風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

ネパール ナマステ旅日記 その24

2009年10月31日 13時53分02秒 | ネパール2010,2008

 

 エベレスト・ビューホテルに向かってなだらかな丘をゆっくりと歩いていくと、ホテル
手前にありえないものが。

 
           これって、バレーボールコート?!
           誰が3600mの標高でバレーするんだ?

 と思ったら、チェリンさんが「これはエベレストビューホテルのスタッフの娯楽のため
に作ったんだと思いますよ。」とのこと。
 すごいな、この高所でバレーなんかしたら、すぐに息が切れて動けんわ・・・。

 で、ここからちょっとでホテルのエントランスに到着。裏口みたいなのは気のせい?

 

 立派な階段を上ってホテルに入り、テラスへ抜ける。

 テラスからは名前に負けない景色が広がっていた。が、雲がだいぶ出ていて、エベ
レストはますます見えなくなっていた。

 

 そこでお約束のティータイム。ここでは自分達が飲みたいだけなので、自腹です。
 うーんと考えたうえ、ポットサービスの紅茶(大)550ルピーと、クッキー180ルピー
を分けることに。

 

 紅茶のポットは巨大なので、7~8杯くらいは飲めると思う。クッキーも2種盛り。
 チェリンさんとL.P.さん達にも紅茶とクッキーをお裾分けし、テラスでおしゃべり
しながらひたすらエベレストが出てくるのを待つことにした。どうせ今日はナムチェ泊
まりだし、急がなくてもいいしね。

 でも、お昼はナムチェに降りて食べると思っていたら、なんと今日もシリガレーさん
達は私達のためにこの先のクムジュンという村でお昼を作って待っていてくれるらし
い。え~、申し訳ない。てっきに今日はポーターさん達もお休みなのだと思っていた。

 そうして待つことなんと2時間(と言ってもそんなに長く感じなかったけど)、エベレス
トが顔を出してくれた!

 
          見えた、見えた~! やった~!

 

                 アマダブラム

  

                   タムセルク

 

      これらの山に囲まれて、3人で記念撮影。パチリ
      ああ、でも、3日目で目的が達成されてしまった・・・。
       あの、山のもっと近くに行ってみたいなあ。

 L.P.さんには「皆さん高山病にもなっていないし、これだけ元気なら、次はエベレ
ストB.C.も大丈夫ですよ。」と太鼓判を押してくれた。

 でも、エベレストB.C.まではナムチェから往復10日はいるそうなので、ルクラか
らとなると2週間かあ・・・。そんな休み、取れるわけないなあ。
             定年まで待つのか?待つのか~?!

 


ネパール ナマステ旅日記 その23

2009年10月30日 07時56分41秒 | ネパール2010,2008
 シャンボチェの丘の上にロッジが見えた。そのロッジ横を通り抜けると急に視界が
開け、驚きの光景が!

  

                  すごーいっ!!!

 写真でも分かると思うが、突然目の前に6000~8000m級の山々が姿を現した
のだ。

 最初はエベレストがどれなのか分からなかったので、山の間に小さく見える白い峰
をエベレストかと思った。(シャンボチェからはまだ小さくしか見えないと聞いたので。)

 

  でも、これはアイランド・ピークだった。この時はきれいに見えていたが、エベレ
ストビューホテルに着くころには雲の中へ。

 本当のエベレストはこちら。

 

 うーん、ほとんど見えん!でも、雨でまったく見えないかもと思ってたから満足。

 

 そして、エベレストは見えなかったとしてもこれだけは!と思っていたアマダブラム
は、最高にかっこよくそびえ立っていた。これが見たかったんだよ~。

 ちなみに最初の写真でいくと、右からアマダブラム(6858m)、アイランドピーク
(6189m)、ローツェ(8516m)、エベレスト(8848m)だ。
               あ~、本当に来てよかった。

 

 さて、ここからエベレストビューホテルまでは平坦な道で、すばらしい景色を楽しみ
ながら歩いていきます。

 道々花を楽しむ余裕も。 

  

 
  

ネパール ナマステ旅日記 その22

2009年10月28日 08時59分46秒 | ネパール2010,2008

 ナムチェ・バザールは標高が3400mあり、ここで高度順応のため連泊するのが
普通だ。
 私達は2日目の今日はナムチェから1時間30分ほどで行けるシャンボチェの丘に
あるエベレスト・ビューホテルに行き、エベレストを見に行くのだ。

 午後になると雲が出て見られなくなるといやなので、朝6時に朝食、6時半に出発する
ことに。

 朝5時過ぎに目が覚めたので窓の外を見ると、昨日の午後とはうって変わって、ナム
チェの町がきれいに見え、右手にはコンデ・リがそびえ立っていた。
 ヒマラヤに来たんだなあと改めて感じたのだった。

  

  6時にダイニングへ行き、朝食をしっかり食べる。

  

  今朝は焼き餅が出てきたので、私はお味噌汁に入れ、夜光虫さんはしょうゆを
 かけて食べた。餅まであるとは・・・。

  今日は連泊なのでチェリンさんやL.P.さんは荷物を持ってないので私達のリュック
を持ちますよ、と言ってくれたのだが、それではりこぼ夫婦に笑われてしまう。
 せめて自分のリュックくらい自分で持ってエベレスト・ビューに登るぞ!

                       

 冷たい朝の空気の中、ロッジを後にして坂道を登っていく。

 民家の脇を抜けてシャンボチェの丘に向かって伸びる階段はかなり急できつい登りだ。

  谷間にあるナムチェの町はまだ暗い。

 

 朝6時過ぎにはきれいに見えていたコンデ・リには早くも雲が湧いてその姿も見え
なくなってきた。

 寒いので上着を着込んで登ったら、すぐに暑くなってどんどん脱いでいく。日が当た
り始めるとさらに暑さが増す。
 夜光虫さんはもともと高いところではすぐに息切れしてしまうのだが、ここでは本当
に辛そうだ。

 

 ナムチェの町が真下に見え、小さくなっていく。がんばれ、がんばれ!
 本当にきつい登りだ。 1時間ほど登るとやっとシャンボチェ空港のある丘に着
いた。でも、空港と言ってもただの荒地にしか見えないが・・・。

 しんどいだけのようなこの道にも楽しみはあった。それはお花。

 

 日本では見たことのないりんどう系の花や、エーデルワイスがたくさん咲いていた。

              

 そうして右手にはタムセルクがドーンとそびえ立っていてこれまたカッコイイ。

 

  シャンボチェの丘はそれでもなだらかに登っており、その緩やかな丘を歩くだけで
息切れする。ここは3800m以上で富士山より高いんだからある意味当たり前だ。

 でも、そんな険しいイメージはまったくない。なぜならネパールの森林限界は日本
と違って4000m近くまであるから、この丘も緑の丘で針葉樹が茂っており、まったく
のどかな雰囲気なのだ。

 

        さあ、あともう少し(のはず)。がんばろう!


ネパール ナマステ旅日記 その21

2009年10月26日 22時35分30秒 | ネパール2010,2008

 チャータイムでゆっくりしたあとは、部屋に移動。

 部屋は若干狭いけど、窓からはナムチェ・バザールが見渡せます。
 ベッドには毛布もありました。

 

 さて、荷物を適当に広げたら、さっそくナムチェ・バザールの中心地に遊びに出か
けることに。

 ムーンライト・ロッジの売店にはニット帽などが売られていたので、参考までに値段
を聞いてみると200ルピーとのこと。やすっ。

 それから中心地に下るといくつかのお店を冷やかしてまわった。
 まだ、値切り交渉などはしたことがないし、相場が分からないからなんとも難しい。

 結局「ヤクウール」だと言われた大判ショールを一枚380ルピーで購入。
 (あとでりこぼ夫婦にそんなに安いヤクウールはないと聞いたが・・・。)

  

  帰り道の急坂に休憩する2人。ちなみに例のマンホールの穴がポッカリ見える。

 このなんちゃってヤクウールショールはなんちゃってでも十分暖かかったので、買っ
たことは後悔していないが、その後ムーンライト・ロッジでショールの値段を聞いたら
300ルピーだったので大ショック。(つっても日本円で90円ほどだが。)

 なんでもおじさんがロッジの片手間にお店を始めたのはたった数日前らしく、いま
いち相場が分からないのだそう。

 すでにショールは2枚買っていたが、安いのでもう一枚買うことにした。
 ポーターさん荷物増えてごめんね。(笑)

 この日の夕食はこちら。

 野菜の天ぷら(というかフリッター)になすのミソ炒め。

  ポテトサラダ

   青菜炒め 

 さて、夜光虫さんが食欲がないらしい。せっかくの天ぷらなのに~。っていうか、
夜光虫さんはいつも大食いなのに。(笑) 本当に全然食べていない。

 私は天ぷらがおいしいもんだから調子に乗って食べていたら、その夜胃もたれで
吐いてしまった。高山病かと思ったけど、吐いたらすっきりしたので、たぶん高山病
ではなくてただの食べすぎだろう。

 ということで、コックさんがたくさん作ってくれても、食べすぎ注意です!
 食べると消化器系に血液が回ってしまい、脳に酸素が行かなくなって本当に高山
病になっちゃうかもしれないし。

 そうそう、高山病対策としてはたくさんの水を飲むわけですが、私は毎食ごとにもら
う水(湯冷まし=ウマレコパニ)に、日本から持ってきた「飲む酸素」を通常量の3倍く
らい入れて飲んでました。
 特に夜は呼吸が浅くなるのでわざと大めに酸素を入れて枕元に準備。

 日本では1本買ってもなかなか期限までに使い切れないのに、今回は使い切る勢
い。おかげで高山病にはならなかった。良かった。
 


ネパール ナマステ旅日記 その20

2009年10月25日 18時56分34秒 | ネパール2010,2008

 さあ、ナムチェ・バザールまでの登り道はまだまだ続きます。
 後から来るポーターさん達に抜かれながらボチボチ歩いていきます。

 そうして、茶屋跡に到着。なんでも国立公園になった際にロッジや茶屋(バッティ)
の場所を制限したんだそう。

 この場所はルクラから来て初めてエベレストが見える場所だそうで、木々の隙間から
エベレストが見えるはずなんだけど・・・。

  ・・・見えんがな。

 ま、ナムチェがラピュタのような雲に覆われてた時点で察したけど。日本の山も
午後になると雲が上がってきて見えなくなるしね。「心の目で見よう。

 ここでは誰もがちょっと休憩。ナムチェ方面からの帰り組で日本人のご夫婦が
いらっしゃったのでお話してみると、どんどん天気が良くなっているので必ずエベ
レストが見られますよ、と確約してくれた

 また、ここからナムチェはもう近いとのことで、俄然張り切る私達。
 言われたとおり、そこからほどなくでチェックポイントに着いた。どうやらカーブを
曲がったところがナムチェのようだ。がんばれ!

 

          そうしてナムチェの入り口にゴール!!

 タイムは15:15分。ロッジを出たのが7:40なので、お昼休憩を含めて7時間半だ。
 聞いていた通り約6時間ほどの歩きだった。

 で、ナムチェの私達の宿は町の一番上のほうにあるので、さらに15分ほど歩かな
ければならない。
 ナムチェ・バザールはここらでは一番賑っている町なので、道々に観光客相手の
土産物屋がたくさん並んでいて気になる~!!

 でもまずはロッジへ。階段をひたすら登る。息が切れる。そしてなぜか階段の真ん
中に大きなマンホールらしき四角い穴があいていて、やっぱりカトマンズと同様に蓋
がない。落ちないようにご用心。(笑)特に夜は・・・。

  

  そうしてムーンライト・ロッジに到着~。本当のゴールだ。

  ムーンライト・ロッジには土産物屋、アーユルヴェーダマッサージ、インターネット
カフェが併設されていた。ほんまかいな。

  宿に着いたら3階にあるダイニングへ。この階段もはあはあしながら上がる。

   

  ダイニングはこんな感じ。ロッジのダイニングテーブルはなぜか人が向かい合わ
せに座らず、窓際にコの字型に並んだ長椅子の前に長方形のテーブルが置いてあ
り、横並びに座るのが普通のようだ。

  疲れた~、と思っていたら、チャーとチョコレートビスケットが出てきた。

  
    も~、甘いチャーとチョコレートクッキーが最高においしい!
    思わず3杯も飲んでしまい、クッキーもたくさん食べてしまった。

  私達があんまりおいしそうに食べていたからか、斜め向かいに座っていた夫婦
 が宿の人に「あれはなに?クッキー?私達も欲しい。」と言ったら、クッキーの袋
 をそのままお皿に置いたものを渡されてキョトンとしていた。(笑)

  すいません、私達、お姫様旅行なんで、ナプキンにきれいに並べられているの
 は宿の特別扱いではなく、コックさんがいるからなんですよ~。
  


ネパール ナマステ旅日記 その19

2009年10月24日 07時57分35秒 | ネパール2010,2008
 さて、昼食後、トイレに行きたかったけど、珍しく近くに村がなかったので初めてお花
摘みに行くことに。
 日本の山ならお花摘みは普通だけど、この街道沿いには30分もすれば必ずと言っ
ていいほど次の村があるのでレストランなどでトイレを借りることが出来る。

 それがきっかけで、チェリンさんに日本語での山中での男女のトイレの言い回しを
教えてあげた。(笑) 
 珍しく役に立つ情報を教えてあげられたわあ。

 チェリンさんは私の役に立たない情報も一生懸命聞いている。勉強になるからと。
 私の後ろでは夜光虫さんとI姉さんが「またいらんことを教えてるわ~。」という
目で見ているのだった・・・。

 

 トレッキングルートは激しい音を立てて流れるドゥード・コシの真横を通って少し登っ
たあと、吊り橋を渡っていよいよナムチェ・バザールへの登りに入る。

  道中最後の吊り橋を渡る。

    ナムチェへの登り。 

 この登り、しんどいです。でも、それは傾斜がきついというよりは、やはり標高が高
くて、ちょっとした登りでも息が切れるから。山を普段から歩いていれば、筋肉痛にも
ならないと思う。実際3人ともならなかったし。

 少し登っては休憩していると、道々にオレンジ色の実が落ちていたのでチェリンさ
んに聞いてみたら赤く熟すと食べられるらしい。

 

 

 かじってみると少しだけ甘みがあり、ちょっとしぶさが残る。そんなにおいしいもの
ではないが(チェリンさんもそう言っていた。)チェリンさんが子供の頃に道々食べな
がら歩いたらしい。
 私も子供の頃はレンゲやツツジを取って蜜を吸ったりしたから、そんな感じかなあ?

  

ネパール ナマステ旅日記 その18

2009年10月22日 20時57分23秒 | ネパール2010,2008
    ダリアと青空

 晴天なり~。吊り橋を渡った先の村でまたもや何か分からないチェックポイント。

 ここで、チェックを待つヤギの群れと遭遇。猿ぐつわならぬヤギぐつわをされて、
写真を撮る私をうらめしそうに見ている。

 ”・・・見てんじゃないわよ。” 

 とでも言っているようだ。(涙)

 このチェックポイントからまたもう1つ吊り橋を渡った河原が今日のランチの場所
だった。すでに総出でお昼の準備をしてくれていて、私達はシートに座って、レモネー
ドを飲んで待つのみ。

  うまい!

 他のトレッカーからもかなり見られている。ちょっと恥ずかしいが、でも、河原で
ピクニック気分で楽しい。

 コックさん達の青空キッチンを覗いてみると、巨大なガスバーナーが。
 アウトドア用の小さいのを使っていると思っていたのでびっくりした。そりゃあ荷物
も多いはずだ。そして標高が高くなると沸点が低くなってちゃんと調理できないので
圧力鍋を使って調理していた。

   鍋釜も多数あり。

 しばらく待って出てきたものは、とても意外なものだった。

    ん?なんだこれ? 

  じ・つ・は・・・

   つけ麺?!

  そうめんでもなく、冷やし中華でもない、いわゆる冷麦?か、細いうどんのような
麺とそうめんつゆが出てきたのだった。

  なんとも不思議な組み合わせだったが、河原はなんせ暑いし、久しぶりに麺なん
て食べるのでみんな喜んだ。この食事が最初で最後、全部残さず食べられた食事
となった。(ほかはまずかったのではなく多すぎて完食できず。)
 毎回驚かせてくれるわあ、シリ・ガレーさん。
  

ネパール ナマステ旅日記 その17

2009年10月21日 06時59分19秒 | ネパール2010,2008
 下り道の対岸に見えてきた大滝。 

 本当に大きくて、歩きながら何度も見てしまう。山頂から川までドーンと伸びていて
シャワクラしたら大変だろうなあ。(笑)

 そうして下りきったら吊り橋を渡って向かい側の村へ。

 

 吊り橋って、けっこう揺れるんだな。で、何度も渡るから怖さはなくなるんだけど、
揺れに合わせて歩けないとけっこう疲れる。そして真ん中を過ぎたら緩やかに登っ
ているのでこれまたけっこうしんどい。

 吊り橋にはたくさんのタルチョがくくりつけられている。これはこちらのHPを引用
すると、このような意味がある。

 「チベットのゴンパ(寺院)や峠、橋などにある何百年も以前から連なり架けられて
 いる五色の旗、それがタルチョである。

 タルチョは別名 ルンタとも呼ばれチベットに仏教が伝来する以前、ボン教の時代
 から祈祷旗として用いられている。

 そのデザインとして一般的なものは、旗の中央に風の馬 (この馬をルンタと称して
 も良い)が描かれチベット語で富、健康等に対する願いや、観音菩薩の真言「オム・
 マニ・ペメ・フム」 などが書かれてあったり、周りに四神(虎、麒麟、鳳凰、龍)が描
 かれているものもある。

 タルチョは青 白 赤 緑 黄 の五色で、並びも決まっているようで青が空 、白が雲、
 赤が火、緑が水、黄が大地 を意味している(地方によっては縦長で白一色の旗の
 場合もある)。

 チベットではタルチョがはためき、その風に乗りルンタ(風の馬)が仏の教えを世界
 中へ広めてくれると言われている。なんとも神秘的な世界である。」

 わたし、このHPを見るまでは風の馬るんたが関係しているなんて、全然知らなかっ
たので、ドキーッとしてしまった。
 恵峯さん!ネパールにはたくさん「るんた」がいたんですねえ。

 このタルチョ、村のお店にも普通に売られているので私もやりたいとチェリンさんに
言ってみたが、売っているものをそのまま付けても意味がないそうで、ちゃんとゴン
パで祈祷してもらわないといけないらしい。
 上記の通りお願いごとや旅の安全祈願などのために、風がよく吹く場所にくくり付
ければ、風が吹くたびに良いことが起こるのだそう。

 

  次回行く時にはぜひゴンパで祈祷してもらったタルチョを奉納したいと思う。


ネパール ナマステ旅日記 その16

2009年10月20日 07時00分06秒 | ネパール2010,2008
 さて、ロッジを出てお昼の場所まであとひとがんばりしますか。

 

 次の村に向かって下っていくと、正面にラピュタのような雲に包まれた山が見えて
きた。なんと、あれがナムチェ・バザールのある山らしい。遠っ!!

 

 途中でゾッキョ達に抜かれたのだが、たくさんの荷物を背負ってかなり急な階段
も降りていく。大変だねえ。

 いくつかの村を通りモンジョまで行くと、サガルマータ国立公園のチェックポイント
に到着。

 

 かなりしっかりした石造りのチェックポイントで、ツーリストインフォメーション
センターにもなっている。
 L.P.さんが手続きをしている間にセンターの中へ。
 センター内部にはサガルマータ国立公園のポスターや動植物の説明、そして
山脈の模型が置いてあった。

 

 模型でルクラを探してみるも、あまりにハジッコだったのでちょっと悲しかった。
 エベレストは遠いのお。

 このチェックポイントからまた川沿いにドーンと下ることに。せっかく登ったのに。

 

                  ドンドン下りマース。

ネパール ナマステ旅日記 その15

2009年10月19日 22時36分53秒 | ネパール2010,2008
 ロッジを出発してパクディンの村を出ると道はちょっとした登りに。

 

 歩き始めなのでちょっと登っただけで息が切れるため、ポーターに先に行っても
らう。ああ、情けなや・・・。

 

 道はきわめて広く、歩きやすい。右にドゥード・コシを見下ろしながら歩く。
 左側の土手を見ると、土の中にやたらと丸い石が混じっているのでチェリンさんに
聞いてみたら、昔はこの道まで川があった名残だとのこと。ふえ~!

                      

 そうして次の村に着いたらちょっと休憩。

 

 ここから川沿いに下ってまた登り返すのだが、そこで初めて6000m級の山、
「タムセルク」の白い峰が右手に見えて一同大興奮!

          かっこえ~!

 あ~なんか、ヒマラヤに来た~っ!って感じ。日本ではネパールは前日雨予報
だっただけに、まさかこんなすばらしい景色が見られるとは。ラッキー♪

 何枚もタムセルクの写真を撮りながら、さらに登っていくと、きれいな滝が見えた。

   

  この滝、2段になっていて、滝つぼはせき止められてプールになっている。
  気持ち良さそうだ。この滝が見えるロッジにて小休止。

  ここにはかわいい犬が。 
  超たれ目~。

  ここで、山の名前などを知るためにクーンブ地方の地図を350ルピーで購入。
  これでトレッキングルートや、どの方面にどんな山が見えるのか、標高はどれくら
 いあるのかが分かるようになり、ますます歩くのが楽しくなる。

 

              今日のお昼はどこかなあ?