くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

ヌーヴォー飲んだぞっ

2005-11-18 16:43:48 | 東京の美味い店

novello280 なんて、あまり声高には言えまへん。解禁日の昨夜、明治屋さんで試飲をしただけなのであります。
 とても美味かったけど、へなへなプラスチックカップ一杯だけじゃあおさまらない。そこで僕は下りの中央線に飛び乗ったのであります。向かった先は、以前ご紹介した高円寺のイタリアン、ボッカ・ルーポなのであります。

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 イタリアの新酒はノヴェッロと発音するらしい。オーナーシェフの三島さんが「今年のノヴェッロはかなりの出来です。新酒とは思えないほどしっかりしてる」と教えてくれました。




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 軽くパスタでも食べて帰ろうと思っていたのだけど、生牡蠣を出してもらったとたんにそんな気はすっかり失せてしまった。食べ物のユーワクにはいつでも負けているワタクシであります。

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「1、2、3!」と魅惑的なものを出していただき、「5、6、7♪」と平らげてノヴェッロを堪能いたしました。微かに発砲しているフレッシュなものから、新酒とは思えないほどコクのあるものまで三種類。新酒と言っても、作り手によってまったく違った味わいなのですねえ。

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自家製のリモンチェッロ レモンのお酒なのだ

 そして今は、日本酒も新酒の時期なのであります。まさに秋は実りの季節なのであります。ああ、お酒が飲めることの幸せよ、ありがたやありがたや...。チ~ン♪

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♪さくらさくら

2005-09-02 11:03:54 | 東京の美味い店
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『東京の美味い店』なんていうカテゴリーを作って、これまでいくつかご紹介しているワタクシですが。
 実はわずかな戸惑いも感じているのです。
 自分としては、写真を撮って、記事にして公表するのが楽しいのだけれど、

「あっ、ま~た自分だけ美味いもん喰ってやがるな...」

なんてことになってる可能性があるわけです。カップラーメンを啜りこみながら読んでくれている人もいるだろうし。
 その辺のキビシイ問題をどう解決していくつもりなのか。なかんずく“世界は一つ”という機運が高まっている現代において、
「グルメ・飽食を標榜するとは何事かっ!」
と糾弾されたときの逃げ方対処法はどーするのか。さあどーするどーする。

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 と言いつつ、今回もまた一軒、ご紹介してしまうのでござる。「お金掛けずに手間掛けて~♪」の自炊はちゃんと缶詰ブログでやってるからいいのだ。これでいいのだ。

 港区は白金台。外苑西通りを一寸入ったところに、『さくらさくら』という名前の京料理屋があるのでござる。毎朝、京都より直送される京野菜のほか、自家製のゆばや豆腐が楽しめるお店らしいのでござる。

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 昨年の12月にオープンしたばかりということだけれど、築80年の民家を改造した町屋風の内外装は、実に懐かしく暖かいのであります。トイレなんか、厠(かわや)と言うのがふさわしいくらいの作り。もちろんぴかぴかに保たれております。


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コースにはこんなものが出てきたりします
お隣の席の方々も見学してました

sakura280rouka いつも思うことだけれど、料理屋にとって大切なものは、やっぱり“人”なのですね。ここのスタッフも、みな良く気が利くし、もてなしを楽しんでやっているのが伝わってくる。
 料理が良くても、そういう部分がなかったら、いつの間にか足は遠のくのだよなぁ。



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干し鮎を焼いて、それで卵を巻いたもの。卵は炒り卵よりもふわふわに仕上げる、何とかいう料理法だそうです。一寸粒々した食感もあって、いつか憶えたい料理法だったです。

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 車海老と賀茂茄子のナンとかカンとか。甘辛い味噌が添えてあって、出汁に浸った茄子と良く合う。


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 ゆばを練り込んだうどん。それは食べ終わってから聞いたのだけれど、表面はつるつるとしていて、噛むともちもちっとしてました。う~ん、すごい幼稚な表現だなぁ。稲庭うどんと讃岐うどんのいいところを取ったような感触だったです。これでいいかな。


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 デザートは和洋折衷。小豆と生クリームといちごって、合うんですね。おまけにきなことペパーミントの葉まで。
 これのほかに、さくらのかほりのするアイスクリームも出てきました。これは誕生日のサービスだったのかも。急ごしらえながら、ローソクも立ててくれました。願い事をして吹き消しました。スタッフの方々が集まって拍手をしてくれました。
 つまり、そういう暖かいお店なのですぞ、読者諸賢!


さくらさくら 03-3440-7316
営業時間  11:30~23:00
定休日 月曜日
さくらさくらコース5040円、季節京野菜の炊き合わせ1575円、天然にがり自家製豆腐735円などなど



高円寺だがイタリアン~ボッカ・ルーポ

2005-06-20 19:25:53 | 東京の美味い店

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各画像クリック拡大可能♪


bocca2 JR高円寺駅北口に降り立ち、庚申通りという商店街に進む。古い飲み屋や商店の合間に、今風の小さな雑貨店や服屋が混ざって、見ていて飽きなかった。いかにも中央線沿線らしい、暖かい雰囲気。
 間もなく早稲田通りというあたりの道ばたに、この看板があった。ボッカ・ルーポはこの看板を右折した先にあるのですぞ。


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 さあ、到着。と言うわけで一番上の画像は前菜の盛り合わせなのだ。身がプリプリの大きな岩牡蠣も出してもらったのだけど、写真を撮る前に素早く食べてしまった。新鮮な海のミルクたっぷりでした。今回は連れがいるので、二人分たっぷりと頼める。


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 自家製パン二種。ちなみにここは器も楽しみの一つ。オーナーシェフの三島さんは、もともと陶芸をやっていたそうだ。だからご自身で焼いた器も使っているのだ。


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 前菜に戻って。空豆のスフォルマート・ゴルゴンゾーラ風味には、ワタクシ最大級の賛辞を惜しみませんです。ゴルゴンゾーラチーズの香りが、フレッシュな空豆の香りとぴったり合っているのですねえ。いや驚きの美味さ。うんとちびちび、舐めるように食べました。


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 つぶ貝のガーリック焼き。連れはこれが大変気に入ったようだ。この一品で、ずいぶんとワインが進んでしまったのですな。デキャンタで頼んだ白が空いてしまったのですな。すかさずフルボトルを追加。

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 前菜はこのほかに、スモークした鴨、活ミズダコ、サーモンの切り身、パルマの生ハムが乗っておりました。たっぷりと盛り合わせてもらうのが楽しいなあ。



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 手長エビ、貝各種、イカ、グリルした魚のパスタ。麺にはこれらの具材のエキスがしっかりとからみ、染み込んでいるのだけど、ちゃんとアルデンテに仕上がっている。こういうところは、シロウトが容易に真似の出来ない部分だなあ。ドライトマトも自家製という徹底ぶりなのだよ、諸賢♪


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 メインは金目のグリル。ぱりっと焼けた皮の香ばしいこと。身を噛むと、口中に旨味のあるジュースが飛び出してくる。肉汁ならぬ魚汁。
「捌いていて、包丁にもじっとりと脂が乗ってきました」と三島さん。 


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 デザートはズコット、チョコラータ、サワーチェリーのタルト、ジェラート。このあたりでけっこう酔っぱらっているので、計算外の美しいピンボケになりました。


bocca12 三島さんは職人肌。話しぶりは控えめだけど、いい料理を作るための観察眼とアイデアと経験をお持ちであることが、言葉の諸処や動作から分かる。スタッフも、明るく親切で気が置けないのだ。だからここに来たら何も遠慮することなく、予算と食べたいものを相談しよう。ちなみにこの日は、これだけ盛大に食べ散らかして、1人あたり6千円弱。デキャンタのワインとフルボトルのワイン1本、食後のエスプレッソも含んでおります。


bocca11 ボッカ・ルーポ 03-3310-3369
 営業時間:午後5時半~午前零時(L・Oは11時)
 定休日:水曜日
 前菜700円~、パスタ800円~、メイン1300円~、デザート400円~


間もなく開店♪

2005-05-10 20:03:56 | 東京の美味い店

 

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 開店寸前の店舗って、いいものですね。何だか慌ただしくて、厨房のステンレスが輝いていて、片づいてないものがあって。

 ここは明後日の12日に開店するイタリア料理店『ボッカ・ルーポ』です。ブログ人であるkiyominaさんの友人のmayuminaさんの、そのまたご友人の三島さんという方がオーナーシェフ。海鮮素材を中心にした料理を提供する予定だそうですゾ(オープンしたら正式に取材します)。



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 で、この日は仕入れるワインを決めるテイスティングの日。テイスティングと言っても、お呼ばれした方は嬉しくて飲みまくります。だって、ねえ。フリーですから♪ オーナーはそうはいかないだろうけど。

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とにかく飲んで


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飲んで


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話して飲んで

 ごちそうさまでした♪
 以前、一度だけこの三島オーナーの料理を食べたことがあります。イタリア各地で修行したというだけあって、シンプルでかつ繊細な、心配りの行き届いた味でした。手長エビのパスタは美味かったなあ。あれは忘れられない。
 お近くにお越しの際には、ぜひとも寄ってみて下さいね。

 Trattoria Bocca al Lupo(トラットリア ボッカ・ルーポ)

 東京都杉並区高円寺北2-41-22ー1F

 03-3310-3369(webなし)


またしても汐留で♪

2005-03-10 02:22:33 | 東京の美味い店

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 昨年お邪魔したとき
にやっていたビールフェアは終わってしまったのですが、フランス産の美味いビールがありましたよう。ほんのりとオレンジのかほりがするホワイトビールですよう(各画像クリック拡大可)。

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 ここはカレッタ汐留46階にある/so/ra/si/o/でっす。巨大ホタテと仔牛のカツレツの乗ったレインボーカレーは限定のランチメニュー。やっぱりうんまいですなあ。

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 今日は先輩と会食でした。東京はとても暖かく、ジャンバーを着て歩くと汗ばむほどでした。近所の梅も咲いたし♪ 
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