カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

稀勢の里(きせのさと)

2018年11月15日 14時36分16秒 | スポーツ

稀勢の里(きせのさと)の話題になると思い出す人がいます。

それは大関「魁皇(かいおう)」です。

10年くらい大関をつとめて、横綱にはなれずに現役を引退してから10年になろうかという力士です。

力持ちの大関時代は記憶に残るほど長かったですね。

私は、稀勢の里が昨年横綱になる時、魁皇を思い出し、4横綱のうち最後に横綱になった久しぶりの日本生れ「稀勢の里」が最初に引退するのではないかと思っていましたが、暴力沙汰で日馬富士が先に引退するとは想像できませんでした。 


稀勢の里、8場所連続休場でワースト記録更新「来場所に全てを懸ける気持ちで」:サンスポ 2018.7.5 11:46


稀勢の里、8場所連続で休場へ 歴代横綱のワースト記録:朝日新聞 2018年7月5日11時02分 


稀勢の里、無言貫く 5日目は… 横綱87年ぶり初日から4連敗・・・・・・

取組後、福岡市内で二所ノ関一門の会合に出席した田子ノ浦親方は他の親方衆から「『横綱、頑張ってくれ』と励まされた」と明かした。だが、勝利が義務づけられた番付最高位。不名誉な記録ばかりで一人横綱の重責は果たせていない。秋場所の10勝で引退危機はひとまず脱したが、このまま前例にない黒星を積み重ねれば、出場を続けたとしても、進退を問う声が再浮上しかねない。場所後には横綱審議委員会もある。

師匠から遅れて午後8時過ぎに宿舎へ戻った和製横綱は険しい顔で無言を貫いた。追いつめられた稀勢の里は、5日目の土俵に立てるのか。(大谷 翔太)スポーツ報知 2018年11月15日6時0分  


2018年11月場所で、初日から横綱が4連敗の記録を作りました。

場所前の記事、場所後とはいえまだ休場するとは言っていないの記事であり、もちろんまだ引退するとは言っておりません。

しかし、現実には・・・・・・ 


休場稀勢の里は唇かみしめ…初場所復帰を目指す姿勢

大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が15日、福岡・大野城市の部屋で取材に応じ、九州場所5日目から休場することを表明した。:日刊スポーツ [2018年11月15日10時1分] 

 2018年11月場所で、横綱「稀勢の里」が初日からいきなり4連敗し、途中から休場することを報道しております。

ただしまだ「引退宣言」は、しておりません。 


稀勢の里が横綱になってからの成績

2017年3月~2018年9月までの「10場所」ですが

幕内優勝・・・・・・1場所

全部出場・・・・・・1場所(2018年9月)と優勝時の2場所

全休場   ・・・・・・4場所

部分休場・・・・・・4場所

よくメディアでは「稀勢の里が貴乃花を超える8連続休としております。

たしかに大関時代と横綱昇進直後に「連続」優勝したものの、そのあと連続して「休場」しておりますが、いまのところ稀勢の里が連続全休したのは2018年3月~7月の3場所だけです。

稀勢の里の場合「3連続休場

貴乃花の場合は「7連続休場

「休場」には「全休場」も含まれる、と頑張るのでしょうが、もし「休場」「全休場」を区別し、記録を重視するなら、稀勢の里はまだ貴乃花を越えていないことになります。

異なるのを同一視して比較するものではありません。

メディアの特性がありどうしても比較したいなら、正確に

稀勢の里は、全休・途中休場を含め「8連続休場」しており、貴乃花の「7連続休場」を超えた

となるでしょうか。

まるで「途中の引き分けを挟んで9連敗は▲リーグ新記録」のように、「途中の引き分けを記録に入れるかどうか」のささやかな違いでした(笑)。

参考サイト

稀勢の里

魁皇

貴乃花 


ここからは、稀勢の里が引退すると仮定して話を進めております。

  • 稀勢の里:2年ほどの横綱、30歳を越えて引退か
  • 魁皇:10年ほどの大関、40歳直前で引退してもう10年
  • 貴乃花:兄弟横綱という快挙、8年49場所の横綱、30歳過ぎて引退(2年後には父が死亡)し一代年寄で部屋をもったものの協会との確執もあり弟子の暴力沙汰がきっかけで部屋は消滅(弟子は移籍)し本人も廃業

どれが幸せだったのか、何とも言えません。受け止める人によって、大きく違ってくるのでしょう。

人には

その人の生き方が大切・・・・・・個人派

肩書きこそ全てを表す・・・・・・全体派

という2種類があるようです。

  • 本人が、なんと表明しようとも
  • 見た目(生き方・肩書き)だけでも

本当に幸せだったのかどうか、永遠の謎です。

そう思っている」のに「明日は正反対」かも知れません。

だからこそ、人は「不安定な自分」のことではなく「もっと安定してように見える他人」のことを、評したがるのでしょうか。

人もうらやむような環境

本人はきっと、「うらやましがる人」の気持ちなど分らないのでしょうが、それでも他人は「うらやまし」がります。

雇われている人には、雇う人の気持ちなど分るはずがない、のでしょうね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


日米野球(全6試合)の第5戦目

2018年11月15日 09時29分22秒 | スポーツ

練習試合では 

台湾代表 6-5 日本代表 

MLB代表 9-6 読売代表(読売の原監督は3度目の復帰が決まった緒戦) 

と負けてしまい、危険な臭いのする日米野球の本戦を迎えました。

しかし

今年のMLB大谷翔平と同じで、日米野球本戦(全6試合)が開幕するや別人のようでした。たまたまか、それとも実力なのか・・・・・・。

ちなみに2018年度、「北海道日本ハム」からMLB「LAA」へ移籍した大谷翔平は、二刀流(4勝と22本塁打)で「2018年アメリカン・リーグの新人王」に輝いたのですが、開幕前のオープン戦では散々な結果だったのに、開幕すると一転して大活躍しました。

全6合のうち、4試合を終えた段階で、日本が3勝1敗。

よって 2018/11/14 に勝てば、2018/11/15 の最終戦を待たずして日本の勝ち越しが決まるのです。

そして2018/11/14、逆転勝ちが決まり、日本代表4勝1敗と勝ち越したのです。仮に2018/11/15 に負けたとしても4勝2敗ですね(笑)。 

第6戦を終えた段階での結果はこちらによると以下の通りです。

勝ったほうを網がけにしました。双方とも、どちらかというと若手中心の選手層でした。 

    1. MLB代表   6-7x 日本代表
    2. 日本代表 12-6  MLB代表 
    3. MLB代表   7-3  日本代表 
    4. 日本代表   5-3  MLB代表 
    5. MLB代表  5-6x 日本代表
    6. 日本代表     -     MLB代表 ・・・・ これのみ開始前です 
2018/11/15 18:00からはBS-TBSで最終戦の生中継があります。
さてさて、皆様はどう思われますか。