goo blog サービス終了のお知らせ 

くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

千葉に昼飯を食いに行く 前編

2005-07-19 15:22:49 | 
ferry1400

 東京の人が千葉に遊びに行くとき。
 電車にしろ車にしろ、馬蹄のカタチをした東京湾沿いに、ぐるーっと回って行くことになります。これがなかなかの長距離。例えば、羽田空港のある大田区あたりから木更津まで行くとなると、え~、だいたい100kmの距離がありますね。電車だと2時間くらい。車だと高速湾岸線を使って、かつ空いていれば1時間半。
「そんなら直線で行ってみっか!」と海の上を結んでしまったのが、東京湾横断フェリーと、東京湾アクアライン(高速道路)であります。
 今回は、東京湾フェリーというのに乗ってみました。横須賀市の久里浜港を出て、富津市(木更津の南)の金谷港まで行くやつです。

ferry2280
さらばさらばと横須賀発電所をあとにする

 このフェリーは、馬蹄型の東京湾の、一番狭まったところを航行します。対岸までを直線にすると、ほんの11kmくらいしかありまへん。
 ここは浦賀水道と言われているところで、こんなすぼまったところを軍艦、タンカー、貨物船、ヨットに釣り船とすごい数の船が航行しているのです。フェリーのデッキから眺めているだけでも、もううじゃうじゃと走っているのです。
「ペリーさんはこんな狭いところをわざわざ入ってきたのだなあ」などと空想していると、あっという間に金谷に到着してしまった。なんと40分足らずである。
ferry3200
 お茶のコマーシャルごっこをする筆者。潮風をたっぷり吸い込まんとし、鼻腔は全開状態である(ややなぎら顔)。こういうバカなことをしているうちに、前方には早くも房総半島が見えてきた。

 つづく