おのれホヤめ

『rinrinのガラスの靴はどこに』“学ぶということ（生牡蠣編）”～にトラックバック。
海の幸といえば、ホヤというのがいますね。こんなやつ。



僕は仙台で育ったので、オヤジがこれを買ってきて器用にさばいていくのをよく見ていました。中学生のときに好奇心に負けて食べたことがあります。わずかな苦みと海水の塩味、そして強烈な磯の香り。美味くはない。一口でやめておきました。ところが翌日になって猛烈な腹痛。合宿だったからムリして行きましたが、みんなが感動したというキャンドルサービスは全く記憶に残っていない。おのれホヤめたった一口で。
そうして月日は流れ、つい数年前のこと。またまた好奇心に負けて食べてみましたが、やはり美味くもなんともない。しかしそのときには腹痛は起こりませんでした。フハハハ。勝ったぜ。
こいつはものすごく変な生き物です。産卵もしくは出産時に大量のミニおたまじゃくしが飛び出して泳ぎ回ります。そしてあるとき岩肌に頭をピタっとくっつける。するともう動けなくなってしまうのです。そして何度か変態を繰り返して、写真のようなかたちに成長するのです。
好きな人にとっては最高の酒の肴なのですが、今まで食べたことのない人にとっては要注意です。ヤバそう、と思ったらやめましょう。そういうときはたいがいヤバいことになります。

幼い頃

『Raison d'etre』“へびいちご”、
『はなな生活』“ジュウニヒトエ”
『ぽんすけ日記』“花それぞれ”～にトラックバック。へびいちごの写真を見て、小学生の頃を想い出しました。とくに三年生とか四年生の頃。
“鍵っ子”だったので夏休みは一日中自由な日々です。妹と毎日冒険へ出掛けます。とある未舗装の道を暫くいくと立ち入り禁止の朽ちかけた寺院があり、そこの敷地で遊ぶのが面白かった。
沼の真ん中に浮島があり、竹を何本も渡して上陸。セイタカアワダチソウとか木材で基地を作ると、その夏はもう基地通いが続きます。魚肉ソーセージを持っていって、焚き火で炙って食べる。火は虫眼鏡で起こします。意味もなくおたまじゃくしをいじめます。「この基地はヒトミちゃんとかカッチャンにも秘密にしよう」と固く誓い合う。小さな花をすり潰して妹のママゴトに付き合う。帰り道は竹藪に向かって石を投げつけながら歩きます。コーン、カンカンといい音がするのです。

これもよくママゴトに使った。何という名前なんだろ？

あとは家で腹を減らしながらひたすら親の帰りを待ちます。だいたい『太陽にほえろ！』を見ている頃に母親帰宅。「何もなかった？　悪いことしなかった？」と訊かれても「はい」と快活に答えます。「鉄条網を破って立ち入り禁止区域に侵入し火遊びをした」なぞとは口が裂けても言いません。母親は「うちの子はいい子で良かった」と簡単にダマされます。
やがて基地は友人か他人に見付かって無惨にも荒らされます。一時悲しいけれども、他にも秘密の場所はいくらでもあるからいいのです。みなさんは幼い頃どんな遊びをしましたか？

邪道の楽しみ

『No Blog,No Life!』“コーヒーに赤ワイン。”～にトラックバック。
早速やってみました（すぐ真似をする）。けっこうワインの酸味が加味されるなと思い、もう一度soroさんの記事を読んだらワインの量はティースプーン２杯と書いてある。入れすぎである。酒飲みはこれだからいけない。
他にコーヒーに垂らすモノというとバーボンがある。これが健康にいいかどうかは不明だが、カフェインが覚醒させてアルコールがそれを柔らかく中和する、という不思議な状態になるのがいい。「不味いインスタントコーヒーしかないよう」というときにもお勧めだ。その辺は拙サイト『くらぶアミーゴ』「Cheers!」→「長いお別れ」に書いてあるのでぜひどうぞ。
純粋にコーヒーを楽しむにはワインもバーボンも垂らしたりせずにストレートで飲むほうがいいのだが、何事も邪道には邪道なりの楽しみがある。ラーメンのスープに酢を垂らすのもそうだ。塩で召し上がって下さいと言われた天ぷらに醤油を掛けて睨まれたり、カレーにソースを垂らしたり。粋で通った江戸人にも「死ぬ前に一度でいいからびっしょりとつゆに浸けた蕎麦を食いたいもんだ」なんて小話があったりするくらいだ。邪道と言われても歩むからこそいろんな発見があるし、そこがいかにも人間らしくていいなあと思う。

味噌汁

『りんぐりんく』“メシ系だよ、狙い目は”～にトラックバックです。僕も味噌汁は具をどっさりと入れるのが好きです。野菜のときは油で軽く炒めてから使うのが好みかな。あと「みすず」というメーカーの凍み豆腐を入れるのも美味いです。これは汁をたっぷりと含んだところを頬張ると、舌触りがなめらかで柔らかく、ボソボソ感は皆無の品です。安いんですけどね。
出汁はスタンダードに鰹節と昆布ですが、買う店は吉祥寺のコスモビル隣の乾物屋さんと決まっています。ここは安くて良質。鰹節も昆布も種類が豊富で、好みのモノを選べます。特に昆布は分厚いモノが多く、4000円弱くらいのを買っておくと一家三人で朝晩に味噌汁を作っても半年以上保ちます。ここは本当にオススメですよ。

うさぎの場合は可愛い

みなさんお早うございます。現在は朝の4時過ぎ。堂々と“お早うございます”と言える時間なのだ。
しかし早起きはいいのだが、最近ちょっと気になっていることがある。Blogで徹夜をしたりしないようにと、夜はちゃんと1時頃に布団に入っているのだが、1～2時間で目が覚めてしまうのだ。そこでトイレに行ったり水を飲んだりするとハッキリと目が覚めてしまい、しょうがなくそのまま起きて新聞を読んだり、だいぶ早めに仕事を始めたりしている。しかしそんなので睡眠が足りているわけもなくて、区民プールに行って10分も泳ぐとやたらと息切れがして目がショボついてしまう。昨日などは床屋の椅子に座ったとたんに猛烈に眠くなった。鏡を見るとうさぎのように目が真っ赤である。中年の赤目男というのは大変にみっともなくて恥ずかしい。試しに鏡に向かって微笑んでみたら余計にブキミだった。うんざりして目を閉じました。
ちょっと気になるといえば、こっちは睡眠とは全然カンケーないのだが、OCNBlogのデイリーランキングのページ上部で、「さぁ、増やそうアクセス！討とうトラックバック！そしていっぱい書こう！」とある。「討とう～」って、これでは「敵（カタキ）を討とう！」と読めてしまうではないか。Blogでそんなモノを討ってはいけないだろうなあ。しかし他のページにも単純な変換ミスがあったので、大企業といえどもホームページ上での打ちミスは多いのだなあと思う。これが印刷物だったら校正のミスとなるが、そんなことはまず滅多にないのだ。
今日は昼過ぎから麹町であるパーティーに参加して、その後は恐らく早い時間の飲み会に突入となる予定。久しぶりにスーツを着なくてはいけない。今心配になって着てみたが、上着やズボンはいいとしてYシャツの首がきつくて苦しい。首周りが太くなったのだろうか。一番上のボタンがどうしてもはまらないので、ネクタイで無理矢理締めたらギブスのような感覚である。浴室の鏡を見てみるとああやっぱり赤目である。すでにブキミなので微笑むことはしなかった。充血止めの目薬を買っていこう。
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