石鎚山を登ってきました。
2度目の石鎚山でしたが、今回は御杖なしだったのでがんばって3の鎖まで
登ってきましたよ。
詳しいことはまた今度。
でも、今回は夏の唐松・五竜岳登山のトレーニングも兼ねているので気合いれて
登ってきます。
本当は瓶が森経由で石鎚山を登る予定だったのですが、天候があまり良くない
ので、無理をせず、ロープウェイからのピストンに変更することにしました。
ピストンに変更したので成就社前のお店にでもいらない荷物を預けていけるの
ですが、トレーニングなのでフル装備持っていこうと思っています。
あ~、でも鎖登りたいしなあ・・・。
できれば雨が降り出す前に下山できればいいんだけど。
とうとうウォータースポーツの時期到来ということで、田歌舎にカヌー半日と
シャワートレッキング1日をお願いしたのだ。
今回は10人もの人数が集まった。そのうちカヌー初心者が数人、1度やった
程度が3~4人、という感じ。
1日目のカヌーでは初心者は静水で操作方法から学び、私達経験者は少し流れ
のあるところでストリームイン、フェリーグライドの練習をした。
説明が難しいので説明はカット。
でも、結局カヌーを思い通りに操作するのは難しいってことです。
それに今年初めてのカヌーだったので、緊張した。
少しだけダウンリバーしたんだけど、そこでもうまく操作できず・・・。
ほんまにダメダメです。
その日の晩は芦生山の家で魚三昧の夕食。
っていうのは、いつも地鶏のすきやきなので今回は鮎とか小浜の魚三昧でと
お願いしていたのだ。
出てきたお料理は本当に魚三昧だった。
お刺身、煮付け、焼き魚、鮎の塩焼き、サザエのつぼ焼きナドナド。
とってもおいしかったです。
食後は自家製梅酒で大盛り上がり。
次の日はトレッキング2名とシャワートレッキング8名に分かれて行ったん
だけど、田歌のシャワトレ初級者コースは本当にすごかったです。7mはある
滝を登ったりもしました。
あざ・擦り傷は当たり前。
シャワクラのあとの猟師道を下ってくるコースもすごかったです。
両肩、胸から腕にかけて、前太ももが筋肉痛で大変でした。
実は7月にも行くんだけど、シャワクラは出来ないそうなのである意味良かっ
たかも。(笑)
にいにいのところで宴会だ。
にいにいの親戚や三線教室の生徒さんもたくさん集まってくれて、本当に楽しい宴
になった。
で、今日のメインはやぎの刺身!
酢醤油としょうがでいただきます。
これがコリコリしておいしいのだ。よーく噛めばやぎの味がしてくるけど基本的に
さっぱりしてて臭みは少ない。
これだったらやぎが苦手な人でも食べられると思うな。
そして島豆腐に海苔の佃煮を。
島豆腐はまだ温かくて作りたてを買って来てくれたらしい。豆腐の味がしっかり
していてしょうゆをつける必要はない。うまい!
宴が盛り上がってくると、それぞれ三線の腕を見せ合ったり、琉舞が始まったり
して、最後にはカチャーシーで大盛り上がり。
楽しかった~。
それにしても、私の前にやる人たちは全て安波節だった。
これは痛恨の選曲ミスか・・・?
でも安波節は歌詞を間違えそうなんだもん~!
「安波(あは)のまはんたや ハリ 肝すがり所
奥の松下や ハリ 寝なし所」
「ハリ」以下が似てるんだよね。だから本番になったら頭真っ白になって間違え
そうだなと。
でも、安波節にしておけばよかったよ。
なんせ10人もずーっと安波節を聴かされたら、祝節忘れそうなんだもん。(笑)
そんな状態で10分以上袖で待った挙げ句、自分の番が来た。
心臓はバクバクで、もう曲のことなんて考えられない!
曲のことを考えられないのは緊張だけじゃなくってその前のお作法があるから。
三線は水平にして左手に持ち、袖から出たら正面を向いて礼、マイクのところまで
移動し、また礼、それから三線を構えて合四工(開放弦)を弾き、ちんだみが出来て
いることを表す。 それからやっと唄三線が始まるのだ。
幸い舞台袖には案内役のおじさんがいて、進行役に合図を送ったりするだけでなく
私たちが出る前に「いいですか?はい深呼吸して~。はい、がんばって!」なんて声
をかけてくれたので、とっても勇気が出たしやる気も出たぞ!
お作法を間違えても減点になるらしいので、そっちに気がいったのか、手は不思議
に普段どおりに動いた。
客席には審査員しかいないと言っていたのに、午前に終わった人たちなのか、けっ
こう人が入っていて、うそつき~って思ったけど、弾いてしまって袖に引っ込めば、無
事終わった安堵感で胸はいっぱい。
とにかく唄は間違えなかったし、三線はちょっとつまづいたかもしれないけど止まり
はしなかった。ブーッと鳴らされなかったし(笑)、ジョートージョートー。
で、舞台袖から客席への通路に出てびっくり。
なんと唄が客席のロビーに大きく流れていたのだ!
ゲゲッ、私の唄もこんなんで聞こえての?!はずかしー!
私が教室最後の順番だったので先生やにいにいもロビーにいて、良かったよ~!
と手放しに誉めてくれた。
沖縄の人はみんな誉め上手だけど、この時は本当にうれしかった。
全部終わって、着物を脱いだり化粧を落としたり、スプレーでがちがちに固めた髪
をなんとかくくったりしたあと外に出ると、にいにいの奥さんがお昼ご飯にじゅーしぃ
(炊き込みごはん)を作って持ってきてくれていた。
コンクールが終わった後のじゅーじぃは、とってもおいしかったです。
にいにいや奥さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。
とうとう民謡コンクールの朝。
必要な荷物と三線を持ってロビーに集まったんだけど、思っていたよりコンクールの
開始日時が早いらしく、急いで会場に駆けつけた。
着いてみると少し先に出発した午前の部のメンバーは着物も着て準備万端。
女性陣はカンプーという髪結いに化粧もしなければいけないのでやはり1時間以上
は準備にかかってしまうので大変だ。
にいにいの奥さんや生徒さんに手伝ってもらい、なんとか髪を結い、舞台化粧をして
もらってこちらも準備万端となったのは11時も過ぎた頃だった。
ピンクでかわいらしく。(笑)
その時には午前の部のメンバーはすでに出番が終わった人たちもいて、終わって
ホッとしつつもまだ興奮冷めやらず、という感じ。
会場はけっこう大きいらしく、いるのは審査員だけ、等情報が入ってくる。
夜光虫さんはうかつにもやる前に客席から会場を見てきたらしくかえって緊張して
しまった様子。私は見に行かないでおこうっと・・・。
それにしても周りの人の唄を聴いていると、来る前に思っていた新人賞の印象と
全然違う。みんなうまいのだ。初めて6ヶ月とかそんな感じの唄い方ではない。
新人賞を受けるのはだいぶ遅いほうだと思ってたけど、そんなことないのでは?
早く終わりたいよ~!!
と思いつつ、建物の外で立って弾く練習を繰り返す。
外はにわか雨。
そうこうしているうちに演奏準備の列に並ぶことに。
まずは10人が舞台袖に移動し、舞台裏に入る前の扉にさらに10人待つんだけ
ど、音が出せるのは扉までなので、ちんだみ(調弦)や曲の練習はここが最終なの
だ。
でも、先生がいないよ~!!
先生直前にちゃんとちんだみしてくれるって言ってたのにっ!?
もうええわ・・・。
この時はかなり焦った。そして練習のしすぎか、一瞬祝節の手を忘れてしまった
ような気分になったり。
安波節も祝節も工工四も唄もすごく短くて簡単なんだけど、結局極度の緊張の中
で一人で弾いて唄えるかっていうのは、日頃の練習の積み重ねによる自信がないと
ダメなんだろうなってこと。
とうとう舞台裏に移動することになり、しずしずと入っていくと、本当に舞台袖にイス
が並べてあってびっくりする。
舞台袖からは今演奏している人が見えるし、唄もマイクを通しているのでよく聞こえ
るのだ。スポットライトも当たってるよ。緊張はマックスに!
にいにいが私達が舞台に立って練習できるように、近くの公民館を借りてくれてた
ので、そこでみんなの前で一人で弾く練習をする。
みんな知ってる顔ばかりでも緊張してしまうけど、明日はもっと大きな舞台で審査員
を前にしてやるなんて信じられない。
それぞれ順繰りに3,4回ほどやって練習は終了。
それから近くのにいにいの三線道場に移動すると、奥さんがヤギ汁とナーベラー
ンブシーを用意して待っていてくれた。
いつもはあひる汁だけど、今回は私達のためにヤギを用意してくれたらしい。
感謝、感謝。
ヤギ汁は初めて食べるので、どれだけ臭いのか、どんな臭いなのか興味津々♪
鍋いっぱいのヤギ汁にフーチバー(ヨモギ)を入れ、しょうがを添えて臭みを取る
らしい。
そばも入れてヤギ汁そばに。
で、感想はというと、思っていたより全然臭くなかった。
むしろフーチバーがきついかも。
お肉は5時間も煮て余分な脂はすくい取ったらしいのでスープはあっさり、よく噛む
とちょっと土臭い感じかな?食べられないというほどではない。
でも、他の人に言わせると、他で食べたヤギ汁はもっと臭かったとのこと。
にいにいが言うにはメスだから、とのことで納得。イノシシと一緒なのかな。
まだお肉はあるので、明日の宴会でヤギの刺身にして出してくれるって。
にいにいは明日の会場でも奥さんに私達の髪結いや着付けを手伝ってくれるよう
頼んでくれ、これまたうるま市まで車も出してくれると言うのだからなんとお礼を言っ
てよいのやら。
今日は明日のために早く寝たほうがいいと思ったけど、にいにい曰く、
「早く寝ても2時過ぎには緊張で起きてしまって朝まで寝られなくなるに決まってる
から、遅くに寝たほうがいいさ~。」
だって。(笑)
結局ホテルには10時過ぎに帰って、お風呂に入ったり明日の荷物の準備をしてた
ら0時くらいになった。
とうとう明日はコンクールだ。まだ信じられないな。
先週の木曜日、沖縄に渡ったのは7日の琉球民謡協会のコンクールに参加する
ため。
はや三線歴も今年の八月で4年目を迎えることになり、周りの三線仲間もコンクー
ルに出るということなので私も仕事の都合がつけば、ということで申請していたのだ。
4月の人事異動で配置換えになったときにはもう行けないかも・・・と思ったけど、
幸い仕事も5月末には落ち着いたので安心して出発できた。
今回は着物を借りることになっていたので良かったけど、それでも琉球民謡協会
のコンクールでは完全な琉装で出なければならないから、三線本体に襦袢等の着
付け一式、カンプーかつらに草履も入った荷物はもう重くてしょうがないったら。
コンクールに対するプレッシャーはあるけど、3月以来の沖縄旅行に心はウキウキ♪
神戸空港を2時頃出発して那覇空港に4時前に到着。
ものすごい揺れてびっくりしたよ。 それにしても6月の平日だというのに思って
いたよりずっと乗客が乗ってたのにもびっくり。
空港には先生のいとこのにいにいが車2台で迎えに来てくれたので、荷物を乗せ
て向かったのはホテル、ではなく、先生が私達に見せたがっていた場所へ。
それは「上り口説」という、琉球から鹿児島へ渡る使節団の出発の時の別れの様
子を唄った唄があるんだけど、それは首里にある観音堂から始まり那覇市内のさま
ざまな場所を通って船に乗って旅立つまでを唄っているので今も残るその場所に
連れて行ってくれたのだ。
まずは三重城(みーぐすく)。
観音堂で旅の無事を祈願したら親兄弟と涙ながらにお別れし、三重城や残波岬
をあとに鹿児島へ旅立つのだ。
このあと崇元寺や中の橋を経由して観音堂まで、唄を逆行するように車で回って
いった。
沖縄の民謡はかなりのものがちゃんと決まった場所を唄っていることが多いので
唄を覚えるとその場所に行ってみたくなるんだよね。
まだ行った事のない辺戸岬とか、行ってみたいなあ。
結果は異常なし。ホッ。(^_^)
で、休んだついでに髪を切ったり、夏向きのメガネを買ったよ。
ほんでもって、ちょめちゃんに勧められた焼肉丼のお店にもさっそく
行ってみた。
国産牛焼肉丼は580円。
網焼きしてるので余分な脂が落ちててあっさり、タレも甘すぎず、
ご飯の炊き加減もバッチリで、おいしかったです。
ちょめちゃんに感謝♪