮影をしたら、まだ7時半なので西天狗岳に行くことに。

ここの下りは急で、岩と雪が混じっているので、少し慎重に降りていった。



西天狗岳はまだ今日は誰も登っていないらしく、ほとんどトレースがない状態。



これがまた急なんです。近いんだけどね。

けっこう深い雪でした。 

みねりんさんががんばってラッセルしてくれます。後ろから昨日小屋で一緒だったご夫婦が来ているので私も
がんばって登る。

そうして西天狗岳に到着です。8時5分。やったー♪



あんまり天気が良いのでまぶしくてゴーグルも外せなかったので、まったく顔分かりませんね。(笑)
西天狗に着くころにはほぼ無風状態になって、思わずゆっくりしてしまった。

名残惜しいけど、帰ります。



東天狗岳は昨日小屋で一緒だったクラブツーリズムの団体で針の山になっていた。
で、例の夫婦が左へのトラバース道を行っていたのでそっちに行ったみたんだけど、どうも怪しい感じになって
きたので引き返して行きと同じく東天狗岳へ登り返すことに。その時にUターンしたらアイゼンでアルパインパンツ
をスパっとやっちゃいました。あいやー!まあ小さな穴だから自分で修理しよう・・・。



帰りはこんなところも。この前を行くお母さんは6本爪アイゼンにダブルストックでかなり怖そうでした。
前爪なかったら登り大変だったろうなあ。

そうして9時10分にヒュッテへ無事到着。預けていた荷物をパッキングして9時半には下山開始です。
それにしても暑い!!全然昨日までとは違うので、今から登る人たちは相当暑いはず。
みねりんさんはいつのまにかアルパインパンツも脱いで涼しい顔していた。あ~、やっぱりアンダーはタイツじゃ
なくてトレッキングパンツがいいかも。



帰りもどんどん降りていく。下ってみるとけっこうキツイ斜面だったんだなと気づいた。



そうして渋の湯には1時間で到着。早いね。これなら日帰りで来るのも分かるわ。

で、バス亭にザックをデポして10時から開いている渋の湯に入ることに。(800円)
行ってみると意外にも貸切でした。バス停にはけっこう並んでたのにな。



源泉は30度もない冷泉で少し白濁しているのだが、沸かし湯のほうはほぼ透明な感じ。入る時だけ蓋を開ける
ようにとのこと。ドライヤーとかはないようだったので髪は洗わずでしたがよく温まってよかったです。

バスは行きよりは混んでいたけど、座れました。

茅野駅に着いたらまずはアルピコバス営業所で帰りのバスを予約して、おなかペコペコだったので駅中のファミ
レスのようなところでお昼にした。



地ビールがあったのでもちろん注文。諏訪浪漫は飲みやすかった。

駅にある土産物屋さんでお土産物を買ったらみねりんさんとは駅でお別れです。また一緒に山に行きましょうね!

茅野発の帰りのバスは空いていてゆっくりできたし時間通りに梅田に着いたので良かったです。
八ヶ岳もかなりアクセスうまくできることが分かったので、これからもっと行きたいと思います。


初めての本格雪山登山-天狗岳- その1

2013年03月10日 20時46分56秒 | ハイキング・登山

去年は尾てい骨骨折で断念した天狗岳、今年はみねりんさんに連れて行ってもらえることになった。
天気予報待ちをしている間に夜行バスが満席になったりして焦ったが、なんとか前日夜にキャンセルがあり決行!
金曜夜に阪急バス松本行に乗って岡谷駅前下車。予定通り5時38分着。



電車の待ち時間の間にトイレで山の格好に着替えたら6時6分発の高尾行き電車で茅野へ。
茅野には6時23分に到着し、ムーンライト信州で深夜に茅野駅に着いて駅でビバークしていたみねりんさんと合流。
駅でビバークとは相当寒かったのでは?と思ったんだけど、みねりんさん曰く「ホームレスにもなれるな。」(笑)

渋の湯行きの始発バスは7時なので、それまでにコンビニで食料を仕入れたかったんだけど7時までに開いている
店はないとのことで、行動食として買っていたパンを朝食にすることに。登山口から黒百合ヒュッテまではかかっても
2時間半なので、ヒュッテに着いたらお昼はヒュッテで買えばいいだろう。

バスに乗ったのはほんの10人もいなかったのは、東京方面からの電車では間に合わないからでしょう。
途中で急坂が凍結していて滑るためチェーンを巻いていたため到着が遅れたものの、渋の湯前を8時50分出発です。



実は渋の湯前が一番凍ってました。(笑) 一般車両で来ている人を含めても思ったより混んでいません。



登山届を提出してから山道に取りつくと、最初はけっこう急です。でも雪はよく踏まれていて、でも凍ってないので
歩きやすい。まるで除雪でもしてくれてるの?ってくらいで、夏に比べると岩も出ていないので格段に歩きやすい
そうです。



ヒュッテに近づいてくると積雪量のせいなのか分からないけど木の枝を避けながら歩いていき、ヒュッテには
11時に到着。



ここまで来るとそこそこ人がいます。先に出発した人たちと、前日から来ている人たちでしょうか?
天気は残念ながら小雪も舞うような感じで、今日は止めといたほうがいいね。小屋に帰ってくる人たちも
強風で結局山頂まで行けずに帰ってきたとのこと。

で、お腹もすいたし今日は天狗に登らないことにしたので小屋でお昼をいただくことに。
お昼を注文したらお茶は無料でいただけます。



みねりんさんはラーメンを、私はカレーうどん700円を。



カレーうどんって、あると無性に食べたくなるなあ。おいしかったです。

おなかいっぱいになったところでいらない荷物を小屋に置いて今日は中山展望台のほうに行ってみることに。
出入りするたびにアイゼンを付けたり外したりするので、だいぶ慣れてきた。紐は短くしたつもりだったけど、まだ
まだ切らないと邪魔だ。(12:05)

中山峠から右に行くと天狗岳、左に行くと中山展望台に続くのだが、峠からの景色はなく・・・。



景色は完全なるモノトーンと化していた。



左が東天狗岳、右が西天狗岳で、東天狗岳の斜面を登る人たちが見えたが、今日は相当の風に寒さだと
思われる。

私たちは樹林帯の中を進んでいく。



人と会うことも中山展望台まではほとんどなかった。

開けた斜面にはピンクテープだけがモノトーンの世界に嘘のような彩りを添えている。



そうして進むこと1時間弱で中山展望台に到着。(13:00)



森を抜けてこの広場に出た途端にものすごい強風で、その風によって巻き上げられた雪とでとても顔を風上に
向けてられないほど。稜線もこのくらい風があるんだろうな。



その強風の中で懸命に写真撮ってたところを撮られてました。なんだかとっても幻想的♪

ここからさらに高見石方面に下ってみたものの、急に雪が深くなるし、樹林帯をどんどん下って行くので
帰りは登りでラッセルになるから心配になって途中で引き返してきました。(笑)

ヒュッテに帰るころには青空も見えだしたので、小屋にいらない荷物を置いて、向かいの斜面に登ってみた。



おお~、いい感じ。で、みんなこの安全な斜面を使って滑落停止練習をしていたので私たちもやってみることに。

みねりんさん、ピッケルを持って滑ります。

 行くぞ~!

お尻で滑っていったら途中で腹這いになってピッケルを突き刺します。

 止まった。

私もやってみたけど出来ましたが、もっとつるつるだったり固くないと怖さが足りないかも。
あるグループはザックを背負ったまま頭から落ちるみたいなこともやっていた。勇気あるなあ。

さて、小屋に戻るとお昼の時と違ってこのとおり満員御礼な感じ。



すっかりいいところは陣取られていたので畳の上で宴会とする。(笑)




みねりんさんも私も今回は赤ワインにチーズにサラミと完全にカブっていた。ハハハ。
あとは最初の1杯用にチューハイ1本と、今が旬のいかなごのくぎ煮を持ってきて夕飯まで飲んでました。
くぎ煮が好評で良かったです。

夕食は私たちは到着が早かったので17時30分の回。



メインはハンバーグでした。生野菜のサラダがうれしいですね。ハンバーグもまだ暖かかった。
デザートも付いてたよ。

ちなみに黒百合ヒュッテは1泊2食7500円+暖房費500円です。

今回はこれだけ人が来てるけど1人1枚の布団で眠ることが出来たし、何よりも小屋内は薪ストーブのおかげか
暖かく、せっかく持ってきたパタゴニアの極厚ダウンも一度も切ることがないまま就寝となりました。

明日は晴れの予報だけど朝方はまだ風速13mとのこと。がんばって登頂したいな。

消灯は8時30分。おやすみなさい。