くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

どんな夢見てますか

2009-11-13 18:23:54 | 日記

Img_4390
高校生の頃に妹が持っていたマンガの単行本
陸奥A子さんの「こんぺい荘のフランソワ」だ
アマゾンで見つけ、懐かしくて買ってしまった


「どんな夢見てますか」というのは、かの人気テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」の、第7話のタイトルでありました。
 そのドラマは1983年に放映された。
 当時の僕の夢は、絵本作家になることだった。
 というのも、この写真にある少女マンガが大好きで、その主人公が絵本作家を目指していたから、僕もそうなろうと思ったのであった。
 単純かつ明快。高校3年生の僕は確固たる夢を持っていたわけだ。
 しかし、その後の僕の生き方は、夢からどんどん離れていくものであった。
 ちゃんとデッサンを描いていたのは美術大学を落っこちて、浪人していた時期だった。
 翌年はあっさりと美大をあきらめて私大の文学部に入り、卒業したら証券会社に入社したりと、自分でも何を目指しているのか分からなかった。
 それが今、ようやく、自分の本を出すという夢が叶った。
 缶詰の本だけど、ちゃんと絵も描いた。
 やっぱりこれは
「昔からの夢が叶った」
 と言ってもいいのではないか知らん。
 肝心の絵は、ブログ仲間のmichikoどのから
「シュールだ」
 との高い評価をいただいた。そのクオリティはさておき、完全なオリジナルである。
 さて、これから先、どうしようかなァーと思ったりする。
 もっと絵をメインにした本の構想もあったりする。
 最近、四十代にして再び、夢が果てしなく広がっているのであります。




 この記事は「michiko world」の“おつまみ缶詰酒場
「自然のなかへOUTDOOR」の“">おつまみ缶詰酒場
 にトラックバーック!!




2009弦楽器フェア

2009-11-03 11:42:09 | 音楽

Img_4279
ずらっと並んだコントラバス
まさに壮観な眺め!

 10月30日・31日・11月1日の3日間、弦楽器フェアが行われたんであります。
 会場は皇居そばの科学技術館。近所の友人に誘われて、初めて行ってみたのだ。




Img_4282

 バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスからクラシックギター、チターまである。
 楽器の材料とか製作道具までも展示販売されてるのだ。
 ヤマハなどの大手企業から個人の作り手まで、世界中から集まっている。これだけの規模は世界で唯一らしいです。




Img_4278

 中央が友人のタエ嬢。広尾の弦楽器店「フィオリーレ」の代表であります。
 楽器の買い付けで年に数回はイタリアへ行くという、とても羨ましいお人。




Img_4280

 バイオリンは各国で作られているが、最高峰はやはりイタリアのものだそうだ。
 その音色は明るく艶やかで、楽器自体の“鳴り”がまったく違うらしい。
 弦楽器というのは、たとえ同じ材料で作ったとしても、製作した人の国の個性が出るんだとか。例えば日本人が作ると音は地味。ドイツ人は固い。中国人はどこかやはり“中国っぽい”音色なんだそうだ。面白いですなァ。




Img_4283

 各ブースでは試奏が行われていて、会場全体が弦楽器の音で満たされている。
 生の音をこれだけ聴けるなんて、ほかではありえない。この上ない幸せであります。




Img_4284

 このほかプロの演奏もあった。福田進一氏のスパニッシュ・ギターが、実に良かったです。
 とはいえ、この方を僕は存じていない。ギター界では大変な重鎮らしいのだ。知ってます?