超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

救命講習

2008-02-19 06:37:16 | 職場
職場で2005年版に対応した救命講習を実施していたので、希望し受講した。
けが人や急病人が発生した場合、その場に居合わせ応急手当を行う市民を「バイスタンダー」というそうだ。

この講習では主に、心肺蘇生、AED、気道異物除去、止血法を実地を含み学習し、受講証をもらえる。
救急車が現場に到着するまでは平均6分10秒、その場で救命を行った場合とそうでない場合の生存率が極端に違うので、いざというとき本当に重要だと感じる。

実技は人形を使って行った。最後に試験もあるから結構皆真剣だ。
まずは心肺蘇生。
人工呼吸との兼ね合いは年々変化しているらしい。今日の講習では胸骨圧迫(心臓マッサージ)30回に対し、人工呼吸は2回、

班に分かれて全員がやらされる。反応の確認、助け呼び、気道確保スムーズに行い心肺蘇生にはいる。胸骨圧迫は難しそうだった。「胸が4~5cm沈むまで」と言うが、自分の胸部を押しても凹みそうもない。。。結構力がいりそうだな。2分続けたら交替しろというし。

他は1班3名ずつで講師補助が付く。私の班だけ4人で順番として私は最後だった。
みんなは終わってしまっている。「他人の行為を見て勉強して」という講師にどうも注目を浴びそうだ。

実技は口に出して言わなければならない。
・・・・・・・・
「気道確保!」
「呼吸の確認!見て、聴いて、感じて、4・5・6・・・10!普段通りの息なし」
「心肺蘇生開始!」

手早く人工呼吸を行い、胸骨圧迫のため心臓の真上に手のひらを置いて「ふん!」と圧したら「バキッ」と変な音がして手のひらが背中まで行っちゃった。。。

「強すぎ!胸骨いっちゃうよ。中身出ちゃうよ!」と講師補助。

どうも心肺蘇生どころかトドメをさしてしまったらしい。。。

面白かったのはAED(自動対外式除細動器)だ。要は心臓への電気ショックだが電極版2枚でバチーンと医者にやられえび反るのとはほど遠くごく安全なものだそうだ。
結構巷にあるんだって。そう言えば我が職場でも見たことがある。

この装置、電極用パッドを使うのだが、衣服の上や身体が濡れていてはだめなんだって。
教科書には「濃い胸毛」がある場合の処置も書いてあった。。。。
パッドには強力な粘力があるので、予備を使ってベリっと剥がせって。。。マンガまであるのには驚いた。

まあ、これで「痛てて!」と言って目を覚ませばハッピーだが・・・

いざというときのよい勉強になった。胸骨圧迫さえ気をつければ救命に役立てそうだ。





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