カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ことば

2022年10月06日 17時26分59秒 | 生き方

「ことば」ですが・・・・


国家と革命

あらゆる国家は、被抑圧階級を「抑圧するための特殊な力」である。

だから、あらゆる国家は不自由で、非人民的である。

レーニンの言葉ですが、だからと言って露国や中国で「人民を抑圧」していいとは限りません。

レーニン「他民族を抑圧する者は、自身も自由になれない」もちろん中国や露国を指していますが、米国をも指しているのでしょう。

ウクライナを侵略する露はまさにこのことでしょうが、共産主義者たちは自分が「自由になる気がない」のでこう言えます。まさか100年後にこんなことが起こるとはレーニンも予想していなかったでしょうが、共産主義者たちは、隠し続けある時に突然「豹変」します。中国も台湾をあきらめず、ある時突然いい始めますし、ウクライナを侵略した露でさえも1~2年で「豹変」します。

中国

2014/07/06 習近平がソウルで朴槿恵と面談

2020/08/22 楊が「習近平の早期訪韓」で合意。三峡ダムの隠ぺいか。2021/06 に武漢失敗を香港で隠ぺいしたのと同じで弱腰は見せられない国内事情。

2021/03 アラスカの楊「米国には米国流の民主主義、中国には中国流の民主主義」。これは中国が否定してきた民主主義を採用していることから、「米は国際世論代表でなく米政府の代表に過ぎない」に準拠か。言うまでもなく「人権抑圧の根拠」を狙っています。中国は「批判に直接応えず、ピント外れの反撃をする」ので注意。よっぽど打たれ慣れていないのでしょうが、それでも中国は「がんばった」と安堵か・・・・

さてさて、皆様はどう思われますか。


世界を俯瞰する

2021年10月10日 20時16分25秒 | 生き方

イスラエルの横暴と、後押しする米国の薄汚さ。

アメリカ人の中にも、イスラエルの過激派を非難する人がいますが、深くアメリカ社会に根差すユダヤ資本が為政者にそれを許さないのでしょう。

ここに、外国のメディアが当国に対する「率直な反論」の意義があります。

      • 行き着く先は「言論の自由」でして、中国・ロシア・北朝鮮には、断じてこれがありません。
      • しかし「反ユダヤ主義」を許さないという認識にあぐらをかいて現在のイスラエルは、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。

これがアメリカの現状です。

しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。

同時にこれは

かつて中国への海外諸国の侵略が、内戦に明け暮れた中国を一層破壊させた歴史があり、「反中国主義」を許さないという認識の上にあぐらをかいて、現在の中国共産党は、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。

しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。

これが中国の現状です。

私は「現在」の国際関係で独善的な国として次を挙げます。

      • ロシア
      • 中国
      • イスラエル

旧ソ連が冷戦に敗れ、その後の姿勢から国を挙げての薬物隠蔽工作から欧米へ深い恨みをもち続け、被害者意識が大きいロシア

内戦が続き「身から出た錆」の一面があるものの、外国による侵略に悩まされ続け、またそのような原因があった中国

反ユダヤ主義者による民族滅亡という危機を欧米の強引な建国で乗り越えたかにみえるけれども、被害者意識が長く残りその反動で反イスラエル主義と戦うとも受け取られかねない言動が目につくイスラエル

この3国に共通しているのは、被害者を装うテクニックを身につけ、何をしても許されると勘違いして独善的な言動に走っていることでしょうか。

私たちは、どれだけうんざりしてきたことか。

中傷合戦から互いに武力攻撃をはじめ、やがて停戦合意に達するものの、やがて再び中傷・武力抗争が始まるという負の連鎖。

例えば

      • 歴史的に背負ってきた被害者意識を前面に打ち出すイスラエル
      • 自分たちの地に異国が建国されたと被害者意識を前面に打ち出すパレスチナ

この双方が互いに被害者性を強調して、自分の主張にこそ正当性がある、として譲りません。

しかもイスラエルが、ロシア・中国に接近しつつあるというのです。

一番の問題は、実際に

      • ウクライナ親露派は、すでにロシアの言うなりにはならない。
      • イスラエル親米派は、既にアメリカの言うなりにはならない。

さらに考えられるのは

それまでウクライナもイスラエルも、大国に好きなように利用されてきた

という被害者意識があることでしょう。

一神教の世界では

「自分たちが世界で一番だ」という自分の主張をしなければならず、相手が「自分たちが世界で一番だ」と主張するのを許さない

これが激しい対立をうむ根源でした。

ここに一神教とは

      • ユダヤ教
      • キリスト教
      • イスラム教
      • 共産主義

などのことで、自分以外を認めようとはせず団結心にあふれ、対立し内部分裂しやすいとも言えます。

他の政党の存在を認めない共産主義一神教に加えているところに深い興味があります。 

考えるならば 

      • 資本主義(capitalism)は資本中毒ではなく
      • 社会主義(socialism)は社会中毒ではなく
      • 共産主義(communism)は共産中毒ではなく
      • アルコール中毒(alcoholism)はアルコール主義ではなく
      • ダーウィン説(Darwinism)はダーウィン中毒ではなく
      • バーバリズム(barbarism)も野蛮性中毒ではない

主義」と「中毒」など、不思議な日本語訳(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ノーベル文学賞

2021年10月08日 07時02分24秒 | 生き方

アブドゥルラザク・グルナ(タンザニア)に

授与されたという。

日本の村上春樹は、毎年のことですが、「今年も受賞できず」でしたね。


2021年ノーベル文学賞、タンザニア出身の小説家グルナ氏に:afp 2021年10月7日 21:11 


尤も私は

芥川賞・直木賞やその候補者にさえ、書店で群がるほうではありません。

遅れてその作品を読みますが、ほんの限られた作品に限られ、真の「賞ファン」ではあり得ず、その代わり「がっかりしたという経験が少ない」のでしょうか。その選定者や選定基準を知るにつれ・・・・

さてさて、皆様はどう思われますか。


いろいろな話題

2021年09月07日 23時41分43秒 | 生き方

いろいろな話題ですが・・・・

  • 2012/09/02 NY市で洪水、少なくとも7名死亡。 

今ではもっと死者が増えているでしょうが、米国でも異常気候によるとみられる洪水が起こっております。 

  • 2012/09/02 香港でまたまた解散 

民主派団体「熱血公民」が組織を解散しました。1週間前に資格はく奪されたのですが、これも国際法に反する香港国家安全維持法(2020/06/30)からきており、それを適用した逮捕やそれに基づく国内法はすべて間違っているのでしょう。

こまごまとした小さな国ならば、何をしようと勝手ですが、国際貿易に影響を与える現在の中国ならば、勝手な行動は認められませんが、中国は「勝手に行動」しようとしています。

いわば

      1. 国際社会から儲けておきながら
      2. 国際社会の要求には頑固に「NO」を言い続ける

のが正しいのかどうか。

アメリカの要求に対して、中国は

交渉が行き詰まった 

とは言えず

      • アメリカが世界の警察と考えている
      • アメリカのやり方を押し付けている

批判するのみです。

たまに中国共産党が何かを言うと総反撃され、受け身一方です。

中国共産党は時代錯誤もいいところですね。

香港に端を発し

      • 東南での南沙諸島埋め立て
      • 東での尖閣・台湾の領有権
      • 西でのウイグル自治区人権
      • 南西でのインドとの国境
      • 東北でのロシアとの国境

問題へと広がりを見せています。いずれも中国共産党に非があるでしょう。

私の判断では

アメリカにも混乱が見られますが、同じ混乱ならば中国がひどすぎるようです。

もし日本が追随するなら、ひどい中国には拒否感が起こるでしょう。

日本の野党にも期待する人が多いでしょう。

立憲の枝野などは対自民党政策のみであり、中国や韓国政策が見られず、こんな野党にまかせていては、民主党の「3年間の総括」がないこともあり、「日本が危ない」と考えている人も増えるでしょう。

今の自民党が立派な外交をやっているとは言えませんが、それよりひどいのが野党でした。

何やら、今のアメリカが立派かと言えばそうでないと言え、それよりひどいのが中国。これに似ていますか。

ひどいのが日本の左翼野党、中国、左翼韓国と北朝鮮。

ひどいのがかつての共和党と下品なトランプ。

  • 新型ウィルスの起源

中国共産党が

中国のすべてを仕切っており、独立直後の国では弾圧国家があってもいいと認める私でさえ、もう許せません

ある社は「新型問題が起こってから中国が規制を強めた」と報じるのですが、私は「もっと前から中国は規制を強化してきた」と考えています。

新型問題では

中国共産党による医師へのかんこう令(よけいなことを言うな)はひどすぎますが、それに従う医師も医師

反発の意思さえなくなった中国人の怖さがみられ、それにもまして暴力で押さえつける中国共産党の恐ろしさを感じます。

総選挙がないこともあり

中国共産党は中国人を代表しておらず、従って「中華人民共和国は中国人による国家」ではありません。なぜならば、中国共産党(1921年結党:今年100周年記念)が中華人民共和国を作った(1949年建国)からです。

中国共産党に不都合な情報を拡散しないよう、携帯電話を没収しているようで、もうダメな情報ばかりです。

どうやら中国は

広いこともあり法治国家を目指しているようですが、恣意的に法律を解釈しており、こういうのを法治国家とは言いません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


石巻とチュニジア

2021年06月24日 13時53分19秒 | 生き方

2011/3/11 の東北地方太平洋沖地震時 

チュニジアがいち早く石巻に駆けつけてくれ、温かい食べ物を提供してくれたという。

そこで2020年の東京五輪の選手の合宿所になろうとしたが、新型禍でそれができなかったのです。

選手たちは、ホテルと会場を往復するのみで、直接市民との交流は全部禁止になったようです。 

     

さてさて、皆様はどう思われますか。


内閣広報官 山田真貴子→小野日子

2021年03月06日 06時09分31秒 | 生き方

内閣広報官を辞職した山田の後任が決まりました。

      • 2021/3/3 付で小野日子(ひかりこ)

今、東京五輪関係では3人の女性が担当しています。

      • 担当大臣   :丸川珠代(橋本後任)
      • 組織委員会会長:橋本聖子(森後任)
      • 東京都知事  :小池百合子 

このうち、一番長く続きそうなのが、小池百合子で、ほかの2人は東京五輪が終わったらすぐに職務終了でしょう。

ここに小野が入り、何が起こるか分かりませんが、うまく行けば小池百合子の次に長いかも・・・・


内閣広報官に外務省の小野日子氏 接待問題の山田氏後任:朝日新聞 2021年3月3日 11時04分


さてさて、皆様はどう思われますか。


右や左の「旦那さま」

2021年03月01日 12時41分26秒 | 生き方

世の中には、右翼や左翼の人たちがいます。 

その中には「左翼系」から脱出してきた人たちも・・・・

脱北者たち

そのほとんどが、北朝鮮に愛想をつかした人たちで、韓国へやってきて初めて「母国である北朝鮮」を公に批判できました。

しかし今ちょうど韓国では、「北朝鮮へ無批判に接近する共産主義者文在寅であり、「北朝鮮団体」がみごとにつぶされました。しかも2020/12/14には、共に民主党が「対北朝鮮ビラ散布禁止法」を強硬可決しました。いま韓国では、国家ぐるみで「赤化」「左翼化」中なのです。

日韓はすでに崩壊済みで、米韓軍事同盟も今年があぶない。

かれらがアメリカに渡り、トランプの集会に入ったのは、ごく自然なことでした。

キューバからフロリダへ

そのほとんどが、キューバに愛想をつかした人たちで、初めてアメリカのフロリダへやってきて入った党は、もちろんトランプのいる共和党であり、バイデンの民主党など見向きもしませんでした。


トランプには

こうした連中が集まっており、再び2024年の大統領選へ出馬したいようです。それが、ほんの一握りに過ぎないのでしょうが、そういう不都合な情報は、入ってこない仕組みになっているようです。 

しかし時代は進んでいくもの。

3年後に出馬しようとしてもうまく時代に合わないとおもわれます。そのころには、すっかり時代が変わっているので、トランプさえ「もう出たいとは思わない」いや「出ても勝てないと分かる」のでしょうね。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


全豪OPの大坂なおみが

2021年02月13日 12時01分34秒 | 生き方

勝ち進み、なおかつ顔の蝶に親切・・・・ 


大坂なおみ選手、顔に止まった蝶を救出。全豪オープンでファンの心もわしづかみに:Yahoo ハフポスト日本版 2021/2/12(金) 16:38


鬱陶しい世の中ですが

      • 米中対立
      • 中印国境問題
      • バイデンの舵取り
      • トランプのメチャクチャ
      • 文在寅の行く末
      • 習近平の横暴
      • プーチンの寿命 

こういった中

全豪OPで見せた大坂なおみの振る舞いは、ほっとさせるものでした。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


ある女の独り言

2020年12月19日 22時39分13秒 | 生き方

「フェミニスト」の皮を被り、男性を言い負かすことに快感を覚えていた私の話:2020/12/13


この手の話のいつもの終わりが「反省」ですが

自分をすり減らしてまで相手を否定しない。言ってもわからない人とは距離を置く。そんなふうにして、自分の中に芽生えたフェミニズムと付き合っていけたらいいなと、今は思っています。 

が、いつもでないのを喜んでいる昨今です(笑)。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


「日本海」か「東海」か

2020年11月18日 11時28分16秒 | 生き方

韓国は

      • パクリができなくなったので(日本からパクリ、それを韓国は中国にパクられた)
      • 次の手段として、できるだけ日本臭を消し去りたいようです(異様な「反日無罪」がまかり通る)

そんなことが、地図表記の問題で分かります。

信頼性を欠く韓国をご覧ください。

国連ですが

1956年 日本が国連へ加盟

1991年 韓国・北朝鮮が同時に国連へ加盟 


「日本海」単独表記継続を承認 国際水路機関 デジタル版では数字表記へ:会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月17日


国際水路機関(IHO):こちら


日本海呼称問題:こちら


上記によると

韓国による調査があり、同じ調査を日本がすると、逆の結果になるということから、

韓国調査の「客観性」

が疑問視されています。

それは韓民族としては、当たり前

歴史は時の政権が自由に書き換えられ、政権が代われば別の歴史になります。そんな国と「共同教科書」などできるはずがないのですが、欧州のうわべだけをみた韓民族は、日本に対して「謝罪」をしつこく要求します。そして「謝罪」に応じたならば「心からの謝罪として金を支払え」とこうなります。

ここでも伝統のパクリ精神が生きてますね。

これは朝鮮半島が長いあいだ中国にパクられてきたことを物語っています。

いまこそ取り返す時なんです。それも中国からは無理なんで、日本から・・・・

2000年以上も前から

朝鮮半島では「政権の否定」が中国のマネとして当然のこととして受け入れられてきました。

日本臭を消し去りたい、というのも「政権の否定」の延長です。

ここでも、非韓三原則が生きてきます。

助けず・教えず・関わらず」で、いちいち相手をしていたらキリがないのでした(笑)。

逆に考えると、これが韓国にある限り、日本は安泰なのでしょうね(笑)。

地図上の表記・国際条約など

紙に記されたものを信頼していないのは、当たり前なのです。あくまでも自己中心でありうぬぼれ盛んな地域で、これら諸国は国際条約を無視するのです。

その証拠になるでしょうが

      • 拘束力のない司法判断を軽んじ(南沙に関してフィリピン提訴の国際裁判に不参加)
      • 拘束力がある条約には参加せず(TPPなど)

RCEPなど「拘束力がないよう」骨抜きにします。

かれらにとって形は大切で、抜け道もまた当然です。

さてさて、皆様はどう思われますか。


WTO事務局長が11/09理事会までに決まるか

2020年11月02日 21時08分55秒 | 生き方

2020/11/09 にWTO理事会があるとのこと。

それまでに決着しないと、全会一致が原則らしいWTOとしては異例の投票に持ち込むか、または「日韓サッカー共同開催」時のように韓国がごねて長期化するか。

ごねるのは韓国の得意技ですね。


韓国、WTO事務局長選の兪氏「落選」の責任を日本になすりつけ:産経新聞 2020.11.2 


韓国が

      • 何でも失敗した「責任を他者に押し付ける」のは、常とう手段ですね。これだから韓国は信用されないのです。
      • いまでは、何でも「日本に責任がある」としたがります。
      • それにしても、自国の国際法違反状態に気付かず「日本による輸出管理厳格化を批判し続けた兪明希(ユ・ミョンヒ)」のWTO事務局長への支持を日本に依頼した姿勢は、口先だけで国連事務総長にのし上がった潘基文(パン・ギムン)そっくり。いったん地位につくと何をしだすか分かりませんね。
      • 韓民族はメディアなども含めてすべて、「反日無罪」に徹し、日本ならだませるとみているようですが、それをあっさりひっくり返したのが、日本の兪明希支持でした。
      • 兪明希は、中国のナイジェリア(兪の対立候補オコンジョイウェアの母国)への支援をみて韓国支持に回ったアメリカを背景に、逆転を狙いますが、無理でしょうか

さてさて、皆様はどう思われますか。


自由とは(その1)

2020年11月01日 12時19分47秒 | 生き方

難しい問題「自由とは何か」について述べます。


本当に自由になるための最大の障害は、もっとも親しい人たちだ、という悲しいパラドックスが成立する。:P.94 外山滋比古「知的創造のヒント」講談社現代新書


つい先日なくなった

外山滋比古(とやま しげひこ 1923-2020/07/30)も、いい言葉をたくさん残しました。

もしも、親しい人(従う人)がいなくなった人がいるならば、それは「親しい人(従う人)が離れていった」のではなく「あなたが本当に自由になり始めた証拠」「あなたが本当に自由になるその資格を獲得し始めた」のです。

なぜならば外山の言う通り「本当に自由になるための最大の障害は、もっとも親しい人たち」だからです。


自由のあるところに秩序はない。:P.45 「ダビンチの手記(上)」岩波文庫


アメリカは

自由をかかげていますが、秩序はないのです。自衛のための銃携帯を手に入れましたが、分断も手に入れたのです。

この分断(無秩序)がなければ、今の自由はなかったのです。自由と秩序は反比例するのであり、自由が大きくなると秩序がなくなり、共産国のように秩序を重視すると自由がなくなります。言い換えると「自由×秩序=一定」なのです。

尤も、自由も秩序も低い中国~朝鮮半島があり、自由も秩序も比較的高い日本のような国も、例外的にはありますが・・・・。

いや、こう言いましょうか。本当に自由になるために、もっとも親しい人を(自分の子供さえ)手放したのでしょう。

国として「それではまずい」と判断すれば、「50年単位」で変わっていくことでしょう。

韓国は

自由ではなく、管理・一律を求めています。それが北朝鮮~中国といった独裁国家へあこがれることにあらわれています。

途中で「自由」の意味をはき違えて「自由を放棄」し始めたからで、いまでも「自由」の意味を間違ってとらえています。「27年」では無理だったのです。

形式的に1954年の「米韓相互防衛条約」をもちながら中国へ接近するのは、独特の「瀬戸際外交」そのものであり、まだこれと言って韓国らしさをつかんではおらず、ひたすら米国・中国の間で「ばらばらでヨイショしているに過ぎない」のでした。

旧ソ連には旧東欧(今の露にはベラルーシ)が、そして中国には朝鮮半島が、どうしても「緩衝地帯(クッション)」として必要でした。この緩衝国の存在が共産国の宿命なのです。


エチエンヌ・レー:女が男に自由を要求するときは、彼女が他の男の奴隷になるつもりでいる時なのだ。自由になると言うのは、彼女にとって、単に主人を代えるということなのだ。:P.92 ジェローム・デュアメル(吉田城訳)「世界毒舌大辞典」大修館書店

レーは言っております。「女は常にただ一人の男の奴隷になりたがっている」「自由を追い求めて、主人を代えて不自由を求める」、と。


真理の探究-これが我々の行動の目標でなければならない。これをおいては行動に値する目的はない。---

私達が人類を物質的苦労からだんだんに解放していこうと望むのは、人類がかくして得られた自由を、真理の研究と観照とに用い得るようにするためなのに他ならない。:P.9 ポアンカレ「科学の価値」岩波文庫 


真理の探究が、ノーベル賞を生みました。

従って、「真理を探求」しないところに、科学系のノーベル賞はいきません。

韓国が自然科学系のノーベル賞に縁がないのは、そのためです。 


韓国の離婚率はこのところ急激に増えており、1989年にはついに日本と同率を示した。・・・・

この現象は儒教的な家族倫理の悪い面、つまり女の自由を束縛し、女に耐えることをことを求める家族観に、韓国の女たちがやっと反撃をはじめたことを示すものではないかと思うのだ。・・・・

しかし、日本の場合、女たちが国外へ逃げることはなかった。日本の社会自体がそれを受け容れることができたからである。韓国ではいまだに、離婚した女たちが再び結婚することはきわめて難しい。そして経済的な自立も、である。

いま、韓国の女たちに勇気をもって離婚する者が増えているのには、家から離れても女を受け容れてくれる日本の社会の存在が大きい。事実、日本で働くことをあてにして、泣き寝入りをやめて離婚したと私に話してくれた女性を何人も知っている。ただ残念なことに、彼女たちは日本に来てもまた男に頼ろうとしている。選択する職業はまず水商売に限られているのだ。・・・・

多くの女たちが自分の国に生きる場を見出せず、日本を頼って流出して来ている。女たちが外へ外へと流れ出す国、韓国。:P.82 呉善花「スカートの風」角川文庫


これは20年も前の本からの引用であり

今でもそうだとは言えませんが、そのころの情景が目に浮かぶようですね。

日本の男は当時、女の離婚を認め対応したので、日本の女が外へ流れることはなかったようです。

しかし韓国では当時、女は離婚しにくく再婚が難しかったのを韓国の男が認めず、しかたなく韓国の離婚女は、国外へ流れた、と女の呉善花(オ・ソンファ 日本国籍取得済み 拓殖大教授)は言っております。


やはり同じ民族である北朝鮮から亡命した人々も(北朝鮮出身の彼らは「帰順者」という用語に屈辱感と拒否感を感じるらしい)、自由を求めてやってきた韓国に失望して亡命を後悔する人が多いという。・・・・

最初のうちは好奇心と憐憫(れんびん)、同情心をもったりもするが、1~2ヶ月たつとそれは疑心と異質感、はなはだしくは敵対心へと変貌を遂げ、「北から逃げてきた奴」と遠ざけては蔑み馬鹿にする。:P.135  金文学/金明学「韓国民に告ぐ!」祥伝社文庫

韓国の自由に憧れた脱北者がいたのでしょうが、実際は失望することが多いらしい。

この原因としては、韓国に最大の問題があるでしょうが、それとともに、徹底的な鎖国をしていた北朝鮮が不幸な錯覚を生んでしまったことにも触れておかねばなりません。

もっともなんでも日本に責任があるという韓国人ならば、「脱北者が韓国に失望した責任もまた日本にある」のでしょうね(大笑)。


中国国営・新華社通信は25日、五輪成功を称賛する外国メディアの報道を伝える一方、チベット問題や報道、宗教の自由を問題視する内容は全く報じていない。 :2008年8月25日 毎日新聞

何を伝えるかも大切ですが、何を伝えないかもそれ以上に大切であることを示しています。

それを知るためには、たくさんの情報源にあたらねばならないし、信頼していたはずの情報源に裏切られる経験なども、大切でしょうか。


他人への気配りをしないでいるとそのベクトルが内向して、一方では仲間うちでおなじであることへの脅迫となり、他方では同じはずの仲間のなかでの攻撃欲求となる。かつては、農村共同体の閉鎖性にたいして、さまざまの人間のまじりあう都市の自由がたたえられた。しかし今ではたとえばニュータウンで、ある程度ゆたかな標準性に支えられながら、そこにもっとも典型的に「ガマの油シンドローム」が見られるようになった。・・・・

けっして「仲間」ではない異人が存在し、そして異人に心を使いながら暮らす方が、本当のところは健全であるのに。

日本が「単一民族」でうまくいっているというのは嘘で、民族的異質性の不足のために「ガマの油シンドローム」におかされている、というほうが本当だろう。

学校の問題でも、いまなにより必要なのは、問題児や問題教師も含めて、異質なものをかかえこむことであって、それを排除しながら「国際化」を唱えると言うのは矛盾している。「みんな仲間」であることではなく、「仲間はずれ」の許容されることが重要なのである。:森毅 毎日1986.12.6夕刊

重要なのは、「異質・仲間はずれ」をかかえ込む・許される社会であり、これこそ真の「多様性」なんでしょうか。

「同質」を追い求めていると、「ささやかな違いを大きい違い」ととらえるなど、奇妙なゴールに達しそうで、まさに「針小棒大」(笑)。


ソクラテス:私がこうしていちいち質問しているのは、ただ議論が正しい順序を踏んで最後まで進行するようにと願えばこそであって、べつに貴方にたてつくのが目的ではありません。私たちがお互いに相手の言おうとすることを推測しあってそれを強引に相手よりさきに言ってしまうような習慣は避けて・・・・

最後まであなたに自由に述べてもらうようにするためなのです。:P.241 プラトン 「ゴルギアス」世界の名著6 プラトンⅠ 中央公論社 

人がしつこく反論するのは、こっちが言おうとしていることを先に 形を変えて述べるからで、これが分かっていて的確に質問するのは相当難しいようです。


要点のみ情報がたくさんあって自由度が大きくなればなるほど、人間は固定を求めたがる。:森毅「電脳教育論」日本ソフトバンク


さてさて、皆様はどう思われますか。


菅真理子

2020年10月22日 21時22分12秒 | 生き方

菅義偉初の外遊に同行した夫人の菅真理子


菅首相夫人に好感 アッキー路線継承せず―政府・与党:時事 2020年10月22日07時04分


就任早々から学術会議会員の

6名を任命しなかった問題(99人は任命された)がある菅義偉とは違い、菅真理子のほうはメディアの受けがいいようです。

もっともいつ豹変するかわからず、その時の反菅真理子論調が楽しみです。ただし比較したのが前総理の安倍晋三夫人安倍昭恵だったので「妙に納得」できました(笑)。

学術会議問題ですが 

      1. 会員選挙方式の変遷を見ると、強制的な票の売買や白票問題などを自主投票のうちに解決せず、現在の推薦~任命方式に変わったと言います。
      2. 勧告・要望・声明・答申・提言・会長談話などがあり、いずれも定年ぎりぎりの人たちの醜い争いでした。
      3. 前の推薦式では、定員以上の推薦をした学術会議が「旧文部省がそのまま任命しろ」という無茶な要求をだしたこともあったようです。

これらのことも知っておいて損はないと思われますが、こういった折に任命拒否問題がおこりました。

      • 起こるべくして起こった問題。
      • 学術会議の「民営化論」
      • 学術会議の「廃止論」
      • 野党などの「学問の自由論」
      • 政府批判がそのまま前科扱いになる恐れ
      • 学術会議の「赤化問題」

など、それぞれの立場では、真剣な表情で取り組んでおります。いずれも「一部」でしょうが、尤もな意見です。

「お前はどの意見に賛成か」と言われても、私は組織を代表する人間ではないため、それぞれに意味がある、と答えるのみです。

組織では「組織の意見があり、個人の意見を無視しがち」ですから、組織に属して出世を考える人ならそれを大切にし個人の考えを磨かないでしょうから、それとは一線を画しているのです。

各社色付けされているメディアも、その役割は本来「できるだけ広く取材し現実をそのまま報告すること」でしょうが、社の利益を伸ばすために、まるで一色に染まっている「組織・メディア」が見られます。

いろいろないきさつがあるのでしょうが、疑問です。

私たちの役割は、そういったものと厳然と区別されていると思います。

私の立場ですが、問題が多い学術会議が

      • 時代ごと「正常に変化」するのを期待
      • ある国に「異常接近」しないなら尊重

教育と学問の関係は難しいものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


のん(能年 玲奈)が勝訴

2020年10月07日 22時18分11秒 | 生き方

女優・のんさんの記事巡る訴訟、「週刊文春」敗訴確定:読売新聞 2020/10/7(水) 21:06


時にいい記事を出す文春ですが

今回もまた行き過ぎで、敗訴が決まったようです。

部署が違えばこれだけ違うのですかね。

私は、のんとも何の関係もありませんが、週刊文春の「過ぎたるは及ばざるがごとし」を実感として感じざるを得ません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


将棋界

2020年10月01日 12時51分48秒 | 生き方

不思議な「天才集団」・・・・ 


“人ならざるもの”が集まる将棋界 人間味溢れる若手棋士・高見泰地七段がふと言われた「狂気を感じる」という言葉:Yahoo 2020/10/1(木) 12:07


18歳の二冠にタイトル100期挑戦…数々の大偉業に若手棋士が生んだ「将棋界は人間が少ない」という名言:abema 2020.09.22 07:30


人間離れした「人」が多いとされる将棋界 

この中で高見泰地と阿部光瑠は、共に20歳代の棋士で、人間味があるそうです。

この人が一般の人から「時々殺気を感じる」と言われることがあるというのです。

どの分野であれ

若いころからそれ一途に打ち込み、他を知らずに励んだ結果、プロになるのでしょうが、その中でも将棋は特別なものらしい。 

上の2つが将棋界を代表する意見とは思いませんが

きっと何かを与えてくれると思います。 

さてさて、皆様はどう思われますか。