風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

信州秋の味覚の旅その4

2007年09月30日 22時59分42秒 | 信州・北陸の旅

 最終日の朝は曇ってはいるものの雨は降っていなかったので,山行きの準備を
してから姫川源流と親見湿原に散歩に行った。

 きっともう花なんて咲いてないだろうと思っていたのに,意外とたくさん咲いていた。

   

     サラシナショウマ

  さすがに夏の時のようにクモの巣に引っかかるようなことはなくなったけど。
  次に親見湿原に行ってみるともう秋の気配が。

   

                                  イシミカワ

  小さなお花が出迎えてくれました。

   

      ツリフネソウ                    ミゾソバ
  秋の親見湿原も落ち着いていて,なかなかいいもんだな。

  お散歩のあとは朝ご飯をしっかり食べて,予定通り八方尾根に登ることに。
  雨さえ降ってくれなければ,そしてちょっとでも白馬連峰が見られるといいなぁ。

  14時前の電車に乗る必要があるので,荷物は全て持って八方まで送って
 もらった。恵子さん今回もお世話になりました。

  八方のゴンドラ駅の地下にはコインロッカーとトイレ&更衣室があった。
  さすが冬はスキー場なだけあって,2人分入れても余裕の大きなロッカーが
あってよかった。
  天気は相変わらずどんよりだけど,乗ってしまえ!

   あ,またデジャブ?(笑)

  7月と変わらない~!! 帰ってくるゴンドラを見ていると濡れてはいない
ようなので,それだけが救いか?!

  が,山頂の駅に着いてみると,意外にも視界は開けていた!

  いいんじゃないのぉ 

  さらにリフトを2つ乗り継いで一番てっぺんまで上がる。

      おお!山が見える。(笑)

  こないだは煙っててこんな景色見られなかった。
  もしかしたらもしかするかも~?

  期待に胸を膨らませつつ登山道を登っていく。前回は白馬登山の次の日だった
から、足取りも重く雨も降っていてよろよろだったけど、今回は足取り軽く登るのも
早い早い♪
                       

         あっという間に前回挫折したところに到着。(笑)

          

  なんせ前は第1ケルンにさえもたどり着かなかったのだ・・・。

  今日は曇りだけど、まだお花をゆっくり写す余裕もある。

     

            ?              ハクサンシャジン


   どんどん登っていって、第1ケルンに到着。わりとすぐのところだったんだな。

    しかし霧が・・・。

   ここからちょっと急な登りがあって、前の団体はしんどそう。

   第2ケルンはすぐそこに。  

  第2ケルンから少し登ると第3ケルンと八方池との分岐に出たので右手の道を
下っていく。霧はますます深くなり、どうも悲しい予感が・・・。

  八方池に到着してみると、

   どこに池が?(笑)

  池さえ見えないのに白馬連邦が見えるわけもなく・・・。え~ん!

  しかし八方池は思っていたよりずっと小さいようだ。霧の先からクリアな話し声が
聞こえて来るんだもん。人は見えないけど。(笑)
  向こう側にも行ってみたけどもちろん反対側は見えない。(当たり前。)
  また今度リベンジだな。うん。

  で、たた~っと下っていき11時にはリフト駅に到着。
  八方のゴンドラ駅に着いたら前にも行ったうなぎ屋「こいや」へ。
  今回は新そばとうなぎ茶漬けを頼んだのだった。
  おそばは新そばでも前のでも大して変わらなかったけど、相変わらずうなぎは
うまーい。

    茶漬けもGood!

   八方にいったら必ず食べに来てしまいそうだ。すっかり定番。
   I姉さんも気に入ってくれてよかった。

   また今度来るときは雪景色の頃かしら?


今夜から乗鞍へ

2007年09月28日 12時29分29秒 | ハイキング・登山
 Hさんに誘われて,今夜からたまおさんも一緒に3人で乗鞍岳に行って来ます。
乗鞍岳って行ったことなかったし,何にも調べてなかったんだけどこないだネット
でチェックしたら「一番お手軽に行ける3000m級の山」ってことで,なんと
登山口から頂上まで1時間半ですと!
 往復しても3時間で帰ってこれるということは六甲山なんかよりずっと楽そう
ですが,でも3000mは3000m。装備と気持ちはしっかりと!

 天気はあまり良くなさそうだけど,明日は晴れて欲しいわあ。

信州秋の味覚の旅その3

2007年09月27日 08時25分11秒 | 信州・北陸の旅
 さて、善光寺に行く前にちょうどお昼だったので権堂駅で降りて徒歩3分のところに
ある「太田屋助右衛門」へ。
 やっぱり信州に来たらおそばでしょう。

 十善そばという十割のおそばが限定30食ということなので、二人ともそれを頼むと
そば茶を飲みながらしばし待つ。そば茶がうまい~。

 で、出てきたのがこれです。

    本わさびは自分ですって。

  小鉢でモロヘイヤのおひたしと辛子なすびが付いていた。
  おそばは十割なのでなかなか歯ごたえがありますぞ。
  辛子なすびがわさびより鼻にツーンときて大変でした。(笑)

                        

  おいしいお昼のあとには歩いて善光寺へ。
  10分ほど歩くと参道に到着。ここも観光地~な雰囲気だ。
  まるでおかげ横丁みたい。ま、大きなお寺や神社の門前町っていうとどこも
そんな感じなのかな。

  山門は修復中で通れなかったが、再建300年記念という横断幕のかかった
立派な本堂は問題なかった。さすがに大きなお寺だわ~!

          

  境内は自由に入れるが、本堂の内陣や戒壇めぐりは有料で500円。
 経蔵や資料館にも入れるし、なにより暗い内陣をもっと近くで見てみたかったので
 500円払って入ることにした。
 お寺自体は何度も焼失にあっていて江戸時代に建て直されたみたい。
 それは京都なんかもそうだから、建物自体は本当に堂々としていてステキ。
 天井板も全て菊の御紋で埋めつくされ、横壁には観音様達が天から舞い降りて
きたように設置されていて絢爛豪華。
 仏像の古さとかはきっと関西のほうがすごいんだろうけど、雰囲気はいいよ。
 戒壇めぐりも楽しみにしてたのに、前の男の人が暗いのが怖いといって携帯を
何度も開けて照らすので全然楽しめなかった。
 そんなんするくらいなら入るな!臆病者めっ!

 で、戒壇めぐりの後に御朱印をもらいにいったら今年は再建300年なので記念
に今年だけの特別な御朱印があるとのこと。また来るかもしれないしせっかくだから
300年記念のほうをお願いした。
 I姉さんとの共通の友、M町は西国33ヶ所をお参りしていてもうすぐ結願なのだが。
 裏切って来ちゃいました。・・・すまん。また一緒に来よう。

 そして経蔵に行くとお堂の中に高野山にもあるようなグルグル周る経蔵があった。
あれは1人じゃ動かないんだよねえ、と説明していたら、1人でも動いた。(笑)
 あれ~?1人で動かないことにも意味があるんだと思っていたのだが・・・?

 このあと資料館にも寄ったらなんだかめっぽう疲れてしまった。
 本当は横にある信濃美術館に行って東山魁夷の絵も見に行きたかったんだけど
気が付いたらもう3時30分。バスの時間まで2時間を切っていた。
 東山魁夷はまたM町と来た時に取っておく事にして、門前のどこかで喫茶店にでも
入ることに。I姉さんはちらっと見た「FUJIYA旅館」の喫茶に入ってみたかったよう。
でも、今日は結婚式披露宴の貸切で×。残念でした。

 しばらく参道を下っていき、ヘルシーなカフェレストランのようなところで一服。
 その後バスで長野駅に移動し、おいしそうなおやきを購入。いつ食べるんだ?
 ちょっとだけ時間があったので、駅ビルにあったカフェ&バーでビールと枝豆を
頼んで飲んでしまった。はい、旅先ですから。
 紙コップだけど、ハーフ&ハーフ生ビールが350円!枝豆も300円。やすっ!!
 こんな風に気軽に飲めるお店があるのはさすがに新幹線の駅だからかな。
 帰りのバスではアルコールの力もあって爆睡。(笑)

 りこぼに着いたらすぐに夕食が待っていた。もちろん和食だ!

       

                 じゃ、じゃーん!!!

 きのこは気温がもっと下がって雨が降らないと出てこないそうで、きのこ鍋の
代わりに白馬豚のしゃぶしゃぶ~!
 なんだかいいにおいがしているのは鍋のダシ?
 粒こしょうや八角が浮いていてそのスパイシーな香りが食欲をそそる~。

 天然のキノコはないけど、原木栽培の舞茸も用意されていた。

     

             

  鍋に白馬豚を入れてしゃぶしゃぶ~っとしたら、ポン酢に付けていただきます。
  レタスもしゃぶしゃぶに合うのね。よく考えたらレタスも長野名産だ。

  もちろん鍋以外もおいしそうな料理が~。

  

    なめことおくらの小鉢、菊菜のおひたし、ヒメマスの南蛮漬け(うま~!)
    そして舞茸、みょうが、しいたけと海老のすり身などの天ぷら
            (青いのはおくらだったっけ?)

    もちろん日本酒に合うものばかりなので最初から飲む体制で。(笑)

   

            さらにさらに~、栗ご飯とキノコの茶碗蒸しが。

  ちゃわん蒸し好きなんだよねえ。そして栗ご飯も。小布施で栗ご飯をよく食べて
来なかったね~と言われましたが、りこぼで出るだろう事を信じてたんですっ。

  こどもさんがいる時には基本的に和食は出ないので、2泊して正解でした。

  今夜もよ~食べた。おかげでデザートの、梨のコンポートバニラアイス添えを
撮り損ねたよ。(笑) 

  さあ、明日こそ晴れてくれ!八方リベンジだ!

信州秋の味覚の旅その2

2007年09月26日 08時16分47秒 | 信州・北陸の旅

 次の日の朝、目が覚めればが降っていた・・・。がくっ。

 どうする~?となり、急遽大幅に予定を変更して行くことにしたのは善光寺。
 2人とも行ったことなかったんだな。長野へは直通バスで白馬から1時間で行けるし。
 善光寺だけでなくせっかくなので栗菓子で有名な小布施にも行くことに。

 朝食を食べたら、8時35分のバスの時間に合わせて五竜のバス停まで恵子さんに
送ってもらった。

   予約要らずで便利。片道1500円。


 9時30分には長野駅前に到着し、地下道を通って長野電鉄(通称ながでん)へ。
 ちょうど普通電車が出るところで走って乗り込む。
 小布施までは普通電車で30分ほど。650円。途中レトロな駅もあったり、小布施
が近づくにつれ、りんごや栗畑が広がっていかにも信州~って感じ。

 10時過ぎに小布施駅に到着。連休なのにあまり観光客もいなさそう。
 まずは小布施堂に行ってみよう!駅から徒歩5分程度で中心地に着いた。

          

                そうそうこれこれ。

         さすがにこの辺には観光客がちらほら。車も多い。

   お店に入ってみると、デパートでもよく見る栗菓子が並んでいた。
   お客さんが待っているっぽいのは併設されたレストランに入るためか?

   特に何も買わず、今度は向かいにある「マロナップル」というジャム屋さんに
 入ってみた。栗のジャムが売っているはずだったのだが、旬には早かったらしく
 今年の栗ジャムはまだみたい。がくっ。

   それからガイドブックで見つけたマロン豆乳ソフトを食べるためにさらに奥に
 入ると驚くほど観光客がウジャウジャ!そしてお店の雰囲気もなんだか京都の
 三寧坂・二寧坂みたいに小奇麗すぎてなんだか興ざめしてしまった。

            

   もっと昔ながらの建物が残った静かな小京都をイメージしていたのになぁ。

   ま、でもとりあえず豆乳ソフトを食べるため、風味堂併設のカフェへ。

   風味堂ももちろん栗菓子のお店。デパートで見かける小布施堂や桜井甘精堂
 だけでなく、小布施は栗菓子のお店だらけなのだ。

   マロン豆乳ソフトを買って、外のベンチでいただく。

    栗ごろごろでおいしかったです。

   このあと駅に戻るべく行きと異なる道を通って帰ろうとしたら、神戸のイカリ
スーパーでも置いている長野のおしゃれな食材のお店「サンクゼール」があった。

  ワインやジャム、トマトソース、チーズにワイン、ソーセージなどが売っていたの
で、明日に延期した八方トレッキングのお昼にチキンの燻製と野菜のピクルスを購
入。本当はテラスでワインを飲みたかったけど、グラスワインはあってもおつまみは
なかったので断念。

  こうなったら残るは小布施ワイナリーだ!と意気込んだものの、見学時間は12
時で一旦閉まるとガイドブックに書いてある。
 駅から徒歩15分で、時間は10分前で・・・。(涙)
 (でも,HPを見ると9時から4時まで見学O.K.になってる~!?)
 次の長野行き電車は30分先で、しょうがないので駅の売店でおみやげ物を物色
していたら、いくつのも栗菓子の中で唯一「純粋小布施栗使用」と書いたシールの付
いた松仙堂の栗菓子が目に付いた。
 そうだよねえ、有名店のは全国のデパートやらに卸してて、全て小布施栗だけ使っ
てるわけない。
 せっかく小布施に来たんだから、名前は聞いたことなくてもちゃんと小布施栗を使っ
た栗鹿の子や栗羊羹をいただこうと思い購入。

            

     小布施に来てちゃんと小布施のものが買えたのでちょっと満足。

  電車は帰りは特急に乗ることにした。なぜなら特急料金100円だったから。
 でも、電車はちゃんと特急でした。なんだかレトロだ。ウルトラマンカラーだし。(笑)

                     次は善光寺だ!


信州秋の味覚の旅その1

2007年09月25日 14時42分41秒 | 信州・北陸の旅

 この連休、I姉さんと一緒にまたまた白馬に行ってきました。
 今回の目的はりこぼで秋の味覚、栗ときのこを味わうこと。

 移動は9月後半になると大阪から白馬行きの直行バスは出ないので、長野行きか
松本行きしかないのだけど、長野から白馬まではバスで1時間弱で来れて便利では
あるものの帰りの大阪行きの時間が早いので、松本行きを予約。

 朝8時に梅田を出発。
 予定では13:30に松本到着だったのに、事故渋滞で1時間遅れてしまった。
 それでも次の日に八方池トレッキングに持っていくために、穂高のパン屋「こっふぇ
る梅太郎」に寄っていくつかパンを買い込むと(チーズも。)、次の電車の時間まで
カフェひつじ屋で新鮮な桃を使ったジュースをいただいた。

    おいしかった~!

 18:00前には南神城の駅に到着。恵子さんが迎えに来てくれていた。
 いつもありがとうございます。

 今日のお客は私達を含めて3組。
 まずはお風呂に入ってそのあとお待ちかねの夕食♪

    ヒメマスのフライが! 
    やっぱりおいしかったよ~!!
    あと、ステーキも出たけど秋らしく胡桃のソースがけでした。
    なんだかご飯がおいしくて軽く2杯食べてしまった。

    I姉さんは全部食べ終わっても日本酒がおいしいらしく、ずーっとちびちび
   飲んでいた。いつからそんなに強くなったの?

              

    漬物が欲しい~というので恵子さんに頼んだら、みょうがのしょうゆ漬けと
   乾きもののおつまみを出してくれた。
    すんません・・・。

           
   私の方はこれまた秋らしくかぼちゃのプディングをおいしくいただきました。

  それにしてもお昼のいい天気とうって変わってどんどん雲が・・・。
  明日八方に登れるかなあ?

  ところで、I姉さんと夜光虫さんと来年はアメリカのユタ州に行って国立公園巡り
をしようって話になっているんだけど、恵子さんからネパールの話を聞いたり写真
を見たりしていたらだんだんネパールに行きたくなってきて・・・。
  その話をI姉さんにしたら、姉さんも乗り気になってくれ、

  「アメリカならいつでも行けそうだけど、ネパールだとそういう訳にもいかないし
  いいんじゃない?
  ということに。夜光虫さん、どう?またまた欧米行きはなしになりますが。(笑)

  もちろんその夜はりこぼにあるヒマラヤトレッキングの本を読みあさる私なの
 でした。
                         


川島しょう店

2007年09月21日 22時13分24秒 | 食べます!食べます!
 昨日の晩は芦生に行ったメンバーが集まっての写真交換会を新長田の川島しょう店
で行った。夜光虫さんが珍しく「おいしいんです~。」と力説していたので楽しみにして
いたのだった。

 で,行ってみると木曜日だというのに大盛況で満席。

 みんなが揃うのを待って,まずはビールで乾杯!
 かわいそうに,たまおさんはお腹の調子が悪く,飲むのも食べるのも無理はできない
とのこと。残念!

 メニューはご主人の手書きでB4の紙にびっしりと書き込まれており,目移りする~!
 7人もの大人数で来てるので,いろんな料理を頼んで少しずつ食べることに。
 以下、食べたもんダダーッと公開!

   車エビの白ワイン蒸し

     

        名物:我が家風ポテトフライアンチョビソース(激うま!)
            残ったソースもパンにつけてたいらげました。

   生ハムとルッコラのピザ

    

               活あわび白ワイン蒸し

     ワインがすすむ~!

  チーズもおいしかった! 

      

         ズワイガニむき身とグリーンアスパラのパスタ

           

               ボッタルガ(からすみ)とパルミジャーノのパスタ

   霧島ポークとキャベツの
                                オーブン焼きバルサミコ風味

      

          ピータンのバルサミコ酢風味(とろりとしてうま~!)

  オイルサーディンのわが家風  

   活だこのカルパッチョ

   地鶏カリカリオーブン焼き 
   サラダ添えバルサミコ酢

  まずはビール、ワインも3本開け、これだけ食べて一人5300円でした。
  それも、ワインがどれもおいしかった。特に1本目の白ワインはみんな大絶賛
 でした。
  また大人数で行って、今回食べられなかった料理食べに行きたいなあ。

  川島しょう店 TEL:078-643-0090

          JR新長田駅から南へ徒歩10分くらい。


カンプーの結い方

2007年09月19日 12時53分04秒 | 三線弾きましょね

 先週末、夜光虫さんの三線の舞台を見に行ったときに、沖縄風髪結いと着付けを
見せてもらった。
 というのも、私達の教室も10月の発表会に着物を着ようと思ってるんだけど、着付
けも髪結いもちんぷんかんぷんだから。
 ネットで検索しても詳しいことはどこにも載ってないのだ。

 で、舞台が始まる前に楽屋にお邪魔して見せてもらった。

 まずは髪の結い方。
 いわゆる「カンプー」。調べてみたら「からじ結い」というらしい。
 元から結うのは大変なので、私達は琉舞衣装屋さんでカンプー付け毛をあわせて
購入。
 元から結った形になったもので,真ん中が空洞になった付け毛をカポっと頭の上
に乗せたらいいので楽ちんなのだ。
 でも、問題はいかにして地毛をきれいに上に結いあげて付け毛の中に収めるか、
そしてなおかつ横の髪をふっくらさせるのかっていうのが分からなかったんだな。

 で,付け毛を使う時の結い方は以下のとおり。(あくまでも本式ではなく自分で
やる場合ですが。)

 1.髪全体にムースを付けてまとめやすくする。
 2.全体の髪を頭の真上でポニーテールにする。この時はまだ横を膨らませない
   でよい。髪が多かったりいっぺんに上げられないようなら前・横髪でひとくくり,
   後ろ髪でひとくくりしたらきれいにあがるとのこと。
 3.ポニーテールが付け毛から出ないように丸めて留め,付け毛の前後を確認
   してかぶせ,ピンで端を留めていく。
 4.櫛のとがった方等で横髪を引きだて緩め,丸くふわりとさせる。
 5.ジーファー(かんざし)をカンプーの後ろから前に向かって地毛と合わせて刺し
   固定する。

   なるほど,横髪はあとで引きだしてたのか~,と納得。

  着付けのほうはというと,ほぼ大和と同じ着方だったんだけど,いわゆる肌襦袢
 のようなものに直接着物を着る感じで,肌襦袢に襟芯を通していた。
  そして,肌襦袢の脇が大和のように開いてないので襟を合わせたりするのが難
 しい模様。下はスカート状ではなくズボンになっているので,そのままでいても恥ず
 かしくはないかな。
  あと大和と違ったところは着物の着丈が短く,帯から下におはしょりが出ないよ
 うにするのが沖縄風らしい。帯結びは左手前でちょうちょ結びなので簡単だ。

  私は着付けを習ったこともあるので大丈夫だけど,果たして他のメンバーは自分
 で着られるんだろうか・・・。
  私が全員分やることになったらどないしよ~!    


しそジュース

2007年09月17日 11時58分22秒 | 番外(日常つらつら)

 昔りっさちゃんのおばあちゃんにもらったしそジュース、おいしかったなあ。

 そしてこないだ奈良に行った時に寄ったお店で飲んだしそジュースも、やっぱり
おいしかった。

 で、しそジュースならけっこう簡単に作れるんじゃねえ?って思ってたんだけど
もう赤しそは時期が過ぎたんかなあ。
 そんなことを考えていたら、なんと琉球ワールドで沖縄産なのか赤シソが1袋
100円で売られていた。安いし、どのくらい量が必要なのかわからなかったので
とりあえず2袋買って、帰りに薬局でクエン酸を購入。

 ある人のレシピではシソは水2Lにつき280gとか書いてるが、私が買ったやつ
ってそんなにあるようには見えんぞ・・・。
 でもまあなんとかなるやろ!

 ちゅーことで、まずはしそを水にさらしてあく抜きをする。
 そのまま3,40分ということだったが寝てしまった。(笑)

    

 で、今度は鍋に水1Lを入れて沸騰させたら、あく抜きが済んで水気を切ったしそ
100gを入れて3~5分煮る。(しそは1袋入れてみたが100gあるか不明・・・。)
 つーのも私の家にある鍋では2袋入れるのは無理そうだったから。

   鍋に入れた直後→  


    煮たら青じそになった?(笑)

 煮たら網で漉して茶色くなった液体の方を鍋に戻し、砂糖をお好みの量加える。
 なんせいくつかのレシピをネットでチェックしてみたけど、水2Lに対し200gから
1キロまで差がありすぎ!

 私は去年梅酒を漬けたときの氷砂糖が残ってるので、それを使うことにした。

 砂糖が溶けたらクエン酸をこちらもまたお好みで加える。水2Lにレモン1個程度
でいいみたいだが、すっぱいのが好きな人はもっと入れてもいいみたい。

 ここで私は初めて気が付いたのだが、これまで飲んでいたしそジュースのすっぱ
かったのはクエン酸であってしそではなかったんだな。(笑)
 なんだろ、梅干のイメージか、しそも酸っぱいと思い込んでいたよ。

 で、実はクエン酸を今回薬局で買ってきたんだけど30gで300円とけっこういい
値段だった。ネットレシピでは25gでレモン1個分とのことなので、レモンのほうが
ずっと安い。
 そのうえ家にはたくさんポッカレモン果汁があった・・・。
 クエン酸はまたの時に使おう。

 私は酸っぱいのが好きなのでポッカレモンをドボドボドボ~っと入れると、茶色
かった液体が見事な赤色に変わった。

    

 そうそう、これこれ、しそジュース。
 あとで希釈するのでめちゃ甘酸っぱくしてしまったほうがお得というものでしょう。

 これを家にあった瓶やペットボトルに詰めてできあがり。

     やった~!

  やっぱり簡単だったわ~。これなら私にもできます。
  もう一度同じことを繰り返して合計2Lのしそジュースが出来上がりました。

  飲むのが楽しみです~。


芦生で最後の夏休み その2

2007年09月15日 19時16分44秒 | アウトドア

 泊まりはいつものごとく芦生の森に一番近い「芦生山の家」だ。

 ここはとてもきれいだし、ごはんはおいしいし、今井さん夫婦はやさしいし、3拍子
揃ったお宿です。

                       

 次の日の朝、朝ごはんを食べたら沢歩きの準備をしてお迎えの車に乗り込んだ。
今日はようへいくんとゆうかさんの2人のガイドさんが芦生のヒツクラ谷を案内して
くれる。
 
 ヒツクラ谷の方には一度も行ったことがなかったのでたまおさんは興味深々。

 目的地近くで車を止めると靴を脱いで沢足袋に履き替えヘルメットを被る。

        

                 行くぞ~!!

 まずは川沿いに出るため山道を登る。地下足袋って直接足裏に地面感じるなあ。
 10分ほど登って反対側に降りると川沿いに芦生らしい森が広がっていた。

              

 ゆうかさんは植物にとっても詳しいらしいので、たまおさんと私は遠慮なくいろいろ
聞いてみたら、本当に詳しいぞ!なんですぐに分かるんだ?
 ぜひ今度は芦生の森をゆうかさんに案内してもらいたいなあ。
 それから川に入って歩きだす。

      

 今回は沢用の足袋なのでそんなに滑ることはないものの、今回私ってやっぱり
川の中を歩くの下手だなあと思った。向いて無さそう。どうも怖い気持ちが先行して
るのか、慎重に歩き過ぎ。

  途中でとちの実を見つけたり、カジカ蛙に会ったりと森を満喫。

   栃の実

  
   かわいい!  
   指がまんまるだよ。
   きれいな声で鳴くんだよねえ。

 今回は小学生を案内するようなこれまた初心者用「沢歩き」コースと聞いていた
し、実際そう大変なところは歩いていなかったのだが、後半になるに連れ、「沢歩き」
じゃなくって「沢登り」じゃん!って感じになってきた。

 さすが田歌舎、昨日のカヌーに続いて普通の初心者ではやらせてくれないことを
してくれます。(笑)

 今回は1箇所だけ泳ぐところがあります、とは聞いていたが、泳いでいったところに
沢があって登らないといけないとは思っていなかった。

           

    さすがに寒いかも、ということで、一枚上にジャケットを着てドボンッ!
  頭上には倒木があるのでぶつからないように泳いでいき、向こうに見える小さ
  な滝の下は流れがきつく足も付かないので必死こいて泳いで横の岩に摑まら
  ないといけない。
   摑まったら横壁に左右の足を交互にかけてつっかえ棒のようにして登るのだ。
  2つの滝を越えるっていってたけど、このことかあ。

   と、思って私も行ったわけだが、これは大きなかん違い。
   その滝を乗り越えていったら、そこは大きな滝つぼでした・・・。

 こっちが滝→ 

 マジかよ~!上の方が見えないくらいの滝だよ?落ちたら怪我するよ?

     ここ登るの?

   もう全然沢歩きじゃないんですけど~!(笑)

    沢登りを本格的にやっているIさんとAちゃんはきっと内心大喜びだろうな・・・。

   さすがにここはようへいくんがまず登ると、上でロープの確保をしてくれ、下で
ゆうかさんが補助してくれることに。
   簡易ハーネスを付けて一人ずつ登っていくのだが、みんなドッキドキだ。

       

  I姉さんがまず行ったのだが、どこに足をかけていいかも分からず苔で滑るわ
手をかけるところが見つからないわでヒヤヒヤものだった。

  後からいく場合は先に登った人の跡を確認できるものの、下のほうはまだ見え
てるが上に行ってしまうとどうなっているのか皆目分からないのでみんな途中で
オロオロしている。
  私も同じ。どこに手かけるんだ?!
  なんとか登ったものの、最後は膝で登ってしまった。
  は~、これでお昼かな?(2つ滝を登ったらお昼と聞いていた。)

  ところがどっこい、最初の泳いでいったところは数に入っていなかったらしく、
 まだまだ登っていく。

         

          お腹は減るし、でもってなんだか険しいぞ~!

     やっと最後の大滝に到着したと思ったら・・・。

     

     ここもロープ確保です。でも高さはないからロープをぐるっと腰に回す
   だけで、ハーネスはなし。
     チャレンジャーはど真ん中の轟々と流れのあるところを、初心者は端っ
   この水の少ないところを登ります。

         

        こんなところ、小学生も来るって言うんだからね・・・。

  体は冷えてくるわ、滝越えでクッタクタ。
  でも、やっと沢登りも終わりです。この滝の上の広場でお待ちかねのお昼!
  今回は田歌舎ご自慢のランチボックスです。

  てっきりパンとサラダくらいだと思っていたら、昨日と同じく自家製パン2種類
 に、チーズスプレッド(これがおいしい!)と鹿肉の燻製やサラミ?、そんでもって
ノンアルコールビールまで用意されていた。

     

   この具材を大きいパンに挟んでサンドウィッチにして食べるとめちゃうま!
 
    うまーい!

   そしてそして凍えきった体にうれしかったのは、スープ。
   それも、鹿肉ソーセージがまるごと1本入ったボリューム満点の。

       

   紙コップとかじゃなくてちゃんと器に入れてくれるのがまたうれしい。
   これで900円なんて安い!
   それにしても9人分の食材に器まで、重かっただろうなあ。ありがとう。

         

       帰りは川沿いを歩いて戻る。途中に大きな芦生の木が。

   今回も芦生を満喫できた。というか田歌舎のツアーはおもしろい!
   宿泊代や交通費を含めても、普通の日帰りツアー2回分と大して変わらない
 ので、週末空きがあれば1泊して2つのアクティビティーに参加するのがいいと
 思う。

                   お勧めです~。