撮影月日:2016/03/29 08:33
撮影場所:石垣島於茂登岳の登山道への道
撮影対象:カンムリワシ動画
まるで静止画像のような
- 43秒の動画をYouTubeへアップロードしました。
- 開始から13秒間、首さえ動きません。
- まちがいなく、カンムリワシの数は減りましたが、私の探査能力が上がった?のでしょうか、何とか撮影できました(笑)。
- 2日前に撮影。
カンムリワシの動画→こちら
撮影月日:2016/03/29 08:33
撮影場所:石垣島於茂登岳の登山道への道
撮影対象:カンムリワシ動画
まるで静止画像のような
カンムリワシの動画→こちら
もう論外だ、と見放した人が多いと思われるのが
韓国でスポーツの国際試合が行なわれる時
北朝鮮が競技に参加することがあります。
しかし北朝鮮を国として認めていない韓国としては、開催国韓国での国際試合で「北朝鮮の選手・応援団が国旗をかかげたり国歌を歌うこと」は認めているものの、開催国である韓国の人が「北朝鮮の国旗・国家に携わる」ことを厳しく制限しているようです。
それどころか、同じ言語なのに「親しく会話をすること」さえ禁じているようで、まるで「学芸会」ですね。そして、それが、今でも朝鮮半島の現実なんでしょう。
私の考えですが、こんな状況にしてしまった責任は
朝鮮半島人にある、と言うべきで、南北いずれかの国が一方的に責任を負わねばならない、とは考えていません。
東西ドイツが統一したのに、南北ベトナムが統一したのに、なぜ朝鮮半島だけが統一できないのでしょう。
そこには、あえて言うならば、儒教風味の封建的共産主義と、これに対抗する地域があり、それぞれが大国を背景にして互いに口汚く罵りあうだけであって、近い将来この半島を人民の地域にして繁栄させるにはどうしたらいいか、などと考える人がいなかったのです。
その証拠に、双方とも自分を主張するだけで、相手の主張など聞いてはいけません。
きっと、相手の話を聞くほうが「負け」なのでしょうから。かくして朝鮮半島人の成長が阻まれたのです。
これは韓国人が北朝鮮人を差し置いて世界に羽ばたこうとするときにも、大きな障害となりました。
こういう妥協を許さない人たちが平和な朝鮮半島を築けるはずがないと言えます。「平和」は互いに「許す」ことがなければ、成立しないのでした。
私だけの考えでしょうが、最近のアジアの国家関係を図にしてみました。
こうして改めてみると、朝鮮半島(北朝鮮・韓国)そのものに大きな問題があるようです。
しかし国際的には、それ以上の懸案事項、パレスチナ問題、米ソ冷戦問題、弾圧問題、難民問題、テロ問題、があったため、朝鮮半島問題は大国が互いに緩衝地帯にしたいという野望をもちながら、そのままに放置されてきたようです。
私は
希望しております。
北朝鮮「ミサイル」 中国外務省、これまでにない表現で遺憾示す:フジテレビ系(FNN)2016年2月7日←リンク切れ
外部の私からみれば
北朝鮮の韓国に対する言動は中国そっくりでして、ちょうどヨーロッパ諸国のキリスト教圏を思い出させ、対立しているようであっても、結局のところ朝鮮半島の南北は「同じ穴のむじな」なんですね。
よって、似たもの同士の溝の深い亀裂を見せつけ、他人同士なら少しは遠慮するべきところ、いっそう激しいののしり合いを繰り返しております。
日本には
「遠くの親戚より、近くの他人」ということわざがありますが、中国・朝鮮半島に限れば「遠くの他人より、近くの親戚」なんでしょう。
中国では
親戚縁者以外は誰も信じてはならないらしく、それも今では、親戚さえ信じられない時代のようです。そういえば親を中国共産党に売った「文化大革命」の悲話もありました。
また韓国人が、
初対面の人同士でしつこく先祖を問い正しあうと言われていて、そこに例の「序列」をはっきりさせなければ気が済まないという潜在意識がある他に、「赤の他人」なのか「かなり親戚に近い」」のかを判断する目的がある、と思うのです。それほど信頼関係がなくなってしまっているということです。
先日、中国が
高官を北朝鮮へ送り込んでミサイル発射を思いとどまらせようとしたとのことですが、これまた両国が了解済みの演技のように見え、外部的には何の意味もないけれども、内部的にはそれなりに意義ある「儀式」だったのでしょう。
これで思い出されるのが、
戦国時代に日本各地で見られた裏切り満載の「合従連衡」や、現在の日本の「政党の離合集散」です。
「真田丸」を見ている・見ていないにかかわらず、戦国時代のころの人質とか政略結婚などに「何かを考えさせる意味が多少あった」かも知れませんが、実際には「微かな役割を果たす程度」であり通常の「儀式」に過ぎなかったのではないか、と判断する人がいるかと思います。
これは戦国時代のみならず、現代でも十分に通用することなんでしょう。
ミサイル 宇宙空間に到達したようだ~米国:日本テレビ系(NNN) 2016年2月7日
もちろん北朝鮮は、
自分の言動が国連決議に反することは承知の上で、むしろ意識的に逆ギレすべきだと考えているようで、中学生のころによく見られる「反抗に意義あり」のレベルから脱していないと考えられます。
北朝鮮は、親と慕う中国からも見放されつつあるやに思われ、恐ろしいことに居直りの「やぶれかぶれ」段階にあるのでしょうか。
これ以上厳しい制裁はないだろうと思われますが
そこはだましのテクニックが発達した地域のことですから、必ず裏があります。もし北朝鮮を「本気で制裁する」意志があるなら、その裏を断つような制裁でなければなりません。
なにしろ、「だましのテクニック集」である「孫子の兵法」を生んだ国に支配され続けた朝鮮半島に、その影響がないなどと、いったいたれが考えるとでもいふのせうね。
北朝鮮 「開城団地閉鎖」を発表 軍事統制区域に宣布:韓国聯合ニュース 2016年2月12日
北朝鮮は
国内にある古都「開城(ケソン)」を「閉城」し、韓国企業がここへ投資した資産を没収したようです。
たび重なる制裁に加え、金大中を騙して巻き上げた大金も底をついたようで、新しく資金を獲得しなければならなかったのでしょうか。狙い通りのパクリ精神を発揮でき、大変めでたいことでした。
北朝鮮は、韓国とのかすかな道さえ閉ざし本格的に孤立化し、朝鮮半島に立てこもる凶悪犯として最悪の形相になりつつあります。
北朝鮮が、頼りの同族とはいえ自分より下と見なしている韓国を自分に同調しない「敵」とみなし始めてから、一体どれだけの歳月が過ぎ去ったのでしょう。
韓国としては、
中国と北朝鮮が密接な関係にあったときには近づけませんでしたが、両国が離反しつつある今こそ、実は接近するチャンスなんでしょう。
しかしながらおもしろいことに、韓国は、北朝鮮が離れつつある中国に、限りなく接近し続け、朝鮮半島の南北統一は遠い夢となりました。
これは
中国の「北朝鮮と韓国を離反させる」方針に過ぎません。南北分断が中国共産党にとっては利益となるのであって、中国としては北朝鮮と韓国の対立をあおるのが理にかなうこと、なのでした。
これは、かつてアメリカが
「日本と朝鮮半島」、「日本と中国」を、離反させることに利益を見出したのと、似ています。
ただしずっと長い間中国からも利益を得ようと考えていたアメリカがこの10年ほどで中国との距離を置きつつあることは、皆様ご存じの通りです。
AIIBなどで中国が参加しえない仕組みを構築して閉め出すなど、ようやく気が付き始めたようです。
しかしアメリカにも国内問題が山積しており、対中国策がおろそかになるかも知れません。2016年3月段階での米大統領予備選挙での共和党候補トランプの躍進を見ていると、その印象を強くします。
つまり中国は、
「自分に対抗できないほど相手側を対立させるのに専念する」というアメリカの「かき混ぜ戦法」を、そっくりそのままマネしたのですね(笑)。
北朝鮮が朝鮮戦争(1950-1953)では「南下(なんか)」し、韓国に対して時折「軟化(なんか)」して金を巻き上げたあと再び「硬化」する、こういったルーチンが続き、南北の統一は、まだまだ先のようです。
拉致問題進展、困難の見方 「調査委解体」受け政府高官:朝日新聞デジタル 2016年2月12日
北朝鮮が
いっそう無法ぶりを強化した結果、韓国とさらに大きく離反し、日本人拉致問題の解明も遠のいてしまいました。
記事での「拉致問題の進展は当面、困難になった」とは慎重な言い回しですが、北朝鮮と太い絆があると考えられる朝日新聞としては、これ以上踏み込んだ表現をとれないのでしょう。
そもそも北朝鮮に「拉致問題調査会」なるものが存在したかどうかさえ不明で、もしも好意的に解釈するならば「形式程度にせいぜい1人くらいが時たま兼務する」程度だったのでしょう。
北朝鮮は、もともと拉致問題を調査する意図をもたず時間稼ぎでなんとか制裁をくぐり抜けようとしていたのでしょう。
今回の制裁で日本政府は、拉致調査開始と共に解除した一部の制裁を復活させることでしょう。
さて世界各国は、困難かも知れませんが「北朝鮮が、第三国を経由して密輸出・密輸入」する仕組みを、解明しなければなりません。
「第三国を経由して北朝鮮がどのように貿易するか」を監視し追究しなければならないのです。
迎撃ミサイル配備なら攻撃=協議開始の韓国非難―北朝鮮:時事通信 2016年2月19日
韓国に
米軍製の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を配備することには、韓国にも反対する人が多く、もちろん北朝鮮は猛烈に反対し、中国さえ「北朝鮮を想定しながら中国を想定している」と強烈に反対しています。
しかし中国のこの反応が、中国共産党の日頃の行動を如実に物語ってしまったとは、世の中わからないものですね。
さて韓国も、いよいよ正念場。
THAADミサイルを配備すれば、中国・北朝鮮との関係が更に悪化するし、かといって配備をしぶればますます北朝鮮を増長させると同時に、アメリカとの関係が更に悪化するでしょう。
リーダーシップだなんだと瀬戸際外交を続けていると、こんなことになるのでした。
さぁ
いつまで「のらりくらり」しているのか、韓国!
自国の大混乱に顔を向けず、行政機能は麻痺したまま、南北問題はもうお手上げ、中国とアメリカの顔色にしか視線を持たないまま、国内で政治対立を繰り返し、庶民はケンカに明け暮れる社会なのに、「反日」となると憲法の精神を発揮して国民が一致団結するという「不思議の国のアリス」!
たらたらしていると、ますます北朝鮮による朴槿恵への「ののしり言葉」が激しくなりますよ。
それでも、この大混乱の状態を、放置し継続するしか、能がないのですか(笑)。
撮影月日:2016/03/29 08:00過ぎ
撮影場所:石垣島の於茂登岳登山口へ向かう農道
撮影対象:幼鳥に近い立派なカンムリワシ
サクラ満開の日本列島。
ただしここ石垣島では屋外で気温が16℃~23℃と寒い状況です。
サクラの咲く地5℃~15℃より遥かにマシですか?。とはいえサクラの下で一杯飲めば、体は温かくなりますか(笑)。←いやそれでも寒い?
久しぶりに昨日、カンムリワシ撮影に出かけました。
今年の冬は、やや寒かったのと雨の日が続いたことも原因して、少し遠ざかっていました。
それでも元気な姿を電線上で見せたカンムリワシ!
さんばし通りを北上し、
右手に大本小学校が見えたら、やがて左側に「登山道」案内板があるので、それを左折したところで撮影しています。市の中心地から10km程度のところでしょうか。
もちろんカラスの異常繁殖で、エサも住む場所も奪われたため、その数が激減したであろうことも、積極的に撮影に出かけなくなった要因の一つでした。
カラスが集団でカンムリワシを取り囲むという光景は、ライオンがエサを独占しているところへハイエナの集団がやってきてエサを奪う、のを思い出させます。
最近では、町でのカラスの異常繁殖に対応する目的で、「鷹匠」にタカを放たせて追い散らそうとするニュースがありましたが、カラスらは、このタカさえ集団で取り囲もうとして威嚇するらしい!
げに「集団」とは恐ろしいもの。中国人観光客も、はやく団体客→個人客へと変質してもらいたいもの! 集団だと何をするか分りませんね(笑)。
細い農道ですが
撮影場所から直線距離にして5~6mくらいの近距離電線に停泊していたのが、まだ体調は短いものの立派な羽をつけたカンムリワシ。
私を何ら恐れることなく、静かに堂々とエサを探索しています。
御覧下さい。
これらは皆、同じカンムリワシであり、
角度を変えて撮影しております。
このカンムリワシの魅力を伝えるのは、なかなか困難なのですが、少しでも分って頂けたでしょうか(笑)。
そういえば
道路で撮影中に、ボックス型のタクシー2台が通り去りました。撮影を終えて登山口付へやってくると、12名ほどがこれから登ろうとして準備体操をしているところ。久しぶりに晴れていたのでしょうか。
タクシーの運転手が客を降ろして帰ってきたらしく、私が撮影している現場へ逆方向からやってきて停車し、「いますね」と気づいたようでしたので、私は「幼鳥のようでまだ若いですよ」と応えただけです。
荷物があり、人数が多い場合には、通常のタクシーよりも定員8~9名のボックス型タクシーのほうがいいのでしょう。石垣島にもあるようでした。
本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
田原総一朗「中国が出した南シナ海『工事完了』予告の本当の意味」〈週刊朝日〉
6月13日に、私が信頼する中国の事情通から、「中国が南シナ海で進めている岩礁の埋め立て工事をやめる決断をした」と聞かされた。・・・・
先月、アメリカの海軍の哨戒機が、中国が埋め立て中の岩礁周辺を飛行した際、中国海軍から「出ていけ」という強い警告を数回にわたって受けた。それまでもアメリカの哨戒機が岩礁周辺を飛行したことは何度もあったが、中国側からの具体的な警告はなかったようだ。アメリカ側はこの警告を重大視して、あえてCNNで放送させた。アメリカ国民の中国への警戒感を高めるために、である。※週刊朝日 2015年7月3日号:2015年6月26日
残念なことに、
「田原総一朗が信頼する中国の事情通」の情報は、ガセネタだったようです。
というのも
滑走路は完成するやら戦闘機を配備するやら、中国の破天荒な無頼ぶりにブレーキがかかることはありません。
アメリカの同時多発テロ前に
私は「誰かがアメリカにお灸をすえねばならない」と考えていましたが、さすがに9.11テロ〔2001年〕はそのお灸のレベルを超えていました。あれは明らかにやり過ぎです。
そして私は今、同じ見方を中国に対して持っております。「誰かが中国にお灸をすえなければならない」と。
もちろん、誰がやるかは分りませんが、やり過ぎにならない範囲内で。
やり過ぎると、アメリカや中国は、何をするか分らない国ですから(笑)。
周辺国との対話など眼中にない「中国」という原始国家がこの世にまだ存在している、ことを再認識したいものです。
控えめな言い方ですが、「無頼に過ぎる中国の声明には、何の意味もなく、信頼性もない」ということでした。
どうやら田原や週刊朝日は、「信頼する事情通」にコロリとだまされたようですね。
私は、
習近平政権が中国人民解放軍を制御できなくなり始めたのではないか、分りやすく言えば「軍部が独走し始めたのでは」と憂えております。
これは北朝鮮でも顕著にみられることで、特権為政者階級の失政を棚に上げて、報道規制で「外部に敵を作り」、庶民を洗脳して自分たちの利益だけをねらっております。
中国ではこれが2つ「共産党政府と人民解放軍」に別れ始めたのではないか、ということです。
なぜか一部の日本人は
そのように見えるのですが、まことに残念なことですが、中国が「歴史を直視」できないままだと
言い替えるならば、文化大革命・天安門事件はなかった、旧日本軍の満州での独走もなかった〔これはあり得ないか?〕と無視していると、再び同じことを中国が繰り返す、という教訓が脳裏をかすめます。
日本という他国に「歴史の直視」を要求する国自身が、「自分の国の歴史を直視できないまま」というまるで落語のような話でした(笑)。
みなさまは、どう思われますか。
「中国が自国の歴史を直視できない」については、次をごらんください。
様々なトラブルを起こしてきたロシア。
なぜ突然、奇怪な行動をとるのか、と疑問をもつかたが多いと思われるロシアですが、自分たちには当然と思われることを「世界に向かって分りやすく」公表しない、からではないか、と推察されます。
まだ共産主義の伝統を引きずりながら、
アメリカの覇権と中国の台頭を否定しつつ、空威張りしながらでも堂々と歩む「大国」。
同じような宗教を取り入れているとは言え、ヨーロッパとはかなり違ったロシア。
ロシアは、ヨーロッパに属するのか、アジアに属するのか。
確かに、そんなことなど、どちらでもいい、とも言えますが、それぞれの場面で都合良く巧みに「ヨーロッパ/アジア」を使い分けしてきたこともお忘れなく。
よってたまには「どちらに属するのか」、という問いかけも必要なんです(笑)。
一方で、そのロシアを擁護する
「予言者」のジャック・アタリはユダヤ系フランス人。
ミッテラン政権時代にEU設立でも貢献したらしく立派な経歴の持ち主ですが、信用できるかどうかは、皆様がお考えください。
ただし、一つの意見として聞くならば、参考にならないはずがありません。
あるソ連の外交官が、公式の席上、いくらかアルコールが入ってから、ふともらした。
「私たちは西側にいるより、モスクワにいるほうがずっと自由です。西側にいるときは、まるで牢屋につながれているみたいです」。
ソ連の外交官は、外国の諜報機関が近寄ってきたり、誘拐することをおそれている。妻が一人で買物にいくことすら、ゆるされていない。:P.250 ロイス・フィッシャー=ルーゲ「ソ連市民200人との対話」平凡社
率直に語る「ソ連」外交官の話ですが
この外交官が「自由」をどうとらえているかが、よく分る言葉で、「ソ連」時代の話とは言え、今のロシアを理解するヒントが隠されているのかも知れません。
略して「ソ連」が74年の強硬閉鎖路線を経たのちに、経済的にも政治的にも維持できなくなって崩壊し、かろうじてロシアが存続することになったのが1991年ですから、まだ30年も経過していません。
たった30年足らずで、国民気質が大きく変わるはずはない、と私は考えています。今ごろ生まれた人たちが成人に達するころ、つまりロシアになって50年も経過すれば少しは変わるとしても、国民にしみついた全体主義的・共産主義的なものの考え方が急に変わることはない、と見ております。
ソ連の外交官が
これは一体、何なのでしょうか。
私たちは、古い話からでも、何かを感じ取る感性を持っているはずです。
テロリスト集団であったオウム真理教の信者たち。
サティアン〔第1~第12〕とはなつかしい言葉ですが、信者たちは、この不浄の敷地内なら自由であり心の安寧を得られたのでしょう。
しかし一歩外へ出ると、たちまち警戒され異端視されたので、サリン事件前であっても、外では心の安寧は得られなかったと思われます。
この信仰の強さを、今ヨーロッパで起っているイスラム過激派の信仰の強さと、比べてみるとおもしろいでしょう。似ているところもあれば、仕組みや背景がまったく異なる、とも言えます。
今の時代を考える重要な主題ですが、ここでは皆様の考えにお任せすることにし、触れないことにします。
ただし私は、信仰については触れなくても「自由」のとらえ方については触れたいと思います。
ソ連外交官の「自由と不自由」とオウム真理教信者の「自由と不自由」と比べると、とてもよく似たものがある、と思うのです。
抑圧された人と、抑圧されていない人の、どちらが幸せか、についても、ここでは触れないことにします。
抑圧された組織の中で「自由」を感じ、その組織をでると「不自由」を感じる、というのは、なんとなく理解できますね。
ソ連の外交官は、モスクワの中でも限定された組織内のみで自由だったのでしょう。同じモスクワでも、組織外へ出ると、下手をすると、あまりにもひどい不平等に怒り狂った民衆によって袋だたきにあったかも知れないからです。
これはちょうど北朝鮮と同じで
与えられた任務を全うすることで「ぜいたく」を保証された人たち。しかし言う通りにしなければ、たちまちにして飢餓に向かう庶民へと陥落させられるか、または静かに死刑で消されてしまいます。秘密を知った者に明日はないのでした。
よって、同じ運命にあったソ連の外交官が
モスクワのある種の組織内で「自由」を感じないはずが、ないのですね。
勝手気ままに生きる仕組みの中では、必ず「腐敗」が生じるとして
計画経済を遂行してきたのがソ連だったのでしょうが、何のことはない、そんなシステム内で「改善不可能な腐敗」が生じたのでした。
この共産主義の考え方は「改善を認めず現在の身分をそのまま受け入れる」ことを要求する儒教国にも広く受け入れられました。これが今の中国や朝鮮半島などの全体主義につながっています。
支配者にとって、共産主義や儒教ほど扱いやすいものはない、のでしょう。
でも・・・・
どうぞ、おきばりやす(笑)。
大岡裁きとか水戸黄門の活躍は、あくまでも娯楽だったのでしょうね。
残虐非道な「帝国主義」の弾圧支配下にあった貧しい地域だからこそ、共産主義の「美しいことば」に惹かれ騙された人が多かったのでしょう。
しかしその後、ソ連〔1917-1991〕が経済的に維持できなくなり、取り返しが不可能なほど腐敗が進行したため崩壊し、ソ連傘下にあった東欧諸国もどんどん離反してEUに加盟し、またキューバも徐々に軟化する時代となりました。
この時代にあって、ロシアはEUに加盟、または少なくともEU諸国と話し合う姿勢を示すことなく、むしろ元支配下の国々がEUに入ったことを「脅威」とみなし、北朝鮮や中国と同様に孤立化を目指しております。
そんな中で、中国と北朝鮮だけが存続しています。
なぜ広大な中国で中国共産党が存続できるのかについて、私は儒教の存在を指摘するだけで、詳しいことについては皆様にお任せしたいと思います。
今回私がここで主張しているのは
人は、「どういう時に自由を感じるのか」、あるいは「どういう時に自由であると表明したほうがいいと思うのか」、ということでした。
「ソ連の外交官が西側にいると、誘拐されるのではないか」と恐れることから
ソ連政府がモスクワで西側外交官をどのように扱っていたか、が想像できますし
「西側にいるとき妻が1人で買い物にでることが許されない」ことから
ソ連政府がモスクワで西側の女性をどのように見ていたかが、想像できます。
何かご参考になれば、幸いです。
誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。
ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。
朴槿恵大統領「韓国が和解と統合の道を進むことを願う」=韓国ネット「自分で引き裂いておいて、統合?」「大統領は公約詐欺」
25日、韓国の朴槿恵大統領は釈迦生誕日に当たり、「私たちの社会が和解と統合の道を進むことを願う」と述べた。:Record China 2015年5月25日
これは1年ほど前の記事で、その後、南北関係がますます悪化しているのは、ご存じの通りです。
韓国大統領選朴槿恵〔パク・クネ〕は、北朝鮮を敵視してきたため、北朝鮮からも、これまた極端に口汚くののしられてきました。ののしり合って互いにけんか腰になる、そういった朝鮮半島の人たちの特徴があらわれていますね。
この頃、朴槿恵が、北朝鮮との「和解と統合を願う」、と言ったらしい。
韓国のこういうような
「北朝鮮に対する揺らぎっぱなしで一貫性のない姿勢」は、「米中に対する一貫性のない姿勢」とも共通しており、韓国が世界中から不可解・不可思議あるいは信用するに足らず、と思われている根本原因となっています。
朝鮮半島では、なぜ「失政」を認めないのか。
幼稚園児レベルの北朝鮮を扱うのは韓国としても大変だろうと推察するにやぶさかではありませんが、その韓国が小学生レベルだとしたら、もうこの半島は救いようのない子ども混乱地帯ですね。
がんばれ、朝鮮半島!
ベルギーで同時テロがおき、ヨーロッパ全体が不安定な日々を迎えております。ヨーロッパ的に解釈するならば、「寛容」に扱ってきた「不寛容」のイスラム教徒、という構図でしょうか。
1987年11月29日:大韓航空機爆破事件(金賢姫キム・ヒョンヒ)
ご存じ、北朝鮮による韓国航空機爆破事件で、容疑者の女は日本の偽造パスポート(蜂谷真由美名義)をもっていたとされています。
相当前の話ですから、今ではパスポートの仕組みも変わってきているはずですが、「妙な正義感」をもって手を変え品を変え虎視眈々と犯罪を狙っている人もいますから、十分に注意したいものです。
弾圧国家である北朝鮮がかつて工作員を使ってテロ行為を働いたというのは、ISがいま工作員を使ってテロ行為を働くのと、なんら変りはありません。
生きにくい時代になりましたが、無駄なこととは言え、充分過ぎるほど対応策をとらなければ安全とは言えなくなりました。
外国と比較すれば安全な日本とは言え、決して油断召されるな!
2008年08月05日:警官ら16人が死亡したテロ事件で中国新疆ウイグル自治区カシュガル市政府の外事弁公室「取材に訪れることは違法ではないが、軍事施設を撮影していたなら違法だ」(中日新聞)
中国が占領して「自治区」になった地域がありますが、「占領されて中国の自治区」になった途端「自治」がなくなったという矛盾をはらんでおります(笑)。
「取材の自由」を謳いながら、一方では「取材を制限する口実を探す」のが中国共産党。
この中国は、もう国の体をなしていないように思われます。広域にわたり年間暴動が10万件以上とされることから、シリアよりひどい内戦状態だといえるでしょう。そして各国の空爆によってシリアを追われたISが、中央アジアを経て中国の西部でテロ活動をするだろうと、私はにらんでおります。
2001年09月11日:アメリカ同時多発テロ事件
いつかアメリカに「お灸」をすえなければならないと思うほどのアメリカの無頼さでしたが、「お灸」のレベルを超えた悲惨な事件だったようです。
ただし、これをきっかけとし「安全」対策と称してアメリカ政府がアメリカ国民を疑い始め、何か妙なことをし始めたのではないか、ということのほうが大きな問題です。
アメリカの為政者が、アメリカ国民を監視し始めたのと、おとり捜査という手口でテロリストを摘発しようとしているのが、気になります。ちょうど共和党の大統領候補になろうかというトランプが躍進する時代と重なっています。
2014年07月18日:(ウクライナのポロシェンコ大統領)17日、マレーシア航空の旅客機ボーイング777がウクライナ東部で墜落したのは「事故ではなくテロ行為」
マレーシア機が、なぜ紛争地帯ウクライナ東部の上空を飛んだかは謎ですが、ロシアあるいは親ロシア派のミサイルによる撃墜ではないかとされています。
そういえばこの事件の4ヶ月前の2014年3月8日には、同じマレーシア機が、クアラルンプール空港を離陸後に消息を絶ち、墜落したのではないか、とされています。
こちらの事件では、部分的には見つかっているものの、まだ主たる機体の残骸が発見されたという話を聞いておらず、迷宮入りしそうです。
2015年10月11日:トルコ史上最悪の自爆テロ〔朝日新聞〕
100人程度が死亡するという大事故でした。
このトルコを経由してギリシャへ密入国するシリア難民も多くいて、一番不安定な地域となってしまいました。
素人の視点から言えば、
ということで、この点で好ましく思っているのですが、弾圧はいけませんね。
尤も、トルコのクルド人弾圧では、
2015年10月31日:テロリストの銅像が示す歪んだプライド〔韓国の安重根〕:産経新聞
韓国では「英雄」なのでしょうが、普通に考えたらテロリストなんでしょう。
中国でもそうで、中国共産党のために尽した人は「英雄」に持ち上げられる代わりに、政府の見方に反する意見は抹殺され、当人はすぐに拘束・逮捕・投獄・処刑されます。
「人は、金が大切ではあるけれども、金儲けだけのために生きているわけではない」、と考える人に申し上げますが
2016年1月21日:パキスタンの大学、銃乱射で20人死亡 タリバーン一派。シャリフ首相は「罪のない学生を殺す者に信仰はない。必ずテロを根絶する」〔朝日新聞〕
確か新しい大学でしたが、女性が教育を受ける資格をもたないとするのがタリバーン。女性をあくまでも道具にしておきたいのでしょうか。
私の考えでは、キリスト教が植民地支配の手先となって世界に広がった時代がありましたが、イスラム教も「負の一面を利用したい地域」へ広く普及していったようです。
どちらにしても、小さな部族の対立が絶えない地域で民族や国境を越えて意思統一する意味では、それなりに価値があったと思われる普遍的な宗教でしたが、いかんせん一神教でした。
今や「異なる視点」を許さない一神教が原因で世界中が大混乱に陥っています。宗教の力は恐ろしいと言わざるを得ません。
もちろんのことですが、中国・韓国が「異なる視点」を許さない地域に入っていることは、認めざるを得ません。
2016年02月01日:移民問題であれテロであれ、低所得の白人が仲間内でこぼす不満をそのまま代弁〔毎日新聞〕
これは、2016年11月の米大統領選挙を控えて各党内の候補者を絞る予備選挙のうち、共和党のトランプのことを述べた部分から引用したものです。
第1次大戦後のドイツ国民の不満を吸収していった独裁者を思いさせ、ゾッとしますが、アメリカの偏ったマスメディアでさえ、トランプを共和党候補にすべきではないとする意見を出しているとのこと。
さてアメリカで、旧ドイツのヒトラーに見られるような「合法的な独裁者」が登場するのか、心配しながら見守っています。
2016年02月17日:シリア軍は16日、シリア北部で新たに7つの居住区100km2以上をテロリストから奪還(ロシア国防省):ロシアTV ワールド・ニュース NHKBS1
ロシアの発表ですから、それなりに割り引いて受け止める必要がありますが、ISテロリストがこれまたひどいので、シリア軍やロシアの作戦にも意味があるのでしょうが、問題はISがシリアから去ってどこかへ移動した後のことです。
シリアのこれからの問題。
これが、シリアからISが去った後の問題で、先は長そうですね。
2016年02月23日:もしEUを離脱したら、イギリスはテロに対し無防備になる〔ヨーロッパ警察機関の長官〕:BBC ワールド・ニュース NHKBS1
アメリカの予備選挙では、ぼちぼちネガティブキャンペーンが始まるころですが、イギリスでは、すでに恐怖をあおる声明がよく見られます。
2016年02月27日:(トランプ)拷問の必要性を示し、テロリストの家族を殺害しろ〔毎日新聞〕
トランプは、ISが余りにもひどいことをするので、これに対する拷問が必要だと述べています。
一応拷問を禁止してはいるものの、アメリカや中国では陰で堂々と行なわれているようです。
これについては、次を考えるべきでしょうか。
凶悪犯人が銃刀などで人質をとって立てこもっている時
これらを重ねて解釈すると、おもしろいことが分ってきます。たとえば・・・・
そこに警察官の「やむを得ない正当防衛」を超えた違法な行動が、問題になっています。
どちらがいいのでしょうね。
2016年03月22日:ベルギー同時多発テロ
さてついこの間のテロ事件に至りました。
パリの同時テロでもベルギー人が関係していたそうで、ヨーロッパも本格的に物騒な時代になりました。
ヨーロッパ人は決して言おうとしませんが、私はどう見ても「今の争いは宗教戦争そのもの」だと思います。
「寛容」の精神を示した昨今のキリスト教徒でしたが、それは為政者レベルの問題で、「不寛容」が表面化してしまいました。同時にイスラムの「不寛容」も、ずっと前から指摘されています。
通常のイスラム教徒は過激派とはまったく異なるのでしょうが、今こそイスラム教徒が声を上げる時です。
このままだと、イスラム教徒に紛れてしまう過激なテロ活動をする連中の思う壷でしょう。
中東でもISは普通の市民に紛れ込んでしまうため、区別がつかなくなります。これは、今のヨーロッパでも、ベトナム戦でも、沖縄戦でも、朝鮮戦でもみられたことです。
普通のイスラム教徒が、どんな叡智を出せば過激派のテロをなくすのに貢献できるのでしょうか。
それがないと、紛れ込んだ過激派とまともなイスラム教徒を区別できない人たちによる、自衛のための嫌がらせや威嚇が続いてしまうのです。
ユダヤ人とパレスチナ人はともに自らの特性を誇り、相手方は常に帝国主義かテロリストと見る。:P.55 ジミー・カーター「アブラハムの血」 講談社
最後は、記事ではなく、書籍からの引用です。
そう、敵対する者同士は、互いに相手を「帝国主義者」とか「テロリスト」と罵倒したがるのです。当事者ではない私たちは、冷静に「帝国主義」「テロリスト」の意味をわきまえつつ、何かを発信していきたいものです。
シリアや中国で続く内戦状態を目の当りにして、最後に引用したカーターの言葉が、一番響いてくるようです。
人間が憎しみあうと、きりがなくなります。
23年もの間
NHK「クローズアップ現代(月~木19:30-19:55)」を担当してきた国谷裕子〔1957- 〕が 2016/03/17 に最後の放送を終えました。
余りにも長く担当すると、いくら丁寧な言葉遣いだとしても、どうしても思い上がりや上から目線で腐敗するもの。お笑い番組なら許されるとしても、報道番組で「やらせ」が許されるとは思いません。
上記ではリンク切れがあるかも知れません。
国谷裕子については
様々な人が、それぞれに善悪の評価を下しているようで、それぞれに言い分があり、尤もなことだと思います。
人には必ず、裏と表、功罪、あるいは好き嫌いがあるもので、ある視点が正しくて、その他の視点は間違っているので存在を許さない、などという一元的な見方はいかがかと思います。
それぞれの人が、自分の信条に従って、何を言ってもかまいませんが、慎重に判断したいものです。
さてその国谷裕子について、いろいろな見方をまとめてみました。
国谷裕子を肯定する見方
国谷裕子を否定する見方
それぞれの真偽の程は分りませんが、両方とも的を射ているのでしょうね。どちらかというと、否定的な意見のほうを多くとりあげているかも知れませんが(笑)。
「女性の鏡である」と「中国共産党の手先のような言動を繰り返す」の両方が正しいのでしょう。
報道に携わる人間やその親族には、できるだけ特定の国に依存しないのが望ましいと言えます。
いくらひどくても
報道とは関連がありませんが・・・・
ともに女性でした。なぜか共に、「嫌われても好き」の姿勢で一致していますね(笑)。
国谷裕子もまた、中国の汚点をそのまま報道することに抵抗を感じているのでしょうが、それが私的利益尊重にほかならないのです。そしてこれがNHKの体質にぴったり一致したのでしょうね(笑)。
戦前は、日本政府にヨイショし、戦後は中国・韓国にヨイショする、といった、「どこかにヨイショしなければ存立しない」という近年の擬似左翼思想は、鬱陶しく危険な右翼思想と共に、あってほしくはない、と私は考えています。
さて、皆様は、いかがですか。
先日2016年3月
韓国ソウルで、人間囲碁棋士イ・セドル九段とコンピュータソフト「アルファ碁(AlphaGo)」の対戦があり、5番勝負の結果、アルファ碁の4勝1敗となり、人間がコンピュータに負けました。
チェスの世界では、カスパロフがIBMのディープ・ブルーと対戦し
となり、カスパロフが再戦を望んだけれども、ディープ・ブルーは解体されたとのことです。
結局、どっちが強かったか分らないままですが、コンピュータが人間に勝った最初のできごととして讃えられました。
その後、コンピュータの進化とソフトウェアの研究が進み、人間がまったく勝てなくなってきたようです。
ただし人間対コンピュータという場合、なにが平等かという点で意見が分かれるようです。
コンピュータが別のデータベースにアクセスするのを認めるのかどうか、搭載するハードウェアの構成をどうするか、など解決すべき問題はありそうです。
これに対抗するのがプロ棋士1人なんですが、これが平等なのかどうか。データベースにアクセスするのを認めるならば、人間の側も複数で対抗するのが平等というものでしょう。
市販のPCを使うという条件でソフトを開発するなど、意見がいろいろあるようです。
将棋の世界では
人間対コンピュータソフトの対戦も行なわれており、ソフト側が力をつけてきたことは確かです。
ただし対局前に人間がソフトと練習試合ができるなどのルールも作られた結果、コンピュータソフトの弱点を見抜いた人間側が、勝ち越す場面もありました。
「将棋電王戦」(最初のみ米長戦、以降3回とも5人による団体戦)では
当初人間側が、米長と団体戦の全3回で連続して負け越していましたが、4回目の2015年には人間が3勝2敗と初めて勝ち越しています。
5回目の今年2016年には新しく「電王戦」が作られ、「山崎」ー「PONANZA」の2戦勝負が予定されています。日程は
1局目は、2016年4月9日~10日
2局目は、2016年5月21日~22日
まだどちらが強いかの結論は出ていないようです。
囲碁の世界では先日2016年3月
イ・セドルとアルファ碁との5番勝負の結果、人間側が1勝4敗と圧倒的に負けています。
ただし、人間同士の対局では「対局相手の過去の棋譜」を研究することができるため、これに習って人間がソフトを事前に研究できる段階になれば、将棋のように人間側がコンピュータソフトの欠陥をつかみ勝てるチャンスが到来するかもしれません。
将棋や囲碁を問わず、コンピュータ対戦では、ルールをどうするか、に関して共通化できるかどうか、検討する価値がありそうです。
それぞれのゲームでルールが違うのは当たり前ですが、
そうではなく、「人間と機械の対戦」という点で共通化できることがあるはず、だと思うのです。
もし共通化できれば、これらを理解する私たちの視点が、また変わってくることでしょう。
ただし金儲けだけに専念する組織ならば、そんなことはあり得ませんが(笑)。
かりの話ですが、
もしもロボットと人間がサッカーをして、人間が負けたとしてもこれだけ大きく話題にはならなかったでしょう。
やはり人間特有と思われたゲームである、チェス・将棋・囲碁での人間対コンピュータソフトということで、これだけの話題になったものと思われます。
繰り返しになりますが
人間同士の戦いではなく、人間と機械の戦いでは、どういう対局条件にするかで、結果が大きく異なる時代になってきたようです。
機械の側が無制限でいいという時代は終わり、市販のハードウェアでソフトを作動させるとか、人間にソフトの試用を認めるなど、どういう条件がいいのか、そういうルール作りの面で、将棋界と囲碁界の叡智が試されていると思います。
コンピュータ将棋の歴史を少しさかのぼりますと
1985年:森田将棋発売
もう30年も前の話なんですね。私もこれと対局しましたが、黎明期とはいえ、もう話にならないほど弱く、私の側が2枚どころか、6枚以上落としても勝てるという有様で、むしろ開始から何手で詰ませられるか、その最短手数を競う有様でした。
これを考えると、昨今の将棋ソフトは充実してきましたね。
私が今所有しているのは、12年ほど前のソフト。
一杯気分でしかやりませんが、もちろん当方の駒落ちでは無理なので平手でやっても、なかなか勝てなくなってしまいました。時代の移りかわりを実感する昨今です。やがて向こうに駒落ちをしてもらうことになるかも(笑)。
え、しらふでやればどうですか、っていうのですか? 怖いのでやったことがありません(笑)。
その後、私はこの将棋ソフトを
に使うようになりました。
これの積み重ねで、感動的な棋譜さえ記録に残すことができ、いつでも再現できるようになりました。
将棋ソフトを使わない段階でもそれは可能でしたが、一層少しでも将棋を理解できていることのありがたさを感じた次第です。
最後に将棋のプロ養成機関「奨励会」のことですが
今、2段リーグまでは両方にわかれて対戦していますが、愛知県出身の小学校6年生藤井聡太(2段)が関西奨励会2段リーグで好成績をおさめ、来月4月からいよいよ統一の3段リーグ(これは関東だけ)に参加することになったようです。
もしもですが、藤井がに上位2人に入れば9月には中学生プロ棋士が誕生します。その場合プロ棋士14歳7カ月という加藤一二三〔1940- 〕九段の最年少記録を超えるとのこと。
加藤は今、順位戦のC2級〔5つある級(A・B1・B2:C1・C2)のうち最も低い級〕に属し、2015/04~2016/03年度は0勝10敗〔全敗〕でした。よって、来年2017年3月か次の年には「引退に追い込まれる」可能性があるプロ棋士です。これまた時代の移りかわりを感じますね。
なお、藤井聡太は
昨年2015年の詰将棋選手権チャンピオン大会では、名高いプロ棋士やアマチュアの詰将棋専門家を抑え「全問正解」で優勝しています。ものすごい人ですね!
この将棋解答選手権チャンピオン戦の今年は、明後日 2016/03/27 に行なわれます。これまた楽しみな戦いですね。
中国人観光客の爆買いについては「中国に関する醜聞 95 爆買い」にて書きましたが、今回はその続きです。
中国人観光客による日本での爆買いに関して、笑えない「笑い話」があります。
中国人観光客が日本で何かを買って、中国へ持ち帰ってよくみると製品に「MADE IN CHINA」と書かれているのを発見!
さてこの時の、中国人の反応や、いかに!
普通なら
わざわざ外国へ出かけて買ってきたものが自国で作られているのを見れば、「がっかり」する、あるいは「だまされた」と感じるものなのですが、中国人はそうではない、というのです。
私も最近知ったのですが、なぜなのか、おわかりでしょうか。
中国社会は、言うまでもなく、だましあいの社会
だますほうが賢いのであり、だまされるほうがバカなんですね。よって「賢い」中国人なら、親族以外の誰も信頼しないらしい。
「人を信頼できない」という生活の知恵は、中国社会では「永遠に変わらない真理」なのでしょう(笑)。
信頼できる社会を構築する前に、爆発的な経済発展をしてしまった、のなら悲しい運命ですね。
中国人が中国人をだます社会では、
中国人が作る製品は、「衛生上」「品質上」「価格上」、信用できない。まずはこの現状を知った上で、中国人がなぜ日本で爆買いをするか、ですが
思い起こせば
2008年に中国天洋食品製の冷凍ギョーザ問題が発生したため、それ以降、中国で製造し日本へ輸出する場合、かなり管理を徹底し品質を向上させなければならなくなったようです。
品質を上げるには、様々な管理面での強化が必要です。そんなものは日本人なら当たり前、という声が聞こえそうですが、それだけ高価格になるのです。
つまり低品質で金儲けしていたところ、問題が起ったため高品質にしなければならなくなり、人件費に跳ね返り価格が高騰して輸出しにくくなった、ということですか(笑)。
そこで、同じ中国で生産されたにもかかわらず
中国社会向けの製品より、日本へ輸出する製品のほうが、衛生面・品質面・価格面ではるかに上
になってしまったのです。よって
中国人観光客が日本にやってきて、「made in China」をみると安心し、喜んで爆買いするのでした。
日本で買った製品が自分の国で製造されたと知って
中国人は、がっかりするどころか、日本向けに生産されていることを知り喜ぶ、という不思議な光景です。
運賃の分だけ高くなるのでは、という懸念など吹っ飛ぶほど「高品質・高価格」になったのでしょうか。
運が良ければ、日本への往復運賃など帳消しになるほど魅力的な「転売」先さえみつかり、ついでに中国ではあり得ない「安全」な日本旅行があるのですから、もう、やめられませんね。
う~ん、わかります、その気持ち(笑)。
ただしそういう客をスパイにして利用しようとする中国共産党があることも、これまた、知っておきたいものです。中国政府が通常の政府ではなく、中国共産党による一党独裁政権であることをお忘れなく!
またこれは、中国以外の人も言いがちですが
中国人の爆買いの話に戻りますが、中東には
富裕層を相手に大金と引き替えに、命を落とす可能性がある粗末なボートを提供し、難民として密出国させるのを生業(なりわい・すぎわい)とする仲介業者がいます。
そして中国にも
観光客を装った人たちを日本へ放って購入させて、これを買い取り高額で売りさばく仲介業者がいるのですね。
ただし、そういった不法業者が
薬物や武器の密売とどう関係しているかについて私は詳しく把握しておりませんので、軽々には述べられません。
私の予言では、多分2016年中には、そろそろ
中国共産党政府が「外国での爆買いは密輸である」と見なし、これを禁じ始める、と確信しております。
個人購入のレベルを超えた数多くの爆買いを中国共産党がを禁止すると、必ず日本政府が反対を表明するであろうから、中国共産党としては、何とか「中国共産党に不利益とならない」ような屁理屈を編み出すよう鋭意検討中であります(笑)。
そうです、独裁政権下にありがちですが
やがて禁止されるこの爆買いで金儲けをして美酒の杯をあげることができるのは、相変わらず一部の「狡猾(こうかつ)」な人だけなのでした。
国家による経済失政をくぐり抜けようとする庶民を厳しく取り締まるのは、弾圧国家ではごく普通のことなのですね。
爆買いについては、これ以外の解釈をする人がたくさんいると思われますが、私の解釈は以上の通りです。
反論があるだろうことは、十分に承知しております(笑)。
ヨーロッパ情勢では、分らないことが多すぎますね。
2015年にあれほど騒がれたギリシャの財政問題。
しかしシリア空爆の結果、想像を絶するほどの難民がヨーロッパへ押し寄せ、特にEUのドイツやイギリスを目指して移動してきました。
表面的には、難民問題が、ギリシャの問題を後回しにさせてしまった、と言えます。
EUと、EU未加盟のトルコが、話し合っています
両者の交渉が進んでいるとは言え、難民問題が解決したとはまったく言えず、ますます困難を迎えています。
トルコからギリシャへ入国した難民をトルコへ強制送還する交渉は、根本的な解決にはならないものの、当面の対症療法にはなる、と判断しています。
あと3ヶ月後に実施される予定になっているイギリスの国民投票「EU離脱に賛成か反対か」の結果次第では、再びギリシャ問題が表面化するかも知れません。
かつて財政問題は
ギリシャの内政問題だったのでしょうが、EUに加盟したからには、権利を主張するだけでなく、何らかの義務もあるはずです。
果たして、ギリシャが腐敗構造と肥満体質をなくせるのかどうか、見ものです。
ギリシャのリゾート地コス島でシリアなどの難民をまえに通り過ぎる人たち。
ギリシャ政府は、自国の経済を建て直すのに精一杯で、難民の世話まで手が回りません。一方、親切にし過ぎてもいけない、という考えがあるのも事実です。:中東からの難民船流入ルート 世界のドキュメンタリー NHKBS1 2016/01/04
2015年になって突然、
海路と陸路(トルコ経由)などで、大量の難民が中東からギリシャへ押し寄せました。このドキュメンタリー番組では、コス島に滞在して通り過ぎる「リゾート客」と、滞留する「難民」を対比させているようです。
ゆったり過ごすために「合法的」にコス島へやってきた大金持ちと、住めなくなった祖国から難民として「不法」にコス島へ渡ってきた人が、同じ時間帯に同じ場所で見られるというのは、視聴者に訴えるものがある、と制作者はみたのでしょう。
ギリシャとしては身から出た錆とはいえ、財政再建のほうが優先されるべき問題でしょうから、難民がギリシャに入ってきたことより、この国を素通りしてマケドニア経由で他のEU諸国へ移動してくれるほう望んでいるのでしょうか。
このあたりで、私が理解している範囲での「各国の言い分」を聞いておくのもいいかと思います。
ギリシャの言い分:
多くの難民が、場所として最適なギリシャへ押し寄せてきていている。同じEUなんだから、難民をもっと公平に各国で分担してもらいたい。
特に、ギリシャが国境を接しているマケドニア〔EUとNATO両方に未加盟〕が国境を閉鎖して以来、大量の難民がギリシャに不法滞在するようになり、大きな社会問題になっている。
ギリシャは財政で苦しんでいる。EUはもっと資金援助してほしい。
EUの言い分:
粉飾決算してEUに加盟したギリシャは難民に対して、まともな国境管理をしているのか。
分相応の生活をして痛みを知り、難民の防波堤になるべき。
トルコとEUの交渉次第では、トルコからギリシャに来て不法滞在している難民をトルコへ強制送還することになり、EU同盟国ギリシャをささやかに守ることができる。
私の考え:
EUの基本的な考え方は、ヨーロッパ内陸部を想定したものであり、ギリシャなど外縁に位置する諸国に配慮したものではなさそう。
ヨーロッパ各国では第2次大戦後に連携が試みられ、その後、ギリシャ・スペイン・ポルトガルなどが加盟しています。結成当時には、中東からEUのギリシャへ難民が押し寄せることなど、宗教上の問題もあり、全く想定していなかったようです。
これらを前提とすれば、財政問題を隠蔽してEUへ加入したギリシャがなおも分不相応の国内政策をとり続けているのを見て、根本的な解決のためには、もっとギリシャを懲らしめなければならない、とEUが考えるのもやむを得ない、と思われます。
とはいえ、国内で多くの同意を得ないまま難民を大勢受け入れようとしてこの1年で国内を大混乱に落とし入れたメルケル政権の問題もあるでしょう。受け入れ表明から1年程度で強制送還に切り替えたことをみても、慎重さが足りなかったと言えます。
3ヶ月後の2016年6月に予定されているイギリスの国民投票
まったくどうなるか予想できませんが、
などが加味されて
これだけの組合わせごとに、テロ対策/EU難民問題/ギリシャの財政問題、を考えなければならないのですから、それはそれは大変(笑)。
もう一つは
ロシアも含め、EU主要国がシリアを空爆して難民を多く生み、その難民がEUに押し寄せているのであり、責任がどこにあるのかあいまいなままギリシャにだけ責任を押しつけるものではないでしょう。
今ではEU未加盟のトルコに対しても、早期加盟を図るという前提で難民について交渉していますが、もしもトルコがEUに加盟したとすれば、その後どれだけトルコにさまざまな責任を押しつけるのだろうとも想定でき、EUに加盟しなければ良かったと抗議するトルコ人が増える事態もありうると、老婆心ながら心配しています。
ロシアが本格的なシリア空爆を終えたらしいのですが、
このロシアの決定は、中国と同じで、裏で何をしているか分らない面を想像させ、まだまだシリアの人たちは不安な避難生活をおくっています。
またロシア側と西側が、
互いに相手の発表を否定する「非難合戦」を繰り返しており、私にはどちらがよりまともなのか、判断できない状況です。
それは、一方的な情報だけで判断してはおらず、双方の情報が入っていることを意味していますが、それでもまともな判断をしかねているところです。
やがてその真偽も、はっきりするのでしょうね。
互いに手の内は隠されていますが、いままで見てきた国の体質から言って、ロシアが都合の悪いことを決して公表しないまま都合のいいことだけを公表しているのではないか、とは、薄々感じていますが(笑)。
誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。
ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。
バージニア工科大学銃乱射事件とは、アメリカ合衆国バージニア州ブラックスバーグのバージニア工科大学で2007年4月16日(東部標準時)に発生した銃乱射事件。33名(教員5名、容疑者1名を含む学生28名)が死亡。
容疑者のチョ・スンヒは、バージニア工科大学4年に在籍していた当時23歳の男子学生であった。8歳の時に一家で韓国ソウルからアメリカに移住した在米韓国人で、韓国国籍だがアメリカ永住権(グリーンカード)を所有していた。家族は、両親と姉の4人家族であった。:Wikipedia
9年前も前の事件ですが、アメリカ人にとってぬぐえない記憶となっている「史上最悪の大学構内での銃乱射事件」。
この原因は、はたして朝鮮半島人の火病(かびょう)だったのでしょうか。
どこにでも抑圧され不満をいだいて事件を起こす人間がいるものですが、残念なことに、またまた韓国出身者の犯罪が見られ、あまりにも偏り過ぎているように思われます。
注意すべきなのは、
こうなった朝鮮半島人が、自らの原因を考察することなく、まったく関係のない外部へ攻撃をすることで、自らの原因解明にフタをしてしまう
という欠点です。
またこの犯罪をきっかけにして、在米韓国人へのテロを警戒しているとのことですが、もともと韓国人そのものが差別主義者・テロを生み出す元凶(げんきょう)なのではないか、という謙虚な視点が欠けていて、守りの姿勢が攻撃に転ずる典型的な特徴がみとめられ、またまた同じような犯罪が繰り返し起きそうです。
オイコス大学銃乱射事件は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランドにあるオイコス大学で2012年4月2日に発生した銃乱射事件である。学生7名が犠牲となった。容疑者として韓国系アメリカ人コ・スナムが逮捕されている。:Wikipedia
米国の韓国系女性弁護士、夫と女性職員に銃乱射後に自殺
米アトランタのコリアタウンで、ある女性弁護士が銃を乱射し、韓国系の2人が死亡し、1人が重体となった。:韓国中央日報日本語版2012年04月12日
またまた韓国系による銃乱射事件が発生しています。
いくらかの事件は民族や国に関係なく発生するものですが、これほど連続すると、朝鮮半島人の火病(かびょう)に原因があるのではないか、と疑ってもいいでしょう。〔Wikipedia〕
例によって韓国系米国人は、必死になって国籍・素性を隠そうとするでしょうが、その隠蔽工作こそ事件を再発させる根源だとは知らずに・・・・・・。
一過性の病気ならば、原因を探ることによって治癒されるものですが、隠そうとすると、当面は隠蔽できても、近い将来ふたたび発生する風土病と化すことは間違いないでしょう。
こういう犯罪が続くと、アメリカのライフル協会などが
「教師や学生が銃を持っていたら、犠牲者はもっと少なかっただろう」
という声明を出すのがふつうで、これは日本人として
「それは違うだろう」
という違和感があります。
もしも「教師や学生が銃を持っていた」としたら、その事件では犠牲者が少なかったかも知れませんが、新たに別の事件があったであろうことには疑いはなく、「犠牲者の総数はもっと多かっただろう」
と考えることなど、あり得ません。当面の自分の安全にしか考えが及びません。なにしろ米憲法で保障された「自己防衛の武器」なのですから、簡単に放棄できないのです。
日本で言えば
しかしトランプの躍進がなければ
おそらく私は、アメリカの銃規制について、通り一遍の理解しかなかったと思えば、トランプに感謝?しているところです(笑)。
何を言ってもいいけれど、
言ってはならないこともありますね。今アメリカでは大統領候補を絞る党員集会やら予備選挙が各州で進行中。共和党予備選ではトランプが好調なようです。
しかしトランプが
その下品さゆえに、一部のアメリカ人、メキシコ人やイギリス人、その他の人たちから強烈に反発されていることも、知っておかねばなりません。
過激で危険な主張を繰り返すトランプですが、簡単に乗り越えられる木の柵だけが延々と3000kmも続く貧弱なメキシコ国境を超えて侵入する不法移民や中東からの移民に仕事を奪われたと不満をもっているアメリカ人には、高く支持されているようです。
この共和党の素人政治家トランプは
これらの不満を巧みに取り込んで支持者を増やしていて、国民の「口にはできない本音」を並べてくれて不満解消には最適なのでしょう。
ただし、国の長として適切かどうかについては大いに疑問があり、アメリカ国内改革は大いに結構だけれども、この人に外交を任せるのは、それでなくても不安定なアメリカを、「得意の不満受け入れ演説」でもって思いつき処理する危険な方向へ向かわせるのではないか、と私は心配しています。
尤も、トランプを危険視するアメリカ人もいて
トランプが共和党の代表になる公算が強いので、最後の本選挙では、民主党で勝ち残るであろうヒラリーとの一騎打ちか、と考える人も多いらしい。
そしてまだそれほど聞かれませんが、近々、アメリカで例の薄汚いネガティブキャンペーンがぼちぼち始まるでしょうから、この為の選挙費用がかなりかさむでしょう。
トランプも「これから発生するであろう馬鹿げたほど高額の選挙費用」を自己資金だけに頼るようなマネはしないでしょうから、広い支持者から資金集めをするので自然に過激さが抑えられるだろう、と見る人もいます。それがトランプの姿勢に一貫性がないと見なされるかどうか、なんでしょうか。
8年くらいに1度だけとはいえ、「表現の自由」を根拠にアメリカのテレビ会社・新聞社だけがボロ儲けできるのか、と笑ってしまいます(笑)。残念ながら資金力が当落を決めるという一面があり、これが従来の政治家に期待しないトランプを生んでいる、という矛盾もみられます。
私は、いまひとつアメリカの選挙制度について詳しくないことと、アメリカに住んでいないので選挙権がないこと、などから
民主党・共和党のどちらに転んでもやむを得ない、と考えてはおりますが、自分なりの意見はあるつもりです。
しかし、トランプが大統領候補として名乗りをあげたため
深くアメリカ社会にくい込むのを許した制度のおかげで発生したとされるリーマン・ショック〔2008年〕。このあたり以降、アメリカがかかえる深刻な恥部を知ることができるようになったのは、ありがたいことでした。
こういうごまかしの演説をする人はどこにでもいるので気にとめていませんが、「なぜ、かなり多くのアメリカ人がトランプを支持しているのか」が疑問でした。
もしもトランプが大統領選に出馬しなかったら、私はアメリカの実情を理解しないままだったようです。ということで、住んではいない異国の地のことから何かを把握するきっかけが得られたのには、それなりの価値がありそうです。
いままでアメリカには
1950年ごろの創造的ではあったけれども薬物まみれだったジャズ界、ハリウッド映画に見られる暴力性、などのイメージが強かったのですが、トランプのおかげで
などのわけが、少しずつとはいえ見え始めたのです。
私としては、共和党そのものから
ブッシュ父子が起こした湾岸戦争やアフガニスタン戦争・イラク戦争の大失敗を思い出してしまい、軟弱?な民主党政権のあとで、再び共和党のトランプ大統領が誕生するのではないか、とかなり不安になっているのは、事実です。
ここで私が「トランプの品のない発言にうんざりしている」ことだけは、どうしても言っておかねばなりません(笑)。
かといって民主党政権になれば・・・・
特にオバマ大統領〔2009/1-2017/1の予定〕が就任早々にしてノーベル平和賞〔2009年〕を受賞したため、「ノーベル平和賞のオバマは反撃できないはず」とにらんだ中国が、軍備を強化し違法な埋め立てを進めてきたことを、忘れてはいけないでしょう。フィリピンなどをみているとさらに納得できるでしょう。
シリアの空爆などもあり、オバマはノーベル平和賞を返上すべきだという意見も出ています〔ロシアの声:2014.08.19〕。
この返上意見については
「返上すべきだ」ではなく、まだどうなるか分らない大統領就任直後のオバマの演説内容だけでノーベル平和賞を与えた側により大きな間違いがあったのであり、オバマだけに責任があるのではない、と私は思っています。
とにかくノーベル平和賞は
問題がありすぎ、ノーベル平和賞受賞者が攻撃的になれないだろうと読んだロシアや中国や北朝鮮などの独裁政権に逆用され、世界に「平和」をもたらしたどころか、かえって「対立を深めた」と言えるのでした。
希望的観測だけでノーベル平和賞を決めるのには大きな危険がともなう、ことを示したようで、将来のノーベル平和賞選考に大きな影響を与えるはずです。
こんな時に、
アメリカで再び軍事的に強硬な共和党が政権を取れば、世界の情勢が、いい意味でも少し、多くは悪い意味で、変わることでしょう。
「世界の警察官」をやめたはずのアメリカに、再び「世界の警察官」を期待する人が、アメリカにも増えたのでしょうか。
それとも、口先ばかりが達者になったアメリカの政治屋に嫌気を感じる人が増えたため、トランプのような政治家が出現するほど、アメリカで厭世観が浸透したのでしょうか。
一方で、民主党政権が続くなら
ロシアや中国の横暴を許すだけだ、と見ている人もいます。
中国やロシアの為政者たちは、民主党政権のままであってほしいと願っていることでしょう。
さてどちらがマシな選択なのか、私にも分りません。
今回の引用記事
【AFP=時事】メキシコ前大統領のフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)氏が27日、発言の中で米大統領選について触れ、共和党の指名候補争いに出馬しているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を、ナチス・ドイツ(Nazi)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)と比較し、人種差別主義者(レイシスト)だと非難した。:AFP=時事 2016年2月28日
さてさて、アメリカ人が
もう論外だ
と見放した人が多いと思われる朝鮮民主主義人民共和国。にもかかわらず、そういう国に民族の本質を求める人が多いとされる韓国。
もう病気ですね、この朝鮮半島は。
その病気の本質を突き止めるきっかけを見つけようとするのが、このブログの趣旨でした。
「民主主義」や「人民」がない地域にかぎって国名に「民主主義」「人民」が見え、いとをかしう侍れ!
はいはい、はべっておりますよ(笑)。
国連から厳しい制裁を受け、その反動で国民を飢餓に追い込みながら、一方では幹部に「失敗すると粛正する」という恐怖の服従を強い、国として存続できるかどうかの瀬戸際にある北朝鮮。
さて今回はどんなお話になるやら!
北、露重油を密輸 中国企業介し制裁逃れ
北朝鮮が、ロシア産重油を中国企業を介して経済特区の港に運び、積み荷を放棄させる手続きで密輸していたことが15日、中朝関係者らへの取材で分かった。代金は中国企業を装って中国国内で決済。この重油からは、国連安全保障理事会の対北制裁で禁輸となった航空燃料も精製できるという。軍事転用可能な物資の北朝鮮への流出が懸念される中、制裁を骨抜きにするルートの存在が新たに浮き彫りになった。:産経新聞 :2016年03月16日
ようやく中国も、
北朝鮮への制裁に参加したか、
と喜んでいる方がいるでしょうが、残念ながらそれは大きな勘違いでした(笑)。
中国は、ごまかしの手法を慎重に考え、「よし、これでいける」と判断できる裏道を編み出したから「北朝鮮を制裁する」のに賛成した、とみるほうが現実に近いと思われます。
そもそも
「中国そのものが制裁の対象となるはずの国」なのであり、そういう中国が「素直に北朝鮮を制裁する」はずがありません。
こういう国が
何の間違いか国連安保理常任理事国となり拒否権を持っている2016年の現状を、後世の人は「落語のようにおもしろい」と思うはずです(笑)。
もちろん「自らを制裁する法案がでた」としたら拒否権を使うのでしょう。国連改革の必要性があるゆえんです。
陸上で北朝鮮と国境を接するのは
中国・韓国・ロシアで、これらすべてが全体主義的な一元国家であるのは、おもしろいですね。
特に北朝鮮を背後から操っているのが中国であることは、もう誰もがわかっていることでした。
と似ていますね。独裁国同士は互いに利用しあうものですから。
いくら制裁に参加したとしても、中国がこそこそと裏で取引をするので、ほとんど「制裁」の意味がありません。
国民を飢餓に追い込んでおきながら、
その悲惨さを見せしめにして周辺幹部を徹底的にしめあげる非道な集団、北朝鮮。
金正恩氏、葉巻密輸摘発「顔に泥」と外交官召還
【サンパウロ=吉田健一】ブラジル駐在の北朝鮮外交官2人が昨年9月末、外交官特権を利用し、4000本近いキューバ産葉巻を転売目的でブラジルに持ち込もうとして摘発された事件で、金正恩(キムジョンウン)第1書記が「国の顔に泥を塗った」と激怒して2人を昨年秋、家族とともに召還。
それ以降、中南米地域で北朝鮮によるキューバからの葉巻の不正持ち出しが一時止まっていると複数の北朝鮮関係筋が本紙に明らかにした。:読売新聞 :2016年03月15日
そうなんです
先日ブラジルが、「不法操業をしていた中国漁船が体当たりしてきた」のでこれを撃沈したというニュースがありました。
中国漁船は怒り心頭に発すると、相手に対して体当たりするのが相場ですね。
ブラジルは、リオデジャネイロ五輪の準備が間に合うのかと心配させておりますが、それでも匹夫の勇を演じる暴力的な中国やペテン国家北朝鮮に対して毅然と対応しているようです。
日本海に短距離ミサイル2発=飛距離500キロ、演習に反発か―北朝鮮
【ソウル時事】韓国国防省によると、北朝鮮軍は10日午前5時20分ごろ、北朝鮮南部の黄海北道サッカンモルから、日本海に面した江原道・元山の北東方向の日本海上に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射した。:時事通信 2016年3月10日
これは3月7日から始まった史上最大規模の米韓合同演習に反発したミサイル発射だと思われます。
北朝鮮のたび重なる暴言と挑発→国連決議で非難→北朝鮮が反発し水爆実験→さらに重い国連決議→北朝鮮がミサイル発射→米韓合同演習→北朝鮮が再度ミサイル発射
と限りなくつづく、制裁と反発。もう後には引けないのが朝鮮半島人なのでしょうか。
こう見てくると、同一民族である南側の「韓国」の無頼な民族性も推して知るべし、というところです。
「羅津(ナジン)・プロジェクト」破綻で韓国はロシアとも敵対か。:韓国ハンギョレ紙日本版 2016.03.06
北朝鮮の東北部、ロシア国境に近いところで展開されていた韓国・ロシア・北朝鮮による事業だと思われますが、これを韓国が制裁の一環として中断するようです。
これにより、いずれも北朝鮮関係で
つまり韓国は、北朝鮮問題で、中国とも、ロシアとも、対立し始めたようです。
韓国が「積極的に制裁した」というのは、アメリカによる、韓国と中国、韓国とロシア、の分断作戦が成功したとも見られます。
フィリピン政府、制裁決議に基づき北朝鮮の貨物船を差し押さえ
フィリピン政府は5日、出港禁止とした北朝鮮の貨物船について、国連安保理の制裁決議に基づき、この船を差し押さえたことを明らかにしました。:2016年3月6日TSB系
制裁されても、平気で威嚇する北朝鮮を目の当りにして、最悪の暴発を想定しながらも、厳正に制裁を続けるしかないでしょう。
差し押さえられても何のその、どんどんエスカレートして制裁破りを試みる北朝鮮ですが、たとえそうであっても私は、この国に幸あれと祈らずにはいられません(笑)。
2016/03/20のニュースでは
米韓軍が「北朝鮮への上陸を想定した合同演習」を行なったのに対抗して、北朝鮮軍が「ソウルを解放する」ために「韓国への上陸を想定した演習」をしたと報道されています。
共産主義国の常套手段ですが、自分たちの侵略性を棚に上げて、「相手を解放する」という言葉を使いたがります。いったい世界中のどの国が北朝鮮や中国に「解放されたい」と思っているのでしょうね。冗談もいい加減にしてほしいものです。
もちろん「相手を解放する」の裏には「(独善的な根拠に基づき)自分に正義があり、常に相手が間違っている」という思い込みがみられ、笑ってしまいます。
今いちばん危険な状態にあるのが北朝鮮関係で
最悪の場合に備えて、中国やロシアと根回しが続いているはずですが、これは決して表には出ないことでしょう。
本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
中国に「親近感なし」83%=過去最高更新、対韓感情は改善―内閣府調査
内閣府は12日、「外交に関する世論調査」を発表した。
それによると、中国に「親しみを感じない」と答えた人は、2014年10月実施の前回調査より0.1ポイント増の83.2%となり、過去最高を更新した。対中感情の悪化は2012年以降続いており、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の対立や、中国による南シナ海での人工島造成などが背景にあるとみられる。
中国に「親しみを感じる」と回答したのは前回と同じ14.8%にとどまった。一方で、日中関係の重要度を尋ねたところ、「重要だ」は73.3%となり、「重要だと思わない」の22.5%を大きく上回った。
日韓関係では、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は、同1.5ポイント増の33.0%。外務省は「15年の日韓首脳会談や、慰安婦問題に関する日韓合意が影響した」と分析している。ただ、韓国に「親しみを感じない」という人は64.7%で、前回より1.7ポイント減ったものの、依然として高いレベルだった。:時事ドットコム(2016/03/12)
こういうニュースをみると、時代の移りかわりを感じます。
覚えていらっしゃいますか。一昔前、日本の世の中は不思議な傾向を見せていました。
そして30年後の今
この20~30年でまとめると、次のようになろうかと思います。
不思議な関係ですね(笑)。
「日本」と「中国・韓国」は、かくも難しい関係なのでした。
これを「時間差攻撃」と呼ぶならば呼べ、というところでしょうか。
ただし中国人は
昔から不気味な企みをすることで知られています。金儲けのためなら何でもします。よって日本とアメリカを分断することによって、中国に利益があると考えたら、他人を刺激するのを嫌う日本人に向かってニコニコ笑顔を振りまくのに何も躊躇しません。この点を誤解なさらないやうおねがひして、本日のブログを終えることとします。ご静聴ありがとうございました。←どこの国の大統領選に立候補するというの?。
一時(いっとき)の親近感や嫌悪感は、あくまでも代表的なものであり、すべての人に該当するわけではありませんね。