風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

青空屋忘年会2012!

2012年12月29日 07時28分25秒 | お四国以外の四国

今年も行ってきました。青空屋の忘年会。
メンバーは少なくなるかと思いきや、結局例年とほとんど変わらず。

で、Rさんと三ノ宮で待ち合わせて青春18きっぷで電車を乗り継ぎ、岡山で新幹線で来たたま
おさんと合流。宇多津駅で徳島からSさんも合流して行ったのは讃岐うどんの有名店「おか泉」。
ちょうどお昼時だったのですごい行列になっていたら近くの「うぶしな」に行こうと思ってたんだけ
ど、意外と少なかった。

15分ほど待って店内に入ったら今夜のことを考えてたまおさんと私は天ぶっかけに。Sさんは
おか泉名物ひや天おろしに、Rさんは冬限定のしっぽくうどん。



天ぶっかけはひや天おろしがエビ天2本に対して1本になってます。量もちょうど良くておいし
かった。

このあとうぶしな神社を参拝したついでにうぶしなうどんも食べてみたかったけどさすがにお腹
いっぱいで無理・・・。



でも郷照寺の下にある地蔵餅屋さんを覗いてみたら正月用ではなく普通のおもちが売っていた
ので悩んだ末「塩餅」をデザートに購入。でもまさか!!かじってみたら本当に砂糖不使用の塩
あんこもち!?おばちゃ~ん、買う前に一言教えてくれ~。(涙)

ということで、夜は青空屋で恒例の宴会です。他に島根の親子遍路さんと大阪のTさんも参加。



今年のお酒のラインナップはこちら!毎年恒例の大黒正宗しぼりたてのほか、今年は豪華に
新潟のガンダーラさんにいただいた越乃寒梅、そして蔵を閉められた満寿一の大吟醸と奮発。
京都の米焼酎はとよいちさんから差し入れがあり、鹿児島芋焼酎はSさんから。



そしてシシ鍋のお肉。今年のお肉、いつもうまいけど特においしかったかも。



めっちゃ脂すごいけど、全然くどくなくて、お肉も柔らか~。のりさん曰く「みいちゃん、猟師はな、
うまいところは自分で食べる。」(笑) ホンマかいな?! まあ知ってる人に売る場合はそんな
ことないだろうけど。



鍋のほかにもRさんが奈良から柿の葉寿司を持ってきてくれたり、夜光虫さんからも宇都宮ぎょ
うざが差し入れられたり。夜光虫さんは今年は山行と当たってこれなかったので、代わりにツガニ
食べましたよ。足より甲羅の中の身がおいしかったな。

そしてメイン!



ドーン!!シシスペアリブです~♪ もう毎年楽しみにしてるのよね。シシはやっぱりスペアリブ。
それも鍋より焼肉とかにしたほうがおいしいんだなあ。シシのスペアリブはなかなか他では食べ
られないのだ。猟師にもごちそうだから。今年のは脂も乗ってて肉厚で本当においしかった~!

お腹いっぱいになったらデザート登場。

こちらも恒例の徳島「おちょぼういろ」。Sさんが初めて買ってきてくれた時から女性陣がひそかに(?)
楽しみにしているのです。食べやすいんだよねえ。



そして奥谷のカフェ「Botan」のケーキ。



サンタさんがクマのぬいぐるみを持ってるのがとってもかわいいです。

さらにTさんが今日午前中のケーキ教室で作ったというバナナクリームケーキも。



ケーキ2台あってもへっちゃらよ~。種類も違うしぺろりと平らげました。おいしかった。

次の日の朝にはこれまた恒例の親子遍路さん差し入れ宍道湖のしじみを使ったしじみ汁。
この日はこれを飲まないと朝が来ないって感じ。

来年は青空屋10周年ということで、盛大にお祝いしないとね!!


レ・ミゼラブル見て来たよ。

2012年12月25日 07時04分45秒 | 番外(日常つらつら)

TVの予告編で気になっていた「レ・ミゼラブル」見てきました。
すごく良かったです~!

舞台は見たことがないので比較はできないけど、ヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンが
特に良かったな。

舞台を見ている友人曰く、映画は人物がアップになるから感情移入しやすいし、舞台セットより
規模が大きいとのこと。そりゃそうだ。

ただ、ラスト感動の大合唱で暗転した時は本当に拍手したかったんだけど、シーン・・・。
く~、これが舞台だったら大拍手でしょお?ここがアメリカの映画館だったら拍手起こってたろう
なあ。

涙、涙のレ・ミゼラブル。ミュージカルが嫌いでなければお勧めです。


大人の遠足-うさぎと廃墟と山登り- その2

2012年12月23日 19時34分29秒 | ハイキング・登山

山頂から横に移動していくと中部砲台跡に。



思っていたよりずっと大規模だったので、Iさんと私は大喜び。廃墟は整備され過ぎてもよくないし
かといって荒れすぎてても私は好きじゃないかな。だからいい感じでした。

 もちろんここにもうさぎ。(笑)

とにかく大久野島はうさぎもすごいが廃墟もすごい。数が多いししっかりしたものが多いし、入れる
ものも多いのだ。



道沿いにあるものも。アクセスもよいのです。

ちょっと奥に入ると火薬庫跡があった。



こちらはレンガ造りで屋根が落ちてたけど、それがいい感じでした。
他にも数々の砲台跡があったりして、島中廃墟だらけ。



最後に発電所跡は一番大きな廃墟。桟橋のすぐ横です。
Iさんと私だけだったら、きっと1日いてぶらぶらしますね。うさぎに廃墟に海の見える高台に。
良い島ですわ。

で、最後にうさちゃん達に餌をあげて名残を惜しんだ後、フェリーで島を後にしました。



はっしー曰く「また来てもいいなあ・・・。」  どんだけ~!!(笑)
後日Sさん夫曰く「家で飼おうか思案中・・・。」 これまたどんだけ~!?

島から戻ってもうさぎの幻影をちらつかせつつ向かったのは近くにある日の出割烹へ。



私たちはフェリーに乗っている間に出来上がるのに30分はかかるというこの辺の名産である
タコを使った「タコ釜飯」を2人前注文するとともに席を予約しておいたので比較的早く出てきま
した。おいしかったですよ。

男性陣は「どう丸定食」を注文。どう丸という地魚のから揚げがメインでした。あっさりとしたお魚
みたい。

そしてここで飲んだお茶がおいしかったんだけど、「大阿蘇万能茶」というらしい。
お店に売ってたから買おうか迷ったけど買わず。でもこないだスーパーで見つけたので買いま
した。ほんのり甘くて刺激も少なく、寒い冬にはとってもいい。テルモスに入れて飲んでます。

昼食の後は近くにある黒滝山と白滝山の2低山を登りに行きます。本当に盛りだくさんの遠足!

黒滝山への道はけっこう長いこと舗装されていて、近所の人たちなのか登りに来てる人も多い
ようだ。



いい岩場がありそうな黒滝山山頂。しかし岩はもろい性質でクライミングには不向きだった。

山頂直下のお堂から鎖場あり。



大したことはないのだが、途中で借りた竹杖を手に持って登るのはめんどうだ。Iさんはザックに
差したけど却って木に引っ掛かってややこしいことに。(笑)

黒滝山山頂からはこのとおりの絶景です!



はっしー、侍みたいです。(笑)

ここからは稜線からいったん少し下って隣の白滝山へ。
見た感じほどの距離はなく意外とあっさり到着。



山頂の岩には仏様が見事に掘られていた。



岩一面に掘ってあるので、エベレスト海道のマニ石のような迫力。いいです。

白滝山は黒滝山より100mほど高いのでさらに瀬戸内のきれいな景色が見られる。



景色もいいし、なかなかよい山でしたよ。

Sさん、企画ありがとうございました。そしてはっしー運転ありがとう。

このあと神戸に帰ったら東京から遊びに来ていたM町とI姉さんと六甲道のレストランで落ち合い
お店お勧めのワインをいただいたらビックリ!!



                        うさぎでした!

             うさぎに始まりうさぎに終わった遠足でした。


大人の遠足-うさぎと廃墟と山登り- その1

2012年12月21日 20時13分48秒 | 番外(日常つらつら)

先週末、クライミング仲間のSさん夫とはっしー、そしてIさんと4人で広島は大久野島へ。

Iさんが廃墟好きというのを聞きつけたSさん夫が企画してくれたというのだが、なぜかテーマは
「うさぎ」。「うさぎの島」大久野島には廃墟もあるらしい。そしてそれに飽きたらず、近くにある
黒滝山と白滝山の2低山も登ってしまおうという「大人の遠足」企画!行場&B級グルメツアー
の次に定番となるのか?!

いつものように5時15分集合で一路広島へ。
大抵7時半頃には現地に到着していたのだが、広島は遠かった。
予定していた8時30分のフェリーに間に合わず。でも15分に1本程度は便があるのでえらく
便利だ。大久野島には住民はおらず、国民休暇村があるだけだというのに。



大久野島へはフェリーと客船が交互に出ているようなのだが、「客船」は思ったより小さかった。(笑)
そして乗り込んでくる人たちの8割は「うさぎ」目当て。なぜ分かるかというと、うさちゃん達のため
にスーパーの袋いっぱいの刻んだにんじんとキャベツを持っているから・・・。

うさちゃんへの餌はSさんがペットショップで売っていた野菜スティック菓子だけで、「負けてる・・・。
うさぎへの愛が負けてるわぁ。」とSさん夫。(笑)

さて、いいお天気の中15分ほど船に乗って桟橋に到着する。果たしてうさぎは??

と思ったら、もういるよ!?



桟橋からお出迎えです。それもあっちから駆けつけてくれる歓迎ぶり。(笑)
ここのルールでは道路で餌をあげてはいけないので、芝生のほうであげるのですが、膝に手を
かけて早くちょうだいよ、とねだります。みんなメロメロです。

慣れた人たちは一番のうさぎスポットである広場に一目散に歩いて行ったので桟橋付近はすぐ
閑散としたのだった。

で、まずは毒ガス資料館へ。入館料100円を払って入ります。
そう。実はこの島、うさぎ島になる前は毒ガス工場の島だったのです。

資料館の中には悲惨な事実がたくさん。こんな時代があったんだなぁ。辛いなあ。今も外国の
戦争ではこんなひどいガス爆弾が使われているんだなあと暗く沈み資料館を出たのですが、
そこにはやっぱりうさちゃん達が待ってるんですな。(笑)

とても暗い気分にはなれない大久野島なのです。
少し進むと左手に運動場のようなところがあって、うさぎで溢れています。うさちゃん達は人を
見るだけで、餌を持っていなくてもかなーり遠く(50m先でも)かけてきまっせ!

その中でもピカイチキュートだったのはこの子!

 あんた美人だねえ!

この子にはみんなメロメロでした。どうしたことか男性陣のほうが癒されているようです。

そして国民宿舎前はうさぎの数のほうが断然人より多いです。



うしろの塊りも全部うさぎ・・・。聞きしに勝る「うさぎ島」です。



なので糞もすごいです。踏まないで歩くことはできません。そして意外とうさちゃんの写真を撮る
のも難しい。なぜなら彼らは私たちがしゃがむと駆け寄ってくるからです!

で、国民宿舎の売店にはオリジナルグッズがけっこう売ってるんだけど、はっしーが来る前から
買うと決めていたTシャツが。バックプリントで「兎人」と書いてあるTシャツ、「うさんちゅTシャツ」
です。(笑) これはここでしか買えないでしょうし、見た人のどれくらいが意味分かるんだろう?

いいかげんうさぎと戯れるのを止めにして、島の高台へ。

少し登るだけでこれだけの光景が見渡せる。なんとも贅沢。



人もあんまり来ないだろうからうさちゃんさすがにいないだろうなと思っていたら・・・

いました!根性のある子。 
それとも一匹狼なのか?

まだまだ続く。














とうとう行きますよ~。

2012年12月20日 23時06分26秒 | 番外(日常つらつら)

前々から決めていたのだけど、今年は勤続〇〇年ということでお休みが5日間だけご褒美
でいただけるのね。リミットは来年の勤労感謝の日まで。

で、今の職場に入った時から長期休暇取るぞ!と半分脅していたのですが来年ネパールに
23日間のロングトレッキングに行きます!!

来年になったらすぐに休み出しちゃおう。ハハハ。
もう航空券押さえちゃったもんね。そしてLPさんにもトレッキングスケジュール作成はお願い
し、だいたい出来ている。

定年まで待つのはいやだったんだもん。
でも帰ってきたら席なかったりして・・・。(笑)

高度順応をうまくして、全行程を無事終えることが出来たらいいなあ。

それにしても、あと5か月も頭の中で旅行計画ができるなんて、なんてステキ♪

すでにクーンブエリアの地図を見ながらトレッキングしている私なのでした。


うさぎの島に行ってきたよ。

2012年12月17日 07時12分19秒 | 番外(日常つらつら)



ウサギの島「大久野島」に行ってきました。

思っていた以上にウサギ度高かったなあ!写真に撮るととってもシュール。(笑)
野良猫が野良ウサギになってるような感じだけど、これだけ猫がいたら住民は嫌がるでしょうね。
私は猫好きですけど。ウサギは鳴き声も上げたりしないしね。

シリアスな雰囲気にはなれないところでしたが、ほかにも見どころたくさんの大久野島。

詳しくは後日!


まつつるでカニ2012

2012年12月11日 21時54分08秒 | 食べます!食べます!

週末、今年もオーベルジュまつつるにカニを食べに行ってきました。
かにバスで神戸から直行。途中山間部は雪がすごかったけど、丹後半島まで来たら雪は積もって
なかった。

着いたらさっそく温泉に入って温まったらカニです~!!



おお~!カニだカニだ♪ 今年はIさんとたまおさんと3人でレディースプランです。茹でガニは付いて
ないけど、乾杯用のスパークリングワインミニボトルと最後にデザートが付いているのだ。



先付の菊菜のお浸しがおいし~い。そしてカニ刺しと地魚のお刺身も。カニ刺しは甘く、そして
寒ブリが脂が乗っていておいしかったなあ。

ここは盛られたカニを焼きガニ用と鍋用に自分たちで好きな量を食べたらいいのである。
Iさんは無類の焼きガニ派なので、去年は全部焼いてしまう勢いだった。(笑)

カニみそのたっぷり入った甲羅と足を焼いていって、ミソにカニ身をつけていただきまーす!



うう・・・うまーいっ!!やっぱり年に一度はカニですね。3人で無口になりながらひたすら食べる。
足がほとんど無くなるころ、カニの天ぷら来ました~。



藻塩でいただきます!こちらも揚げたてでとってもおいしい。
でもすでにけっこうお腹がいっぱいになってきてるところの天ぷら2本はキマス・・・。
私はノーモア焼きガニ。二人が飽きるまで焼いたカニの身を雑炊用にほぐす役目に回ります。
鍋にも手を付けず。ひたすら身をはずしていき、最後に雑炊を作って1杯だけいただきました。



あっさりめにして、カニみそと普通のお味噌を調合したお味噌に、手摘みの岩のりを散らして。
おいしゅうございました。残ったカニ身は明日の朝食に取っておいてもらうことに。ありがとうござ
います。

カニの口になっているところに、最後冷たいデザートでさっぱりと。



赤ワインのジュレ季節のフルーツ添えに黒豆きなこのジェラート、洋ナシのソースです。
口の中がさっぱり洗われて、たまおさんなんてもう1皿食べたかったって。(笑)
Iさんは去年のほうが焼きガニを食べつくした感じがしたと途中で言っていたけど、最後には食べ
過ぎてお腹苦しい・・・と。今年はたぶん2人でなく3人だったから勢いづいて食べていたせいで
後で満腹感が来たのでは?

Iさんも私も胃薬飲んで寝ました。

で、次の日の朝。外は真っ白。気が付いたら7時まで寝ていたので、急いで温泉に浸かったら
朝食です。まつつるの朝食は豪華なんだよね~。



まだ温かいカレイの一夜干しに丹波産こしひかり、そのほか地の野菜を使った松花堂弁当風に
なっているのだ。これにお味噌汁とあんかけ豆腐も付いていた。去年は小鍋もあったので朝から
食べ過ぎてお昼に出石そばも食べなかったほど。今回は小鍋がない分お昼におそばくらいなら
食べられそうだ。(あとでご主人に聞くと、もう少し寒くなったら小鍋になるそうで。それはまた食べ
きれないわ。)

かにバスが9時30分に網野駅発なので9時20分ごろに外に出るとこの通り。



結局15cmほどは積もったようだ。出石もこれだと歩く気がしないなと思ってたけど大丈夫だった。



たまおさんが出石そばを絶対喰う!と宣言するので食べました。1人前5皿で840円だったかな?
久しぶりに食べたのですが、そばつゆに生卵を入れるんだね。そばつゆがおいしいからか蕎麦湯
がとってもおいしかったです。

本当によく食べましたわ。
それにしてもカニをこんなに早い時期に堪能してしまうと、冬の楽しみが終わっちゃった感じです。


富士山拝みに丹沢山縦走 その3

2012年12月08日 08時48分12秒 | ハイキング・登山

2日目の朝。昨日は8時に寝ているので4時30分頃には起きて自炊室へ。
朝ご飯はもちラーメン。5時過ぎには自炊組は起きてきていたが、宿泊部屋は5時を過ぎても
電気は付けられなかったので、気を遣いました。

荷物もパッキングしたら6時過ぎに外に出てご来光を待つ。



たくさんの人が山頂からのご来光を写そうと寒い中待っていた。地面には10cmはある霜柱が。
踏むとシャリシャリ。

ご来光って待ってるとなかなか登ってこないけど、見え始めると早いよね。



結局6時30分ごろにやっと登ってきたご来光。今年最後のご来光も無事拝めました。



ご来光に照らされて富士山もこのとおりきれいに見えた。良かった~。来た甲斐があったよ。

ご来光を無事拝んだところで6時40分に出発です。
今日はお酒も飲んじゃったし水もそんなに持っていないので軽い~!

 

今日はみねりんさんと一緒に下山です。目の前に富士山を見て進む絶景ルート。

このルートはkuroさんお勧めの檜洞丸~西丹沢自然教室方面なのですが、地図
には「このルートは登降差が大きいので健脚向き」となっている。時間的には5時間
ないので大丈夫だろうとは思うものの、昨日と同じような上り下りが待っているんだ
ろうな・・・。

昨日蛭ヶ岳を不動ノ峰から見た時から気が付いていたけど、蛭ヶ岳からの下りは
とんでもなく急な感じ。しばらく木の階段を下りていったらそのあとはやはり急な鎖場に。



一気に300m近く下りきるとコブを超えて臼ヶ岳(1460m)へ登り返し。
臼ヶ岳からしばらくはブナとヒメシャラの森を抜けて行き、素敵な尾根道もあったり。



しかしたまに梯子も出てきます。



階段も新しいのかまだ木の香りがしたりして、とにかくよく整備されてるんですわ。
その階段が辛かったりもするんだけど。

とにかく檜洞丸まではニセピークをいくつか超えて上り下りし、檜洞丸の最後の登りは超きつい!
もう足が上がらん~。そして上部が地味にダラダラ登っているのも着かない感を煽る。(笑)



やっとこさ檜洞丸山頂直下の青ヶ岳山荘に9時23分到着です。疲れた~!そしてめちゃ寒!
時間的に余裕があったのでここでコーヒーを飲むことに。
インスタントで500円だからちと高めです。



それにしても丹沢山系は本当に荷揚げが人力なんだなあ。
ボッカ募集しているらしく、5キロ持ってきたら750円となっていたような?や、やすっ!ネパリの
ポーターみたいに30キロ担いでも4500円かあ。

ちなみにコーヒー500円のほか、休憩料も取られました。食べ物頼んでさらに休憩料を取られ
たのは初めてかも。

青ヶ根山荘を後にして檜洞丸山頂まではすぐ。9時56分着。



このあたり、半端なく寒いです!!薄着になってるのもあるかもだけど、蛭ヶ岳山頂より寒く
感じられた。なので写真撮ったらさっさと下山する。



ここからしばらくは木道が続き、いい感じ。
木道が終わるとけっこう急な道をどんどん下っていきます。意外と距離が縮まらない。
かなり長いこと下って、やっとゴーラ沢出合まで来た。11時30分なり。



白い河原を歩き、1箇所渡渉したら、とってもなだらかな素敵な登山道を歩きます。



まだ紅葉が残っていて本当によい道だった。ここだけ歩きにきてもいいかもしれない。

そうして登山口に12時に到着。西丹沢自然教室から新松田駅行きのバスは14時40分までない
ので、中川温泉まで歩くことに。車道を1時間15分テクテク歩く。2人だからまだいいけど、1人だと
辛いかも。

13時15分にやっと日帰り入浴施設「ブナの湯」に到着し、14時53分発のバスの時間まで温泉と
ビールを堪能したのでした。

久しぶりにみねりんさんにも会えたし、富士山も見られたし、無事下山できたし、よい山行となりま
した。みねりんさんありがとう!

来年は天狗岳行きましょうね!



富士山拝みに丹沢山縦走 その2

2012年12月05日 22時32分59秒 | ハイキング・登山

ぐっと重さを増したザックを背負っていざ丹沢山へ!11時45分発。



どれが丹沢山なのか?よー分からん。そしてこのあたりから霧氷がそこかしこに見られるように。
塔ノ岳からは小ピークを登り下りするようになる。ザックが重くなったからか、なかなか丹沢山に
着かないなと感じる。時おり尾根を霧が通過して真っ白になったりしつつも丹沢山に到着。
12時53分なり。山頂は真っ白。(涙)

なんだかとっても疲れたのと時間的にも余裕があるので、みやま山荘で休憩することに。



気温は1度。寒いわけだわ。
小屋の中に入るとストーブが焚いてあったので暖かかった。記念バッジもかわいかったけど私は
手拭いを購入し、コーヒーを注文。



おまけに一口ゼリーが付いてきたのがうれしかったかも♪
ここでゆっくり休んで外に出たら、あれ?晴れてる!!



うお~!富士山もほとんど見えてるよ!!やった~! 霧氷もめっちゃきれい。

霧氷と富士山の写真を撮りながら歩くので進まない。(というか気力もない。)

で、晴れてるものの薄い霧が流れてくるなか階段を下りていたら、あっ!



                    ブロッケン出た!
           本当に仏様みたいにきれいな後光がさしました。(笑)



それにしてもまた下って登るのね。あとどれだけ登り下りさせられるのか? 
コースタイムは大倉から蛭ヶ岳まで5時間30分で、水場の往復を入れても6時間のはずなのに
大倉から塔ノ岳の標高差1200mに塔ノ岳から蛭ヶ岳の累積標高差は500mほどあるらしく、
1700m登ってるのと同じってことになる。疲れるはずだ。

塔ノ岳には山ほどいた登山者も丹沢山に向かう数はグッと減り、丹沢山を過ぎるとほとんど同じ
方向に行く登山者はいなくなっていて、それもペースが上がらなかった理由かも。



早戸川乗越を超えて不動ノ頭を見ると、こちらは霧氷の山と化していてとってもきれい。

 草花もこのとおり。

不動ノ頭に来ると、向こうの山に小屋が見えてきた。



あれが蛭ヶ岳山荘かしら? そうじゃなかったら凹むなあ。あんまり期待せんとこ、とか考えつつ
歩いていき、最後の小ピーク鬼ヶ岩に着いた。



蛭ヶ岳はもう目の前なんだけど、ここでしばし休憩。よっこらせと重い腰を上げて最後の下りに
かかる。ここだけ鎖場になってるのだが、なんだかよく分からない鎖の配置。鎖は使うために
あるのか、それとも仕切り?

一番下まで降りて最後の登りにかかろうとしたところでシャリバテ・・・。練乳ハイチュウでごまか
して登り切ったら蛭ヶ岳山頂に到着である。



結局富士山にかかった雲は最後まで取れず。15時20分着。約8時間もかかってしまいましたよ。

小屋に入ると去年の夏涸沢で会った時以来となるみねりんさんと再会。後で登ってきてるのに
いつの間にか抜かれてました。(笑) どうも丹沢山で休憩している間に通り過ぎていたらしい。

そして蛭ヶ岳山荘は最近NHKで蛭ヶ岳が放送されたりPEAKSに載ったりして登山者が急増して
いるらしく、今夜の宿泊予定者は定員40名を大幅に超える60名!!よってなんと布団1枚に2人
で寝てくださいと言い渡される。こんなところで夏のアルプス並みの小屋泊になろうとは・・・。

自炊も30名ほどいるとのことで、自炊部屋が混み合う前に夕飯とすることに。とにかくお腹も
すいてるので、食べちゃいましょう!



最近のみねりんさんの定番「おでん」。はんぺんいただきましたがふわふわでおいしかった♪



今回の私の夕食は輸入食料品店で見つけたアルファ米のタイレッドカレー味。アルファ米なのに
なぜか賞味期限が来年1月までだったのが謎で1つしか買わなかったんだけど、中にレッドカレー
ペーストが入っていたのでたぶんペーストの賞味期限が短いからなんだろうな。グリーンカレー
ペーストを全部入れて辛くて失敗した前回の轍を踏まないために(笑)ペーストは2/3ほどに
抑えてみたらちょうど良い辛さになって大成功♪

このほかチーズにサラミなどのアテも今回は充実していて、苦労して担いできた日本酒にチュー
ハイ、一口ビール、そしてみねりんさんが瓶のまま持参した秩父ワインもとにかくどんどん進む!
この夜は自炊室大賑わい♪

そして飲んでる間に小屋番のおじさんに呼ばれていく人々。というのも、今夜泊まる予定だった
15名の団体が明るいうちに蛭ヶ岳にたどり着けそうにないのでキャンセルしてみやま山荘に泊ま
ることになったとの朗報(?)が飛び込み、めでたく今夜の寝床は1人1枚になったのだった。

ちなみにその15名は自炊の予定だったから自炊室もゆったりと。
さらに6名の山ボーイ、山ガールグループが6時に到着。8時に大倉を出て来たらしいがちょっと
遅すぎだ。なんと土鍋にカセットコンロを持参していた。そんなん持ってきてるから遅くなるんだよ。
屋久島で会った冒険部を思い出しちゃったわ。

で、ある程度食べ飲み終わって落ち着いたので外に出てみると、このとおりの夜景が広がって
いましたよ。



東京の夜景なのかしら? だいぶ奥まで歩いてきたような気がしていたのにこんなに近い
んだね。

それにしても激さむっ!!耐えられん。いったい何度なんだろ?-5度くらいなんじゃないの?

明日は6時30分出発として、8時消灯で就寝です。

きれいな富士山が見られますように。