カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ロシアの醜聞91 またまた選挙干渉か?

2018年11月06日 16時59分20秒 | 海外

米中間選挙が、日本時間で20:00ごろから始まるようです。

ロシアはいつもの通りですが

他国の選挙に干渉し、フェイク・ニュースを乱発して、いまでもなおトランプがアメリカを分断しているのに、さらに分断・混乱をきたそうとしている

のでしょうか。

疑惑とされるロシアの他国選挙干渉を羅列してみます。

いずれもロシアは「関与を否定」しておりますが、あやしいものです。 

  • 2016/06/23 イギリスのEU離脱国民投票へ介入か
  • 2016/11/08 アメリカ大統領選挙へ介入か
  • 2017/05/07 フランス大統領選挙へ介入か
  • 2017/09/24 ドイツ議会選挙
  • 2017/10/01 スペインのカタルーニャ州分離独立住民投票
  • 2018/11/06 今回もまた、米中間選挙へ介入か?

カタルーニャ州独立投票では

「EU当局者がカタルーニャの暴力を支持」などEU弱体化を狙うデマを配布したとされます。

EU制裁に反発して「分らないとみれば何をするか分らない」ロシアですね。

国の内外を問わない政敵の暗殺(イギリスでも多い)や、国ぐるみの薬物使用隠ぺい工作、クリミア半島武力併合、など陰湿な行為を繰り替えして省みません。

報道規制があるところでは、要注意ですね。それは独裁国だけではないでしょうが、一番あぶないのは独裁国でした。

手っとり早い干渉は

ある国の国民になりすました「フェイク・ニュース」の発信でしょうか。これでだいぶんかく乱できるのでした。

このためには、パスワードを盗まねばなりません。

「違法なことをしていないから自分は大丈夫だ」と考えている人が、加害者になっても分らないように仕組まれているとは、気がつかないでしょう。

注意したいものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 173 いよいよ中間選挙

2018年11月06日 14時41分49秒 | 海外

いよいよ今日2018/11/06(日本時間20時ごろ)

米中間選挙の投票が始まります。選挙予想は、思わぬ差で「当たらない」ことがあるためか、最近では

~が優勢、しかし~も追い込んでいる

と、どっちに転んでもケガをしない戦術で、夕方になると出没する占い師のように「当たる」のでしょう(笑)。

特に今回、大統領トランプの所属する共和党が上下院で過半数を占めている状況を民主党が変えられるかどうか、が焦点です。

現在のところ、上院では「ぎりぎり」、下院では「余裕をもって」、ともに共和党が過半数を占めています。

私の個人的な意見ですが、2院制の場合、むしろ「ねじれ国会」とされるほうが健全な民主主義の発展に寄与しそうです。

アメリカの場合、「ねじれ国会」とは、上下両院を別々の政党が占めている状態のことです。

大勝の反動で「両院とも別の政党が独占」することも、同じく大勝することになります。

とにかく私は、「大勝」を恐れているのです。

かつて橋本の大阪維新、小池の希望の党が大きく勝ったものですが、いずれもその反動で没落しました。これに従うと、いま大勝したため危ないのは枝野の立憲民主党でしょうか。もちろん自民党も危ないのですが、その「危なさ」の自覚の違いで「保たれる期間」が決まりそうです。

本ブログでは

しばしばトランプが大統領として「品のない」点を指摘してきましたが、根強い品のない支持者がトランプにはいるようで、「アメリカ第一主義(閉鎖的)」がもてはやされています。

視野が広すぎる場合、自分の足もとを見ないものです。

視野が狭すぎる場合、他国の事情など見ないものです。

2大政党が入り乱れているのは、「どちらかというと」がそれぞれにいるためなんでしょう。

野球やサッカーを見ていると・・・・・・

入れ物をひいきの主眼にしていると、10年も経過すれば選手や監督も代わり、まったく別物になっているかも知れませんが、それでも応援し続けます。敵球団にいた人でも自分の球団に入れば応援するようになるのを、「器量が大きい」と言う人もいれば「豹変」という人もいます。

一方個人選手をひいきの主眼にしていると、その選手がどこへ移籍しようとも、10年経過しても、何も変わらない自分を発見するのですね。

動票動票の争いでしょうか。

球団重視の人から言えば「自分が不動票」でしょうが、選手重視の人ならば「自分が不動票」と言いますし、相手方を「浮動票」と揶揄します

それぞれあり得ないと相手方をなじる「球団重視型」と「個人重視型」でした。

アメリカでは

  • 共和党⇔民主党 と移籍する人は、いないことはないようですが、全体的に見て多いとは決して言えません。(地方の第三の政党では、根拠はありませんが、きっと移籍する人が多いと思われます
  • 一般企業や野球の場合、移籍する人が多いのです。
  • つまり移籍が少ないのが2大政党で、移籍が多いのが企業やMLBということになります。
  • なにか、球団重視か、個人重視か、と似てますね。

いまの

アメリカの悩み」が、グローバル化による他国の悩み」と同じなので、痛しかゆしといったところです。

たしかにアメリカでも日本でも、シャッターが降りたままの駅前の商店が多くなりました。問題点が多いのはどの政権でもそうですが、この問題点を少しずつ改善していくのが、健康的な社会でしょう。

独裁社会では、都合のいい場面だけを強調し、うまくいっているように装いますが、こうはいかないのが当たり前です。

しかし「グローバル化」の問題点を改善するのではなく、いきなり「グローバル化」をとみなすトランプ流儀に対しては、疑惑が深まります。

トランプが大統領に就任(2017/01/23)して最初にやったことがCPTPP(旧TPP)離脱だったことから、トランプが「グローバル化」を悪とみなしていることがはっきりしました。

かつてオバマなどが、中国対策として考えていたCPTPP(旧TPP)でしたが、トランプが大統領として最初にしたのが、この「ひどい」TPP取決めからの離脱でした。

この中国対策としてのTPPから離脱したということは、トランプが「友好的」な中国を野放しにすることと思われ、事実トランプは習近平を「友人」のように思っていたようですが、1年後には「習近平を、もう友人ではないかもしれない」と言うようになります。1週間で変わるトランプですから1年後に変わるのは不思議ではありません。

トランプが中国から輸入する鉄鋼製品に高関税をかけ、中国が報復関税をかけたのもまた、トランプが大統領就任後1年半経過したころであり、この「ひどい」CPTPPに復帰することを検討させ始めたという報道(bbc 2018年04月13日)もありました。

ひどい」ために離脱しておきながら、1年後には「ひどい」CPTPPへ復帰を検討し始める、とはあまりにも「ひどい」米大統領の思いつきですね。

主に2018年度後半に中国を関税制裁し始めた効果があったとして復帰を考え始めたのでしょうか。

いやこれを報道するのはフェイク・ニュース社でしょうから、この報道は「ひっかけ」でありトランプ自身は微塵も復帰を考えていないのかも知れなせん。なにしろ思いつきのトランプですから何も予想はできず、まるでトランプは中国共産党みたいですね(大笑)。

とするとトランプの「ひっかけ」にひかかった放送社がフェイク・ニュースを報道していたことになり、トランプは悪質な「ひっかけ」を使ってフェイク・ニュースを誘導していたことになります。そうだとすると、かなり悪質なトランプです。

    • メディアが魔女狩りをしていると言いながら、自分がメディアの魔女狩りをする
    • 親族が海外生産の恩恵を受けてながら、海外生産を認めないと言う
    • 分断ではなく団結を、と言いながら自分で分断している
    • 移民で成り立っているアメリカなのに、移民を一方的に禁じようとしている

これら矛盾だらけの言動例は、枚挙にいとまがありません。

潤い太ったのは、アメリカを含む各国の為政者と一部業界首脳部だけだったのでしょうか。

気になるのはCPTPPとまったく関係がない北朝鮮の金正恩が太り過ぎていることで、その姿をみるたびに「飢えている民の食糧を横取りして食い過ぎた結果ではないか」という疑念をもってしまうのです。

個人的な意見ですが、太り過ぎが原因で金正恩も短命に終わるでしょう。そんなとき巷では金正恩のまだ幼い「4代目」の男兄弟がいると噂しており、もし大きくなるまで政権がもつと仮定しても、彼らの対立は明らかで、これを覆い隠す目的で、「再び」外に敵を作らざるを得ません。こうして独裁政権が「外部に敵を作りたがる」意図が見えてきます。

トランプがまるで大統領選挙のように

米国中を走り回って選挙応援をしているようです。

普通なら「大きな迷惑」だろうと思うのですが、そうではなく報道によるとアメリカ全土で歓迎されているような気がします。まぁそんな報道ばかりしているとも言えますが・・・・・・。

アメリカ議会の中間選挙前の占有率はこちらですが

これがどう変わるのでしょうか。

それにしてもトランプの支持率は

  • 2017/01/20 大統領就任直後のご祝儀相場としては低すぎる40%台でしたが
  • それ以降ずっと1年半ほど30%台を続けているらしいのが不思議ですね。20%台以下にも落ちず、40%台以上にもならずと・・・・・・。 

さてさて、皆様はどう思われますか。