くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

秋かも 

2008-08-29 10:39:43 | ブログ

Autumn415

 今朝、久しぶりにコーヒーを沸かした。
 暑い時期はなるべく火を使いたくないので、冷たい牛乳ですませていたのだ。それが、最近の長雨ですっかり気温が下がったので、熱いコーヒーが飲みたくなった。
 エスプレッソマシンの底に入れた水が沸騰し、上部に入れたコーヒー豆を蒸らしていく。注ぎ口から、たまらないほど良い香りが吹き出てきた。秋の匂いだと思った。

 ところで、最近当ブログにコメントができない事例が多発しているのだ。
 ひょっとして、原因は自分にあるのかと思う。というのも、スパムコメントが来たときに、そのIPアドレスを投稿禁止リストに入れているのだ。
 OCNにはそういうフィルターの機能がある。
 しかし、IPアドレスというのは、各パソコン(ユーザー)固有のものではないらしい。何でも、各プロバイダーの持っている範囲内のIPアドレスを、各パソコン(ユーザー)が一時的に借りて使用し、また返却するという仕組みらしいのだ(このページを参照した)。
 ということは、スパムコメントが使用したIPアドレスも、スパムではない一般のお方、つまり読者諸賢のみなさまも使う可能性がある、ということになる、のか知らん。

 ここは一寸、僕には分からないので、OCNに問い合わせているところ。ともかく、これまで投稿禁止リストに入れていたIPアドレスを、ごそっと解除している。果たして、どうなるのか。


メルヘンなユーワク

2008-08-23 12:17:43 | エッセイ

 調理していて、どうにも困ってしまう野菜というのがある。
 困るというのは、何も調理上で不都合が生じるわけではない。むしろ気持ちはうっとりとし、「ほう」などと妙なため息が出てしまう。調理中のおじさん(僕のこと)の目が、次第に少女チックになってくる。
 いい歳こいたおじさんが、一人台所でうっとりとなるのだから、やはり困ってしまうのだ。
 その野菜とはおくらであります。
 包丁で輪切りにすると、切り口がきれいな星形をしている。
 しかも、角が少し丸みを帯びた、非常にメルヘンチックな星形をしている。
 やばいっす。
 まじ、フツーにかわいいっす。
 胸キュンっす(これは古いな)。
 折しも、季節は夏。さっと湯がいたおくらを輪切りにして、かつぶしとショーユをまぶして食べると、幸せ度数はかなり高い。
 外側の濃い緑と、内側の白。対比が鮮やかだ。
 うぶ毛があって、最初の舌触りは野趣を感じる。噛むとかりりっとした歯ごたえがあり、噛むたびに夏草を連想させる匂いが鼻腔に昇ってくる。
 そこにぬめりも加わってきて、次第に口中は断片とぬめりで混沌としてくる。
 ぬめり自体に味はないから、生醤油のきりっと立った塩気と香りが生きてくる。




Okura500

 それはそれは美味い野菜なのだが、問題は食べる前。つまり調理段階でおじさんは困っているのです。
 角の丸まった星型の輪切りを眺めていると『星の王子様』なんて想い出してしまう。
(そうだ、一番大切なものは、いつも目に見えないんだっけ)などと、細かい部分まで想い出す。
(あの王子様は、最後は死んでしまうのかな。どうなのかな)
(人の幸せって、案外身近なことにあるのかもな)
 すっかりメルヘンになったおじさんは、このあとおくらのかつぶし&ショーユまぶしでビールをぐいぐいっと飲み、そこから急速にいつものおじさんに戻っていくのであった。

      
 


あーもう、うっせいうっせい!

2008-08-19 20:06:17 | ブログ
 ここ数ヶ月、スパムのコメントとトラバが多い。
 何日か見てないうちに、数件たまってしまうのだ。
 IPアドレスでフィルター掛けても効果は限られてるし、キーワードでのフィルタリングも、キーワードがランダム的な英字の羅列になってるから効果薄いし。
 まったくもってうっせい。
 しかし、僕は現在アメーバブログも使っているのだけど、あっちはあっちでひどいのだ。
 スパムの数は少ないけど、得体の知れないエッチ系のが多いの。
 OCNはまだマシなのか知らん?


月刊ライトニングの取材

2008-08-10 07:30:00 | 日記

Lightning640

 このあいだ、エイ出版さん(エイは木偏に世)の月刊ライトニングから取材を受けたのだ。
 普段は自分が取材をする立場なので、受けるというのは新鮮な感じ。
 ぜんぜん緊張しなくていいし、話したいことを話せばいいので、すごくラクなんであります。
 今月の8月31日に発売予定の月刊ライトニングでは、少々変わったもののコレクター特集を組むのだそうだ。
 そこで、缶詰ばかり集めては食べてる僕にもお声が掛かった次第。
 プロのカメラマンが来たので、いろいろとワザを盗ませてもらったりして、実に有意義な取材でありました。うひひ。




今年会いたい人リスト

2008-08-09 11:05:29 | エッセイ

 「今年会いたい人リスト」という言葉を聞きました。
 これは文字通り
(いつも忙しくて会えないけど、今年こそはあの人と会ってみっか)
 と計画するときのリストであります。
 ジンセーが進んでいくにつれ、縁も広範囲となる。
 人間の最初の縁はもちろん血縁。
 その後、学校へ入ったり、近所の遊び友達を作ったりして出来るのが地縁。
 同級生なんかも、この地縁に含まれるそうです。
 次の縁は社縁。会社に入って、上司や同僚と縁がつながること。
 一般的な縁はこの3つなのだと、高校のときの教師が、話してました。
 その教師はこうも話していた。
「この3つの中で、最後まで途切れないのは血縁と地縁。社縁がつづくことは滅多にない」
 当時は意味が良く分からなかったけど、ちょいと寂しい物言いでありました。
 ともあれ。
 お互い社会人となると、数ヶ月単位で予定が網の目のように作られていく。
「明日会おうぜ」なんていっても、簡単には会えない。
 そうなるとやはり、「今年会いたい人リスト」というのが大事なんだなァと思うんであります。

 しかし、あれですね。会いたいと思いつつ3年、5年と過ぎていくことがよくあるけど、それでも絶対に縁が切れない人っていうのは、やっぱり地縁の人間が多いですね。