カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ヨーロッパの醜聞57

2018年11月18日 09時05分29秒 | 海外

イギリスがEU離脱問題で、EUと、そして内部でも、もめています。

  • 2018/07/09 デービス離脱相・ジョンソン外相が辞任
  • 2018/11/15 ラーブ離脱相(デービスの後任)など大量に辞任  

アメリカの大統領トランプの場合

トランプが、気に入らない側近をどんどん解任し、危険だと思った側近は先回りして辞任しており、これらの異常な数は歴代の閣僚でも見られないほどです。 

イギリスの首相メイの場合

国民投票でEU離脱をきめて成立したメイ内閣のはずですが、公約と離脱条件とに乖離があり過ぎるということで、多数の閣僚が辞任しており、ひどい場合には離脱相が4ヶ月で交代しております。 


イギリス EU離脱協定案に批判 閣僚辞任相次ぐ:nhk 2018年11月15日 


EU離脱 首相案に反発 英・閣僚ら相次ぎ辞任:fnn 2018年11月16日 


ラーブ英離脱相が辞任、「首相を支持できず」 EU離脱交渉でメイ氏に打撃:cnn 2018.11.15 


さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 178 米中の逆転

2018年11月18日 07時23分29秒 | 海外

理解不可能な言動を続けるトランプが、1年も30%台の高支持率。

まあ、支持率調査などない中国ですが、もし官制支持率調査があれば根拠などありませんが「80%」、そしてもしも一般支持率調査があれば根拠などありませんが「8%」程度の中国でしょう。

率直に言うならば・・・・・・

  1. かつては、米国が自由貿易を唱え、中国が中国第一主義を推進
  2. トランプが登場してからは、米国が米国第一主義を唱え始め、今度は中国が自由貿易を守ると言い始める始末  

米中が完全に逆転しましたが、それでもトランプは

  • 根拠を示して高関税で中国を制裁し
  • 中国が根拠に応えないまま事務的に報復関税を課し韓国の元大統領報復逮捕に似てますね
  • こういうのを2回ほど繰り返した後・・・・・・
  • 中国が「完成度の高い142品目の改善案(2018年11月17日21時13分)」を米国に出したらしい・・・・・・という現段階です。
  • とにかく事務的に「報復」、それからの交渉というのが中国共産党の手法らしい。  

内外で混乱をもたらした不可解な米トランプが、不可解な中国共産党と対峙しております。

同じ「不可解」とは言え

「習近平の次にも代わる可能性ない」中国共産党よりも、トランプの次に代わる可能性ある」アメリカ共和党のほうが、信頼性がありそうです(大笑)。

    • 曲がりなりにも総選挙で選ばれたトランプ
    • 国政選挙(総選挙のこと)がなく恣意的に指名された中国共産党員(人口の6%程度)によって選ばれた習近平

という決定的な違いがあります。

トランプの無法ぶりにもウンザリしますが

もしもトランプが現れていなかったとすると、中国共産党がのさばり続けていたであろうゆえに、支持率30%台を1年も続けている理由も分ってきます。

トランプが現れた為にオバマの、故翁長が現れた為に仲井眞の、それぞれマシな面が強調されるのです。これを延長するならば、韓国でも文在寅があらわれた為にそれ以前の2人の大統領(今は逮捕の身)のほうがマシだったとなるのでしょうか。

逆にいえば、中国のしたたかさ、ずるさが、より明瞭になってきました。北朝鮮とともに中国は信用できない、というのが今の私の考えです。

さてさて、皆様はどう思われますか。