風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

九重山つつじトレッキング その7

2012年06月20日 06時51分58秒 | ハイキング・登山

別府に戻ってきたら向かうは「駅前高等温泉」です。




別府駅近くの温泉では竹瓦温泉が有名ですが前回入ったので今回はこちらの少し風変りな
見た目の高等温泉で。入浴料は驚きの200円です。洗髪料ってのが別にあって20円、石鹸
やシャンプーはありません。私は持ってきてなかったので買いましたが全部足しても300円
にもならない。良心的。2階は簡易宿泊施設で2500円で泊まれちゃう。いいねえ。

温泉施設は鄙びてますが、これまた誰も入ってなかったので貸切でした。ラッキー。
さっぱりしたらちょっと早い夕食のため今回の目的の一つである別府冷麺を食べにお店を
探しに行きます。しかしこれがなかなか見つからず、重いザックを背負ってすぐに汗だくに・・・。

やっとこさ見つけたと路地に入ると、小さな祠ににゃんこ達の姿が!



                      うわ、かわいい!



                    とくに、そこのあなた!



特製のねこじゃらしを持ったおじさんも現れ、しばしにゃんこ達と戯れました。幸せ♪

しかし探し出した別府冷麺のお店はなぜか閉まっていた。ガーンッ。この陽気の中では冷麺が
ぴったりだったのに~。

しょうがないので気を取りなおし、昔友達と別府に遊びに来た際に見つけて入った餃子屋を探して
入りました。狭い路地なんですが、友達が自慢の嗅覚(?)と直感で入って大正解だったお店。

入り口を入るとカウンターだけの店内。そしてメニューは以下のとおり。



                     「餃子」と「ビール」のみ!
                        「舌代」だって。

 前に来たときは追加注文も出来なかったのだが、今回は時間が早かったので追加もできますよ、
とのこと。1人前15個とビールを注文。



                 来た~!小さめの薄皮餃子。うまそ~!
                 いただきまーす。あ~やっぱり、んまーい!
      
  パクパク~と1人前食べてしまい、うーむ、ビールが残っている・・・、すいませーん、もう1人前。(笑)
  
              さすがにお腹いっぱいになった。夕飯はこれで終了。

 そして19時30分発のフェリーに乗り込んだ。  



 出発前の船の上から今度は別府湾の夕日を眺める。いい旅でした。

 また秋に来ようっと。やろうと思えば『弾丸ツアー』(現地ゼロ泊船中2泊1万円)も由布岳登山なら
可能だが、さすがに誰も乗らないだろうな。(笑)


九重山つつじトレッキング その6

2012年06月19日 07時08分53秒 | ハイキング・登山

3日目。朝4時には起きてしまった。雨は止んだようだ。
小さな火でお湯を沸かしてコーヒーを入れたらビスケットで朝食にする。

外に出るとこのとおり、雨は降っていないが展望はないだろうってほどの霧。やっぱり。



                        期待通り?(笑)

雨は降ってないなら登っちゃおうということで、サブザックに必要なものとちらしずしを入れて
5時半に出発。大戸越までは日の当たらない暗い道をヘッドランプを付けて慎重に登っていく。
この慎重にっていうのは暗いからではなく、道がグチャドロだから。

そうして登ること1時間で大戸越に出た。



    急に視界が開けてガスのなか一面ピンク色が埋め尽くす景色が圧巻だった。
    これは昨日の日ではない。すごい!

 自分が一番かと思っていたが、カメラを構えた男性がずっと霧が晴れるのを待っていたようだ。
 ここから登り専用道を登っていく。



     とにかくすごい。ツツジが視界を埋め尽くす。これは一見の価値ありですぞ!

 ここからけっこうな傾斜で下も滑りやすく道もツツジの木が茂っていて狭かったが一人なので
マイペースにゆっくり登ることに。
 途中でお腹が空いたので風の弱いところで昨日作ったちらしずしを食べた。おいし~い。
 ちらしずしはやっぱり山食として大正解だ。

 そうして20分ほど登ったら平坦なところに着いた。



 ここも一面のツツジ。まるでツツジ園である。
 ツツジの迷路の中で山頂標識を探して回るが見つからない。あれ~?

 ここで1人の女性が同じように登ってきたので一緒に下山することにしたら、どうやら途中から
登っている。あ、この先に山頂があるんだね。



そうしてツツジだらけの中を5分ほど進んだらありました。



平治岳山頂です。7時18分なり。

霧で何も見えないので、記念撮影をしたらとっとと下山することにする。

山頂からすぐ見えたテープを頼りに降りて行ったのだが下山専用道のはずなのにどんどん
人が登ってくる。20分ほどしたところで女性が「この道本当に坊がつるに行く道かしら?」と
言うので登ってくる人に聞いてみると違った!大船林道に続く道だったのだ。やっちゃった。

ここからまた登り返し、平治岳の山頂へ。ちょうど1時間のアルバイトでした。やれやれ。

本当の下山道はニセ山頂まで戻ったらちゃんと看板がありました。
しかしここからの道がまたドロッドロでとんでもなかった。こう配もきつく、せっかくがんばって
雨具を汚さないようにしてたけど、もうズボンはドロドロ。

そんな中で1本だけ白キリシマツツジが咲いていた。



                 ちょっと日も差してきてまぶしい。

近くて遠かった大戸越も見えてきた。にぎわってます。



大戸越から坊がつるは1本道なので混み合う前に下山することにしよう。
行きでは汚れないように慎重に歩いていたが、帰りはどうでもよいくらいドロドロだったので気に
せず進んでいった。すれ違う中には山スカにスポーツタイツ、そして靴下にローカットのシューズ
といういでたちの山ガール達もいたが、あなた達、帰りはエライことになりますよ・・・。



坊がつるには9時45分到着。今日は土曜日なので朝長者原から登ってきた人たちが続々と
テントを張っていた。今日は坊がつるはテントでいっぱいになりそうだ。

正直昨日の盗難騒ぎがあったので帰ったらテントが無くなってたりしたらどうしようと思っていたが
大丈夫だった。

テントを片付け10時25分に出発。



雨ヶ峠から長者原への道もこのとおり霧雨で見えない。むしろ坊がつるより天気が悪いような?
道もかなり悪く、登ってくる人も辟易していたが平治岳の下り道はもっとすごいので気にしても
しょうがないですよ~。

そうやって降りてきて、長者原には12時30分に到着です。



流水で靴や雨具の泥を落としますが、なんせ九重の土は取れない!粘着だからっていうより、
たぶん粒が小さいんだろうな。靴の泥は落とせても雨具の汚れは洗濯しても取れなさそうで
げんなりする。黒のレインパンツにしてくればよかった。

適当に泥を落とし、靴をクロックスに履き替えてバスの時間まで30分ほどだったのでお店で
ビールとおでんを頼み、一人反省会。



おでんは1個120円だったかな?安い。13時10分に来る九州横断バスを乗り過ごすと次は
16時台までないのでビールを残してバス停へ。

由布院バスセンターにて亀の井バスに乗り換えて別府へ。お風呂は別府に帰ってからにしよう。
とりあえず、無事下山できてよかった。


九重山つつじトレッキング その5

2012年06月18日 06時57分25秒 | ハイキング・登山

2日目。夜から降り続いていた雨は朝になっても降っていた。4時半頃にはすっかり起きてしまった
ので、今日はどうしようかなあ?と思いつつ、適当にパンをかじったりお茶を飲んだり、暇つぶしに
持ってきていたナンプレなんかしてたんだけど、やむ気配はない。



1日中テントの中ではさすがにうんざりするので、トイレも行きたいし意を決してもろもろの準備を
したら8時前にテントを飛び出した。一時小降りになった中を法華院温泉へ。
今回は傘を持ってこなかったので雨具で動くしかなく、テント泊だから雨具を出来るだけ濡らしたく
ないのだよ。

あまりひどく濡れることなく法華院温泉に着き、スタッフに温泉は入れるか聞いてみたところ、
「今掃除したところなので入れるのは10時ごろになります。」とのこと。うーんと考えた末、それまで
食堂で時間を潰すことにした。テント泊の人も無料で入れる談話室も別にあるんだけど、食堂には
雑誌とかもあるし。



何も注文しない場合は休憩料として「1時間300円」となっていたが、それならコーヒー1杯300円
だからコーヒー飲んだほうがお得と思い、コーヒーとセサミサブレ200円を購入。
(実際に1時間300円取るとは思えないけど、すごく混み合うときのためのけん制なのかなあ?)

2時間もあるので岳人の最新号を読む。表紙がモデルみたいな人を使った写真だったので、岳人
も変わったなあと思っていたら瑛太だった。中の記事では瑛太も山に登るらしい。へ~。
ここには山渓のほかにピークスやランドネまであってびっくり。

途中で食堂のお掃除が始まったので、奥の部屋に移動。そこでは各種DVDも見られるようになって
いた。その部屋の一角に色紙が飾られていたので見てみると・・・



おお!深田久弥直筆の句ですね。

お掃除が終わった後もとの席に戻ってさらにコーヒーをもう1杯頼み、10時近くになったので
温泉に入ることに。たまたま今の時期販売されていた「温泉手形」1000えんを購入。



これは1000円で法華院温泉だけでなく登山口付近の温泉など3回入れるというもの。
有効期限は半年あるので、一度に3度入ってもいいし、半年以内にまた来ても入れる。



法華院温泉は1回500円なので、2回入れば元が取れます。



温泉は貸切だった。こんな天気でもみんな山に登りに行っていて、朝の10時から温泉に入る
人はいないみたい。(笑) 入りたての温泉に一人でぼーっと浸かる。贅沢だねえ。

1時間ほど入ったらとりあえず温泉を出て、隣にある休憩室みたいなところで「かぼすCサワー」
なるローカルドリンクを飲んだ。



外は相変わらず降ったり止んだりの天気。休憩室に居ればまた温泉には入れるが、さすがにお腹
が空いてきたので、降参して談話室に移動すると、湯船で最後に一緒になりお話しした女性がいた
ので一緒にお昼を食べることに。

途中で旦那さんも帰ってきて、お話ししたのだが、すごくバイタリティのある夫婦だった。
すでにお二人ともリタイアされた身らしく、千葉から1か月の予定で車に荷物を積みこんで南下しな
がら山を登ったりゴルフをしたり温泉に入ったりしているらしい。山とゴルフ、家ではカヌーもし、なん
でもやっちゃうスーパー夫婦だ。すごい。もう100名山もほとんど登っていて、久住山は残しておいた
のだそう。300名山あたりを今回は登ったが、兵庫は氷ノ山にも登ってきた、良い山だったとのこと。

気のおけない素敵なご夫婦だった。旦那さんがずっと使っているというぼこぼこの飯盒が印象的。

さて、お昼は昨日食べる予定だった「キーマカレー」にし、食器を汚したくなかったのでアルファ米に
入れて食べた。カレーはいつ食べてもおいしいなり。

それからずーっとお二人とお話しし、途中でまた温泉に入り、また戻ってお話しし、としていたら山
から戻ってきた人たちや今日お泊りの人たちがずぶぬれでどんどん入ってくる。乾燥室も談話室
の一角にあるのだが、もう乾くかどうか怪しいくらいのぎゅうぎゅう詰めである。

それを横目に見ながら明日の準備。



去年の夏山で夜光虫さんが作ってくれたちらし寿司がおいしかったので、明日のお昼用に
ちらし寿司を作っておく。寿司太郎とか持ってきて白米に混ぜたらいいんだけど、今回は1
人なので1人用のちらし寿司に+さけフレークを追加。この追加がおいしいんだよねえ。
全部入れたら平治岳と同じくらいピンク色になりました。(笑)

そうして16時半ごろに重い腰を上げてテントへ。
ご夫婦は法華院温泉のテン場なので談話室のすぐ横なのだ。う、うらやましい。
だってこの談話室、中に水道もあり、ウォームレットのトイレも完備。温泉もビールも近い。
坊がつるは無料だけど、これだけ雨が降っていると傘を持ってこなかった身としてはこちらに
テントを張るべきだったなあと思いました。テントが浸水してないか心配だったし。

結局戻ってみるとテントは無事でしたが。

心配は浸水だけではないのだ。
なんせ昨日の夕方にある男性が、「すいません。避難小屋にザックを置いておいたんですが
無くなってるんです。何か聞いてませんか?」

ええっ?!盗難?

平治岳へサブザックで登って、今夜はテントで泊まる予定だったのだろう。途方に暮れていた。
坊がつるからは最低でも2時間、その荷物を背負って歩かなければならないのに盗むやつが
いるの? そういえば八経岳でもザック盗難の注意書きがあったな。恐ろしい世の中だ。

私は今回盗られたら痛いのは何と言ってもテント!どっか名前書いておこうと思いました。
今の世の中、自分で使うためじゃなくてネットで転売もできるからなあ・・・。
お遍路の納経帳が盗まれるのと同じですね。納経帳にも必ず名前を書きましょうね。

さて、明日は雨止んでくれるかな?雨でも最終日だから雨具が濡れても構わないし、行こうかな。


九重山つつじトレッキング その4

2012年06月17日 06時24分43秒 | ハイキング・登山

白口岳までは平穏なルートだったのだが、さて坊がつるへ降りるかと回り込んでびっくり!

 ぎょぎょ。

山頂直下のところは後ろ向きで降りないといけないくらいの落差で、テント泊の荷物だったので
慎重に三点保持して下りた。一瞬ひやっとしたよ。



その後も急斜面で下が滑りやすい粘土質の湿った土だったので、ロープを掴んで横向きになり
ながら降りて行った。途中で登ってくる人に会ったが、「谷のほうは登山道としては誰も登って
ないから行かなくて正解。こっちはまだロープが付いた分、前より良くなっている。」とのこと。

そうなんだ・・・。

まるで美瑛岳からの下りを思わせるところを延々と下っていき、最後に藪漕ぎしたらやっとこさ
鉾立峠に着いた。14時10分なり。疲れた~!

ベンチがあったのでここで大休憩。



しかしここのツツジは見事。もう坊がつるも近く、この分だと雨は降りそうにないのでゆっくり鑑賞する。
一緒になったおじさんとしばらくお話したら、法華院温泉に向かってぼちぼち歩くことに。

鉾立峠から法華院温泉への道はなだらかで、途中からは木道になったりしてほとんどお散歩だった。



そうして法華院温泉に到着です。14時55分。あ~、ビール飲みたい!
いやでもやっぱりテント張ってからだよねえ、いっそ法華院温泉のテン場に張る?
いやいや、この10分をケチってはならん。と思い直して坊がつるへ。(笑)



湿原には黄色いお花が咲いていて、平治岳はすぐそこに。平和だ。

テントは5張ほどしか張られておらず、前回はトイレ側に張ったけど、今回は炊事場側に張ることに
した。エスパースのソロテントはこないだ試し張りをしておいたのでスムーズに立てることが出来た。

ちなみにこのテント、エスパースソロ2012を使用しての感想。

フルスリーブは確かにやりにくいなあ。ライペンのようにグロメットにポールを入れるほうがやりやすい。
そしてどちらからでもポールを入れられるのが売りのようだけど、私は左利きなので、試し張りの時に
ポールをスリーブの左側から差し込んでしまい、ポールの最後の差し込みがスリーブの左側からでは
出来ないことが分かってまた入れなおすことに。今回は意識して右側から入れたので大丈夫だけど。

また、張り綱がテント本体からではなくフライから出てるのも意外だった。まあ、フライがテント本体と
バックルで固定されるから大丈夫なのかな?
坊がつるはペグで固定したからいいけど、石で固定する時がちと不安。

いい点はテント本体のベンチレーションがよいこと。入り口と反対側に大きな窓があって、網戸にも
なっているので両方開ければよく風が通って結露も防げるし、その窓自体も完全にオープンに出来て
フライとのすき間もしっかりあるので、ゴミ袋とか登山靴とか窓から出してフライの間に置いておくこと
が出来たりする。

そしてやはり坊がつるは夜になると風が出てきたんだけど、ライペンと比べると強風が吹いてもテント
がしっかり立っていたと思う。フルスリーブだからなのか、ポールそのものの強度なのか分からない
けどね。前はもっと強風だったから単純に比較はできませんが。

あ、それと普通はテントとフライと合わせたところに煙突状のベンチレーションがあるけど、これには
フライにだけそれがあって、テント本体とはつながってません。入り口の網戸のところとフライの煙突
部分が重なっている感じなので、そこからフライの外との換気をするってことみたい。換気がちゃんと
出来てるのかは?でしたが、あの煙突部分はライペンだと中の網の部分を紐で絞っても虫が入って
きてたし、強い雨が降るとテント内にも水滴が落ちてきたりしてたから別になっててよかったかも。

張り綱の夜の光り具合もすごいです。(笑)ヘッドランプで照らすとピッカピカです。
広さは十分。いつもは2人用の150cm幅のテントで2人で行ってるので、1人の幅は75cmだけど
ソロは100cmあるからねえ。広いねえ。 エスパース信者2人の一押し、テントの高さも申し分ない
ので、テント内で頭を下げたりしなくていいです。

ソロだとフライを畳むのも地面にかかることなく畳めるのでいいわあ。

さて、テントを張ったら法華院温泉へ。

何も毎日温泉に入らなくてもいいか、と思い直し、今日は生ビールを楽しみましょう。



生ビール700円です。味ごのみは持参。は~、今日は天気もよく、ひさしぶりのテント泊にちょうど
よいレベルで満足。明日の天気を食堂前のテレビで確認するとやはり明日は一日雨の模様。
明日雨なら無理して登らず、最終日に望みを託そう。

ビールを飲み終えたらテン場に戻り夕食の準備。今日はカレーのつもりだったけどビールのせい
であまりお腹が空いてなかったので予定変更。



      ワンタン+ラーメンの具+ぶなしめじでベトナム・フォー!(笑)



簡単にすぐ出来ちゃいました。最後にフォーに添付されていた香りづけされた油を入れたほうが
アジアンな味でおいしかったと思うんだけど、今回はトイレットペーパーを忘れてきてしまい手持ち
のティッシュ量に不安があったのでなるだけ汚さない方向で。

しかし女性一人でテント泊だと、日帰りの人々の格好のネタになるらしく、何度も「泊まるの?
大丈夫?襲われるよ!(笑)」とか声をかけられました。大丈夫ですよ~。

この夜からポツポツ雨が降り始めた。明日はあかんかなあ、やっぱ。


九重山つつじトレッキング その3

2012年06月16日 10時03分48秒 | ハイキング・登山

久住山が近くに見えてきた。特にきつい登りはないまま来れてしまう。牧ノ戸峠コースは楽ちんだ。
たまおさんが来れなかったのが残念。



で、ここまではまあ平日なので大して混んでもいないまま来たのだが、峠を越えるとギョッ!



すごい賑わい・・・。どうやら地元の高校かなんかが登山に来ていたようだ。久住別れはこのとおり
だったので、ここで休憩する気にはなれず、そのまま久住山へ。上がったところの分岐にザック
をデポして山頂を往復する。



久住山頂へはずるずるの急斜面を15分ほど登ると到着です。時刻は11時50分。約2時間だった。
記念撮影をしたら分岐まで戻り、芋虫君たちを眺めながらパンをかじって昼食。とにかく芋虫君たち
多かった。

ここから九州最高峰の中岳へ向かう。池を回り込むよりも直登して天狗ヶ城へ登ろうかと思ったけど
時間も道もどうなのか読めなかったので予定通り池周回コースへ。

マイズルソウ 

ここにもたくさんの高校生が。



こんなところでお弁当食べたらおいしいよねえ。

中岳山頂手前まで来ると坊がつるが見下ろせ、その向こうにピンク色の平治岳が。



そしてその奥に霞んで見えるのが双耳峰の由布岳。いつか登りたいなあ。



中岳山頂に到着。12時42分なり。ここまで来るとめっきり人が減った。かなりの人が日帰りか
久住山を登ったらスガモリ経由で法華院温泉へ降りているのかもしれない。

中岳からは急坂を下り鞍部に来たらそのまま谷を降りるコースと白口岳を経由して坊がつるに
降りるコースとあったんだけど、下調べでは谷コースはかなりきつそうだったのと、白口岳を経由
しても地図上ではそうコースタイムが変わらないようだったので白口岳経由で行くことに。

さっきまでの喧騒がうそのような、静かなトレッキングルート。



白口岳はこれまたツツジがいい感じで咲いていて、人もまばらなのでゆっくり写真を撮りながら
登って行った。



白口岳山頂には13時30分着。ここからも平治岳がよく見えた。明日はやっぱり雨なんだろうなあ。


九重山つつじトレッキング その2

2012年06月15日 23時58分16秒 | ハイキング・登山

牧ノ戸峠からほんの15分ほど登っただけでキリシマツツジが見られた。



さらに筑紫満天星(どうだん)つつじ。



ドウダンツツジって満天星って書くんだなあ。素敵。
紅更紗満天星と異なるのは裾が広がっているところ。



白満天星つつじも咲いていた。そしてサワフタギも。近寄ってみるといい匂い。



そして足元にはハルリンドウが咲いていた。



マイズルソウも見られ、思った以上にいろんな花が咲いていてうれしくなる。

尾根筋に出てくるときれいな緑色の中にツツジのピンクが鮮やか!緑が濃いなあ。



ちなみにキリシマツツジはこのとおりとっても小さいんですね。それが山をピンクに染めるんだから
どれだけ咲いているのか。



途中でチゴユリも見つけました。こちらもかわいらしい。



ツツジの向こうに見えるのは星生山(ホッショウザン)です。けっこうな人が登ってるので久住山
かと思った。



扇ヶ鼻との分岐は広い尾根の気持ちの良い場所。



お昼を広げる人たちが多かった。私は朝ご飯をしっかり食べたのでここでは写真を撮るだけで
先に進むことにする。



向こうのピンク色が扇ヶ鼻らしく、つつじみたさに向こうへ寄り道する人も多かった。
日帰りの人はこのあたりを散策するだけでもお花と展望が楽しめていいかもしれない。



星生山を左に見ながら進んでいくと、信じられないほど平坦で幅広の登山道に出てきた。車も
通れるね。

そして右に見えるは目的の久住山か?


九重山つつじトレッキング その1

2012年06月13日 22時12分08秒 | ハイキング・登山

去年のGWに行った九重山では強風のため大船山に登っただけで久住山には登らずに帰って
きた。今年はベストシーズンにたまおさんと2人でリベンジの予定だったのだが、なんと3日前に
なってたまおさんがぎっくり腰でキャンセルに。

しょうがないので1人で行くことに。もともとテント泊は自分だけだったし、それなら現地2泊とも
坊がつるでテント泊にしよう。

水曜日に仕事が終わったらそのままザックを担いで六甲アイランドへ。

ネットでプリントしておいた乗船名簿を出して往復乗船券を購入。現在あたらしいさんふらわあ
会員を募集していてカード発行手数料無料なうえ、500円分の割引をしてくれ、さらになぜか
知らないけど帰りに使えるアップグレード券(4200円!)までくれた。往復15,000円でした。
さんふらわあ、大丈夫なんだろうか?

さすがに週の半ばだからか空いている。レディースルームもたったの5人だったので、隣の場所
に荷物を置くことができた。

お風呂に入る前にデッキに出てみる。



ちょうど夕日が沈む時間。せっかくの船旅なのに誰も出てこない。もったいないなあ。

展望風呂も貸切状態でゆっくり入ったら、1500円のバイキングで夕食。チョコレートファウンテン
まであったよ。



フェリーは明日6時過ぎに大分港に到着する。別府港に着いたほうがいいんだけど、六甲アイ
ランドからは大分港に行くんだよね。でも、大分港から西大分駅へは徒歩10分ほどだし、電車
は別府駅まで2駅しかないから、大阪南港まで行くことを考えたら神戸から出るほうがいいわ。
時間も早く着くし。

そうして予定時刻通り大分港に到着。すでに一度来たことがあるので大分駅行きのバスには
乗らず一路西大分駅へ。そこから電車で別府駅に着いたら、今日の朝ご飯とお昼ご飯をKIO
SKで購入。



 朝ご飯はもちろん吉野の鶏めしです。いつ食べてもおいしい・・・・。2個入りと3個入りがあって
3個入り390円。2個入りも260円です。朝ご飯をしっかりめに食べてお昼はパンにしよう。

 別府駅からは7時37分発の亀の井バスの牧ノ戸峠行に乗って2時間弱。途中由布院バスター
ミナルの待ち時間で隣のパン屋でさらにベーグルを購入。ついいろいろ買っちゃうわ。(笑)

 牧ノ戸峠には9時38分到着。前回は長者原で下車したので牧ノ戸峠は初めてだったが、思って
た以上に立派なお店があった。


牧ノ戸峠の駐車場は満杯で、車道にたくさん路駐していた。かといって登山道はそう大して込み
合っているわけでもなさそうだ。

トイレを済ませて9時45分に出発です。



しばらくは舗装された急坂をえっちら登ります。けっこうきついけど、きついのは最初の20分程度
だけで、あとはかなり楽な道だった。こりゃ人気のコースだわ。


九重山リベンジトレッキングに行ってきました。

2012年06月10日 11時29分27秒 | ハイキング・登山

昨年4月に強風のため撤退して登れなかった久住山をリベンジするため、今回はベストシーズンの6月に
行ってきました。

                       1日目はこのとおり快晴。



眼下には坊がつるが。そして左に三股山、右奥にはピンクに染まる平治山が。



                             大戸(うどん)越から平治岳

平治山は天気はいまいちでもつつじはベストでしたね。

詳しくは後日!


疲労MAX!

2012年06月05日 06時24分18秒 | 番外(日常つらつら)

は~。東京日帰り出張終わりました。久しぶりの東京でしたが暑かった・・・。
あそこはアスファルトとビル熱で暑くてしょうがないわ。

土曜日4時起床、日曜日5時起床、月曜日4時起床と立て続けの早起きだったうえ、
さすがに出張は効いたわ~。疲れた。

でも、元係長とのランチは楽しかったなあ♪
長いこと会ってなかったとは思えないくらいお話しが弾みましたよ。

そしていつも前向きで、仕事を楽しんでいる姿を見て、この人の強さを改めて再認識
するとともに、すごいなあ、と思いました。いやなこともあるだろうに、それを見せない
というか、その中から楽しいことを見つけることができるんだよね。見習おう。

で、話の中で、あの当時のメンバーで集まろうという話になり、幹事をまかされちゃった。
でも、メルアドさえ知らない、住んでる場所も全員バラバラというかなり困難な同窓会(?)
となりそうです。

とりあえずお手紙書こうっと。
明後日夜にはフェリーで九重山へ行ってきます!台風避けてくれてよかった。






ANSKIDS6月キャンプ行ってきました。

2012年06月03日 21時26分30秒 | 番外(日常つらつら)

今回のANSKIDSキャンプでは田植えに初挑戦。そう、たぶん、やったことないと思う。



みんなで一列になって植えていくのだが、一人で4列ほど受け持つのでスピードアップすると
けっこう大変です。田靴というひざ上まである柔らかい長靴のようなものを借りたんだけど、
土にふくらはぎまで埋まるので後半は脱げ防止の糸も緩んで足を抜くのが大変だった。

結局いたずらされてTシャツもズボンもドロドロになったので、川で洗い流しました。着替え持っ
てきてて良かった・・・。

今回の夕飯メインは飯盒炊爨をグレードアップして、今日捌いた鶏を使った鶏釜朴葉飯です。
5月に飯盒炊爨で白米を炊いたので、今度は各自でうまく炊けるように頑張ります。

飯盒からボールに出してよく具とごはんを混ぜたら、これも今日山で取ってきた朴葉を2枚重ねて
上手に包みます。熱々のご飯ですると、朴葉のよい香りがするんですねえ。



包んだのがこちら。子供一人が「トトロ!」と言ってました。



 トトロの包みにはどんぐりが入ってたけど、私たちのは鶏釜飯。(笑) おいしかったなあ。

 ちなみに2日目の今日はラフティングだったんですが、私は陸上班。
 ゴール地点は私もよくカヌーで来るところで、そういえば・・・と思うところがあって降りてみると・・・

 あった!あった!



                         桑の実です。

  外国ではマルベリーと呼ばれているそうで、木イチゴの黒いのみたいな感じで熟れたのは
とっても甘くておいしいんだな。 私って、こんなことはよく覚えてる。(笑)

  たくさん取ってジャムとかにしたかったけど、そんな時間はなく、っちゅーか、遊んでたら
怒られるもんね。ハハハ。

  なんとかブヨにもやられず帰ってきました。
  でも、私のザックになぜか蟻が集っていて落とすのが大変だった。何も食べ物入ってなかった
 のにな。なんでだろう?


  今回のしあわせだったこと

    今年初めての聴いたアカショウビンの声。いつ聞いてもふわふわと幸せな気持ちに。
    神戸に帰っても空耳が聞こえてきそう・・・。