カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ギリシャの醜聞 04

2015年06月30日 07時50分00秒 | 海外

本日(2015/06/30)がIMFなどへの返済最終期限で、財政再建の方針を打ち立てられない政権に対して、もう何回もだまされ続け脅され続けたIMFなどが、追加の財政支援・支援限度上限の拡大を拒否し、いよいよ本日デフォルト〔債務不履行〕が確実となったギリシャ。

なぜ遠い日本に住む私がギリシャにこだわるかと言えば・・・・

  • 似た問題が、韓国や中国でも、あり得るからでした。

ニュースを引用してみましょう。


ギリシャ首相「返済できない」初めて明らかに

ギリシャの債務問題でチプラス首相は、30日に期限が迫ったIMF=国際通貨基金への債務の返済について、「実現可能な合意に至ることができなければ、返済はできない」と述べ、ギリシャはおよそ2000億円の債務を返済できないという見方を、みずから初めて明らかにしました。

ギリシャの抱える多額の債務のうち、30日はIMF=国際通貨基金からのおよそ2000億円の返済期限となっていますが、ユーロ圏各国は27日、今月末の期限を延長せずに金融支援を終了する方針を示しています。

このため、ギリシャ政府は必要な資金を確保できず、債務を返済できない見通しとなっていましたが、期限を翌日に控えた29日、チプラス首相はテレビに出演し「返済できる唯一の方法は30日までに実現可能な合意に至ることで、それがなければ返済はできない」と述べ、IMFへの債務の返済はできないという見方を、みずから初めて明らかにしました。

その一方で、チプラス首相は「ユーロ圏各国などの債権者が、ギリシャをユーロの外に追い出してしまいたいわけではなく、そうすることもない」と述べ、ユーロ圏への残留に強気の姿勢を見せました。

また、ギリシャ政府が来月5日に実施する、財政緊縮策の賛否を問う国民投票については「結果を尊重する。何が何でも首相でいたいわけではない」と述べ、ユーロ圏各国が金融支援の条件として求めている緊縮策を、国民が受け入れる結果が出れば首相を辞任する可能性も示唆しました。:NHKオンライン 2015〔平成27〕年6月30日 5時58分

国民投票の結果、公約に反すれば首相を辞任する・・・・

とニュースは言いますが、これがチプラス首相の常套手段だと思われ、国民投票をするという強硬手段さえ、締め切りぎりぎりになって打ち出し、「必ず期限までに資金援助されるはず」と楽観していたチプラスだったようです。もうダメでしょうね。

7月5日に実施されるギリシャ国民投票の結果

  • 国民が財政緊縮を受容した場合

これはギリシャ国民が、EU残留を望み財政緊縮に同意〔チプラス首相の公約を拒否した場合ですが、それはつい最近の選挙でチプラス左派政権を選んだことに明らかに反します。「財政緊縮」を拒否する首相を選びながら、資金援助中止と威嚇されると「財政緊縮」に鞍替えするとは思えません。

しかし、実際にギリシャ国民が豹変してチプラスを見限ったとするなら、チプラスの「心地よく巧みな」弁説に国民がだまされたということでしょうか。5ヶ月間で大きな痛みを伴う学習をした、と言えます。

この決定はもちろんギリシャ国民の意志によるものですが、ギリシャのEU残留意志表明とは関係なく本日デフォルト〔債務不履行〕となり、ギリシャ国内はもちろんのこと、ヨーロッパ全体に、いや世界的に相当大きな影響を及ぼすと思われます。

ここではあくどい急進左派チプラスのやり口が、どうしてもひっかかります。

  • 国民が財政緊縮を拒否した場合

ギリシャ国民が過激左派チプラス首相の公約に賛同した場合で、つい5ヶ月前にチプラス首相を選んだことと整合性がありますが、本日デフォルト〔債務不履行〕に陥ると同時に、ギリシャのEU離脱が現実味を帯びてくるようです。

チプラスとともにギリシャは去りぬ、となるのでしょう。

この場合、チプラス首相には続投する根拠があります。独自の政治手法で、場合によってはロシアから援助を受けるかも知れませんが、ギリシャがEUとNATOから離脱し、ロシアとの同盟に至るならば、軍事基地を認めざるを得ず、ギリシャ国民にとって相当重要な決断が必要です。同時にEUやNATOとしては再編成を求められることでしょう。場合によってはトルコのEU加盟に拍車がかかるかも知れません。過激な左派政権よりも穏健なイスラム国を選ぶという意味で。

ただし財政破綻したギリシャが、財政破綻に近いロシアに接近するとは、これまた落語のようにおもしろいですね。

ですがギリシャには、ロシア以外に経済破綻寸前の中国という相手も存在します(笑)。

破綻仲間で、どうぞお幸せに、とは言えない、険悪な国際情勢になってまいりましたが・・・・。

就任5ヶ月とはいえ、なぜチプラス首相〔在任 2015/01/26-   はもっと早く国民投票をしなかったのか、その政治手腕に疑問があります。

とにかく本日深夜〔日本時間〕のギリシャのゆくえに注目して下さい。

補足:つい先ほどですがNHKニュースから〔07:20ごろ〕

チプラスが、本日30日に、双方が「実現可能な合意」にいたれば回避できる、という意味のことを言っておりました。

私は直感的にロシアのプーチンを思い出しました。北方領土問題でも同じ表現を使っています。ただしロシアの、双方が「実現可能な合意」とは、ロシアの意図を相手が認めたら、という意味であることがもう既に知れ渡っております。左派社会主義独裁に憧れる人間には自分中心の思考しかない、ことが明かですね(笑)。


中国に関する醜聞 21

2015年06月30日 04時59分47秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


衣食足りて礼節を知る

[管子牧民「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を知る」]

民は、生活が豊かになって初めて、道徳心が高まって礼儀を知るようになる。「衣食足りて栄辱を知る」とも。:広辞苑第六版


こちら〔Wikipedia〕でも触れられています。

中国の国内外をみていると、

 中国人、「礼節」って、なんですか 

まるで、

そんなものがあったら生きてはいけない、という状況。管仲(かんちゅう)著述かどうかも分らないほど古い時代の言葉ですが、「昔から中国では、美しい言葉は、現実にはあり得ない」のでした。

コハイカニト思ヒテ、調べてみると・・・・

中国では、賢人による名言の多くは、野の人たちによるもので、しょせんは野党・外野席からの与党批判でした。

よって現在では野に当たる人民の中で、中国共産党幹部より賢い人たちが現れると、これは許せないと忽ち(たちまち)にして拘束・逮捕・死刑に処し、今の中国共産党は「立派な中国人民を登用」しておらず、文字通り「カスばかり」になってしまいました(笑)。中国共産党の日常的な応答から判断して、これは誰でもが納得できることですね。

それが歴史を直視できない「文化大革命」や「天安門事件」でした。その中国が日本に「歴史を直視せよ」とは、まるで古典落語のようで、いみ(む)じうをかし

現在の

  • 中国共産党がどれだけ「礼節を無視している」か
  • 中国社会がどれだけ無法地帯〔かつてのアメリカ西部開拓史時代、つまり無法時代〕と同じであるかは、皆様がよくご存じの通り

これは「経済発展した中国」のイメージから、ほど遠い印象で

  • 中国では、まるで異国ではないかと思われるほどの国内経済格差があり
  • 現在の日本の経済格差を訴える人たちは、その主張に根拠があると思われますが、中国の実情について「見て見ぬふり」を続けています。これが私として最大限に許せないところ。とんでもないことですが「ヤクザは必要」としたかつての日本社会のようなものです(笑)。
  • つまり現在の中国では、一握りの人だけが超裕福になる政治制度になっており、現在ほとんどの国民は極貧状態にあり「現在の中国は衣食足りて」の状態から、ほど遠いのでした。
  • よって「衣食足りて礼節を知る」は、中国の遠い未来の夢物語を述べているに過ぎず、2000年以上前から、中国人はず~っと「衣食住」足りないままの時代を経てきた、と言えます。
  • これらから考えて、現在の中国人が「礼節」をわきまえて行動するなんてことは絶対と言っていいほど、あり得ないことなのでした。
  • これは、古代中国に妙な憧れをもっている純真無垢な日本人歴史マニアに捧げたい言葉でして、現状をよく見るのがよく、現実から逃避するのはいけない、と申し上げたいと思います。

沖縄の醜聞 05

2015年06月29日 02時59分47秒 | アジア

うっかりしていると見逃してしまう醜聞や「自分と異なる意見を醜聞とする」醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。今回は「沖縄の醜聞」です。


沖縄タイムスは

ここでは投票率64%に関して触れないこととします。もしも考慮するとしたらややこしくなり、翁長への投票は、0.33(0.6x0.52)となり沖縄県民の1/3しか翁長を支持しておらず「民意」からはほど遠いため。

私の疑問は

沖縄タイムスが、知事選挙ではまるで翁長の選出が沖縄の民意(総意)であるかのように報道し、与那国住民投票では島を分断したとして選挙結果を受け入れる潔さが見られない、のはなぜなのか

というものです。

詳しく言えば、こうなります。

58%で負けると「与那国島を分断した」、52%で勝つと「沖縄県の民意だ」と主張する妙な判断は、どこからきたのでしょうか。

52%程度で「民意だ」とするためには「52%」を報道してはならず、知事選で10万票もの差で当選した、と「10万票」をひたすら強調して圧勝したと装わねばなりません。

  • かりに知事選で52%の支持で当選した翁長の意見がもしも沖縄の民意だとするならば、与那国で58%の支持で陸上自衛隊受け入れに賛成したのは、与那国の「分断」ではなく充分な民意としなければなりません。
  • またかりに与那国で58%で勝ったのが「島を分断した」とするならば、翁長の52%程度では分断もひどいところで、「民意」なんて逆立ちしても言えないでしょう・・・・・・。
  • もうホントに情けない。いった沖縄タイムス記者およびそれを統括する編集者のつむりはどうなっているのでしょうね(笑)。

ここでしつこく、まとめますと

  • 58%が相手を支持すると「分断だ」と叫び
  • 52%が自分を支持すると「大勝ち」と叫ぶ

このように、住民や読者を誤った方向へ導く報道をする沖縄タイムスは、もう人民日報・赤旗・聖教新聞・社会新報などと何ら変りがありません。ただただ「笑う」だけのヨイショ記事満載の新聞紙でした(笑)。

別に私は、誰か〔百田?〕が言ったとされるように(笑)、

  • 琉球新報や沖縄タイムスをつぶせ、とか
  • 嫌いだ

などと主張してはおりません。誤解のないように!

私はただ、

  • もう少し偏向しない報道をしてもらいたい
  • ぜひともまともな報道機関になってもらいたい
  • 普通の取材をして、普通の判断力のある人が編集者や記者になって欲しい
  • 幅広く取材し、できれば両論併記して欲しい
  • 赤旗や聖教新聞や社会新報などのようなキャンペーンを張らないでほしい〔不特定多数を対象とするはずの一般紙ですから・・・・・・〕

と願っているだけです。

キャンペーンを張るなら張ってもいいのですが、それが知れ渡ると、特定読者しか購読しないようになるでしょうが、それでも小さなお山の大将を演じ続けますか。

もし沖縄タイムスや琉球新報が、現状の報道を続けるしか能がないならば、

それは初等教育の段階から反日を洗脳され続け長じて記者になった連中が現在のマスメディアを牛耳っている韓国のマスメディア

と、ほとんど変りません(笑)。

韓国では、反日を国是とする韓国憲法が変らない限り、永遠に反日を続けるしかありません(笑)。

まぁそれでも、憲法で美しく語っている民主主義とは正反対の事例が平然と多数存在しておりますので、別に「変らなくても」いいでしょうか(笑)。

大韓民国憲法の前文(翻訳)では

3・1運動〔1919年3月1日に日本統治時代の朝鮮で起こった日本からの独立運動〕を堂々と述べていることから、これがある限り反日は避けられません、という意味です。

これは、池上彰が言っても言わなくても、誰もが理解していることです。また韓国マスメディアの池上に対する強烈な反論も、これまた「いとをかし」!

自らをふり返る習慣のない人が何を反論しても「的外れ」であって何の効果もないでしょう(笑)。

他人に「歴史を直視していない」

と批判する前に、まずやるべきことは「自分で、自分の歴史を直視する能力をもつ」ことが先決。これは中国人にも言えます。

残念ながら初等教育でのあの独善さをみる限り、自分の歴史を直視できていないことは、あまりにも明らかです。

韓国のみなさんには、次の言葉を贈呈したいと思います。韓国語に翻訳できないのが残念です!


自分自身を支配する力より大きな支配力も小さな支配力も持ち得ない。:P.46「ダビンチの手記(上)」岩波文庫


韓国や沖縄のマスメディアが、

「広く取材をして報道する」姿勢から逸脱して「自らキャンペーンを張って影響力を及ぼしたい」と腐敗に染まるなら、まるで人民日報〔中国共産党の機関誌〕そのもの。そんなのに賛同するのは絶滅危惧種の人かも(笑)。後になってからでは、もう遅いですよ。

しかし、

かつての朝日新聞に似た、或いは現在の共産党や社民党(旧社会党)に似た韓国や沖縄のマスメディアにまともな報道を期待するのは、しょせん無理なんでしょうか。

沖縄でも

言論の自由がある日本らしい特長を発揮して、多くの異論を認めようじゃありませんか。

そのためには、琉球新報・沖縄タイムスは、「キャンペーンを張って異論を排除する姿勢」を少しでもなくすよう改めなければならないようです。

そうすれば、百田のような人間は現れないでしょう。

それをしないで反論ばかりしていると、再び同じような言論が出てきて、嫌韓ならぬ、嫌沖の風潮が出てしまいますよ。

ご存じの通り韓国では、もう3人寄ったら3つの政党ができると言われるほど、対立を趣味とする社会ですね。しかし国内で対立していても、「反日」では一致団結しています。

  • 沖縄でもそうなんですか?
  • 普段は小さな事で競争している両新聞社が、「反内地?」では一致団結して反論しますか? 
  • それでは言論を封殺する韓国そっくりの状況ではありませんか? 
  • 自らの意見と異なる意見の存在を認める器量はもてませんか?
  • それでも今の姿勢を改める気持ちはありませんか?
  • 「客観的」な報道など、どうでもいいですか?

ギリシャの醜聞 03

2015年06月28日 09時29分58秒 | 海外

2015女子サッカーWCカナダ大会で、なでしこがオーストラリアに勝って準決勝へ進出したとか、大谷が単独トップの9勝目とかで、浮かれている場合ではない、深刻なギリシャの財政問題です(大笑)。


ギリシャ EU支援条件巡り国民投票へ

資金繰りがひっ迫しているギリシャのチプラス首相はテレビ演説を行い、金融支援の実行のためにEU=ヨーロッパ連合などから求められている条件について賛否を問う国民投票を来月5日に行う考えを明らかにしました。

ギリシャのチプラス首相は27日未明、テレビ演説を行い、「ギリシャは今、緊縮策の継続をEUなどから強要されている。国民の意思に逆らう要求に対して回答を迫られている」と述べ、金融支援の条件としてEUなどから求められている緊縮策について賛否を問う国民投票を、来月5日に実施する考えを示しました。またチプラス首相は27日に開かれるユーロ圏の財務相会議で、72億ユーロ(およそ1兆円)の融資を受けられる期限を今月末から数日間延長することを要請する考えを示しました。

ギリシャへの金融支援を巡りEUなどとの間では、年金の支給額の削減や付加価値税の一部増税など支援の前提となる改革案の内容で意見の隔たりが埋まっておらず、チプラス首相としては国民投票でみずからの選挙公約に反する財政緊縮策を受け入れるべきかどうか、国民に直接問うことを決めたものとみられます。

国民投票の実施には議会で議席の5分の3以上の賛成が必要で、27日に臨時の議会が開かれる予定ですが、野党の支持が得られるのかどうかは不透明です。
:NHK 2015年6月27日 7時57分


瀬戸際外交を続けるギリシャを見ていると、まるで北朝鮮そっくりですね。

  • なんだ神田と言いわけし
  • ギリシャ子だってね寿司食いねぇ
  • やんばる食いねぇ国頭村(くにがみそん)

と資金援助を受け続けております。〔ヤンバルクイナのことですよ、念のため。〕

驚くことにギリシャは、絶体絶命の6月末を迎え

新たに7月5日に国民投票をする、と言い出しましたが、はたして間にあうのでしょうか。

もしもギリシャ議会で

  • 「国民投票実施」が否決されたら、もう財政破綻は決定的。IMFの管理下になるのかどうか不明で、ならない場合、いやなったとしても、韓国の財政破綻(IMF管理)の時よりも悲惨な結果になりそうな気がします。
  • 「国民投票実施」が可決されても、その準備期間が必要で、そのため2~3週間はかかるでしょうから、その期間にデフォルト〔債務不履行〕に陥りますから、またまた財政支援が必要なのでしょうか。

さらに「国民投票」が行なわれても、不正な投票集計の心配があります。一体この国はどうなっているのでしょうか?

EUに属しているイギリスでも

  • 2014年9月にスコットランドが英国から離脱〔独立〕するかどうかの国民投票があり、「独立反対」票が多かったため、「現在では独立をせず現状を維持する」となったようですね。負けた独立賛成派も「投票結果を受け入れる」としております。
  • これで当面、スコットランドがイギリスから離脱することはなさそうですが、イギリスそのものがEUから離脱するかどうかの問題もあるようです。ギリシャが離脱したらこれに拍車をかけるかも知れません。
  • 余談(予断)ですが、イギリスはAIIBからも離脱する可能性があり、まるでイギリスは離脱マニアですね。「何でもかんでも一応参加」の趣味があるから、離脱もあり得る、というところ。
そこうしているうちに下記引用の通り
  • ギリシャが突然言い始めた「国民投票をするので支援を継続して欲しい」が、あまりにもあくどい引き延ばし戦略だと確信したEUが、交渉を打ち切ったとのこと
  • ギリシャは6月末に、いよいよデフォルト〔債務不履行〕となりそうです。
これは私の推測に過ぎませんが

ギリシャは、EU所属よりもEU離脱のほうが損失が大きいと判断することになると思われ、結局はEU離脱には至らないと思います。ただし根拠はありません(笑)。

ギリシャ支援、延長せず=デフォルト濃厚―ユーロ圏会合

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)ユーロ圏19カ国は27日、ギリシャへの金融支援をめぐり緊急の財務相会合を開き、現行支援を延長せず、6月末で終了させることを決めた。支援継続の道を断たれたギリシャはデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が濃厚となった。

 ギリシャを除く18カ国は声明で「ユーロ圏の金融の安定を確保するため、必要なあらゆる措置を取る」と表明。ギリシャのデフォルトに備え、危機対策の具体化に入った。
 このまま双方に歩み寄りが見られなければ、ギリシャのユーロ圏離脱も現実味を増しそうだ。

 ギリシャのチプラス首相は同日未明、EUなど債権団の要求受け入れの是非を問う国民投票の実施を表明し、投票までの支援延長を要請する意向を示したが、ユーロ圏は受け入れなかった。同国は30日に15億ユーロの国際通貨基金(IMF)への債務返済を控えているが、極めて厳しい状況だ。

 記者会見した財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は、ギリシャが26日夜に一方的に交渉を打ち切ったことを明らかにした上で、「残念だが、支援は30日で終了せざるを得ない」と述べた。: 時事通信 2015〔平成27〕年6月28日(日)


私の予想通り

ギリシャがぎりぎりの段階で打ち出した「EU支援の条件を受け入れるかどうかの国民投票」構想は目くらましの術でしたか。 
 
社会主義を目指してきたと思われるギリシャ

しかし高額の給与や年金を保証する代わりに、財政破綻してしまえば、元も子もないのですね。超富裕層と大多数の極貧国民を生み出した中国も財政破綻に陥っており、同じ独裁の社会主義国に特有な腐敗・癒着・不活性・不透明な財政に起因する、と思います。

結局、共産主義が描く「平等」が財政破綻をもたらすことは、ソ連破綻からも明らかなことなのでしょう。

さて6月も、今日(日曜日)を入れてあと3日。実質は月曜日と火曜日の2日間しかありません。
この短期間でギリシャの本当の危機が決定的になるのでしょうか。

先ほど〔2015/06/28 09:20ごろ〕のNHKBSニュースでは、ギリシャ議会が7月5日の国民投票を認める決議をしたとのこと。

しかしEUの財政改革要求を認めてはおらず、依然として状況に変りはありません。

「正義」とは

2015年06月28日 04時16分34秒 | 社会

場合によっては、「いやな響き」と受け止められかねない「正義」について、賢者の話に耳を傾けてみませんか。


諸宗教、諸宗派が混在し、互いに緊張対立をはらみながらも結構うまく共存する知恵を働かせてきたのが、本来の中東の姿である。教義や習慣の相違点を過大かつ誇大評価し、自らの正義ばかりを主張したのが、新参のキリスト教国、北ヨーロッパのゲルマン人達であった。:P.181 五十嵐一「音楽の風土」中公新書

かつてはキリスト教徒がそうで、今ではイスラム教徒も正義を主張しております。そういえば、中国やロシアも共産主義という「一神教」ですから、正義を振りかざさないはずがありません(笑)。

実際

  • ロシアは、2014年3月にウクライナ領クリミア半島を武力侵略し、2015年6月現在、世界中から「制裁」されており
  • 中国が、南沙諸島の近辺で「勝手に埋立てて」、周辺国やアメリカと危険な状態に突入しているのに、中国は相変わらず外交音痴ゆえ到底理解できない「主権」を主張しており

一党独裁の弾圧国家であるロシアと中国が、自らの正義ばかりを主張していることで、よく理解できます。

世界が不安定である原因の一つが、この一神教そのものにあるのではないか、と私は疑っております。


人間は、年齢を重ねれば重ねるほど事大的に、世の中のしがらみを是認しやすい。だから、旧体制にどっぷり浸かった常識人には、世の中をひっくり返すようなことは、なかなかできるものではない。・・・・明治維新は、若さの持つ「非常識なパワー」と正義感が原動力となって起こった大事件だと言ってよい。:P.19樋口清之「逆・日本史2」祥伝社

明治維新は、薩長土肥の脱藩田舎侍たちがいたからこそ実現できた革命であり、旧態依然とした身分制度をなくすなどの思い切った改革は、この人たちの正義感のおかげかも知れず、普通の人間には不可能でした。

そういえば、旧態依然とした

  • 「身分制度」の廃止で激怒したのは旧支配階級
  • 「身分制度」の廃止で歓喜したのは旧庶民階級

でした。

よって現在その地域を牛耳っている「韓国の旧両班たちや沖縄の旧士族たち」が、暴力的支配で有名な中国冊封(さくほう)時代ではありましたが、民衆から搾取する代わりに「保証された自分たちの身分」の時代を懐かしみ、それを「反日」「反米軍基地」の姿で巧みに表現しているのでしょうか(大笑)。


とくに、あの「フォーカス」とか「フライデー」。あれはロクなもんじゃない。・・・・いかにも正義を行なっているようなことを言っているが、・・・・。そのくせ、力のあるところには絶対向かっていかない。たとえばだ、今まで物書きがやられたことないじゃないか。:P.175 芹沢博文(1988年死去) 「依って件の如し」 ケント出版

おっしゃる通りです。一生懸命に持ち上げて調子に乗らせてから、正義ぶって階段をはずすという「金儲け主義」者は、権力に対して「怯(おび)え媚(こ)びる」ものです。

確かにロクなもんじゃない(笑)。


韓国では隣の家に強盗が入っても、警察に知らせることよりも、まずは自分の家のドアをしっかり戸締りして知らんぷりをして無視するのがふつうだ。このように自分、ウリと関係ないと思えば正義も礼儀も道徳も、すべて無視されるのだ。それでこのようなジョークまである。

韓国では強盗が入ったときには、「強盗だ!」と叫ぶのではなく「火事だ!」と叫べと教えられる。なぜなら、強盗だと叫べば、まわりの人間は自分とは関係ないと無視するが、火事だと叫べば、自分の家まで燃えないようにと駆けつけるというわけだ。:P. 113-114 金文学/金明学「韓国民に告ぐ!」祥伝社文庫

冗談とは「過大に強調された特徴表現」のこと。

内容が真実・事実であるかどうかは別として・・・・(笑)。

自分たちが巻き込まれたくないことには、興味を示さないどころか、関係を遮断して身を守るのが韓国らしい。

なぜ、「強盗」を「強盗」として周辺に衆知徹底させる法治主義が韓国では浸透しなかったのか、疑問ですね。

韓国憲法には、あくまでも、あくまでもですが、「建前」として、立派なことが書いてあります。しかし、あまりにも現実とかけ離れ過ぎていると、いくら未だ発展途上にあるとは言え、たどり着こうとする意志さえ消え去る運命にあるのではないか、と思われます。

ひょっとしたら朝鮮半島では、中国の属国時代が長かったため、

自分の利益にしか関心を持たない社会を作りあげてしまった結果、公共道徳が発達しなかった

のかも知れません。

それが属国化した地域を代行支配する腐敗官僚にとっては、避けられない宿命だったのでしょう。

歴史の必然によって公共道徳が育たなかったとするならば、この地域ではこれから相当先にまで、まともな道徳が育つはずがない、と思われます。いくら反日が全国に浸透し得たとしても・・・・(大笑)。


ロシアの醜聞 02

2015年06月27日 18時17分24秒 | 海外

ロシアがウクライナ領クリミア半島を武力併合した違法なやり口は、中国が南沙諸島などで見せる違法な埋立てのやり口と同じでした。

とにかく、自分に利益があり相手に隙(すき)があるとみたら、そこを自分のものにしたいという欲望が湧いてくるところなど、いかにも共産主義国家らしいですね。


 仏・ベルギー:露資産凍結 プーチン大統領「法的に争う 

 【モスクワ杉尾直哉】ロシアの旧石油大手ユコスの解体・国有化に関連し、フランスとベルギーで露政府関連機関の銀行口座が凍結された問題で、プーチン露大統領は20日、「我々は自分の利益を守る」と語り、法的に争う姿勢を示した。サンクトペテルブルクでの主要通信社代表との会見で述べた。:毎日新聞 2015年06月20日 東京夕刊


仏などロ資産凍結 ユコス補償支払われず

 【モスクワ=常盤伸】ロシアのプーチン政権による旧石油大手ユコスの解体・国営化は違法だとして元株主らが補償を求めている問題で、フランスとベルギー、オーストリアの司法当局がロシア資産を凍結し、ロシア政府が強く反発している。十九日付のロシア紙ベドモスチによれば、英国や米国なども同様の措置を取る可能性がある。欧米はウクライナ危機をめぐりロシアと鋭く対立しており、関係悪化に拍車が掛かりそうだ。・・・・・・

 オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は昨年7月、ユコスの旧株主の訴えを認め政治的理由による国営化だとして、ロシア政府に対し約500億ドル(約6兆1600億円)の支払いを命じた。しかしロシア政府は今月15日までの期限に、支払い計画を提出せず、旧株主らは各国政府にロシア資産凍結を求めていた。

 ユコスは2003年、プーチン大統領と対立したホドルコフスキー元社長が脱税などの容疑で逮捕され解体。大半の資産は国営ロスネフチに吸収された。2013年末まで服役したホドルコフスキー氏は訴訟に参加していないが、自身のフェイスブックで「わが国にとり象徴的な瞬間だ」などと凍結措置を歓迎した。:東京新聞 2015年6月20日 夕刊


私が笑ったのは「プーチンが法的に争う」というところ(笑)。

プーチンは

  • ウクライナ領クリミア半島侵略は、ロシアの正当な主権の行使ゆえ、「法的な問題は存在しない」、つまり「法的に争うつもりはない」
  • ロシア企業ユコスが不法行為で解体しましたが、海外株主の利益を根拠に海外のロシア資金を凍結するとのオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所判断に対しては「法的に争う」

プーチンがこう申しております(笑)。

言い替えると、ロシアにとって都合のいいことでは法律を無視し、不都合なことでは法に訴える、という二重基準がみられます。

これは中国共産党の

  • 紛争地である南沙諸島を一方的に埋め立てることは中国の正当な主権の行使ゆえ、「法的な問題は存在しない」、つまり「法的に争うつもりはない」
  • レアアース輸出禁止処置については、国内資源を守るためと偽って「法的に争い」ましたが、いかにも政治的な処置であるとして、WTO裁定で負けてしまいました

こういう姿勢から、中国にとって都合のいいことでは法律を無視し、不都合なことでは法に訴える、という二重基準がみられます。

ロシアと中国では、それぞれ国内では堂々と「暴力的に」押さえつけられる手法ですが、外国では通用しないということが明確になってきたようです。国内では、この事実さえバレないよう弾圧で対処するのみ、でしょうか。

ああ、あはれな虚構の組織かな!

ロシアと中国のあきらかな二枚舌から判断して、ロシアも中国も「法治国家」とは言えない

こう断言できるかと思います。

法治国家でないこれらの国々が法治国家から利益を受け続けることが許されるか

が問題でしょうか。

では

なぜこれら中国やロシアには「法律」なるものが存在するのか

ですが、これは明らかに

国民を支配する目的のためだけに存在する

のでした(笑)。

誰にも、どこの国にも、一定レベルの二枚舌があるものですが、「明らかにひどい」かどうか、を今の基準にしております。


ギリシャの醜聞 02

2015年06月26日 05時17分42秒 | 海外

切迫する財政破綻を前にしても、自ら再建する意志/能力がみられず、いよいよEU離脱かどうかという時に、かつてのナチス被害を蒸し返してドイツに対して賠償請求するという、文字通り「貧すれば鈍する」を地で行くギリシャ。

尤も、「貧せずとも鈍する」のが世間では多いかも(笑)。〔衣食住を満たされても、いやそれだからこそ、正しい判断ができないらしい。〕

↑ 上記リンクでは、ずっと下段の「いろんなパターンでてますが」から4行目


万事休すのギリシャ、一発逆転あるのか

6月18日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャの債務問題を巡って協議したが進展はなかった。財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は会合後の記者会見で「ほとんど進展がなかった」と説明。「ギリシャはユーロ離脱の方向に向いている」とも発言したようである。フィンランドのリンネ財務相からは「最後には何らかの合意に至るとみていたが、袋小路の終わりにほぼ到達したようだ」との発言もあった。・・・・

EU首脳会談は25~26日に予定されているが、そこまで待つことができなくなっていると思われる。また、25日からのEU首脳会談では英国のEU離脱問題など重要案件もあり、時間が取れないとの見方もある。

いずれにしてもギリシャ側に最後の引導を渡した格好ではあるが、ギリシャが頑なな態度を覆すかどうかは依然として不透明である。ギリシャのチプラス首相は18日から20日にロシアを訪問し、19日にサンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した。ロシアのプーチン大統領はウクライナ情勢を巡って対立する欧州連合にいろいろと揺さぶりをかけている。仮にギリシャがユーロ、さらにはEUを離脱するとなればロシアに接近する可能性もあり、NATOの安全保障が脅かされる危険がある。これを最も恐れているのがドイツのメルケル首相とされる。これを意識したこの時期のチプラス首相の訪露とも言える。・・・・

すでにIMFなどはギリシャを見放す態度を取っている。:久保田博幸 金融アナリスト 2015年6月22日 9時35分

もうぎりぎりの段階であることを表わす言葉は、無数にありますね。こちらも参考にして・・・・ 

  • 瀬戸際〔せとぎわ〕・・・・北朝鮮や韓国でおなじみ
  • 絶体絶命
  • 万策尽きた
  • もう打つ手がない
  • 最大のピンチ
  • 命運が尽きる
  • 八方ふさがり
  • 行き詰まり
  • お手上げ
  • どん底
  • 世紀末
  • 末法の世
  • 地獄の淵
  • 泥沼状態
  • 最終段階

さて、いよいよ、本当に大切な 2015年6月末 が迫っていて、あと4日ほどしかなく、もう猶予はありません!

  • バルカン諸国に対しては大きな影響力があるギリシャは、EU全体から見ると大きな影響力を受けているほう。
  • ギリシャの財政破綻は自業自得のようにも見えますが、破綻したときのバルカン付近での大混乱が、心配な今日このごろです。
  • この期におよんで、ギリシャがロシアへ接近しつつあるとのこと。
  • 夢おおき社会主義はまことに結構なことですが、そういう国に限って、腐敗蔓延、賄賂横行、プンプンと死臭が漂う社会となりはてています。

もう、目覚めなければならないようです。目覚めないまま、北朝鮮のように、「利用しようとしているロシア」を利用できる、と思い続けるだけなのか・・・・。


中国に関する醜聞 20

2015年06月25日 07時04分26秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


 「天安門事件を正視しろ」習近平を叱責したスペイン美人記者 

翌日に天安門事件26周年を控えた6月3日、端整な顔立ちと冷静沈着な受け答えで「習近平体制の美人スポークスマン」として知られる華春瑩(ホア・チュンイン)・報道官はこう質問されて珍しく顔色を変えた。 

「中国は日本に歴史を正視しろと求めています。それでは、中国はいつになったら天安門事件の歴史を正視するのですか」 

 中国当局が民主化を求める学生らを武力鎮圧し、多数の死傷者を出した天安門事件への言及はいまだに中国国内ではタブー。そこに日中の歴史認識問題を絡め、習近平政権の痛いところを突いた記者は一体どんな人物なのか──。 

 質問したスペインEFE通信社のパロマ・アルモゲラ記者に話を聞いた。彼女はマドリードのコンプルテンセ大学でジャーナリズム論を学び、ジュネーブ、ナイロビ特派員などを経て、2012年から北京特派員。ハリウッド女優のアン・ハサウェイ似の超美人記者だ。 

──なぜそうした質問をしたのか。 

「中国政府は毎年、天安門事件の周年日が近づくと犠牲者の遺族団体『天安門の母たち』のスタッフを迫害します。彼らは政府に謝罪を求め、亡くなった人々の公式な数字の発表を訴えているだけです。 

 今年は戦後70周年で、中国当局は日本に歴史認識を改めるよう強硬に主張しているにもかかわらず、そういう中国自らが国内の歴史に蓋をして隠し続けるのはおかしいと感じて、報道官に質問すべきだと思いました」 

──習近平体制下の中国をどう見ているのか。 

「中国は世界第2位の経済大国となった国力を背景に、国外では拡張政策を進める一方で、国内では国民が共産党政権に反旗を翻すことを恐れ、弾圧を続けています。共産党の権力を維持したい習近平体制になってからはなおさらその傾向が強くなったと見ています」 

──安倍政権下の日本をどう見ているか。 

「日本は私の取材領域外ですが、安倍首相は歴史修正主義、国家主義路線に邁進し、中国や韓国とわざわざ軋轢を起こそうとしているように見えます。各国のリーダーはそう簡単に和解できる状況ではありません」 

──質問後も中国にいて、身の危険などはないか。 

「中国で海外特派員は政府に決められた質問をすることが暗黙のルール。私はそれを破りましたが、今のところ身の危険は感じていません」 

 冒頭の質問に、華報道官は気色ばんで「2つの事件の性質は完全に異なる」と反論した。2人の才媛の応酬に今後も注目だ。:※週刊ポスト2015年7月3日号 2015.06.23 


こういう

  • 中国共産党が「歴史の正視を要求する」相手は日本
  • 中国共産党が「歴史を正視できない」のは自国の「文化大革命」や「天安門事件」など触れることさえ禁じた歴史

という中国共産党の二枚舌

日本では常識ですが、スペインのパロマ・アルモゲラ記者ゆえに記事となったのでしょうか。

自信をもって、声高に、睨み付けるように、言えば言うほど、矛盾が溢れ出てしまう。いとをかし!

ただし記事中の「美人」は余計なことでした(笑)。

「決められた質問をするというルールを破ったけれども、今のところ身の危険は感じない

とする記者ですが、これは中国に住むかぎり保証できません。なにしろ言論の自由など存在しない弾圧の中国であり、ロシアでも中国といい、為政者に不都合な発言は、「適切な時期に適切な手法」でもって葬りさられる運命にあります。

悪くすると、つまり再び似た質問を繰り返すと、この記者は国外退去処分になるでしょう。なにしろ中国共産党にとって「主権」にかかわる問題であり、中国共産党に不都合なことを質問すること自体が処罰の対象になるのですから、まるで日本の江戸時代のようじゃ!

やっと事の本質に近づき始めたパロマ・アルモゲラ記者に、幸運があることを望みます。こんな程度の発言をするのが日本人らしいとも言えますか。


ロシアの醜聞 01

2015年06月25日 06時18分59秒 | 海外

ロシアがウクライナ領クリミア半島を武力併合した違法なやり口は、中国が南沙諸島などで見せる違法な埋立てのやり口と、同じでした。

とにかく、自分に利益があり相手に隙(すき)がある地域を見つけたら、そこの主権がどこにあるかという状況など無視し、自分が所有したいという欲望が湧き、それが実現可能だと判断する勇気さえ芽生えるようで、いかにも共産主義国家らしいですね。


対ロシア速攻部隊を拡大 非加盟国の参加検討

【ブリュッセル斎藤義彦】北大西洋条約機構(NATO)が、ロシアの脅威に対抗するため創設する「速攻部隊」にロシアと地理的に近い非加盟のフィンランド、スウェーデンなどの参加を検討していることが20日、分かった。複数の外交筋が毎日新聞に明らかにした。

4日から開くNATO国防相会議で協議に入り、来年7月の首脳会議で速攻部隊が正式発足するのに合わせ、友好国の参加を確定させる。既にロシアはNATOに接近するフィンランドへ警告を発しており、実現すればさらに緊張が高まることが予想される。

NATOはこれまでアフガニスタンでの治安維持などで協力実績のあるスウェーデン、フィンランドなど5カ国を特別な共同作戦国と位置付けている。今回はこれをさらに進め、速攻部隊への参加を検討する。・・・・

スウェーデンやフィンランドなど北欧諸国周辺では、昨年春のロシアによるウクライナ介入以降、ロシア軍機が領空近くを頻繁に飛行。昨年10月にはスウェーデン近海、今年4月にはフィンランド近海で国籍不明の潜水艦も出没している。

ロシアは、1300キロの国境を接するフィンランドがNATOに接近するのを警戒。プーチン露大統領は16日、訪露したニーニスト・フィンランド大統領に「最も有効な安全保障は中立を守ることだ」と警告。「脅威が来るところに軍を向けざるを得ない」と、強くけん制した。:毎日新聞 2015〔平成27〕年6月21日(日)10時45分配信 


比較的多くの日本人は

中国の好戦的な姿勢を理解できず、決していい印象などもてません〔扱いにくいこちら(pdf)P.176に記載

比較的多くのヨーロッパ人は

ロシアの好戦的な姿勢を理解できず、決していい印象などもてません

私としては、ヨーロッパ人が遠くの国ではあっても中国の好戦的な姿勢を理解するよう、きぼ~します。

自分たちがなぜ世界中から嫌われているか、についての

  • わけが分らない
  • はずがない
  • 理解が困難

の三歌をどうぞ〔RGBの順にしました(笑)〕

  • 嫌われる わけ分らない ロシア人
  • 嫌われる はずがないと 中国人 
  • 嫌韓の  理解困難   韓国人 

これらの「理解不可能」がなんとなく「理解できそう」ではありませんか! 

  • もしも「理解不可能」だと「理解できた」ならば、かなり進歩しています。なぜならば「自分にも理解不可能なことがある」と気付くチャンスが芽生えたのですから。
  • これら3つの地域の人たちには、「自分にはすべてを理解する能力がある」と強くみる共通項があるゆえに互いに親近感をもちますが、それは表面に過ぎず、必ず近いうちにこの共通項が原因となって「相互不可解」を暴露して対立に至る、と思われます(大笑)。
  • 「相互不可解」であっても、どこかに協調しあう姿勢があればいいのですが・・・・・・。

韓国の醜聞 14

2015年06月24日 09時16分35秒 | アジア

韓国のMERS禍を自分なりにまとめてみました。

ここでは死亡率(死者数/感染者数)と感染者数をとりあげます。

2015/06/01に最初の死者が出てからの

ポツリポツリのデータをグラフにしたものであり、もちろん正式なものではありませんが、何か重要な傾向が見えてきませんか。

  • 毎日のように、死亡者・感染者の数が伝えられます。
  • 死亡率(死者数/感染者数)は徐々にあがりつつあり、ついに15%を超えました(15.9%)。
  • しかし横軸を日に、縦軸を感染者数にすると、感染者数の拡大はおさまりつつある、と見えます(最新の感染者数は170)。
  • ただしこれは現在の数値であり、これからどういう展開があるか、まだ明確には言えません。

なお上記グラフの元になった数値をあげておきます。ただし繁雑を避けて、その出典を略しました。


ヘトヘトになるまで練習

2015年06月24日 06時20分04秒 | スポーツ

日本のスポーツ界では

  • ヘトヘトになり動けなくなるまでの練習

に耐えたら立派、というホトホト困り果てた常識が闊歩しクタクタ、フラフラで、思考力がなくても、なおかつ練習を続け、もともとなかった「根性」なるものを身につけさせたい、らしい(笑)。

  • そんな練習をしても効果がなさそうなのに、なぜ極限状態でも練習が必要なのか ←考えたことがない?
  • そんな練習で、その道の技術向上や精神の鍛錬に役立つか ←前の担当者もそうだった?
  • 手っとり早く、そのあたりを走り回るのがすべての分野での基礎体力向上に必須か ←指導者として考えるヒマがない?

練習にかける時間の目標を達成するのではなく

  • 技術力を高めること
  • どうすれば集中力をあげられるか
  • 敵は相手ではなく、むしろ自分自身にある

こういう積み重ねのほうが、もっともっと大切だと思われますが、そうできないところに、日本特有の問題が潜んでいるようです。

日本人の考えも、少しずつ変りつつありますが、まだまだ多くみられるこの手法についての私の考えです。


幼児期の教育

  • 親の考えを一方的に詰め込む「しつけ」

大切とも言えますが、子供が外でみんなと異なる言動を見せた場合に、「社会が親を非難する風潮」があり、これに対する親の防御反応・保身行動と言え、別名は「しつけ」とも。

↑ 何も「しつけ」のすべてを否定しているわけではありませんが。

「うちの子供は他人と変ってはいません。みんなと一緒です。」

↑ これが日本の親の矜恃〔きょうじ:自負〕。

ここでは、子供の「人間としての自立心・自尊心・社会性」は低く扱われます。

    1. 「自分の子供の言動は正しいのに、他の子供と異なるというだけで社会的な非難を受けた」場合に、これとは闘わず子供のほうを叱責したがる。
    2. 「社会的イジメ」をそのまま許容して、子供に「しつけ」と称する圧力を課すことで親としての社会的な責任を逃れようとする。いわば「問題すり替え」。

こういう妙な圧力のもとで過ごした子供が将来どのように育つかを考えるのは、興味深いことです。

子供は「親が自分自身の生き方と異なる生き方を子供に強要している」ことなど、すでに見破っているのですが、知らないのは親だけという珍現象(笑)。

  • 「子供の自立」の優先度は相当低い

そんな親の思い通りに親や世間の圧力下で過ごした子供が、はたして長じて立派な人間になるかですが、現実はどうか。

周辺との付き合いが減り、近所同士でのしつけがなくなり、親からまるで奴隷のように一挙一動を指示・支配された子供たちが、自分の思考力・社会性を失ったまま育ち、長じて知らず知らず犯罪に走るようになったのでは、と考えるとどうか。

その後の学校教育 

  • 今度は学校教育によるしめつけ 

家庭内教育に失敗した親が、学校教育へ責任をなすりつけることがあり、無責任なことに「うちの子供を徹底的に教育し直してください」などと泣きつくこともあるらしい。

日本では、不良化防止のためと称して、こうしてヘトヘトになるまでスポーツで鍛えるという風習が定着しました。ようやく今回の主題が出てきたようです(笑)。

  • 序列を守らせる教育
ついでに妙な上下関係をもたたき込み、これがしばしば行き過ぎた暴力事件を生み、傷害事件・対外試合の自粛へと発展します。
朝鮮半島ほどではなくても、日本には序列を守らせることから発生する「イジメ」が存在します。
すべての人がそうだとは思いませんが、「責任ある立場の人が、自分の責任を全うするために用いると思われるこの序列洗脳」が、若者の間で「絶対的な上下関係」を作りあげ、組織的な暴力事件に発展するのだと分れば、しばらくの間、対外試合を自粛するだけでは、何の解決にもならないのです。PL学園野球部監督の場合

この序列意識には
「小さい組織の中で優れた技量を発揮した子供が、天狗になる」のを避けるために指導者が発明した
という側面があり、多くの人に支持され、指導される側にも徹底して浸透し、場合によって組織的な犯罪を生む温床なのかも知れません。

指導者が「教え子が自分より優れた技量をもつのは許せない」と考えるようになるのは、その指導者が凡庸だからという理由だけではなく、悪質な環境下で禄を食む年数が長い指導者なら誰にでも芽生えてくる、自己保身の技術なのでしょう。そうすると相当、根が深い問題なのか。

これが最高潮に達すると、共産党が「自分より立派な人間を総て粛正・農村送り・死刑に処した」文化大革命や、同国人を問答無用とばかり弾圧した天安門事件のような、中国共産党による大々的な国家犯罪に至ります。
  • 田中将大と斎藤佑樹
ご存じの通り甲子園の高校野球決勝では再試合を含め田中と斎藤の投げ合いが続き、斎藤が栄冠をつかみました。その後斎藤は早稲田大へ進み、田中はプロ野球の楽天へ入団しました。

 今思えば、妙な大学時代の序列という「ぬるま湯」に浸かりながらもそれなりの成績を収めた斎藤と、プロ〔楽天〕入りして野村監督の下で徹底的に技術と意識をたたき上げられた田中との間には、4年間で相当大きな差が生まれていました。
 4年後に斎藤がプロ〔日本ハム〕入りしてから、この差は縮まるどころか、むしろ大きく開いてしまい、今〔2015年現在〕では斎藤が常に「戦力外の恐怖」と闘い、田中は巨額の年俸を得るほど成長し2014年からMLBヤンキースへ入団しながらも「ケガの恐怖」と闘っております。

同じ「闘い」にもかかわらず、極端な差がでていますが、いったい何が違ったのでしょうか。

ここでは2人の人間性にまで踏み込むことはできませんが、野球に限っていえば、もう誰が見ても明らかなように、若い頃には斎藤に軍配が上がり、長じて田中に軍配が上がっています。この先どうなるかはなんとも言えませんが、本人の実力もさることながら、「教育の質の違い」があったのではないか、と考えてよさそうです。

大学野球でも何かをつかめた人はたくさんいたでしょうが、斎藤の場合、その生ぬるい湯に適応しようとするあまり、奇妙な序列に埋もれてしまったのではないか、とその才能を惜しむのは残酷でしょうか。

社会へ育った人たち
  • 今度は企業の教育が待ち受けている

高等教育には期待しておらず、社内教育に総てをかけている、というと聞こえがいいのですが、企業内教育によって、妙な社風にすっかり染まってしまう危険があります。

ただし企業の存在価値が問われている現在、人間が本来の創造力を発揮せねばならないよう変質しつつあるようです。どんな悪条件下でも、必死でがんばっている人がいるのは、すがすがしいもの。 

親の手のうちにある間はつかず離れずの関係を維持していますが、そこから離れた頃から自分で考えて行動しなければなりません。この時、今までの反動で何をしでかすか分らない人間が増えてしまい、むしろ犯罪が増えたとしたら、つらいですね。せっかく親が子供を「友だち」のように育てて仲良くしてきたつもりなのに、妙な「しつけ」を押しつけたため、子が親を馬鹿にしているなど、まるで親自身の子供時代そっくり

総合判断

  • 幼児期から自立心を
日本の風土では、年齢による序列が大切かも知れないので、見かけ上はそれでいいのですが、幼児期から「自分はどう考えるか」を訓練して、「この時期からある程度、自分と社会」の接点を考える教育をもっともっと大切にすべきではないでしょうか。
  • その為には、家庭内での教育が大切

親(つまりは日本人そのもの)がより進化しなければなりません。日本人の「和を重んじる」という特長を失うことなく、「自立」する子供を育てるには、何が必要なのか、どうすればいいのか、答えのない試みがどうしても必要なのです。

プロの世界(野球やサッカー)のコーチたちも変りつつあります。ただし指導者達が、自分の色に染まるよう「一方的に指導」してきたのを、いきなり「相談待ち(相談があれば乗る)」方式へ変えるだけでは難しい。相手は千差万別の人間ゆえ、技量に優れたコーチというだけではつとまらず、専門分野ごとに充実したカウンセリング技量が要求されるでしょう。一言でいえば集団的な自立を目指した育成教育でしょうか。

「和」を強調しすぎて、「自立心」が芽生えないままだと「むしろ安全を求めているけれども、危険を選択してしまっている」のではないか、と恐(怖)れています。 

結論などない問題でしたが、何らかの問題提起となったならば、さいわいでごぜ~ますだ(笑)。


ギリシャの醜聞 01

2015年06月23日 07時14分17秒 | 海外

もう「あとがない」ギリシャ

所属しているEUの援助で、放漫財政・高額給与年金を続けられましたが・・・・

「ギリシャのEU離脱が世界金融市場に混乱を与えるハズ」とにらんだギリシャ政権は、この危機を逆手にとって「援助させる威嚇手段」としてきました。

この威嚇の手法は、北朝鮮が韓国に「援助させてあげる」とする妙な姿勢を思い出させます。

「~させてあげる」については文末に引用あり

国民の支持を得やすい公約で政権を得た現在の為政者でしたが、もう絶体絶命の窮地に陥っているようです。

「絶体絶命」とは別名「瀬戸際外交」にも通じ、リーダーシップをもっていると勘違いした北朝鮮や韓国の危うい姿勢に通じますね。

「ギリシャの財政が危機段階にある」と判明してからたくさんの資金援助を受けたにもかかわらず、南国の「なんとかなる」精神は活発で、我慢しきれない北国の「もう甘やかせることはできない」精神のもと、本当に、財政破綻(債務不履行)、EU離脱が実現しそうになってきました。これをチャンスとみてボロ儲けしようとがんばった投資家も限界灘か。

次のニュースをみてみましょう。 


ギリシャと債権団、ともに態度を硬化 「非常事態」に備える必要

[アテネ/ブリュッセル 15日 ロイター] - ギリシャ債務問題の打開に向けた協議が14日に物別れに終わったことを受け、ギリシャ側も債権団側も態度を硬化、15日にはドイツ出身のエッティンガー欧州委員から「非常事態」に備える必要があるとの発言が飛び出すなど、混迷は深まっている。・・・・

欧州債権団との交渉が暗礁に乗り上げるなか、チプラス首相は18─20日にロシアを訪問し、同国で開催される経済フォーラムに出席するほか、プーチン大統領と会談する。

チプラス首相がロシア入りする18日には、ユーロ圏は財務相会合を開催。欧州連合(EU)当局者は、ギリシャがこの日までに改革事項をめぐる新たな提案を提出しなければ、ユーロ圏はギリシャに対し欧州側の要求を受け入れるかユーロ圏を離脱するか、最後通告を行う可能性があるとしている。

今月末に16億ユーロの国際通貨基金(IMF)融資が返済期限を迎えるまであと2週間。この日もギリシャの銀行からの預金流出は続き、銀行筋によると15日の流出額は約4億ユーロ(4億4900万ドル)に達した。・・・・ロイター 2015〔平成27〕年6月16日(火)6時55分配信  


この期(ご)におよんでも

ギリシャは放漫経営を放棄しないようで、財政破綻よりも高度福祉を選ぶという未熟で致命的な失政を続けてきました。

民族構成が異なるとはいえども、現在のギリシャ人は、2000年以上前の過去の栄光に浸ることが許される、そう勘違いしているようですね(笑)。

  • 国家財政の破綻〔もちろん放漫経営の結果〕
  • 国家の尊厳死を選択したらしい

問題は

  1. ギリシャがEUを離脱すると、その他の財政危機国も歩調をそろえてEUを離脱するか
  2. こういう危機にあるギリシャへロシアが接近している
  3. 自国の経済を顧みるそぶりが見えないどころか、ドイツが「資金援助の代わりに財政政策の転換」を強硬に要求すると、突然ドイツに「戦後賠償」を求め始めたこと  

サッカーが強い財政危機国と言えば、もうお分かりでしょうが、スペインやポルトガルが噂されています。

窮地にあるギリシャへ接近するロシアと聞くと、大きい経済問題を抱えている韓国へ接近する中国〔横暴でこれまた経済問題と政治問題をかかえるな独裁国家〕を思い出してしまいます。

窮地の国を仲間に取り込もうとするのが、制裁されるべき独善的な共産国家「中国・ロシア」なのでしょうか。

困った時に助けてくれるのが真の友人なのか、それともそういう困窮国しか相手にしてくれない独裁国家なのか、これは分りませんね(笑)。

不可能なこととは知りながら

  • 独国へ70年前の戦後賠償を求めるギリシャ
  • 日本へ70年前の戦後賠償を求める韓国

ドイツも日本も戦後処理は総て完了済みとしており、それでもなお、しつこくイチャモンをつけるギリシャと韓国でした。

韓国人は、こういう「無謀なギリシャ人」をみて、「鏡に映る自分の姿」と感じることができたハズですが・・・・さてさて、どうなることやら。 


 ●日本から援助を受けても感謝しないわけ 

・・・・

(韓国人には)言われてみると、たしかにそういう気持ち、下位に立ちたくないという気持ちがあるんですね。たとえば、どこかの会社で働いているとしますね。日本人だったら単に「働いている」となりますし、謙虚に丁寧に言う場合は「働かせていただいています」となりますね。韓国人も「働いている」とは言いますが、「私がこの会社で働いてあげている」という気持ちでいたいので、「働いてあげている」という言い方をしようとします。 

日本語教育を受けますと、慣用句というものがありますから、その限りでは「日本ではそういう言い方はしないんだな」とわかって、日本語で日本的な表現ができるようにはなります。ところが、なぜ日本人はそういう言い方をするかがよくわかっていないと、時と相手をわきまえない言葉遣いをしてしまい、とくにビジネスなどでは相手の気分を大きく害することになったりします。 

言葉は何とかこなせても、態度となるとそう簡単にはいきません。日本人のように、誰に対してもすぐに頭を下げるとか、腰を曲げて挨拶をするとかということが韓国人にはなかなかできません。 

たとえば、誰かから援助を受けたとしますと、言葉では感謝を示していながら、態度のほうは「援助を受けてあげている」という威張ったものになってしまう。こうなると日本人は、言葉と態度が裏腹じゃないか、なんて生意気な奴なのかと感じることになるんです。このようなことは国民性の問題として、一番根本的なことです。 

相手への感謝や謝罪の気持ちを、日本人はペコペコ頭を下げる態度で、しつこいくらいに示しますね。韓国人にはそういう態度は卑屈な態度と映るんです。何か援助を受けても、相手が自分に援助して当たり前だと思えば、感謝すらしません。だから、日本がいくら韓国に援助をしても、感謝の意を示そうとしないんです。  (呉善花) :P.158-165 井沢元彦・呉善花「やっかいな隣人 韓国の正体」祥伝社黄金文庫 平成24年10月20日初版第1刷発行

朝鮮半島では、中国の属国でありさえすれば、庶民はいざ知らず、「為政者がどんなに腐敗し落ちぶれても最低レベルよりはマシな生活が保証される」という卑屈な態度があるため、また序列意識の徹底があるため、「感謝の意」が不要になったのでしょうか。

これは韓国が、仏教を否定し、儒教を全面的に取り入れた結果、と思われます。 

ちょうど、民主主義を否定し、共産党の一党独占支配をした結果、今の弾圧国家、中国があるのと似てませんか?

さらに言えば

ギリシャで軍事政権が終わり、共和政治が始まったのは1974年であり、その後、左翼政権が多かったようでソ連・ロシアと親密だったとされていますが、いよいよギリシャもEU離脱か。

韓国で軍事政権がおわり一応民主化したのは1992年頃の金泳三大統領のころからであり、まだ23年しか経過しておらず、いまだ韓国には民主主義が定着していない、と言えます。その証拠に、細かい反発があり暴力騒動をおこしていることは別として、政権に不利な本質的な異論は許されていません。

どちらにしても、先の見通しがない、暗い未来でしょうか(笑)。