カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞511 新ICPO総裁

2018年11月24日 20時52分53秒 | アジア

ICPO、孟前総裁の後任に韓国人選出:iza 2018.11.21 


ICPO総裁の孟宏偉(中国人:任期4年ゆえ2016-2020)が

中国へ帰国したときに失踪し、後日当局が賄賂容疑で逮捕していたことが分かり、孟が総裁を辞任すると届けたようです。

なぜか(もちろん私は分っています)中国は、国民を勝手に拉致・拘束し、公に発表するまで「失踪」状態という恐怖政治を続けますが、これが中国の普通の姿なんです。異様としか言えません。

中国共産が中華人民共和を建国したことを忘れてはいけないようです。

ただし

ロシアがプーチンを批判する英国人を国際指名手配するなど、ICPOを悪用していると批判されていましたので、孟の残された期間中の後任を決める副総裁(露人と韓国人)の総裁争いで、ロシア人ではなく、韓国人金鍾陽(キム・ジョンヤン)が総裁代行から正式に総裁に選出されたもようです。

ここでも韓国人は、漁夫の利を得て、ロシアよりは韓国のほうがマシだと判断されたのでしょう。

私は

IGCIINTERPOL Global Complex for Innovation)ICPOInternational Criminal Police Organizationの違いが分っておりませんが、いずれも国境を越えた犯罪に取り組んでいるものの、国の壁は高く、何ら強制力がないどころか、国がこの機関を利用する事態に陥っているという程度なら、分っているつもりです。

この延長上で、中国人ICPO総裁がワイロ容疑で中国政府に逮捕された後任として、ロシア人の副総裁ではなく、韓国人の副総裁が選ばれたと理解しておきたいものです。

韓国に価値があったからではなく、「消去法」で韓国が選ばれたに過ぎなかったのです。いわば大国の横暴があり、小国を勝たせただけだったのでしょうが、形式論が発達した韓国ではそうとは受け止めずに、「もともと韓国にはその地位にふさわしい価値があった」とうぬぼれなければなりません。


さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞434

2018年11月24日 12時32分19秒 | アジア

世界中がどれだけ反対しようとも、中国共産党が目指すのは世界制覇です。ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


そもそも

  1. 十分に発達した資本主義国を経て
  2. 社会主義国を経由して
  3. 国境のない共産主義社会に入る   

という趣旨ですが、もう「1.」の段階

十分に発達した資本主義国

で転んでしまいました。

実験的に始まった

「ソ連」も「中国」も「北朝鮮」も「キューバ」も、すべて農業国が共産革命を起こしており、やがてその後プロレタリアート独裁と称して、ほんの一部の貴族政治にたどり着いたという経緯があります。

もう言う迄もないことですが

  • 資本主義から社会主義に移るというのは、真っ赤な偽り(フェイク・ニュース)、いわばプロパガンダでした。
  • 実際には、農業国社会主義に移行して、失敗したのでした。
  • 待っていたのは、恐怖の言論弾圧・報道規制であり、一部の人のみ豪華に生活し、それ以外の人たちは「等しく貧しくやる気なく」に陥ってしまいました。
  • 同じように経済格差が生じるならば、まだ資本主義のほうが「マシ」だったのです。  

現在では

共産主義主義を目指したロシア中国北朝鮮キューバのすべてで「一部の人たち」による搾取が続いており、国によっては世襲制度で言論統制を続ける始末で、多くの人たちの力を発揮するにはほど遠いという印象です。

いわば「共産主義主義」をエサとして飛びついた連中が富を独占し、きれい事を並べたうぬぼれ路線を歩み、経済は下降気味か既に破綻・停滞しており、国を脱出する人があとを絶ちません。

社会主義の夢は、はかなくも消えてしまい

ますます国境が強化され、貴族たちが我が世を謳歌する一方で、多くの人が飢えに苦しんでいるのです。 


中東のシリアなどでは

独裁体制を支援する国外のロシア・イランが、反体制派を支援するアメリカ・EUなどと対立し、国はとうの昔に破産していて、互いに空爆を繰り返し、その結果生まれた難民たちがEU(特に受け入れに積極的だったドイツ)を目指していました。

それもEU各地で、難民たちの中に本当に空爆で住むところを失ったのではない「経済難民」が含まれることもわかり、徐々に難民2世あたりがテロを起こすようにもなり、ヨーロッパでは今や、「移民難民を完全に排斥する」という極端な右翼政党さえ一定の支持を得るようになりました。

これに対して当ブログでは

  • なかよしキリスト教クラブで続く植民地思想と空爆
  • イスラム教徒の無関心な動き
  • 外国の手を借りてまで政権を維持しようとする賤しい心

が原因だろうと指摘してきました。いわば

宗教対立が、不幸なシリア・アフガニスタンを生んだのだろうと思われます。 


これに対してアジアでは、少し違った様相をみせております。

特に最悪とされる中国や北朝鮮では

  • 総選挙(国政選挙)さえ行えず、ほんの一握りの人たちによる独占が続いております。
  • 共産革命というのが20世紀の一夜の夢物語に終わってしまったようですが、資本主義国同士の醜い争いと比べて、どちらの弊害が大きかったのでしょうか。 

そんなとき、次のようなニュースが伝わっております。 


シュライバー国防次官補、民兵漁船「中国海軍と区別しない」:産経新聞 2018.11.22

2018年半ば頃から激しくなったアメリカによる中国への経済制裁ですが、日頃の対中国との話し合いが成立せず、中国の輸入品に対して高関税をかけて制裁しました。

中国は、アメリカが要求する項目に触れることなく、事務的に報復関税をかしましたが、これは政敵憎しとする韓国の報復逮捕(歴代の大統領が職を辞したあとでほとんど例外なく逮捕される)を思い出します。韓国は中国そっくりなんですね。

こういう状況下でアメリカが、中国のうぬぼれに基づく行き過ぎを咎め始めたのです。

朝鮮半島といい、中国といい、ろくな国家ではありませんが、現実には「一応、国として合法的に」存在しているようです。

しかしこの3国の実体は、封建時代そのものでした。

今の法治国家でさえ難しい対立があるのに、こういった前近代的な地域があるというのが、残念なことですが、現在の偽りのない状況なんです。 

中国は、アメリカから制裁されていますが

頭に銃を突きつけられ、首にナイフを突きつけられたままアメリカと交渉はできないとするのですが、今までそれを実行してきたのが中国自身だったのです。

中国は、これにまだ気がついていないか、気がついても決して認めずに「そうではない」と頑張るでしょう。

そうすると今の中国の状況も「頭に銃・首にナイフ」の状態ではないと言えます。

「まだいけるは、もう危ない」のが、分っかるかなぁ~(笑)。


もろくも共産主義の夢はきえさりましたが

非共産主義国家では、対立する政党の政策を取り込むことがあります。

そう社会主義・共産主義のいい所を取り入れて、さらに向上を目指しているようなのです。

今の世界の状況は

  1. 経済的に貧しい地域では、部族対立が激化して、突然クーデターで失脚するニュースも伝わってきます。
  2. 比較的経済的に恵まれた地域では、経済格差の下の人たちが不満をもち必ずしも国家が旨く運営されているとは言えません。
  3. 貧しい地域の人たちは裕福な地域の上の人たちしか見ていないようで、裕福な地域の人たちは貧しい地域の下の人たちしか見ていないようです。
  4. 果たして上記が、アメリカ国境を目指す中米の人たちを理解するのに、少しでも役だったでしょうか。  

さてさて、皆様はどう思われますか。 


韓国の醜聞510 天動説と地動説

2018年11月24日 11時03分21秒 | アジア

かつて「天動説と地動説」という論争がありました。

「ありました」と簡単に言いましたが、宗教関係者の頑迷な抵抗があり、どうしても地球中心の「天動説」でなければならなかったのです。

これが、今の朝鮮半島情勢にどう関係するかは、のちほど・・・・


北朝鮮の正式国家名は「朝鮮民主主義人民共和国」。しかし、国名に偽りがありました。

    1. 北朝鮮には総選挙がないので「民主主義」国ではなく、為政者が国を代表しているとは言えない。
    2. もちろん北朝鮮には「人民」が存在しない。
    3. 3代目世襲の君主がいる北朝鮮は「共和国」ではない。

そう、国名からして偽装であり、まともな国を目指してもいないのです。

中国の正式国家名は「中華人民共和国」で「民主主義」がないのは中国の実情にあっており、国家名に限れば「偽装の度合いは北朝鮮のほうがよりひどい」のでしょう。

ご忠告申し上げますが、ここで笑わないと、この記事で他に笑うところがありません(笑)。


「暗殺」の考え方に見られます。

北朝鮮では、金正恩政権が異母兄の金正男をマレーシアという国外空港で殺害(実行犯は別)しました。ピョンヤン(平壌)のマレーシア大使館員を人質にして黒幕の在マレーシア北朝鮮大使館員を国外へ脱出させた陰湿さを、世界の人たちは決して忘れることができないでしょう。

韓国も、かつて日本の主権を侵害してでも大統領になる前の金大中を拉致し、韓国へ連れ戻す途中で米軍の「殺すな」の指令に従ったとされる事件がありました。その後、金大中は大統領になっております。

連想するのは、ロシアの国の内外にいる同族人殺害(未遂)やサウジアラビアのトルコ国内での同族人殺害ですね。

つまり韓国≒北朝鮮≒露≒サウジと言えるほど前近代的な殺人であり、もちろん裁判はありません。

そんな韓国で

親が脱北者だった(母国を捨てた)のに文在寅脱北者(脱北記者)を著しく差別し、いま北朝鮮を非難できない状態らしい

なのにこれをアメリカが問われた文在寅は、「韓国の歴史上、今ほど言論の自由が謳歌されている時期はなかったと思う」と述べましたが、冗談もほどほどにするべきでしょう。

文在寅が無批判に北朝鮮へ接近しつつあり脱北者を干しているのを見ていると、金大中が脱北者黄長燁(ファン・ジャンヨプ)を干して差別したのを思い出してしまいます。

韓国の「北朝鮮との距離」には10年くらいの周期があるようで、ある時には北朝鮮を徹底的に排除し、ある時には北朝鮮を徹底的に排除する、といった風に正反対に大きく変わります。時の政権によって大きく変わるのでした。

トランプのロシア疑惑どころではありませんね。 


さてようやくたどり着きましたが、かつてヨーロッパには

  • 天動説
  • 地動説 

というのが、ありました。

厳密に言うと、古代ギリシャのころから天動説が主流でしたが、天動説地動説という大きな動きです。

「天動説」は地球中心の説でしたので、当時の宗教支配階級としてはごく自然な解釈でした。しかし古くから火星の「逆行」が観測で知られており、地球中心の「天動説」では旨く説明できませんでした。

宗教関係者を中心とする頑迷な保守主義者たちはそれでも「天動説」を譲りませんでした。古代ギリシャ人の天文学者の中には保守主義者に合わせるようにして、「火星が何かの周辺を回りながら地球の周辺を回っている」と仮定して「天動説」を強化しようとしましたが、現在の力学ではあり得ないことでした。

ところが

火星の「逆行」は「地動説で簡単に説明できます。地球や火星が太陽の回りを公転すると仮定すれば、簡単に導けるのでした。

「地動説」は西暦1500年ごろから

  1. 考察家だったコペルニクス
  2. 観測家だったガリレイ
  3. 理論家だったニュートン 

らの影響で、徐々に優勢となり、今やその太陽系が銀河宇宙の中を公転運動していることさえ定説になりました。

地球は自転しながら太陽の回りを1年かけて回りますが、その太陽が2億年ほどかかって銀河系で公転しています。

地球は、自分でくるくる回るコーヒーカップ(回転木馬・メリーゴーラウンド)のようですね。 


なぜこんな話を今、引っ張りだしたかというと

東アジアには、いまだに天動説のような国の統治をしている朝鮮半島や中国がある

からなんです。

儒教では自分が中心に世界は動いているらしく、まるで動かない地球が中心の天動説ですね。

地動説(太陽を中心として地球が動く)でさえ、その太陽が銀河宇宙の中では公転していると認識される時代なのに、比喩的に言うならばまだひと昔前の天動説を唱える北朝鮮や中国が存在するのです。

皆様には

  1. 火星の逆行を説明できないのに、天動説をとり続ける昔の宗教指導者たち
  2. 現代社会で統治システムの違いを説明できないのに、トラブルを起こし続ける儒教中心の北朝鮮・中国為政者たち

が重なって見えませんか。

そして、そんな

中国・北朝鮮へ無批判に接近する韓国の大統領「朴槿恵文在寅」が、現実に「いた/いる」

のです。

頑迷な中国・北朝鮮があるかと思えば、そんな国にそっくりの韓国が存在し、そこの大統領が無批判に中国・北朝鮮へ接近しているのは、異様なことなんです。

分りやすく言うならば

地動説の時代でありようやく太陽系から飛びだそうとしている昨今(西暦2000年ごろ)。

選挙で選ばれた国の代表でさえどうすればいいのかという時代に、選挙さえ存在しない中国・北朝鮮がありそこへ無批判に接近する韓国(という擬似民主国家)があるのでした。

法治国家を目指す日本として

韓国が「価値観を共有する国」と言えないのは当然であり、韓国の大法院が賠償判決を出すのも当たり前なんです。

にもかかわらず韓国はまだ「日本が永久に謝罪することを求めている」というレベルなのです。もう「かわいそ~」としか言えません。 


想定される反論です。

他人の反論を許さずに自分の反論だけは許すのが、朝鮮半島や中国などの独裁国家でみられる特徴です。

反論1)

そもそも、天動説・地動説と儒教を対比させることが間違っている。

(反論1に対する反論)

異分野の対比は、異なった分野同士を比較する手段ですので、もともと対比対象でした。

そもそも「対比させることが間違っている」というのが間違いなんでしょう。本質に答えることができない場合、こういった論法をもちいるのでした。 


(反論2)

儒教は正しいのであり、これに異論を唱えること自体が間違っている。 

(反論2に対する反論)

その儒教が間違っていることを指摘するために、天動説・地動説を比較材料としたのであり、比較に答えておらず、「ただ否定するだけ」なのは疑惑をもたれた時のプーチンと同じであり、反論になっていません。

反論とは、相手のいう疑惑に答えることなんです。

こういったすれ違いは、独裁国によく見られることで、目新しいことではありません。

こういった風に、それぞれが独特の論法で主張しあうすれ違いが特徴なんですが、国際協調では自分だけの善悪論に基づく「感情」よりも「論理」を重視するしかないのです。 


かつての「天動説・地動説」と今の「東アジア」を対比してみました。

核兵器やミサイルを威嚇に使う国があり手を焼いています。

かつての天動説から地動説への移行がどれほど大変だったか、うっすらと分りますね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。