くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

削りかまぼこを知りました

2016-01-25 11:58:54 | 飲んで食べて

一部で話題になっている「削りかまぼこ」を、宇和島で入手した。

一部というのは、友人Y口君と僕の、二人だけのことだが。

かつぶしのように薄く削ったかまぼこだが、通常のかまぼこを使うのではなく、専用に作られたかまぼこを削っているらしい。

宇和島で、現地の人に

「削りかまぼこはどこで売ってますか? あの、話題の削りかまぼこ」

と得意げにいってみたら、

「そういえば流行ってましたね。ブームはもう2~3年前に終わってますが」

とクールに返されてしまった。

 

そのまま味わうと、いかにも魚肉加工品らしい匂いと味があって、それが舌の上でじわじわと広がっていく。

ただ、かまぼこと違うのは食感である。かまぼこはみずみずしいが、こちらはぺなぺなだ。

この風味は、かつて、どこかで出会っている。かまぼこというより、あれだ…でんぶだ。

タラや鯛をからからに炒りつけたでんぶにそっくり。

ただし、でんぶのように甘くはない。

 

かくのごとし。

熱い白飯に乗せると、かつぶしのように踊りながら、米粒に絡みついていく。

魚肉のうまみがまぶさった白飯がおいしい。

ふと思い付き、納豆も加えてみると、これがまたウマい。

ほんわかした風味の削りかまぼこに、きりっと醤油を利かせた納豆が混ざって、味の塩梅がちょうどいい。

魚肉のうまみが加わった納豆がおいしい。豆ひとつひとつに絡みついてるのが嬉しい。

ちなみに納豆は「四万十川産 川のりだれ付き」というのにしたが、川のりの風味もかまぼこにあっていて、ちょうどよかった。 

 

 


面白い商品があるもんです

2012-07-07 12:57:03 | 飲んで食べて

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 名古屋の浜乙女さんが昨年から発売している
[酢付手巻のり]
 という商品。
 その名が示すとおり、海苔の片側に、酢飯の元となる“すし酢”が粉末になって塗布してある。
 なんとなれば、この海苔で白飯を巻いてしまえば、すなわち酢飯に変身するのであります。
 これは画期的な商品と言わねばならぬ。
 家で手巻き寿司をするには、普通だったらまず、酢飯を作らないといけない。
 調理済みの市販のすし酢を使えばラクではあるが、残った酢飯は当然、酢飯として食べることになる。
 しかしこの酢付手巻のりがあれば、その心配がない。
 何ならインスタントのご飯でもいいわけだ。
 僕は最近、『缶づめ手巻き寿司パーティー』というイベントをよくやるのだけど、まるでそのイベントのために生まれてきたような便利商品なのであります。








山ワサビにハマる

2012-06-04 22:26:20 | 飲んで食べて

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 3月に北海道に行ったのだが、そのとき食べた「山ワサビ」があまりにも美味しくて、いまだ忘れられない。
 山ワサビはステーキに添えるホースラディッシュと同じもの。それが日本に渡り、北海道で自生したという。
 見た目は色の薄いゴボウに見える。
 それでいて、擦り下ろそうとすると、ものすごく固い。
 山ワサビを食べさせてくれた寿司店の大将が
「おろし金は定期的に“目立て”してもらってます」
 と言っていた。
 目立てとは、おろし金のトゲトゲを研いで鋭くしてもらうことだ。
 それだけ山ワサビは固いのであります。
 その寿司店で、僕は山ワサビを
「ウマいウマい。こんなにウマいのは食べたことがない」
 と騒いでいたら、30センチほどもある一本を分けてくれた。
「湿った新聞に包んで、さらにラップで包めば相当保ちます」
 本当にその通りで、何と3カ月が経った今でも、我が家の冷蔵庫で元気に生きているのだ。
 山ワサビはとても辛いので、少量擦るだけで充分だ。
 だから、30センチの根塊が、今でも10センチ程度残って、生きている。
 地方に行くと、こういう食材を知ることが出来る。それが嬉しいのであります。









経堂西通りでオクトーバー・ワインワイン・フェスト!

2011-10-20 09:53:46 | 飲んで食べて

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白モツに白ワイン

 昨年来お気に入りの、世田谷区経堂西通り。
 中でも半径100メートル以内の4店舗で、10/23(日)までオクトーバー・ワインワイン・フェストが行われております。
 ご協力いただいたのは、南アフリカのコスパワイン[KWV]を広めた国分さん。
 仏・伊・米・南アフリカの赤/白/泡と、7種類のワインが愉しめるのだ。




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ラム香草焼きと赤ワイン
やきとんの名店「きはち」であります





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肉酒場[EL SOL]の鳥“塩”唐揚げ
米粉使用で相当ウマいです




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海老のタンドリー焼きにはカリフォルニアワイン
本格インド料理店[ガラムマサラ]にて




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サバ缶と納豆をスパイシーに炒めた一品(!)
白ワインによく合うのだなァ




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 ガラムマサラの店主、ハサンさん。
 常に新たな料理を探求しつつ、ホスピタリティも最高なお方でありますゾ。




『国分のワインでオクトーバー・ワイン・ワインフェスト♪』
 10/14(金)~10/23(日)
 参加店:さばのゆ、きはち、EL SOL、ガラムマサラ

ワイン一覧:
【南アフリカ】
KWVカセドラル・セラー/カベルネ・ソーヴィニヨン
KWVカセドラル・セラー/シャルドネ
【イタリア】
ヴィッラ・ボルゲッティ/ヴァルポリチェッラ クラシコ
ヴィッラ・ボルゲッティ/ソアーヴェ クラシコ
【カリフォルニア】
クレイン・レイク/カベルネ・ソーヴィニヨン
クレイン・レイク/シャルドネ
【フランス】
ジャン・ルイ ブラン・ド・ブラン/ブリュット(泡・白)







燻製を作ろう!という動画

2010-08-03 09:06:36 | 飲んで食べて
 いつか燻製をやりたいなァと思っていたら、その道のプロがちゃんとブログを書いてるんですねェ。
 いやあ、ブログってのはスゴイ。Twitterもすごいけど、ブログもマストな伝達手段なのだ。
 そのブログ、名前も『燻製記』
 著者の燻製道士さんの撮る写真が美しいんであります。
 最新記事がまた、面白い。
 いかにして燻製をやるかを、ムービーで紹介してるのだ(この記事です)。
 僕ももっともっと、自分の道を究めねば!

 同ブログの“燻製作り方動画 ~ うずら卵篇 ~”にトラックバーック!