カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞153 崔順実(チェ・スンシル)問題

2016年10月31日 05時37分34秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


韓国では、大統領朴槿恵(パク・クネ)の支持率が 26% になり 17.5% さえ見られたようです。〔こちら1 こちら2〕・・・・・・17.5%というのはさすがに深刻な数値ですね。

これに拍車をかけるかのように起ったのが、大統領と崔順実(チェ・スンシル)の関係で、原稿チェックと称して職務内容が非公務員に漏えいしていたのではないか、とされています。 


機密提供:「話し相手」「随行秘書」崔順実氏、朴大統領と40年以上前からのつきあい 

韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と、「陰の実力者」といわれる崔順実(チェ・スンシル)氏の縁の始まりは、40年以上前にまでさかのぼる。崔氏は20代初めのころから、4歳年上の朴大統領の「話し相手」にして「随行秘書」という役割を果たしてきた。その後、朴大統領の威を借りて自分の活動範囲や事業を拡張してきた。朴大統領と二人の妹との関係は疎遠という点を考慮すると、現在朴大統領の周囲で生きている人物のうち、最も関係が深い側近は崔氏になるとみられる。〔朝鮮日報日本語版 2016/10/26

大統領朴槿恵(パク・クネ)が実妹よりも、崔順実と親しくしていたかどうか、私には分かりません。

しかし首脳とは孤独なものとはいえ、長い付き合いにかまけたためか、あまりにも脇が甘すぎる、と言わざるを得ません。

  • 身を潔白にした上で、何をどう言われるか分らないと覚悟してまで、職務に取り組まねばならないのでした。
  • 人気取りに重きを置いて、中国に接近したものの、見事に思惑がはずれて逆に経済制裁されるハメになり、韓国経済が「どん底」に陥っているとのこと。
  • 韓族特有の問題であっても、それを改善しようとしないならば、再びこの種の「どん底」を経験しそうです。

日本にも改善すべきことが多々ありますが、この点で韓国はお粗末すぎます。

こういうのを聞くと韓国人は、さっそく日本の汚点を探しにかかるのですが、その欠点をいま指摘しているところです。

そうではなく、まずは「隗(かい)より始めよ」と言いませんか? 

自らをよ~く振り返り、いま何をするべきか、ひょっとしたら自分たちの手法に問題があったのではないか、とじっくり考えなければならないのです。

調子のいいことばかりを主張する豹変の韓国メディアに最大の問題があるのかも知れません。


韓国検察、特別捜査本部を設置…朴大統領親友の国政介入疑惑で 

大検察庁は27日、崔順実(チェ・スンシル)氏関連疑惑捜査のため、特別捜査本部を設置することを明らかにした。本部長であるイ・ヨンニョルソウル中央地剣長(58、司法研修院18期)が引き受ける。:WoW!Korea 2016年10月27日

まだ詳しく分かりませんが

情報を漏らした側とされる現職大統領朴槿恵の疑惑には触れないまま、崔順実(チェ・スンシル)だけを調査するという流れでしょうか。

これで朴槿恵も2018年2月〔任期5年:残り1年3ヶ月〕に退任したあと、またまた取り調べられることがはっきりしたようです。毎回韓国の元大統領が不幸な余生をおくるのが定例となっておりますが、これは韓国の法律にも不備があることを臭わせています。

韓国では、日本との対立がいくぶん減少したものの、一方では隣国中国との対立が激しくなりました。それに加えて、国内経済が疲弊し、庶民は困窮しているようです。日本や中国との関係が原因なのかどうか、詳しいことは私も把握していません。

しかしすべて今の政権が選んだ道であり、そもそも伝統的な韓国の瀬戸際外交に発端があるとみていいでしょう。

フィリピン大統領ドゥテルテが中国と日本の間で瀬戸際外交を演じていますが、韓国が中国とアメリカの間で瀬戸際外交を演じていたことを思い出させます。フィリピンもまた韓国と同じ運命をたどるのでしょうか。 


韓国検察、大統領府を捜査=捜索拒否で対立-「陰の実力者」疑惑

 韓国メディアによれば、大統領府は国家機密保持などを理由に検察の捜索を拒否した。検察当局者は「提出されたのは意味がない資料だ。(捜索拒否は)納得できない」と不満を表明した。(時事 2016/10/29-23:05

韓国大統領府は国家機密保持を理由に検察の捜索を拒否したとのことですが、国家機密保持を根拠に大統領記録物管理法違反を無視していいのかという問題がありますね。

大統領府の捜査拒否が通るかどうかは、韓国の法律によります。場合によっては、韓国が法治国家ではないことを後追いで証明しそうです。

もしも該当する法律が存在しなければ法律を「改善」しなければなりませんが、「改善」が禁じられた儒教の歴史は長かったので、それができるかどうか。

こんなレベルの混乱でも、慰安婦問題は別だと言いたいでしょうが、しかし根は同じところにあるのかも知れませんね。法の不備のまま、証拠なしに人を裁くことの怖さがまだ分っていないようです。

法治国家になれるかどうかの試金石のようなこの事件の推移を、じっくりと見守ることにしましょう。 


周辺の人物を、信用できない・あるいは信用しすぎてはいけない首脳は、とても孤独なものでしょう。が、「側近」にも様々な調査の手が伸びていたといいます。 


ホワイトハウスの側近たちについても、毎年FBIその他の機関を使って調査させていた。信頼の厚い補佐官がホワイトハウスから帰宅すると、FBIの捜査官が近所の人たちに質問しているのにいきなり出くわすこともまれではなかった。:P.70 ヘレン・トマス「ホワイトハウス発UPI(素顔の大統領)」新潮社・トマス 新潮社

アメリカではたくさんいる「側近(補佐官)」の周辺を調査していたようで、ひょっとすると今でもあるのかも知れませんね。

この点からも韓国為政者およびその周辺の人の脇はあまいと言わざるを得ません。 


中国でも、前の総書記胡錦涛〔在任 2003/03-2013/03〕の最側近とされた令計画が、総書記が習近平〔在任 2013/03- 〕時代の今年になって無期懲役刑を受けたようです。

古くさかのぼると北朝鮮では、金正日(1942-2011)の側近中の側近とされた黄長燁(ファン・ジャンヨプ 1923-2010)が中国経由で韓国へ亡命し、すでに両者とも故人となっております。

次の例にも見られますが、側近もつらいものですね。


韓国ロッテ副会長、自殺か 資金疑惑巡り取り調べ前に 

 組織的な秘密資金作りなどの疑惑に揺れる韓国ロッテグループの李仁源副会長(69)が26日朝、ソウル近郊の京畿道楊平郡の山道で遺体で見つかった。警察当局は、李氏が近くの木で首をつって自殺したとみている。李氏は同グループ会長の辛東彬(シンドンビン)氏=日本名・重光昭夫=の最側近。ソウル中央地方検察庁は同日、李氏を取り調べることにしていた。〔朝日新聞 2016年8月26日

今騒がれているロッテの関係者の話で、やはりここでも最側近が自殺しております。

田中角栄の運転手も自殺しており、アジアでは側近が責任を感じて不幸な運命をたどる伝統のようなものがあるのでしょうか。又側近が口封じのためか殺害される事も枚挙にいとまがなく、怖いものですね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2016年10月31日 05時06分19秒 | 科学(気象)

例によって気象庁のデータを使用しております。

いよいよ都道府県庁所在地で最低気温が氷点下になったので、ひょっとしたら、と思い調べて見ると案の定

苫小牧 -2.8

帯広  -2.3

となっていました。

北米シリーズ(別名:ワールド・シリーズ)まっさかりですが、ドーム球場でないところでは、防寒具を装着する人が、観客のみならず選手にまで見られるほど、寒さが厳しくなってきたんですね。

ここ石垣島では、暖かい食べ物も増えてきましたが、室内ではまだ冷房が必要なんです! ←ど~ゆ~意味ですか(笑)。


中国に関する醜聞 153 米からみた危険度

2016年10月30日 15時54分15秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


中国「2番目に危険」=最大脅威はロシア-次期米軍トップ・・・・・・

中国をめぐってはさらに、南シナ海での岩礁埋め立てなどに言及し、その振る舞いは「不安定要因だ」と警告。軍備の近代化や宇宙空間での軍事開発を警戒していく姿勢を示した。:時事ドットコム 2015/07/10←リンク切れ


1年以上前の記事で、米海兵隊総司令官ダンフォードが公聴会で述べております。これによるとアメリカからみて危険なのは順に

  1. ロシア
  2. 中国
  3. 北朝鮮
  4. IS

としております。2番目に中国をおいた理由としては

拡大する軍事能力

太平洋地域でのプレゼンス

を挙げております。また

  • 軍備の近代化
  • 宇宙空間での軍事開発
にも触れており、さらに

中国の東シナ海、南シナ海での行動は同国の長期的な意図に疑念を抱かせる

ともしており、比較的冷静に見ているという印象です。

中国共産党は、きっとこういうのを嫌い

「事実と異なり、中国人を軽蔑しており、断固反対する」と「顔を引きつらせて反論」する手はずになっております。

しかし、中国人に特有の他者への無関心」が自他の認識の差を縮めようとしないまま「自分と異なる見解をみつけるたびに顔をひきつらせて否定」させ続けるとするならば、この差は拡大する一方です。

他者への無関心」は、自尊心を尊重し過ぎる人たちに共通の「いけないクセ」のようです。

中国人にとって「他者への無関心」の延長線上にあるのが

自分の事を批判しているのではないかと注意深くあたりをキョロキョロ見渡すことです。

このキョロキョロは一見して、他者への無関心」とは大きく異なるように見えますが、実は「この世で一番正しい中国共産党と異なる意見をもつ者」がいないかどうかを監視しているのであり、「自分が向上するために他者の意見に耳を傾ける」のとはまったく意味が異なります。いくら怪しげな自尊心とはいえ、これを傷つける者がいたら、即座に感情的に激しく、論理的に支離滅裂なほど、反論しなければなりません。

よって相変わらず他者への無関心」を維持していることがわかります。

ただし

中国国内では、報道規制・情報操作があるため、これらの米国の分析情報を一般の中国人が目にすることはないでしょう。つまり庶民は、外国からの「政府と異なる意見」を耳にすることがないのです。「中国人は日本人と同じ環境下にある」わけではなく「偏った情報しか得られない」状態にあることを今1度おもいだしたいものです。

尤も、日本が「公平な環境にある」とまでは言えませんが、「間違いなく中国より遥かに開かれた環境」なのです。

ただし、それが幸せかどうかは別ですが・・・・・・。

中国では、中国共産党にとって都合のいいことばかりが放送され報道されているのであり、これに慣らされているだけなのです。

いや中国にもインターネットがあるではないかとおっしゃるかたがいるならば・・・・・・

中国では、中国共産党に不都合なサイトを常時監視し続け、いつでも閉鎖したり閲覧できないように規制しています。ネット環境を巧妙に弾圧支配に役立てているのでした。

にもかかわらず日本で中国の汚点を言えない人がなぜこんなに多いのか、理解できません。

どんな醜悪な弾圧であっても、中国共産党はいつも正しいのでしょうか(大笑)。

そうです

  • アメリカ関連で「金儲け」をしている人が、アメリカの恥部に触れようとしないように
  • 中国関連で「なんらかの利益を得ていたり金儲け」している人が、中国の恥部に決して触れようとはしないのはもちろん、中国の異様な実態を率直に述べる人を攻撃することで自分を守ります。まるで中国共産党の支部長のように(笑)。

中国では

中国共産党公序良俗

と考え

中国共産党に反すること≒公序良俗に反すること

のようです。一言でいえば、政府批判を許さない「独裁制」なんです。

比較的多くの国では、公序良俗に反すること」を忌避しています。

しかし政府と異なる意見を表明すると拘束・逮捕・投獄されるようでは、中国は、発展途上「以前」の、前近代的国家である、と言わざるを得ません。

中国では

中国共産党〔1921年結党〕が中華人民共和国を建国〔1949年〕したことから分るように

中華人民共和国 « 中国共産党 (党が上位)

   中国国民 « 共産党   (党が上位)

国民が中国共産党と異なる意見を表明することが絶対に認められないのは、こういう歴史をもっているからで、今のところ中国国民は中国共産党より低い位置におかれたままです。

香港の人たちが言うように、自分たちの長を自分たちで選ぶ、なんてことは、中国共産党の弾圧下では、あり得ないことなのです。

海外のテレビ生放送でさえ、何十秒かの遅れで国内に電波を流しており、その間、検閲担当の人間が「中国共産党を批判してはいないか」と番組内容を検閲し、ふだん中国共産党が報道している内容と異なる場面が見つかったら即座に放送を遮断できる態勢になっています。

NHKでさえ

北京でNHKのテレビ放送が遮断される場合があると報道しています。

中国では

外国の要人が何かを発言したとき、それが、日常的に政府が言っていることと反する場面を中国国民に視聴させてはならない、ことになっていて、これが放送遮断の根拠となっています。一党独裁の弊害ですね。

なぜならば、国民は愚かでありだまされやすいため、保護してやらなければならない、何か別の「集中できる」ものを提供しなければならない、からですね。例えばサッカーなど・・・・・・

こういうのを世間では「愚民政治」と呼んでおります(笑)。

為政者はいつも愚かですが、それに気がつかず、自分たちが常に最善の選択をしていると勘違いしやすいものなんです。ああ無情!

「政府が述べていることに反する」ことを国民に視聴させることは公序良俗に反し、あまりにも危険だと考え、これが中国のやり方だとうそぶいております。

中国国民を保護しているように見せかけ、実は自分たち共産党を守っているだけですね(笑)。

沖縄で私ががっかりすることですが

特に沖縄本島のほうでは2大紙が、反米反日の論調で事細かに日常的に流しているのですが、中国に限っては、なぜか負の面を決して報道しようとしません。

触れてはならないようなアレルギーをもっていると言いますか、長い間の親近感があるため、どんなにひどいことをしようと、批判できない、触れてはならないのです。日本とすれば異様とも言えますが、これが実体なのです。

よって沖縄本島では、朝日新聞 などは「右翼新聞」だという冗談までささやかれる始末です

しかし中国人が

監視された環境下で、検閲におびえながら、何かを発信していることに注目したいものです。

当然、中国共産党政府にヨイショする情報しかみられないのですが、その中に・・・・・・、そうです何かがあるはずです。

のような中国発の「中国共産党の報道規制に沿った」情報を

まるで中国共産党東京支部のように、そのまま伝える日本のマスメディアに幸あれと祈らずにはいられません(笑)。

日本で

「日本政府による権力の横暴」を大声で叫んでいる人たちが、中国でのひどい監視・検閲について何も言わない

ところに、疑惑を感じませんか。

私には、これが、まるで落語のようにおもしろいのです(笑)。

たしかに「日本政府による権力の横暴」があることは事実ですが、中国に関しては、「目の前にあるものが見えないまま信頼性を欠く発言を繰り返す日本人たちがいる」ことに留意したいものです。

さらに言えば

中国共産党が得た富を、あまねく13億の民に分け与えると思いきや、極端な国内の経済格差を生んでしまい、まるで別の国ではないかと思われるほどの中国になり果ててしまいました。

そして得た富を「中国共産党の維持拡大」のみ、とりわけ一部の権力へヨイショする連中に分配しているのであり、この構造が中国社会の腐敗の原点となっております。

アフリカのどこかの小さな国が

独自に閉鎖的に生きているのなら別ですが、かつては世界の工場として富を獲得してきた中国が、国際法を無視して勝手な行動を取り始めて20年以上が経過します。

このヤクザ国家を世界中が制裁しなければならないようですが、中国も負けてはおらず、今の状態を堅持したまま、危うい「笑顔」と、資金協力する形の「金」でこの苦境を乗り越えようとしています。そしてこれにだまされる国や人たちがわんさといるわけです。

この典型がフィリピンの大統領ドゥテルテでしょうか。

日本にもまだ

妙な左翼崇拝主義者が健在のようで、しっかりと歴史と現実を見ることができないまま「自分自身の行動を進歩的で賢明な言動」とみなしているようです。

またキリスト教に洗脳されていないのでEU諸国ほどではないものの、妙な右翼崇拝主義者が実在していることも事実です。

私たちはこの両方を注意深く観察し、少なくとも自分が毒されないように振る舞いたいものです。

私たち日本人も

  • 国内のマスメディアにだまされているのではないか、と疑うところまでいけばすばらしいですね。
  • では海外のニュースを自分の目で直接知ることができればいいか、というとそうでもないようで、海外の通信社・新聞社の資本関係にも注意が必要です。巧みに報道を歪めているかも知れません。
  • ということで、どこまで行っても問題があるので、適当にお茶を濁しながらも、自分自身の判断が正しいのかどうかふり返りましょう、としか言いようがありません(笑)。
  • 要は、健康的な懐疑心をもてるかどうか、になるでしょう。信頼できそうにない人の中にもどこかに信頼性をみつけ、みんなが信頼しているものにもどこか問題点があるのではないかという作業は、決して「いやな人間」ではないのですね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2016年10月30日 05時03分30秒 | 科学(気象)

2016/10/30 03時現在の各都道府県所在地の「現在の最低気温」です。

例によって気象庁のデータを使用しております。

これをみると、三寒四温という言葉を思い出します。

冬季に使う場合

冬場、寒い日(晴の日)があっても、暖かい日(曇の日)がやや多いという意味。

春に近い冬季に使う場合

徐々に暖かくなるという意味。

これを応用するなら

一昨日よりは昨日のほうがマシ(暖かかった)でしたが、本日は一昨日より寒くなり始めたようで、寒三温というところ。こうやって今年の気温も又、ジグザグ状で下降線をたどっていくことでしょう。

この時期、まだ夏の熱さが体に残っているため、数値以上に「寒さ」を感じるものですが、これもまた「慣れてくる」ものです!

中国でみられる、弾圧・ケンカ対立・利益追求の騒乱はひどいものですが、これも「慣れてくる」らしく、なんともないようで、これと似ているようです(笑)。←それはちょっと違うでしょう!


プロ野球日本シリーズ⑥

2016年10月30日 04時09分33秒 | スポーツ

7戦制で、先に4勝した方が優勝という仕組みの日本シリーズ。

今年2016年の場合、いま北海道(パ・リーグ代表)が広島(セ・リーグ代表)に3勝2敗と勝ち越し、最後の舞台広島に戻り、残り2試合を戦うことになりました。

  • 広島の優勝 ・・・・・・2連勝しかない
  • 北海道の優勝・・・・・・2戦のうち1勝すればよい

と数字上では圧倒的に北海道が有利なはずですが、今年の7試合に関しては

  • 最初の2試合は広島で始まり、広島の2連勝
  • 次の3試合は北海道で繰り広げられ、北海道の3連勝

と開催された場所の球団が後攻(あとぜめ)で全勝して今、北海道の3勝2敗になっただけに、広島に戻れば広島の連勝も予想され、実際にはどうなるか、まったく分りませんでした。 


2016/10/29(土曜日)の6戦目は

珍しく地上波・BSともテレビの生中継がありませんでした。

有料のBSではあったかも知れませんが私にはその詳細は分りません。

前日までテレビ生中継の予定がなかったのに、当日になって番組表で(緊急)生中継を発見したことがあったため、何かの間違いだろうと、試合開始前に2~3回再確認し続けましたが、やはりテレビの生中継はありませんでした。

そこで急きょ登場したのがラジオで、NHK第1放送の生中継を見つけました。ただし18:00-18:50のあと19:20-最後まで(らしい)と、18:50-19:20 に空白時間帯があり、この30分間、ラジオの生中継さえ聞けなかったのです。

しかしいい時代になったというべきか、ネットのイニングごとの最新情報を知ることができて何とか情報不足の時間帯をしのぐことができたのです。そのあいだじゅう、別の作業をしていたのはいうまでもありません(笑)。

とは言いながら、19:20になって再度ラジオ放送が始まったのはいいけれども、北海道が4-2とリードした頃から眠くなってしまい、このまま北海道が勝つかも知れない、と思いながらラジオを付けたまま、ついに寝てしまい、起きたのは先ほど深夜2時前という情けなさ。

すぐに今これを書いているところです。

夜のスポーツニュースの録画もしていましたが、一番先に見たのはネットでの試合結果。10-4で北海道が優勝していたことを知りました。予想通りと言うべきか、広島の逆転がなかったというべきか、肝心の「北海道が大量リードしたころ」にはぐっすり寝ていたのですから、気楽なものですね。

以上が経過ならびに結果でした。

では最後となりました2016年度のプロ野球の結果です。


今年のプロ野球で印象に残ることと言えば

大谷投手の日本最速 165km/h

投手として投げる球が速ければそれでいい、というわけではないのがプロ野球の世界ですが、速さには魅力があるんですね。コントロールが比較的よくて、しかも速い、というのは、別に勝たなくてもそれだけで十分な魅力があるのです。

今年限りで引退

黒田博樹(広島)、三浦大輔(横浜)、栗原健太(楽天)

サブロー(ロッテ)、福原忍(阪神)、武田勝(日本ハム)

その他、無数!

それぞれに想い出のある人がきっといることでしょう。

こうしてみてくると

活躍を期待されてこの世界に入ってきた人たちばかりで、いわば天才ばかりなんでしょうが、活躍できる人はほんの僅か、しかも大活躍できる人など一握りの人であり、中学・高校の時代から考えれば、99%以上の人たちが夢破れて野球から足を洗っているとも言えます。

野球・サッカーに限らず、99%の人たちがケガ・病気などで去っていくことに改めて理解を深めたいものです。

あとは5ヶ月後に予定されている2017年3月の第4回WBSCですね。誰が出るのか今から楽しみです。


アメリカの醜聞 08 大統領選挙

2016年10月29日 10時29分20秒 | 海外

来たる 2016/11/08 に予定されている米大統領選挙。

2大政党の候補のどちらかが実質的に選ばれるのでしょう。

  • 民主党の候補者・・・・・・ヒラリー・クリントン
  • 共和党の候補者・・・・・・ドナルド・トランプ
  • 他の党の候補者・・・・・・いろいろ

選挙まであと1週間程度ですが、今回もまた、いや今まで以上に汚い選挙戦でした。  


FBI、クリントン氏メール問題の調査再開 選挙戦に打撃

【AFP=時事】(更新)米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が国務長官時代に私用電子メールサーバーを使っていた問題で、連邦捜査局(FBI)は28日、「関連すると思われる」新たなメールが見つかったことを受け、調査を再開したことを明らかにした。選挙戦をリードする同氏への大きな打撃となる。〔afpbb 2016/10/29

大統領選挙を1週間ほど先に予定した段階でのFBIの調査開始にどんな意味があるのか分りませんが、クリントンが大統領に選ばれてしまってからではマズイ何かがあったのでしょうか。

それとも状況に関係なく調査していることを宣言したいだけのことで、大きな事件へ発展することはなさそうなのか、というところでしょうか。  


(司会者)あなたもこの選挙の結果を完全に受け入れますか?

トランプその時に精査して考えます。私がこれまで、ひどい状況を目撃してきたのです。マスメディアが本当に不正直で、汚職に満ちています。信じられないようなことを報じています。ニューヨーク・タイムズもそうです。まったく真実が何かであるか、そんなことは考えていません。

:大統領選挙を20日後に控えた第3回目のテレビ討論会 2016/10/20 NHKBS1


トランプ候補は、選挙結果を受け入れないかも知れない、という発言で、柩(ひつぎ)のふたに最後の釘を打ちました。大統領候補が民主主義のルールをこれほど軽視したことはアメリカの近代史にありませんでした。

有権者は、2人の嫌われている候補のどちらかを選ばなければならないという苦悩に晒されています。

:ZDF(ドイツ)NHKBS1 2016/10/21


大統領選挙の結果が出てから、結果を受け入れるかどうか「精査して考える」ということは、もし勝てば結果を受け入れるけれども、負けたら不正選挙があったので受け入れない・訴える、という意味でしょうか。

これは自分が勝った場合には「不正選挙がなかった」とみなすという、驚くべき「選挙軽視・民主主義のルールを無視」する発言でした。

スポーツの試合にたとえるならば、勝てばアンパイアは適正だったが、負ければ不正があった、ということでしょうか。

先に

フィリピンが中国を訴えて、中国が欠席のまま手続きが進んだ調停裁判がありました。近く裁判結果が出るころになって、アメリカ政府の要求があったものの「どういう判断があろうとも裁判結果を受け入れる」と表明できなかった韓国政府でした。

裁判や選挙を認めないとする点で、トランプと韓国政府は、似ていますね。

韓国政府のこの軟弱さは隣国中国を意識したものでしたが、仲裁裁判の結果(2016/07/12)、中国の主張する「主権」は根拠がないと排除されました。

これにより韓国は非法治国家だと実証されました

その後、韓国大統領朴槿恵は、独裁国家が参加する中国の軍事パレードに参加(2015/09/03)。しかし2016年になってTHAADミサイル関連で中国から経済制裁という名のいやがらせを受けている始末で韓国内経済は極端に冷え込みます。こうなるのだったら、仲裁裁判の判定が出る前に「どういうことになろうとも判決結果を尊重する」と言えば良かったと後悔しているのでしょうか。←それはあり得ない!  

これにより韓国は独裁国家だと実証されました(笑)。


アメリカの選挙民も大変ですね。

不作法で人権意識がなく賢そうには見えないけれども、在来の政治家に大きい不満をもっている選挙民から多くの支持を得ているらしいトランプ。

賢そうなことを言うけれども、裏で何をしているか分らず、私用メールを公に使っていたことが発覚し現在の韓国朴槿恵状態と同じように、「事前に自分の言動が漏れていたのではないか」とされるクリントン。

このどちらかを選ばなければならないのですから。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


ヨーロッパの醜聞14 イタリアの地震

2016年10月29日 05時02分00秒 | 科学(気象)

日本と同じくプレート移動の関係で地震災害が多いのがイタリアです。

イタリアはいま、銀行の問題で揺れているようですが、拍車をかけるかのように、2016年8月には300人もの死者を出す地震被害があり、10月には死者こそまだ報告されていませんが同程度の規模となる地震があったようです。


最近おこったイタリアの地震災害 


2009年04月06日M6.3 死者309人

7年ほど前にイタリア中部ラクイラで起った地震で、60,000人の家が崩壊余震も多かったようで、熊本地震〔2016年4月〕を思い出します。

2016年08月24日M6.2 死者294人

2ヶ月ほど前のイタリア中部ペルージャ県で起った地震で、記憶に新しいところです。深さが約10kmと浅いので、M6ならばかなり揺れたのでしょう。

ペルージャは、元サッカー日本代表中田英寿(ひでとし 1977- )が21歳(1998年)で最初に海外へ移籍した「ACペルージャ・カルチョ」の本拠地。その後、中田はすでにイタリアを離れてしかも引退しており、この地震災害には巻き込まれておりません。

2016年10月26日イタリア中部マチェラータ県M6.1

深さ約10kmのM6にしては、いまのところ死者の報告はないのが珍しいようです。なぜなんでしょうね。

ただし避難民は1000人以上ですから、2ヶ月前の地震災害を記憶している人も多かったでしょう。

こちら1 こちら2 こちら3 

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2016年10月28日 04時23分23秒 | 科学(気象)

気象庁のデータを元にした本日 2016/10/28 02:00 現在の最低気温です。これから早朝にかけてもっと下がる可能性がありますが、大体の目安にはなろうかと思います。

都道府県庁所在地のデータから

寒波が長野あたりにやってきたような印象ですが、公表されている気象庁のデータによると最低気温の1~3位は

  • 最低は、釧路(北海道) 0.1℃
  • 2位が、日光(栃木県) 2.6℃
  • 3位が、軽井沢(長野県)2.7℃ 

となっております。狭い日本ですが細長いため、最低気温の差が「27.4℃」にも達していますね。

念のために申し上げると

最高気温の上位1位は西表島の28.2℃ですから、2時現在の全国「最高気温-最低気温」で言えば「28.2-0.1=28.1」と日本全体で28.1℃の差になっております。

さらに参考程度に言えば

これから寒くなってくると、最低気温の高い方はそう変わりませんが、低い方がどんどん下がるので、日本全体の温度差は「どんどん広がる」はずです。

因みに2015年12月27日18:00の、「最高気温-最低気温=27.3南鳥島-(-11.2雄武)=38.5」と日本全体で38.5℃の差になっています。


日本シリーズ⑤

2016年10月28日 03時25分32秒 | スポーツ

昨日2勝2敗で迎えた7戦勝負の5試合目がありました。今日からの3戦を勝ち越した方が優勝(日本一)となります。

ここでどちらが勝っても残る最後の2試合は広島のマツダスタジアムへ移動して行なわれます。


さて昨日の試合結果ですが9回サヨナラ満塁本塁打という劇的な勝ち方をしました。

以下では、試合の詳細はまったく分かりませんが、全体の流れがよくわかるはずです。詳細はこちらなどを御覧下さい。

これで、本日の移動日があり、あす土曜日~日曜日の2戦で決着することになりました。


韓国の醜聞152 なにを固定するか

2016年10月27日 09時42分07秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


古い話になってしまったセウォル号沈没事故。

あれは2014年4月16日のことですから、2年半前のことになります。

悲惨すぎてもう2度と繰り返してほしくない事故でしたが、事故後の韓国の処理を見ていると、また近く同じような事故が起きるのではないかと思われます。

現状を変える、つまり儒教で禁じられた「改善」を実行できるかどうか、韓族の力が試されています。もし今の制度をそのまま温存させたいとする意見が強いならば、残念なことにこの種の事件は間違いなく再発し、責任のなすりあいが再度みられることでしょう。

セウォル号沈没事件で得られたことは、無数にあるでしょうが、果たして日本人である私だけが教訓を得て、肝心の韓国人が得られないのでは、困ったことです。どうでもいいことですか(笑)。 


固定して動かないようにしておくべき積荷

積荷が何かのきっかけで動いてしまい、この結果として船体が傾き、船の沈没となりました。

固定せず非常時に備えるべき救命ボート

これが非常時に使えなかったようで、固定して使えなくしてはいけなかったのですね。 


これは非常に重要な教訓を残しています。

  • 固定するべき積荷を固定せず
  • 固定してはいけない救命ボートを固定していた

のでした。なぜこんな逆の事がまかり通っていたのでしょう。


意見を汲み上げる

上司や親にヨイショする「どうでもいい意見」を汲み上げて悦に入り、「本当に汲み上げるべき意見」を軽視したり無視する光景がしばしばしばみられます。

組織のためになる事だけを「汲み上げたがる」のが人間のようで、そんな組織が崩壊するのは目に見えていますね。場合によって、組織や上司にとって不都合な意見を汲み上げられるかどうかで、その組織の将来が決まるのでしょう。 

自由と束縛

もっと自由があったほうがいいと思われる人に自由がなく、何の束縛もない人が束縛を欲するのでした。

不自由なイスラム教に疑問をもっているイスラム教徒がいたり、総選挙がない国の人たちが自分たちの長を自分たちで決めたいと行動する一方で、不自由のないの人たちが、最終的にだまされるのでしょうが、束縛を求めてISへ志願するのです。

人の悪口

なくすべき自分の悪い点をそのまま温存し、同じ種類の他人の悪い点のみを指摘します。

自分の悪いクセをそのままにして、他人が「人の悪口を言う」のを咎めて、やめさせようとします。こんな人が支持されるはずがありませんが、そういう人たちこそ「自分の上司」にはうまく取り入って、どんどん出世するものですね(笑)。

いわば言う資格のないことを平気で言うのですが、なぜか中国人や韓国人に多く見られます。  


韓国では

2016/09/29 から金英蘭(キム・ヨンラン)法が施行されて、約1ヶ月が経過しました。

酒席は別に構いませんが、贈賄という「見えない無駄な資金」がないと経済が成り立たない、というのは果たして健全な社会なのかどうか、と疑問がわきます。

こういった「むだな金が社会に出回っている」見本が中国社会にあり、これをそっくりマネしたのが韓国社会でした。

  • これは試験などで不正行為に走るのと何も変わりません。
  • 不正なことをしてでも結果を追い求める人は必ずいますから、それを厳正に処罰するしかありません。その為には、韓国が法治国家を目指すことであって、いまからでも決して遅くはありません。

この法律の詳細を把握しておりませんし、「法治国家ではない韓国」での法の執行状況を理解しておりませんので、明確なことは言えませんが、骨抜き法律・ザル法でないことを願うばかりです。

米マスキー法でホンダが見せたように、この厳しい(らしい?)法律を順守し、韓国経済がさらに発展するよう期待しております。←しかしむりかも(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2016年10月27日 05時41分10秒 | 科学(気象)

今日2016/10/27 04:00現在の都道府県別の全国最低気温です。いつも繰り返しますが、本日のうちに、これより下がる場合があります。数値はすべて気象庁から得たものです。

今回から、10℃、20℃を基準にして分りやすさを追究しました。真冬には、-10℃、10℃を基準にするかも知れません。

都道府県庁所在地以外の測定もあり、全国の最低気温を示すものではありませんが、全体的な傾向として参考になるはずです。

これによると

20℃以上、10℃以下、のところも3~4ヶ所みられ、全体的に10℃~20℃になってきました。

今までの猛暑と、これから予想される極寒の、ちょうど間に位置する時期なんですね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 152 ドゥテルテ来日

2016年10月26日 10時40分26秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


「日本は前向きな言動を」=比大統領訪日で警戒-中国

 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は25日の定例会見で、フィリピンのドゥテルテ大統領の訪日について、「南シナ海情勢は既に緩和に向かっており、中比は関係を修復し、協力に向け努力している」と強調、「他国にはその前向きな情勢にプラスになる言動を望む。その逆であってはならない」と日本の動きに警戒感を示した。

 局長は「われわれは、隣国同士が健全で前向きで協力的な関係を維持すべきだと主張してきた」と強調。一方で「そうした関係は地域の平和・安定・発展に役立つものでなければならない」とくぎを刺した。(2016/10/25-19:38


いつものように、笑いをこらえきれない落語を演じる中国共産党でした。

すべてに渡って

中国共産党が「善」であり、それ以外は「悪」という悲しい思い込みの上になりたっており、少しでも内政干渉されると形相を変え顔をひきつらせて反論するくせに、平気で他国に内政干渉する中国共産党に幸あれと祈らずにはいられません。←幸などあり得ない、とは信じながら!

あくまでも中国国内向けの意味しかありません。

順にみていきましょうか。あくまでも時事通信の翻訳が正しいという前提で・・・・・・。

「日本は前向きな言動を」

あ、もうすでにここで中国共産党らしい独善性の色彩が出ております。中国共産党がいう「前向き」とは、もちろん中国共産党が考える方向のことであり、「自分の考え以外の言論を認める能力がない」ことは御承知の通りです。

実際のところ、中国共産党が自ら「後ろ向き」に走っており、その「後ろ向き」を基準として「前向きな言動を」を判断するならば、「日本も一緒に後ろ向きに走ろうではないか」と言っているのですね。

しかし、こういった非法治国家法治国家である日本に対して指図をすること自体が、そもそも無理な話であり、落語なのでした(笑)。 

「南シナ海情勢は既に緩和に向かっており」

一体どこが緩和に向かっているとでも言うのでしょうか。ドゥテルテがいくら中国寄りのまま4ヶ月前にフィリピン大統領に就任したとはいえ、しばしば発言を訂正し豹変するドゥテルテであり、ただ1回だけの中国への初訪問で、今まで不法・無法を繰り返してきた中国共産党の方向が「緩和に向かっている」など誰も考えないでしょう。あくまでも「そうあって欲しい」という中国共産党の願望が込められています。

中国訪問前に「取引に応じない」と表明したドゥテルテが、中国訪問で「取引して」、埋め立て問題を棚上げしたのです。詳細は末尾を御覧下さい。

訪中時に水面下でどんな会話があったか知るよしもありませんが、訪日のあと帰国すれば、またまた再び発言を訂正することでしょう。

帰国後の発言訂正が気になるとは、なんという大統領なんでしょうね(笑)。

「われわれは、隣国同士が健全で前向きで協力的な関係を維持すべきだと主張してきた」

もちろん、お分かりですね。

中国共産党のいう「健全」とは、あくまでも中国共産党が考える「健全」であり、「健全」な「後ろ向き」で「協力的な関係」を呼びかけてきたのは、衆知のことでした。唯我独尊もほどほどにしろ、というところ。

「そうした関係は地域の平和・安定・発展に役立つものでなければならない」

みずから「地域の平和・安定・発展に」逆行する事ばかりを繰り返す中国共産党が、平気でこう言えることが、中国共産党のペテンとされるところでした。

ただ言うだけでして、国内向けの発言であることは言うまでもありません 


中国国内へ不都合な外部の情報が入ってきても

  • いつでも外国のTV放送を遮断するよう検閲している
  • 強力に出版を制限して、一切報道させず
  • インターネットで不都合なサイトの閲覧ができないように規制

こういう環境下で、中国庶民たちが、極めて一方的な情報を得た上で何らかの判断をしている、ことに注目しなければならないでしょう。

また国内では

  • 中国を批判するような新聞社・出版社はすべて処罰の対象であり、要人を前触れなく拉致・拘束・逮捕・投獄し
  • あまねく13億の民にわたるべき富が、中国共産党にヨイショする発言に配分され、これに加えて汚職が蔓延し、せっかくの富が大きく偏在している

など、もう国としての体(たい)をなしていません。

そんな中国が

何かを「賢そう」につぶやいても、真っ赤なうそ・はったり・でっち上げ作文である

このことを十分に理解しておきたいものです。 


ドゥテルテの発言をまとめておきましょう。 


中国訪問前の「領土に関して取引はできない」発言

ドゥテルテ比大統領 「南シナ海、主張する」 あす初訪中、方針転換表明:毎日新聞2016年10月17日 


2016/10/19 米議会代表団とマニラで会談 

【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、米議会代表団とマニラで会談し、南シナ海の領有権問題で中国と交渉する計画はないと明らかにした。大統領は、南シナ海問題をめぐる12日の仲裁裁判所の判決を受け、領有権問題で特使を派遣するなどして中国との対話解決を模索したが、改めて譲歩しない強気の姿勢を示した形だ。(2016/07/20-00:12 


ドゥテルテの中国訪問は 2016/10/18~21 でしたが、それを控えたころの上記発言から、領土主権に関しては、中国と取り引き・交渉しない、ことになっていました。

しかし実際上、中国に行って、領土問題を「棚上げ」したのです。

ドゥテルテにとっては主権問題にかんしては

取り引きしない・交渉しない棚上げ

なんでしょう。

棚上げするとは、中国の埋め立て続行を黙認する、ということです。

「埋め立てがほぼ完了しここを軍事拠点化しない」としながら、裏では「埋め立てを続行し軍事拠点化する」という明らかに裏表のある言動を繰り返す無法国家・中国。

そして中国共産党がぶら下げるおいしそうな「経済支援という名」のニンジンに魅せられたドゥテルテに、幸あれと祈らずにはいられません。

いくら親日家だと言っても、日本に経済支援を期待しての発言であり、いつ親日家の化けの皮がはがれるか、わかりませんね(笑)。いわばフィリピンのドゥテルテも瀬戸際外交を信条としているようです。

さてさて、皆様はどう思われますか。