カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

呪文いろいろ

2015年01月23日 17時48分26秒 | 生き方

世の中には、いろいろな

  • おまじない
  • スローガン
  • おだいもく
  • じゅもん
  • モットー

がありますね。

宗教系になると

どうしても自分とは異なる異教徒の「おまじない」のたぐいを、排斥、差別、忌避(きひ)する傾向があります。自分の宗教が世の中で一番正しいのですから当然ともいえますが、しかしそれが世界の対立を激化させていると思います。

信じている人は使うけれども、信じていない人は使わない。日本人の私たちは、この、あいまいさ、鷹揚(おうよう)さ、二律背反でない広さ、を永遠に持ち続けたいものです。尊重はしながらも、とらわれない、拘束されない、という美点ですから。

過激派の乱射たてこもり事件が多いですね。

「テロ反対」にはもちろん賛成しますが、「テロ反対」だけではなく、そのために何をするか、なにができるか、がより大切で、それがないまま「自分の宗教しか認めない」となると、と永遠に宗教対立は続いてしまいます。

「戦争反対」にも同じことが言えそうです。ただ反対ではなく、そのために何を発言し、どう行動するか、ですね。「語り継ぐ」のは崇高な行為ですが、さらにもう一段高みへあがり、そのために何をするか、なにができるかに、思いを巡らしたいものです。なぜかといえば、「悲惨さ」を語り継いでいても、そんなのには何の価値もなく自分の利益だけが最優先される、という人たちが世の中では圧倒的に多いのですから。

異教徒に対する「尊重」の念がなく、ただ自分の宗教を最善とした上で言論の自由を叫ぶ人たちがいたとしたら、私には許せないあの過激派と同じように見えてきます。

「テロ」に屈しない、これは大切なことで、脅せばなんとでもなると思わせてはまずいでしょう。しかし、異教徒を排斥しながらテロに屈しないというのでは、再び悲惨な世界戦争への道が開かれるのでは、と危惧するのです。

  • 家内安全         一般系
  • ヤンバラヤン       紗梨系
  • テクマクマヤコン     亜子系
  • ちちんぷいぷい      伊丹系
  • くわばらくわばら     雷電系
  • ビビディ・バビディ・ブー 新出例羅系
  • 鏡よ鏡          白鹿系
  • 南無阿弥陀仏       冗談系
  • 妙法蓮華経        北家系
  • アーメン(エーメン)   湯田家・霧巣戸系
  • アッラーフ・アクバル   椅子羅無系

 


韓国の凋落

2015年01月17日 09時39分26秒 | アジア

知人が一生懸命に努力しているのに理不尽にも不遇を続けているのなら

  • 運命の過酷さを理解し
  • なんとか助けたいと考えて
  • 可能な範囲内で援助をしたい

と思うものです。

しかし長年にわたり日本から韓国を見ていると

この国では、為政者も、国民をあおるマスメディアも、どこかおかしい。

  • 自己中心
  • うぬぼれクセ
  • ニンニク臭い・・・・これは直接関係がないが話をするとき強烈すぎる
  • 視野が狭いこと
  • 客観性を欠くこと
  • パクリ癖があること・・・・なんでも自分の発明にしたがる
  • 人の話を聞かないこと・・・・自分も話す価値のない話をする?
  • 人を小馬鹿にしたがる
  • 平気で偽造と捏造をすること
  • いつも上下関係を決めたがる
  • 自らをふり返る習慣がないこと
  • 国外でも様々な問題を起こすこと
  • 妙な差別意識から抜けきれないこと
  • 中華の独善を絶対真理と信じ高慢なこと・・・・中国の属国か?

韓国人にも、いいところがたくさんありますが、このような問題点もかかえているため、悲惨な事件事故以外では、積極的に協力したい、とは思えないのでした。

一生懸命に努力しているならいいのですが、そうは見えず

  • 韓国人は、言っても聞かない「成長段階のやんちゃ坊主」にしか見えません。
  • ですから、韓国に何か不都合なことが重なれば、「やがて思春期?を迎えて静かになるのではないか」と期待してしまう(笑)。
  • こんな程度の隣人が、少々の壁にぶつかっている程度であるならば、「干渉」しないで静かに見守るのもオツなもんです(笑)。 

韓国が「形式的に」民主化したのが

金泳三〔キム・ヨンサム 1927- 〕が大統領に就任した1993年ごろだとすればまだ22年しか経過していないのであり、その韓国に「まともな国たれ」と期待すること自体が、あまりにも残酷。

それでも私は、2015年1月の段階で、韓国にどのような「不都合」が起こっているかを、列挙してみたくなりました。

経済問題

  • あらゆる面で日本からパクってきた韓国ですが、やがて韓国企業もコスト高に苦しむようになり、中国に工場を建設して低価格で生産し自国へ輸入するようになり産業の空洞化を招きました。そう思っているうちに、すっかり技術を中国にパクられてしまい、今や韓国には工業製品から農業製品に至るまで中国製であふれてしまい、一部の大企業をのぞいて瀕死の状態にあるらしい。国の中核となる中小企業育成を粗末にしてきたから、と反省しているでしょうか。むりですか(笑)。
  • 韓国経済に相次ぐ警告音」とするのは韓国ハンギョレ紙。
  • 景気回復に急ブレーキ」とするのが韓国中央日報。
  • 韓国東亜日報によれば、IOCが2018年冬季オリンピック平昌(ピョンチャン)の進捗状況を視察して「予定通り順調に進んでいる」と述べたようですが、「実際は遅れている」けれども、いつものように袖の下を使って強硬に「順調」と言わせた疑いを消しきれません。というのは例のごまかし術が頭をもたげ「日韓共同開催」を日本へ打診したようだからです。しかし先のサッカーWC日韓共同開催で懲りている日本が、普段から徹底して邪険にしてくる韓国の打診を受けることは、なかったらしい。
  • 中国・韓国のFTA交渉がほぼまとまり、工業製品や、米以外の農産物などの関税を90%程度まで撤廃するとのこと。今でも大変なのに、韓国市場により一層中国製品が溢れることでしょう。

政治問題

  • 朴槿恵(パク・クネ)の支持率が35%と、大統領就任2年で最低を記録したとのこと。韓国の大統領は再選禁止の5年任期ですから、あと3年も「告げ口外交」を続ける意志があるかどうか(笑)。
  • ベトナム戦争と韓国のことを朝日新聞がまとめていますが、朝日もここまで成長しましたか(笑)。ただし記事に日付が見られないのは気になるところ。
  • 兵士の残虐さを伝えたハンギョレ紙へ退役軍人が殴り込んだ事件からもわかりますが、ベトナム戦争へ派遣した30万人もの兵士が米軍兵士よりも残虐なことをしながらそれを認めようとはしない韓国為政者の姿勢は、中国共産党の「知らんぷり」姿勢そっくり。従軍慰安婦を取り上げる前にまず自らをふり返る必要があるのに、それができない未熟さを見せつけましたね。それも韓国のマスメディアが「言論を制御して、国民に知らせない」ことに原因があるのかも。
  • 「おとなしい日本人が声を上げているわけを韓国人にちゃんと伝えよ」と桂ざこばが金慶珠に言ったらしいのですが、自分のことを棚に上げないことが韓国人に求められており、「お互い様」と言ってはいけません。信頼される人は、自分のことを棚には上げないものです。まぁ信頼されたいと思わないなら、その限りではありませんので、人の話を聞くことなく自分に都合のいいことばかりを言い続けるのがよろしいようで(笑)。

社会問題

  • セウォル号沈没事故の処理にも批判が集まりました。これは国の仕組みの問題にも関係し、改善しないと類似の事件が起こった時に同様の問題が発生する可能性があります。
  • アジア大会などで見られましたが、スポーツでも、不正行為をなくそうという姿勢がなく、パクリ・ごまかしという不純な精神が体中・血液にまで染みついているようです。
  • 朝鮮族に伝統的な、恨(ハン)の悪習を「きっぱりと捨て去る」こと。もし捨てきれないなら、恨(ハン)の意識を「いい方向に活かす」ことが大切。言い替えると、「恨(はん)という被害者意識を差別意識と結びつける悪い癖」をなくすこと、でしょうか。
  • ナッツリターン事件には笑いました。すでにこのブログでは12月17日の記事「大韓航空のナッツリターン騒ぎ」で述べておりますが、2015年01月16日付けの読売新聞では「袋のまま出したのは同社のマニュアル通り」だったようで、マナー担当重役としては自分の担当仕事の内容さえ知らないまま「無分別な行動」に走ったようです。この高慢な態度は、通常の韓国社会では尊敬される伝統だと言えますが、今回はそれが裏目に出たようです。この「自分の仕事内容を理解していない」状況は、中国では法律を知らない人が要職にいる状況と瓜二つでした。詳しくは、次をどうぞ。


中国では法律を知らない人が要職にいる」ことについて  

呉愚魯の著書『目賭大陸怪現状』によれば、福建省福州市と廈門(あもい)で調査した結果、福建省の各級裁判所所長には一人も大学法学部出身者がいなかったという。所長の平均学歴は高卒だったそうだ。 

事実、中国では裁判官と検察官の9割が法学士の学位を持っていない。正式な法律教育を受けていない者も多く、裁判官とはいえ、法律に関してはほとんど知らないのである。 

それもそのはずで、彼らの多くは人民解放軍の大隊長や連隊長、または国営企業の忠実な幹部職から天下ってきた素人なのだ。 

弁護士でさえ、法律に疎い者は多い。福建省には5000人の弁護士が登録されているが、そのうち大学の法科を卒業した者は2割にも満たなかった。法とは何たることかさえ知らない弁護士ばかりである。 

司法官、裁判官、弁護士は、資本主義社会の常識では考えられないことだが、逮捕された司法官、裁判官、弁護士は、資本主義社会の常識では考えられないことだが、逮捕された容疑者に暴力を振るうのが主な仕事なのだ。犯人を弁護する側の弁護士が、犯人とグルという罪名で収監されるという珍事件も珍しくない。 

中国の裁判所では、より多く賄賂を出したほうが裁判に勝てる。これは中国の常識となっており、裁判官はかなり儲かる商売なのだ。成金として名を馳せている裁判官もいるほどだ。 

中央政法委員会が、陜西省(せんせいしょう)と山西省で行なった審査では、70%以上の裁判官が中卒であった。さらに、法律の訓練もしていない、いわゆる「双盲」(文字が読めない・法律を知らない)も多いという。また、裁判官の半数以上は地方の「盲流」や「黒道」の出身だ。 

山西省汾陽市(ふんようし)の中級法院副院長は、職位を50万元で買って他人になりすまして勤務していたという(『動向』2001年11月号)。 

1995年の時点では、全国28万人の法院(裁判所)幹部のうち、法律系出身者は0.25%しかいなかった。法律の知識もなく、彼らはどうやって裁判官になれたのだろうか。

答えは簡単だ。村長だろうと、運転手、農民、ダンスガールだろうと、政府部門と「関係」があれば誰でも、実体験を通して裁判官になれる。そんなことだから、「双盲」「三盲」といった裁判官が大半を占めてしまうのだ。中国には人口は多いが、人材はじつに少ないことの表れでもある。 

:黄文雄「日本人が知らない中国人の本性」徳間文庫 


日韓の三猿

2015年01月17日 01時46分53秒 | アジア

おなじみ「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿(さんざる)ですが、「三猫」で言えば・・・・

日本のキティには「口」がありませんが、人の話を絶対に聞かない韓国なら、右のような口だけのキティになってしまいました(笑)。

韓国人は相手の話を聞かないといいますが

何も外国人に対してだけではなく、相手が同国の韓国人であっても同じで、さっぱり話を聞かずに自分勝手にしゃべっています。韓国人が3人集まれば3つの党ができる、とも言われますね。

作家の金文学は、空港で10人くらいが集まっている集団を、遠くから見るだけで「日本人か韓国人か中国人かがわかる」と言います。もちろん近くに寄って使用言語で判別するのではありません。曰く・・・・

三国の人を一目で区別する方法

たとえば10人のグループだとすると、1人がしゃべり、9人がうなずきながら仲良く笑っているのは、間違いなく日本人である。そして10人の中で8~9人が大声で騒ぐのは韓国人。5~6人がしゃべり合い、そのほかの人は話を聞きながら周囲をキョロキョロ見回すのが中国人だ。:P.84 金文学「日中韓 新・東洋三国事情」祥伝社黄金文庫 平成23年2月15日初版第1刷発行


これは納得できる解釈で、たしかにそうですね。

  • 日本では、幼児期から「誰かがしゃべっている時には、それを聞くもの」、とたしなめられますから、同時にしゃべることは、めったにありません。 
  • 韓国では、いま言わなければならないと思ったら、相手が誰であろうとも話をしている途中であろうとも、しゃべり始めなければならず、相手が聞いているか聞いていないかは、問題ではないらしい。もしも自分の話を聞いてほしいならば、相手の話も聞くのが常道かと思われるのに、なぜ韓国人には「同時多発発言」が多いのか。これについての私の考えは、次の通りです。仮にその場に聖徳太子がやってきて複数の人の同時発言内容を聞き分けられたとすれば、そのどれもに「聞くべき価値」がないと判断するからでしょう(笑)。他人がしゃべっていても「聞くべき価値」がないから、話の途中で自分も「話すべき価値」のないことを発言し始め、この負の連鎖が永遠に続き、「同時多発発言」の継続となる(笑)。 
  • 中国人がまわりをキョロキョロと見渡すのには、絶えず周囲を気にしなければならない中国の特殊事情があると思われます。一党独裁で言論が弾圧されていて、しかもだましあいの社会ですから、どこでどんなスパイが監視し盗み聞きして密告されるか、わからない。道路を横断する時には左右を見て安全を確認しなければ危険ですが、空港で、しかも日本の空港という安全な場所に停止しているのに、なおかつ周囲をキョロキョロ見渡すというのは、もう身に染みついた習慣というべきでしょう。「言論弾圧社会では匿名のネット社会でしか本音を語れない」と信じている中国人が「言論の自由がある日本」に来ても、やはりネット社会にしか真実はないと信じて疑わないところから、大きい断絶が生まれます(笑)。

こういう三国の人たちへの観察眼は、中国内で朝鮮族として生まれ、今は日本に住む人、だからこそできることなのでしょう。

私たちも、視野を広くしなければなりませんね(笑)。


薬物と著名人

2015年01月17日 01時26分56秒 | 社会

著名人の中には

人気・蓄財欲が強すぎて「群がってくる不審人物の誘惑」を遠ざけられなかったからか、はたまた極度の緊張感から逃れるためなのか、しばしば違法薬物に依存して逮捕される人が見られます。

ここではかつての犯罪者を列挙しておりますが、ただ事実を列挙しただけであり、これらの人たちを差別する意図はまったくないことを述べておきます。

薬物で逮捕された人でも、その後、薬物依存から更生して、まともな人生を送っていたり、多くの人から愛され尊敬されている人もいますので、御覧になるかたも充分ご留意下さいますようお願いします。

覚醒剤が多いようですが

薬物を区別せずに不法薬物依存として順不同で生存者・物故者を多くはWikipediaを元にして示し、個別には出典を示さないことにしました。


著名人の薬物依存

尾崎豊(1965-1992 音楽家)

悩み多き人生が薬物へ走らせたか、才能が閉じられました。

内田裕也(1939- 音楽家)

これまた犯罪歴の多い突っ張りの年配者。

清水健太郎(1952- 音楽家)

かなり悪質で犯罪を繰り返していたようです。体が弱いのか友人が悪いのか、人間性に問題があるのか、分りませんが。

田代まさし(1956- 音楽家)

おもしろい役を演じていましたが、盗撮や薬物依存を繰り返していて、もう人の前に出ることはなさそう。

酒井法子(1971- 音楽家)

人気歌手が裏では薬物にはまりこんでいたことが発覚。その後、介護士を目指したそうで、「ノリピーが 介護にくるなら まだ死ねねぇ」いう川柳を聞いたことがありますが、そんな甘い世界ではないのでした。 

萩原健一(1950- 音楽家) 

薬物ほかで事件を起こしているらしい。 

美川憲一(1946- 音楽家) 

昔の事件なのですでに復帰済みですが、ごたごたと問題をかかえているか。 

井上陽水(1948- 音楽家)

40年ほど前の事件で、今では復帰して活動をしています。

上田正樹(1949- 音楽家)

こちらも40年ほど前の事件で、いまは復帰か。

錦野旦(1948- 音楽家) 

こちらも40年ほど前の事件で、それほど悪質ではなかったためか、今でもしばしばテレビなどに出ているとのこと。

飛鳥涼(ASKA 1958- 音楽家)

比較的新しい薬物中毒逮捕事件で、人気があった人らしいのですが、詳しいことはまったく知りません。

桑名正博(1953-2012 音楽家)

こちらも問題児。

ありゃ、偶然かどうかわかりませんが、ここまで音楽家ばかり。音楽界は深刻なほど薬物に汚染されていますね。

勝新太郎(1931-1997 俳優)

芸能一家で、やはり汚染されていました。パンツ内に隠していたのを見破られたので後日「もうパンツをはかないようにする」と冗談がわかる人でしたが、どうしようもないヤクザ人間だったか。

加勢大周(1969- 俳優)

「かせたいしゅう」であり「汗体臭:あせたいしゅう」にあらず。

もう表に出て来ることはなさそうな過去の人で、私はこの人の出演したものを視聴したことがありません。

押尾学(1978年- 俳優)

薬物と保護責任者遺棄致死で逮捕されました。俳優の世界でも、続々逮捕されていて、薄汚いものですね。

江夏豊(1948- プロ野球)

「1シーズン401奪三振」や「オールスター9連続奪三振」の記録が破られていないほどの立派な投手でしたが、現役を終えてから薬物所持で逮捕され指導者への道が閉ざされました。復帰して、時々ですがテレビにも出てきますね。

岡崎聡子(1961- 体操)

こちらも相当悪質だったらしい。ただし過去の人なので知る人は少ない。 

若ノ鵬

ロシア出身の力士で、落とした財布から薬物発覚、自宅からも証拠品が発見され、解雇された。 

露鵬・白露山の兄弟 

ロシア出身の兄弟力士。仕事場やそれ以外でも問題行動があり、家宅捜査で薬物が発見されなかったものの尿検査で発覚し、若ノ鵬解雇の1ヶ月後に解雇されたらしい。

若麒麟(1983- 力士)

上記力士逮捕の半年後に所持で現行犯逮捕されました。日本人力士では初とのこと。その後プロレスへ転向。

中島らも(1952-2004 作家)

薬物依存のせいか人相がよくなかったと言う印象。

著名人の親族の薬物依存

鴈 龍(がん りゅう、1964- 俳優)

薬物で逮捕された勝新太郎の長男で、やはり薬物で逮捕されています。

若山騎一郎(1964- 俳優) 

勝新太郎の兄である若山富三郎の息子で、薬物で逮捕されています。

兄弟である若山富三郎と勝新太郎の家系は、もう深刻なほど薬物に汚染されていたのでしょうか。

御法川雄斗 

みのもんたの次男。みのは復帰へ。

原田知樹 

藤田まことの長男。

高橋祐也 

三田佳子の次男。

いしだ壱成 

石田純一の長男

寺内アキラ 

寺内タケシの長男 

山田一雄 

川中美幸の夫 


しかし、たくさんいますね。どうしてまた、音楽家・俳優に薬物逮捕者が多いのでしょうか。

「中国では合法の薬物」を製造→日本では不法なので密輸入→不法仲介人→末端の密売人が販売

という一つの流れがあるようです。

音楽家・俳優と薬物との接点については承知しておりませんが、「ファンを装う悪質な金の亡者」を避け得ない芸能界の体質がどこかにあるのでしょう。 


薬物から話はそれますが、塩分

人間にとって大切な栄養素なのに、その塩分の大量摂取が深刻な障害をもたらすらしい。

この説は、より辛く、より強い塩分を、と塩分の中毒症状に陥るのが人間ですから、納得できます。ただしもしもこれを自覚できたら、まだ更生の余地があります!

外食過多の危険は、この塩分摂取過多に関係がありそうですが、毎日の自宅料理で塩分過多になってしまっては、もう目も当てられず、むしろ近年はやりの「塩分控え目外食産業」に軍配が上がってしまいそう!

「塩分」などに関する参考サイト

疲れた時に、“塩分”

減塩ネット

私たちは現在、薬物の誘惑にも、塩分の誘惑にも、勝たねばならない時代に生きていることをお忘れなく。

どちらも人ごとではなく、私たち自身の問題です。


「わび・さび」の趣味

2015年01月16日 02時27分09秒 | 社会

日本には、いや狭い京都にさえ

  • 派手な金閣寺・・・・室町幕府3代将軍足利義満〔幕府全盛期か〕
  • しぶい銀閣寺・・・・室町幕府8代将軍足利義政〔義満の孫〕

の両方があります。

日本には

  • はしゃぎ回って元気という気楽な人たち
  • 婚礼こそすべてという見栄っ張り
  • 祭に全財産を使い果たす情熱の趣味

など派手なイメージが残る地域もあれば、

  • 天変地異があっても暴動・略奪が起きない

という高品位を保つ地味な地域も多く見られ、この「多様さ」がいいですね。

私の個人的な趣味でしょうが、京都に関しては金閣寺よりも銀閣寺のほうが好きで

  • 「わび」とか「さび」などを発明した日本人の渋さに感動して、さえ出てきます。
  • それもそのはず、「び」+「び」と短く略すと「び」となり、確かにが出ます(笑)。←ありゃ~まじめに聞いてきたのにがっかり?

ところで、世界を見渡して

率直に思ったとおり感情を表に出している人たちを見ていると、うらやましく感じることがあります。その昔、泣き男とか泣き女という役割が、あったようですね。

一方では、猫の常ですが、一時(いっとき)のじゃれつき興味がすぐに途切れてしまい「何事もなかったかのように普段の状態に戻る」のを見るにつけ、「さっきの激しい情熱は一体何だったのか」と、疑惑を感じたり、かわいそう、とも感じます(笑)。

悲しい時には大声を出して「わ~っ」と泣き、嬉しい時には「わっはっは」と大声で笑うのがいい、とも教えますが、同時に「喜怒哀楽」を演出する人の中に「わざとらしさ」「イヤミ」「計算」を感じる、こともあり、行き過ぎた感情の発露は好ましくない、という教えにも納得します。

私の今の考えでは

  • 京都でよく目にするのが、横幅が短く奥に長い町屋作りですが、一説では、むかし店の間口の大きさに応じて税額を算出していたので、節税対策のため間口が狭くなった、とのこと。
  • 派手にやっていると、うわさがうわさを呼び、どんな「ありもしない」ことでお咎めを受けるかも知れないという封建時代だったからこそ、表向きには「渋さ」「控えめ」を演じていたのでしょう。そしてそれは現代にも引き継がれていて、世間の「理不尽で事実と異なる風評」を回避するため、表向きには「派手にしない、儲かっていることを鼻にかけない、つまり世間対策のため謙虚さを前面に出す」という伝統が生まれたのでしょう。
  • しかしながら、この謙虚さは、感情豊かな朝鮮半島の人たちには「卑屈」と映り、人は威張らねば尊敬されない、というまったく別の伝統を生み出したのですが、これは日本では「高慢」とされ敬遠されます。
  • 朝鮮半島では、この「威張って尊敬を得る」という伝統の結果でしょうか、近年では任期を終えた大統領が惨めな末路を迎えるようです。「威張らねば尊敬されない」までは分るとしても、親戚縁者・部下や秘書までもがアリのように群がって甘い汁を吸うという犯罪の伝統まで残しているとは、・・・・まことにご愁傷様でごぜーますだ(笑)。

ここが日本と朝鮮半島の違いなのでしょう。

  • その昔、とは言っても金大中大統領の時代ですから15年ほど前でしょうか、韓国が北朝鮮へ資金援助し、不法送金さえ、ささやかれました。
  • こんな時でも、援助する側は「援助してあげる」で尊敬を集め、援助を受ける北朝鮮側も「援助させてあげる」で応える、これが「朝鮮族の間では常識」らしい。

う~ん、違いますね。分らなくなってきた(笑)。 


たとえば、誰かから援助を受けたとしますと、言葉では感謝を示していながら、態度のほうは「援助を受けてあげている」という威張ったものになってしまう。こうなると日本人は、言葉と態度が裏腹じゃないか、なんて生意気な奴なのかと感じることになるんです。このようなことは国民性の問題として、一番根本的なことです。

相手への感謝や謝罪の気持ちを、日本人はペコペコ頭を下げる態度で、しつこいくらいに示しますね。韓国人にはそういう態度は卑屈な態度と映るんです。何か援助を受けても、相手が自分に援助して当たり前だと思えば、感謝すらしません。だから、日本がいくら韓国に援助をしても、感謝の意を示そうとしないんです。: 呉善花「やっかいな隣人 韓国の正体」祥伝社黄金文庫 平成24年10月20日初版第1刷発行 


上記の呉善花には「ワサビの日本人とトウガラシの韓国人」という著作があります。

  • 唐辛子のからみ成分であるプサイシン過剰摂取の韓国。このからみは、やや長く体内に残るようですから、かっかと怒り狂って感情をもろにだす朝鮮半島人には必須の香辛料なのでしょう。これがない食事では、正調・朝鮮節〔ちょうせんぶし〕とは言えません。昨今、中国から安価なキムチが韓国へ輸入される時代になったそうで、自宅でキムチを漬けることがなくなれば、もう韓国産キムチは過去のものになるのでしょうか。それとも「日本への毒ギョーザ事件」に似た何らかの問題が発覚して、やはり中国食品に頼るわけにはいかず、自国で漬けなければならないという回帰時代がやって来るのでしょうか。
  • 一方、わさびを使うのが日本人。ワサビの辛味成分(アリル イソ チオ シアネート)で、いっとき涙をだすけれどもすぐにおさまり、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とも言います。昨今「さびぬき」があっちこっちで見られ、日本も軟弱になりましたね。
  • 日本の「さびぬきのにぎり寿司」、韓国の「唐辛子ぬきのキムチ」なんてあり得ないと思うのですが・・・・・・(笑)。 
今のところの私の理解では、カプサイシン(唐辛子)は、小量を摂取する限りいい効果を生むようですが、過剰に摂取すると危険なようです。

一方、わさびに関しては、いまのところ危険情報がなく、いい効能ばかりしか聞けません。なのに、「サビ抜き」してまで「わさび」のないにぎり寿司販売を増やそうとしているのが解せませんですだ(笑)。  

あるとき、テレビでトウガラシとワサビが人体に与える作用の差についての番組を見た。・・・・

トウガラシを食べたときの人間の血液は身体全体をめぐりながらも、とくに頭部へのかたよりを見せる。したがって、唐辛子を食べると神経に刺激を与え、血液の循環をよくし、食欲を増進させる。また脂肪分を分解する役割をするため、太りすぎを防止するが、同時に精神的に興奮しやすい作用を産み出してもいる。

一方ワサビを食べたときの血液は、トウガラシとは逆に心臓の方へのかたよりを見せている。そのため、ワサビを食べると鎮痛作用が働き、精神に落ち着きをもたらしてくれる。まさにズバリ、韓日の国民性の違いが指摘されているようで、おもわず「なるほど」とうなずいたものである。:P.194 呉善花「スカートの風」角川文庫 


はたして、「わさび」と「とうがらし」、どちらがいいのでしょうね。ともに「ほどほど」が良さそうですが・・・・(笑)。

最後に私のささやかなワサビ観を!

  • 本わさび・・・・香りは最高ですが1本買ってきて1回で使い切ったことがない。冷凍できるとは言うのですが。
  • 粉わさび・・・・これが一番からくできますが、香りがない。
  • チューブ入りわさび・・・・保存性がありけっこう辛いのですが、塩分が強すぎるのが欠点。まぁそうしないと保存できないのでしょうが。

一番いいのは、本わさび粉わさびの混合

これが辛いし香りもよくて最高。でも保存性を考えると、手軽な「チューブ入りわさび」に走ってしまう軟弱さ(笑)。

ただし「チューブ入りわさび」とは言っても、私が使うのは、小さいものではなく、中型のチューブ入り(業務用か)。昔は800円くらいの大型を使っていましたが、後半にはほとんど香りがなく、だめでした。

「チューブ入りわさび」でも最初は香りがありますが、すぐに辛味と強い塩分だけになってしまうようです。健康のため塩分取りすぎには気をつけていて、わさび醤油の場合でも醤油を少なめにしております。

ちなみに購入歴を調べると

石垣島へ引っ越して22ヶ月(2年弱)の間に「中チューブわさび175g:328円~589円」を9本買っていますから、1本を2ヶ月半くらいで使い切っているようです。

ドレッシングにも使えるし漬け物にもつかえます。妙なオイル入りドレッシングは気持ち悪いし、ノンオイルタイプは使う量が多くなるし味に好みがある上に添加物が気になるため、今では「やさしい酢(液体)+ゆず100%瓶入り(液体)+小量のわさび」に行き着いております。


朴槿恵 新年記者会見

2015年01月16日 00時59分45秒 | アジア

朴槿恵(パク・クネ)の新年記者会見を視聴して、私は何も日本政府の手法をすべて正しいとは考えておりませんが、それにしても韓国の為政者は、お粗末すぎる(笑)。

 

<新年記者会見>朴大統領「韓日首脳会談できない理由ない…日本の姿勢変化が重要」

朴槿恵(パク・クネ)大統領は韓日首脳会談に関し、「できない理由はないが、過去に首脳会談をすると、期待は膨らんだが、むしろ関係が後退することもあったため、この重要な年(韓日国交正常化50年)にそうなってはいけない」と述べた。

朴大統領は「今年は韓日国交正常化50年を迎える意味深い年であり、必ず新たに出発する契機になることを願う」と強調した。朴大統領は「雰囲気をうまく作り、一歩でも前に進める会談になるようにするべきだが、(今は)難しさがある」とし「このためには日本の姿勢変化が重要だ」と述べた。

日本軍慰安婦被害問題に関し、朴大統領は「女性たちの年齢が高く、早期に解決策が出てこなければ永久未解決となる。これは韓日関係だけでなく、日本にも重い歴史の荷となるだろう」と強調した。・・・・ :2015年01月13日 [中央日報日本語版]

 

韓国紙日本語版からの引用です。まず日韓首脳会談ですが、

できない理由はないが、過去に首脳会談をすると、期待は膨らんだが、むしろ関係が後退することもあったため、この重要な年(韓日国交正常化50年)にそうなってはいけない」

というのだから、首脳会談が

  • できない理由はない」は間違いであり
  • できない理由があることになり

自らの発言内容に初歩的な矛盾が含まれているようです。

過去の首脳会談の結果、むしろ関係が後退しており、日本側がこういう反省点に立つなら、できない理由はない

くらいにしておくべきでした。が、もう遅い(笑)。まぁ翻訳上の問題かも知れませんが・・・・(笑)。

百歩ゆずって、こうありたいとする本音の「できない理由はない」ならば、後段を入れないほうがよかった、と思います。

ただしこのように微妙な表現に変わってきたことは知っておくべきことで、いくら「ご都合主義」とはいえ、韓国与党内での抑制効果が出はじめて、強烈な「反日国是」だけではうまく乗り切れないと認め始めた、とも言えます。しかし振り上げたこぶしを降ろせば国民からの非難を浴び政治生命を短縮させますから、そうもいかず、このような微妙な表現に至ったというわけです。

また「後退する」にも疑問があり

本人たちに意識はなくても、韓国為政者が日本に対して次から次へと言いがかりを付けている印象が残り、自らの主張にこだわるあまり、自ら後退して、自らの膨らんだ期待を裏切る方向へ舵を切っている、ようにさえ思われます。

これは朝鮮族に特有の「(はん)心理」、つまり自分たちで処理しきれない国内差別事情からくる被害者意識そのものとも言え、これをまだ解きほぐす段階にあるのに、なぜか国外に伝わってしまったところに問題の根源があったのではないか、と思います。

韓国は、まだまだ内向きに徹するべき発展途国、というべきでしょうか。自分たちの国の内部だけでしか通用しない論理を対外的に持ち出すのには、おおいなる疑問があります。

また

「日本の姿勢の変化が必要」としながら、「自らは姿勢を変化させる兆候がない」のも、洗脳された「中華の独善」そっくりで、失笑もの(笑)。

全般的に言って

あくまでも自分が正しく、相手が自分の主張を認めるならば「会談をしてやってもいい」という高慢な姿勢があり、韓国内ではこういう姿勢が高く評価されるのですが、まことに残念ながら外国相手には通用しない、ばかにされるだけ、としておきましょうか。

せっかくの韓国の元気さを活かす道が他にたくさんあるのに、大変残念な気がします。

外交交渉では

一方的な自分の主張を、もし認めるならば、どうこうする

という条件をつける限り、好転しないどころか、進展さえないでしょう。まぁその好見本を見せるのが、中国・朝鮮半島・ロシアですが・・・・

自分も主張し相手の主張も取り入れる、これでなければいけません。「死守」は最悪のパターンでしょうね。

「韓国為政者はこれが分っていない段階にある」と言えます。韓国が、いや朝鮮半島が、いやいや中国も含めた東アジアが開発途上国だとされるゆえんです。

そしてこれらの未熟な国々に対して「本能的に反発する」日本人がいて、「これらの国々が発展途上国だ」ということにさえ気付いていないようです。よく言えば「相手を持ち上げすぎている」悪くいえば「相手を知らなさすぎる」ために、「本能的に反発する」しかないのでしょう。

いくら小学生が生意気に「一理はあるものの間違ったことを平気で言った」としても、本気で怒ってはいけません(大笑)。

いくら韓国がお粗末な言動をとっても、私たちはあくまでも「大人の対応」をしたいものです。 


動物にたとえると

2015年01月15日 00時53分31秒 | 生き方

子供から大人まで、誰かを何かの動物にたとえたがりますね。

人間ならば

    • キリン・・・・シリア大統領アサドをキリンと呼ぶと逮捕されるらしい。〔その1 その2〕 あたしゃ、アサドの首が特に長くてキリンに似ているとは思いませんが、キリンラガーはにがくてけっこうどすなぁ。
    • シロクマ・・・・これは元ロシア大統領の故エリツィン

政党では、こちら

    • 自民党・・・・ゾウ〔面の皮が厚くでっかいか〕
    • 維新の党・・・・トラ〔キバをむく最強の野獣か〕
    • 社民党・・・・ジュゴン〔イメージは全然ちがうが絶滅危惧種か〕
 
また日本・韓国・欧米の食事の道具を動物にたとえる人もいました。
 

食事をするのを見ても、日本人は箸ばかり使うのに比べ、韓国人は箸と同じくらいに匙(さじ)をさかんに使います。フォークやナイフで食事をする西欧人は、爪の先で餌食(えじき)を引きちぎる猫を連想させ、箸で小さな塊を突ついて食べる日本人は、どうも雀みたいに見える。:李御寧(イー・オリョン)「縮み志向の日本人」講談社学術文庫

  • 日本人・・・・雀〔ハシがクチバシに似ているか〕
  • 韓国人・・・・金魚〔サジが金魚のパクパクか〕
  • 欧米人・・・・ネコ〔ナイフが猫の爪か〕

日本人が多くの場合箸を使い、韓国人がサジも箸と同じくらい使い、欧米人が多くの場合ナイフで切り取る、という興味深い譬喩表現です。

さらに自分を何の動物にたとえるか」という女性500人へのアンケートでは、上位3位までが

  • 1位 ネコ
  • 2位 イヌ
  • 3位 ウサギ

となったらしい。自分のことを自分で語るのですから、「建前」「本音」が入り混じった参考意見とするのが妥当なところ。4位以下を知りたい人は、こちら〔自分を動物にたとえると〕でどうぞ。


中国経済は

2015年01月14日 05時57分51秒 | アジア

2015年の中国経済

さまざまな人が述べております。

気のせいか、中国があれだけ元気だった時代には持ち前の「はったり」が光り輝いていましたが、いまでは経済を統制したいのに制御不可能な状態に陥ったやに見えます。やはりどこかに、避け得ない無理があったようで、巨大恐竜は経済という名の隕石によって絶滅に至る、のでしょうか。 

ヨーロッパでは、2010年頃からギリシャ神話〔粉飾決算〕の裏事情が暴露されはじめ、EUの深刻な経済危機へと発展しました。

北京から定期的に発表される統計指標には、ギリシャ以上の、忍者ハッタリくん黄河流ギャグがみられ、中国共産党支配下で信頼性を欠くのは、いわば当然なのかも知れません。

    • 経済の専門家が、中国から発表される数値を分析すると、無数の矛盾があるらしい。
    • 中国がこの疑惑を認めこれに応えるか、といえば、ますます巧妙に覆い隠してきたようです。この背景には、ギリシャと違った一党独裁による言論統制、つまり中国共産党に不都合なことが表面化しないような隠蔽体質、があるのでしょう。

つまり内部告発で病院内の不祥事が発覚したときに、病院が調査し、病院が裁く、というようなもので、温情という名の談合癒着があったものです。

中国には、国として重要な働きをする「チェック体制・監視体制」が、まったく存在しない、ということです。それもそのはず、中国共産党による一党独裁であり、中国共産党が中華人民共和国を建国したのですから・・・・・・。

ここが、一党独裁の玄界、つまり小倉生ま~れのぉ限界育ち~ぃ♪」でしょうか(大笑)。 


元気のいい分野

経済分野

  • こちら〔経済成長率の推移〕では、中国経済が以前ほどの勢いはなくなったものの堅調な推移を見せている、として1980~2014年の経済成長率を折れ線グラフで解説しています。 

不安な材料

クラゲの大発生

しばしば耳にする

魚の乱獲→クラゲ捕食が減少→クラゲ大発生→日本近海で被害

は自然な流れ〔2013年03月20日 AFP BBnews〕ですから、「クラゲ有効利用」の研究加速が期待されています。

また底引き網が根こそぎ海底生態系を乱して漁師の生活が成り立たなくなったからこそ、罰金の危険があるのに日本の領海を侵犯してまでサンゴ密漁を繰り返す漁民が続出したのでしょう。

クラゲ大発生が原因か、世界各国で原発冷却用の海水取り込みが不可能になり緊急運転停止したり、日本沿岸でもクラゲが大量に網にかり漁船が転覆する被害も出ているようです。

こちら〔日経Web版〕では、クラゲ大発生が40年に1回程度のだったのが、2002年以降は毎年のように発生しているとしています。

中国の場合、乱開発や上下水道不備のまま生活用水が大量に流れ込んだ渤海〔湾の内側〕・黄海〔湾の外側〕沿岸でクラゲが大発生し、やがて日本近海へ流れてきたらしい。

主に不気味な悲観予想

こちら〔zakzak夕刊フジ〕では、中国ほかの国に関して、意外な分野も含めて、悲観予想を集めています。中国に関しては、やはり住宅バブルを挙げているようです。

中国の住宅バブルに関しては、こちら〔石平〕でも同様の主張が見られます。 


日本には、喫緊(きっきん)の課題がたくさんありますが、近隣諸国の実態に、目を閉じ・耳栓をして・口を塞ぐ、俗にいう「見ざる、聞かざる、言わざる」という三猿(さんざる)を続けていては、喫緊の課題のどれから手を付けるべきかでさえ、正しい判断を下せないでしょう。

尤も、国民が「正しく判断」できなくなるほうが選挙で大勝した与党には有利となってきますが(笑)。

中国の実態をよく知ることが大切で、「うわべだけで、信頼したり、脅威を感じる」ようでは、いけないのでしょうね。


突入と死刑制度

2015年01月13日 00時39分24秒 | 社会

テロ・立てこもり事件があった時の対応方法が2つあります。

  • 早めに突入して犯人を射殺〔死刑制度を撤廃した国に見られる〕
  • できるだけ交渉で投降を求める〔死刑制度がある国に見られる

今回のフランスの立てこもり事件では、

犯人が人質とともに自爆する可能性があったため、早めに突入し、最小限度の犠牲者で済んだ、と言うのですが・・・・。

「なぜ犯人が自爆するか」と言えば

必ず早めに特殊部隊が突入してくる、と犯人たちが確信しているからで、犯罪を引き起こす前から、自爆・自殺する、あるいは射殺される、ことを想定していたと考えていいでしょう。

そして強硬に突入することで、犯人たちはもちろん射殺されますが、人質の何人かも犠牲者となります。

つまり強硬突入する国が死刑制度を廃止していても、強硬突入で犯人を射殺することで死刑制度に代えているとも言えます。裁判には該当しない現行犯だからこそ、死刑に値するということでしょうか。

言い替えると、「立てこもり事件を起こせば死刑に相当しその場で射殺される運命にある」、ということでしょう。

一方、日本では

何とか犯人に投降を求め、場合によっては犯人の親族をかつぎ出してまで投降をうながし、犠牲者を出さないで済む方法を模索します。とは言っても、これがいつもうまくいくとは限りません。

そして強硬に突入するのをためらう日本などで死刑制度が残っているのです。ただし日本では、悪質で複数人を殺害しなければ死刑求刑には至りにくい、のが最近の傾向と言えます。

どれが正解なのでしょうか。

  1. 死刑を廃止しているのに、すぐに強行突入したがる国
  2. 死刑制度を残しているけれども、すぐには強行突入しない国
  3. 死刑制度があり、なおかつすぐに強行突入したがる国
  4. 死刑制度はなく、そもそも犯罪が起きない国

悩んでしまう問題です。

  • 今や正当な権利意識が芽生え「平等」を目指している国の若者が死刑で死にたい、として無謀な行動に走る人が出る始末。
  • ですから、いくら死刑制度で威嚇しても、それでは残酷な事件はなくならない。
いったい、どうすればいいのでしょうね。

2015年は「羊(ひつじ)」の年ですか

2015年01月12日 04時09分43秒 | その他

いよいよ2015年も始まりました。←ちょっと遅れてはいませんか?

  • 私は「干支(えと)」などほとんど気にしないたちですが、うわさによれば今年の干支はどうやら羊(ひつじ)らしい。
  • いずれ再び「羊」年が巡ってくるのでしょうが。毎回事情が異なっており、同じ年にはならないのがおもしろい! しかし何か共通点があるはずと必死に探すのも、これまた一興!

さてこの「羊」という字をみて思い出すことがあります。

というように

伝来した「美」という字は、大きい「羊」を食べることが「美」、を連想させ、大きく腹が出ていることが「美」、だと主張しているようです(笑)。←それはちょっと違うと思う?

一方、日本では、

トランジスタラジオ、個別に小さく区切った幕の内弁当、小さく折りたたんでカバンに入れる扇子(せんす)・折畳み傘など、「小さいもの」「小型化」に重要な価値をおくようで、平安時代の清少納言も『枕草子』でこう言っています。 


うつくしきもの

瓜にかきたるちごの顔。雀の子の、ねず鳴きするにをどり来る。二つ三つばかりなるちごの、いそぎてはひ来る道に、いとちひさき塵のありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる、いとうつくし。・・・・

雛の調度。蓮の浮葉のいとちひさきを、池よりとりあげたる。葵のいとちひさき。なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。:『枕草子』151段 


たしかに

「小さい」稚児(ちご)つまり幼児は、獰猛(どうもう)な一面を秘めながらも、ある意味で「かわいい」ものだし、「小さい」野鳥には、鳥インフルエンザの危険があるものの、「手をさしのべなければならない」哺乳類の乳児とは違った、「自立したかわいさ」が見られます。

また都のあった土地の文字をみると

  • 飛鳥時代〔592-710〕~奈良時代〔710-793〕には、中国の影響を「」さくしようとしたものの、まだまだ影響が「」で、中国そっくりの街並みや寺が見られ、唐招提寺には盲目の鑑真〔688-763〕という高僧もやってきました。
  • その後、長岡京を経由して京都に遷都され、かなり中国の影響が」さくなり「」という字が見られなくなりました。
  • 平安時代には『枕草子』で「小さいものは全て美しい」と強調されて扇子も発明され、幕の内弁当〔江戸時代~〕やトランジスタラジオ〔昭和時代~〕、太陽系小型探査ロケット〔平成時代~〕へとつながります。

何を言っているか、その意味が分らない方は、次をどうぞ(笑)。

「奈良」の「奈」には「大」「小」の両方が含まれるのに対して、「京都」の「京」には「小」しか含まれない、ということでした・・・・(笑)。

そういえば

奈良には「だだっ広さ」を感じ、京都には「ちまちました狭さ」を感じる人がいます。それゆえ京都には、狭いのを広く見せる工夫が発達したのでしょうね。

言い替えるならば

  • 「大」を「美」とする中国
  • 「小」を「うつくしい」とする日本

ということになります。「大」が含まれる「美」を、「び」ではなく「うつくしい」と読ませるのが正調・日本節〔にほんぶし〕!

なお中国語では、米国(アメリカ)のことを「美国」と表示し「メイクォ」と発音するとのことですが、これは中国特有の「当て字」であり「meri」が「美」の「メイ」の音に似ているだけのことで、「美女とか美しい」の意味はないようです。

」を目指すがゆえに、

やたらと暴力・武力で領土を広げようとするためか、全体の統率ができず反発が大きくなるのですが、この反発を暴力・武力で鎮圧する、こういうのが中国4000年の歴史でした。今の中国をみていてよく理解できますね。

日本にも問題が無数にあり、解決を急がねばなりませんが、

強引に」を目指すために発生する「異常な不合理」で国が混乱し、これを問答無用とばかり武力弾圧するためより一層混乱し、再び武力鎮圧。こういう負の連鎖が続く

こういう中国を見ると、そんなものと比較するのに疑問はありますが、まだ日本は少しマシ、と言えるのでしょうか。

パリの事件を耳にするにつけ、

キリスト教を前提として枠をきくしてきたEUにも多くの問題があるようです。トルコ加盟をどうするか悩んでいる現在、今回の事件が直接には宗教問題と関係がないとしても、この宗教問題を解決しないまま移民を広く受け入れEUをきくすることには相当な混乱と危険がある、と思われます。

「反テロ」は大切なことであり暴力による威嚇を認めてはいけませんが

「EU発展のため旧植民地(イスラム圏)から移民を多く受け入れた結果として宗教摩擦が大きくなった」と仮定するなら、そこにこそ深刻な問題があるのではないか、と愚考する次第でおぢゃります(笑)。

つまり

  • EU拡が無条件で「善」ではなかった。
  • EUは、これをどう乗り越えるか

が直面する課題でしょうか。

それでは

羊→美→大→EU拡大は「善」? 

でもって今回の記事を終わりとう存じます(笑)。


沖縄での「き→ち」変化

2015年01月11日 00時11分34秒 | 似た言葉

言語を「文法」でとらえておくと

全体的な傾向をつかめるとはいえ、文法とはあとで整理整頓した「屁」理屈でもあり、具体的な日常の例をたくさん身につけてから知った方がいい、とも言えます。

今回、沖縄では「き」が「ち」へ変化するといういくつかの例をご紹介します。

まずは、沖縄〔おきなわ〕→うちなー から始めます。ただし、これでは直感的に把握できないので、「縦」に書いてみましょうか。

まずは概念である沖縄と琉球から

■沖縄

なわ :こちらが普通。
 ↓
なー :これはよく使われます。

こう縦に書くとわかりやすいですね。〔Wikipedia〕 たしかに「き」が「ち」へ変化しています。

琉球

りゅうゅう :こちらがよく使われる。
   ↓
るー ゅー :これはあまり使用例がないか。

Wikipedia〕 これは古い言葉。

 

「沖縄」が使われる例

沖縄県 沖縄市(1974- :旧名コザ市) 沖縄タイムス〔1948- 〕 沖縄銀行〔1956- 〕 沖縄大学〔1974- 〕 

「沖縄」も相当古く、「753年(天平勝宝5)遣唐使一行が阿児奈波島(沖縄島)に漂着」という記述があるとのこと。〔Wikipedia

「琉球」が使われる例

琉球王国 琉球大学〔1950- 〕 琉球新報〔1893- 〕 琉球銀行〔1948- 〕 琉球放送 

こちらも琉球王国(1429-1879)と国名に使われていたことや、米軍統治下の琉球政府が認可したものまであるので、古いイメージが残ります。

 

次に地名ですが、これはたくさんあります

■北谷町 ちゃたんちょう

たたにちょう

ちたたんちょう

ゃたんちょう 

■勢理客〔浦添市 Wikipedia〕じっちゃく 

せりゃく :こちらは2ヶ所あり
  ↓
しりちゃく
  ↓
じっゃく :こちらは浦添市(うらそえし)のみ

ちなみに沖縄県には、全部で3ヶ所の勢理客があります。

国頭郡今帰仁村勢理客GoogleMapと島尻郡伊是名村勢理客GoogleMapの両方の「勢理客:Wikipedia」は「せりきゃく」と読ませ、こちらの方が普通に読めるので、歴史のない「新しい」地名なのかも知れません。

■垣花〔私の垣花物語

のはな
 ↓
ぬはな 

■牧港〔米軍から返還が決まってその日程を交渉中か〕

みなと
 

なと/みなと

■今帰仁天底節〔沖縄民謡〕

じんあまそこぶし
 ↓
じんあみすくぶし

■渡嘉敷

とかし
   ↓
とかし

こちらは、地名/人名の両方で見られます。人名がそのまま地名に使われることもあったので、地名/人名のどちらが先だったかは不明です。 


その他の日常語

石垣〔こちらなど

いしが
   ↓
いしが 

昨日

のう

ぬー 

 


そうこうしていると、韓国でも似たような読みの違いがあるとのこと。

こちらによれば・・・・韓国では

北部で「・・・・韓国北西部ソウルなどの京畿道〔けいきどう〕
    ↓
南部で「・・・・少し前までの韓国東南部の慶尚道〔けいしょうどう〕

になるらしい。例えば 

むち〔キムチ〕

むち〔チムチ〕
 
む〔姓の「金:キム」〕

 

と言っても、今ではどうなんでしょうか・・・・

韓国の南部は日本の沖縄と近いため、似た言葉遣いがあるらしく、韓国にも様々な地域差があることを知っておきたいものです。尤もこれが韓国内で激しくも対立する「地域差別」を生んでいるとも言えますが。

日本では「地域活性化」などが叫ばれているし、~弁という地域の言葉に魅力を感じる人も増え、他地域と違った風習に負い目を感じるどころか「自慢」さえする人が多くなったというのに、まだ朝鮮半島では、地域差別をしつこく続けているといふ。

もしも日本人が

韓国人の全体を一律に「韓国人」と思っているならば、それは韓国には言論の自由がない、という現実を無視した上での結論のようで、恐らく間違っているでしょう。

  • 面従腹背〔めんじゅうふくはい〕で一応あわせているだけであり、かなりの多様性があるかも知れませんが、それが中央集権・社会的圧力で押さえつけられていて、表に出てこなかっただけ、と見る方がいい。
  • あと50年もしたら、表に出せなかったことなどコロリと忘れて、50年前から反対していた、と主張し始めるのは、この地域の人たちの常道です(笑)。

韓国では、マスメディアに「無知な大衆を導く役割がある」として、庶民の多様な意見を吸い上げるどころか、先頭になって庶民の言論を封殺する姿勢がみられるなど、もう沖縄そっくりですよ(笑)。韓国のマスメディアが反日となるや一致団結しなければならない状況は、反米軍基地となるや一致団結しなければならない沖縄のマスメディアと、何ら変わるところがありませんね。

そいうなんです、韓国にも沖縄にも言論の自由がない、という前提を考慮した上での柔軟な対応が必要なのでした。

庶民の見方を丁寧に追う必要があり、外国のどこでも自分と同じ思考があり同じ判断をするはずだ、と信じ込んでいてはいけません。

したがって韓国の為政者が

人権問題とひっかけて時代錯誤なことに大昔の従軍慰安婦問題を騒ぎ立てて金をむしり取ろうとしているのをみて、「すべての韓国人」もそうだ、と決め付けるのは、よろしくありません。

韓国為政者の人格や姿勢はインドネシア人のオランダに対する高潔な人格や姿勢に比べると、相当劣っているようで、ぜひともインドネシアから学ぶべきでしょう。とはいえ今の韓国為政者のレベルでは、学べる資格さえもっていない、と断定できそ~(笑)。 

なぜインドネシアが高潔か、を次でどうぞご判断下さい。 


56.インドネシアも従軍慰安婦を問題にしている

答.英字紙「インドネシア・タイムス」のジャマル・アリ会長は、中共テレビ製作のドキュメンタリー「IANFU(慰安婦)インドネシアの場合には」の中で次のように語りました。「実に馬鹿馬鹿しい。なぜインドネシアのよいところを映さないのか。こんな番組は両国の友好に何の役にも立たない。我々〔には日本を罵倒する中国・韓国とは違う歴史とプライドがある。お金なら三百六十年間我が国を支配したオランダにだって要求しない」。真実を求める思考の道  


問62 インドネシアも従軍慰安婦を問題にしている 

答 英字紙「インドネシア・タイムス」のジャマル・アリ会長は、中京テレビ製作のドキユメンタリー「IANFU(慰安婦)インドネシアの場合には」の中で次のように語りました。「実に馬鹿馬鹿しい。なぜインドネシアのよいところを映さないのか。こんな番組は両国の友好に何の役にも立たない。我々〔には日本を罵倒する中国・韓国とは違う歴史とプライドがある。お金なら三百六十年間我が国を支配したオランダにだって要求しない」:P.79 黄文雄「慰安婦問題は韓国と朝日の捏造だ 100問100答」ワック文庫 2012年9月13日初版発行 


上記2つの文章は似ていますね。恐らく上が下から引用したものと思われますが、その内容「高潔な」の意味が伝わりましたでしょうか(笑)。

いつまで底辺をさまようのか、中国・朝鮮半島! というところです。


フランスの銃撃立てこもり事件

2015年01月10日 08時35分11秒 | 海外

フランスのパリで

イスラム過激派が、銃撃立てこもり事件を起こし、容疑者3人と人質4人の死者が出たようですが、何とか一段落したとのこと。

犯人たちが、神は偉大なり〔アッラー(フ)・アクバル〕、と叫んだからといっても宗教問題ではなく、どこにでもあり得る過激派が起こした事件だ、とする見方があり、私もそれには賛成しますが・・・・

まずは、かつてサミュエル・ハンティントン〔1927-2008〕が

  • 西洋の傲慢
  • イスラムの不寛容
  • 中華の独善

と主張した通り、冷戦終結後になって(私は終結したと思っていませんが)文明と宗教が衝突している、と思われます。

困ったもので、いつも人類は何かで「衝突」しなければ気が済まないのでしょうか。中国を見ていてもそう感じます。

私の見るところでは、

  1. ヨーロッパ地域が、キリスト教系とはいえ多くの難問をかかえながらも、宗教色を薄めたからこそEU統合を成し遂げられたこと
  2. そしてEU共通の人権意識あるいは傲慢な思想が芽生え始めたこと
  3. やや安定したことで旧植民地国から多くの移民を受け入れてきたこと
  4. 移民先で、移民たちには生誕地ではあり得なかった人権意識と自由の権利が芽生え、移民先で誕生した人たちにはイスラム教から離脱する権利がないこともあり、宗教的な異質感・差別感を感じてイスラム教へ逃避し、むしろイスラム教色が強まってきたこと
  5. これは宗教色を薄めて成り立った「EUが目指す方向」と逆行する、と感じた人が多かったこと
  6. 移民やその子孫たちが、近年フランスで成立した「自由を尊重するが故に、公共の場所で宗教色を出すことを禁じる」制度にもなじめなかったこと
  7. 被差別という葛藤への対応ができず、その中にはイスラム過激思想に走って打開しようと考える者も出てきて、今回のような事件を起こしたこと
  8. これからも同様の事件は避けられないだろうこと
  9. EUは「武力弾圧によらない民族対立・宗教対立の解決策」を少なくともこの10年間程度で見つけて、中国との違いを見せつける〔詳しくは文末で〕必要があること

などを考えてしまい、この事件の背景に

西洋の傲慢イスラムの不寛容

の衝突がある、と私は考えています。

今回の事件そのものには宗教問題がないと信じていますが、実はこのような背景があるのではないか、と愚考するしだいです。 

テロと戦うことは重要で、中国のように暴力で威嚇するのを許してはならず、事実各国からの賛同の意見もあるとのことですが、同時に「西洋の傲慢とイスラムの不寛容」の対立をどうするかという大変困難な問題が残っていて、いまのところその解決策は見られません。



最後に、今回の事件と中国での暴動との違いについて

中国は、世界中で起こっている近年の反テロ志向を利用し、中国国内での「中国共産党に対する暴力事件」を「テロ行為」とみなしています。

それはそうとも言えますが、大切なことが抜けています。

今回の事件とはその背景が異なるでしょうが、中国では年間10万件もの暴動が起こっていて中国は「中華の独善性」ゆえに「中国共産党一党独裁に反抗するイスラム教徒や仏教徒を武力弾圧」しています。これは問答無用とばかり武力侵略して領土を広げた代償ともいうべきもの。

実はそれこそが、国家によるテロ行為ではないか、と思うのです。

  • 「暴力・武力を使って一党独裁を通そうとしている」ことから、中国共産党が設立した中華人民共和国そのものが、「テロ支援国家」ではなく「テロ国家」に近い、という意味です。昨年のイスラム国同様ではないか。
  • 60年前の中国によるチベット侵略、中国国内での文化大革命・天安門事件などを知っている私としては、そう判断しています。
  • 近年の東アジアでの海洋進出を見ていると、まさに問答無用の暴力国家ではないでしょうか。

そしてそのような薄汚い中華人民共和国を、為替操作などの金融政策でだまして金儲けしようとする国も、また見られるのでした。

 

この事件を活かすためにも、EUで、国家による国内テロを実行し続けている中国共産党の横暴に批判が集まる、ことを期待します。なぜか中国の横暴には決して触れたがらない日本人(特に沖縄に多い)がまだまだいるため、私はこう述べなければならないと思うのでした(笑)。


山原(やんばる)とは

2015年01月09日 08時51分39秒 | 社会

山原(やんばる)とは、ぼんやりと「沖縄本島」の北部とされていますが、一体どのあたりを指しているのでしょうか。

なお次の地図を使わせていただきました。→ぬりぬり

 

山原(やんばる)のことを、こちらでは

沖縄本島の北部、国頭村、大宜味村、東村あたりとしております。

山原(やんばる)のことを一方、こちらでは

国頭郡全体に名護市も含めた地域全体を山原と称することもある、としております。

ただし周辺の国頭郡に属する島嶼(とうしょ:「小さい島のこと」)、たとえば本部町に属する伊江村(いえそん・つまり伊江島)などは、山原に含めないようです。

名護町は、元々国頭郡に属していましたが、周辺地域と合併して1970年に名護市が誕生し、国頭郡から離脱しました。

 

国頭村と国頭郡を、沖縄県と沖縄本島の中で占める割合を計算すれば、次のようになりました。ただし上の国頭郡の場合、名護市も含まれていますが、下の計算では名護市が含まれず、少し結果が異なってきますので、ご注意下さい。

上記データは次から得ております。

山原が北部のみとすると(国頭村だけの場合)

  • 人口は、本島・県全体のいずれでも、1%未満
  • しかし面積は、本島の16%、県の9%

山原が国頭郡だとすると(ただし計算上、名護市を除外)

  • 人口は、本島・県全体のいずれでも、5%前後
  • しかし面積は、本島の約50%、県の16%

沖縄県全体の1/4であり、沖縄本島全体なら1/2

ということになります。

つまり山原(やんばる)は

人が少ない、自然が豊かな地域ということになります。とはいえ、草むらには、「ヒグマ」ほど獰猛(どうもう)で人を襲うことはないとしても猛毒をもったハブがいますので、これが自然を守っているのかも知れません。

そもそも国頭郡が元々あったのに、真ん中の名護町が周辺と合併して名護市になったため、国頭郡は分断され飛び地を含んでいる、のでした。 

ということで、山原(やんばる)とは、ばくぜんとした言葉であり厳密さはない、としておきますが、一応頭に入れておいていいのは

山原の定義にもよるけれど、沖縄県の25%の面積に5%にも満たない人が住む、いわば、自然にあふれた地域

だということでしょうか。



最後に、全国の「山原」を調べた結果をご紹介します。

結論としては、市区町村名の下の「地名」としての「山原」は

  • 沖縄にはありません
  • 全国で5ヶ所見つかりましたが、静岡市清水区山原(やんばら)以外の4件は、死ぬほど退屈?な「やまはら」(笑)。
ということで最後に、静岡市清水区から引用して終わりとう存じます。

静岡の夜景「山原(やんばら)
 

中国がチベットを侵略

2015年01月08日 08時23分23秒 | アジア

2014年にロシアが突然ウクライナを侵略し始めたのは

  • 50年も前に、中国共産党がチベットを突然侵略し始めた歴史を思い出させます。
  • ロシアも中国も、共に領土拡張の野望を捨てきれない共産主義国なんですね。

今回は、

60年も前の中国がいきなりチベットを侵略し始めた頃をみていきましょうか。なぜか中国に憧れている人、漠然と中国を「普通の国家」と思っている人には衝撃的な内容なのですが、果してうまく伝わるかどうか・・・・。

ただし以下引用文で「・・・・」としたところは、長くなるので略した部分です。興味のある人は是非とも原典にあたってみてください。

このほかにも「ダライ・ラマ「ダライ・ラマ自伝」山際素男訳 文春文庫があります。また次が関連するサイトです。 その1 その2 その3 その4 


  1950年、中共がチベットを侵略した時、彼らは大量の近代兵器、多様な通信手段、底無しの人的資源を持ち込んだ。1959年までに彼らの優位は百倍にも達し、チベット人の奴隷労働者をこき使った道路建設、空港、兵舎建築が進められた。おかげで中共軍の戦略的展開が奥地にまで可能になり、中共のチベット支配が一層強化されていった。・・・・ 

しかし、ラサの反乱が押し潰されたからといって、チベット抵抗勢力軍はそれが当たり前の結論とは考えていなかった。一時的な敗北と見ていたのである。角度を変えてみれば、敗北でもなかった。そのおかげでチベット国民は同一の敵に対して団結して戦うことに目覚めたのである。それだけでなく、あの暴動と混乱によってダライ・ラマの国外脱出が実現したのだ。これはその時点における最大の勝利といえる。・・・・ 

チベットへの海外からの関心は最高潮に達した。国際メディアは、チベット国内での目撃者の陳述を掲載し、東西冷戦諸国を問わずダライ・ラマを〝時の人″扱いにした。1959年4月20日には雑誌「タイム」の表紙をダライ・ラマの顔が飾った。 

あわてたのは中共側である。何もかも後の祭りで〝帝国主義者″〝反動主義者〟と陳腐な文句で罵る以外何もすることができず、揚句に新しい〝犯罪者″リストにネール首相を登場させて彼をこき下ろした。・・・・ 

インド首相は面目を失い、市民の非難を浴びた。国民がどれほどチベット人に同情的だったかまったく気づいていなかったのだ。ネールはなぜ国民を欺いていたのだ? なぜ十年もの間チベットの惨状を伝えようとはしなかったのか? インドの主要都市でデモが行われ、新聞の中には、中共がチベットにした行為を強姦になぞらえるものもあった。国際メディアはネールがダライ・ラマを幽閉状態に置いているとまで仄(ほの)めかした。 

ダライ・ラマは、公開会見の場で誘拐の事実を否定し、中共の残忍なチベット占領を非難した。さらに、17箇条協定は脅迫によって署名させられたもので、中共はその後何度も協定違反を犯している、と強く非難してその無効を訴えた。 

中共は直ちに好戦的な態度で反論し、特にネールを全面的に批判することで彼をあわてさせた。 

北京の1959年5月18日付「北京レビュー」は宣伝相の談話を発表した。

「帝国主義的干渉者とインド拡張主義者はチベット反動共の謀叛を利用し、人民中国への全面的中傷宣伝を開始している。お得意の罵詈(ばり)、歪曲、見えすいた大嘘は、冷厳な事実の前にたちまち色褪せてしまうだろう。ネール氏はチベットの強力な旧政府勢力を温和しい子羊のように語っているが、自尊心の高いわが中国人民政府は、このような内政問題への介入を断固拒否する」 

しかしネールはアジアに友愛の精神による新世紀をもたらそうとする夢から覚めず、インドでのダライ・ラマの亡命政権樹立を彼に許そうとはしなかった。

マイケル・ダナム著 山際素男・訳「中国はいかにチベットを侵略したか」講談社インターナショナル 


インド・中国の両国が独立を果した第二次大戦直後の頃の話です。

その後インドのネール首相はダライ・ラマのインドへの亡命を認めていますが、当時つまり、インドが独立して間がなく国内問題で手一杯だったそのどさくさに紛れて中国共産党がチベットを「だまして」侵略した頃は、「中国を刺激するといけない」と考えたか、亡命を認めていませんでした。

この歴史を知っていると、東アジアでいまなお中国がいだいている領土拡張のうすぎたない野望が見えてきます。

60年前に中国共産党人民解放軍がラサに武力侵攻し

宮殿の数々を破壊しつくしましたが、その直前にダライ・ラマはラサを脱出し、山越えをしてインドへ亡命します。その時に多くの人たちが同行し、またそれ以上の無数の人がラサに立てこもって抵抗し、亡命に必要な時間稼ぎをしたことを、私たちは知っておかねばなりません。

その抵抗のおかげでダライ・ラマは宮殿を脱出し、山越えしてインドへ亡命できたのですから。もしも遅れていたならば、ダライ・ラマがその中で生活していることを知ってか知らずか、中国共産党人民解放軍は大砲を撃ち込みダライ・ラマもろとも殺していたことになりますから。

  • インドのネール首相は中国の毛沢東に微笑外交を続けており、これを逆手に取った中国が突然チベットを武力占領したのでした。その頃の状況を、多くの人へのインタビューを通じて克明に解き明かしたのが本書。
  • それまでに私はダライ・ラマ著「ダライ・ラマ自伝」山際素男訳 文春文庫を読み終えていましたから、2冊目にあたるかと思います。
  • さらに中国がインドとの不確定国境を越えてインドを攻撃するに及び、ネールは中国のあくどさをようやく理解し、武力反撃に移ります。そうすると身から出た錆をコロリと忘れたかのように、例の病気のような中国共産党の声明が出ます。「帝国主義者がチベットの反動主義者と組んで中国に反発している」と。自らの帝国主義を棚に上げて相手を攻撃する時の例の「共産主義中毒」患者の症状ですね。いつも自分だけが正しいとうぬぼれる中国共産党の体質が、すでにこの頃にはっきりと見られたのです。
  • たしかに不平等さが残っていたチベットですが、侵略後にチベットの富裕層が所有していた土地を取り上げた中国共産党はそれをチベットの貧しい人たちに与えます。ここまで聞くと「いいこと」をしているように見えるのですが、そんなはずがありませんね(笑)。何と中国は、新しい土地を得た人たちの生産物を全部中国へ持ち込ませて貧しい人たちを前よりも一層貧しくさせたのでした。こういうのを植民地的搾取といいますが、残酷な中国共産党は逆らうチベット人たちを虐殺したりチベット女性たちを暴行し殺害するなど、平気で残酷この上ない弾圧を繰り返すのでした。あまりにもひどすぎて、とてもここには書ききれません。
  • そんな残虐さを知っていると、尖閣諸島で中国漁船が体当たりしてくるとか、サンゴ密漁が見つかって逃げ回わった挙句に暴力で対抗するとか、スプラトリー諸島(南沙諸島)・パラセル諸島(西沙諸島)などで暴力行為を繰り返すとか、韓国領土内で密漁して銃撃されたり、インドネシアが先日言ったとのことですが「悪質な中国密漁船から船員を出した後で船を爆破撃沈させる」程度のことが、中国人なら大いに可能性があると納得できるのです。
  • 親中国の日本人なら「そんなはずはない」、「あまり中国を刺激してはいけない」と逃げるのですが、「相手を刺激し続けた中国を、なぜ刺激してはいけないのか」について、何も語れません(笑)。
60年前に中国共産党が発したインドへの非難声明が、これまた笑わせますね。60年も経過したのに、何も変わっていないのです。これが一党独裁の恐ろしさでした。曰く
  • 「帝国主義的干渉者とインド拡張主義者」
  • 「罵詈(ばり)、歪曲、見えすいた大嘘」
これは、中国共産党がインドを非難しているように見えて

実は自分の姿を自分で語っているのですね。相手に自分の姿を投影して汚くののしるのが60年前からの中国共産党のやり方です。こういうのを専門用語?では「天につばする」「自分の欠点をネタにして相手をののしる」と申します。すぐに自分に災害が降りかかる、という意味ですね。

もう言わなくても分りますが、具体的には
  • 自分で外国に干渉しながら、中国への干渉は許さない
  • 自分で隣国を侵略しておきながら、反発されると「内政に干渉するな」
落語の世界ですね。

一体何が「内政」なのか。ロシアが武力併合したクリミアについて外国が語ることそのものも、きっと「内政干渉」になるはずです(笑)。

インドなどを帝国主義者と呼んでいますが

まことに残念ながら、中国こそが帝国主義的に領土を拡張していることに気付いていないようです。自分は絶対に「帝国主義者ではない」と言いながら領土拡張をする帝国主義者そのものだったのですね。今の中国やロシアとそっくりだと思いませんか。

それと、おもしろいのは、中国共産党が陳腐な非難をするときは、「何も対策ができていません」の意味だと解釈した方がいい、ということでしょうか。

「帝国主義者」とか「反動主義者」は、中国共産党が相手を非難するときの常套文句ですが、自分自身が「帝国主義者」「反動主義者」であることを、まったく理解できていないようです。中国以外の国の人はみなそう思っていても・・・・・・。

米国との共存を唱えたソ連を「修正主義者」とこき下ろしたのが中国でしたが、50年後の今、自らがみごとに「修正主義者」になっています。門戸を開き経済開放をしなければ中国共産党の存続さえ不可能だったからです。

そして、その後、ソ連が崩壊したように、中国共産党そのものが崩壊しなければならないのでした、まる(笑)。これが従来から繰り返している私の「中国共産党崩壊論」なのでした。
 
みなさまは、どうお考えですか。

韓国の「反日」の根底に

2015年01月07日 09時11分03秒 | アジア

日本人には不可解なのが

韓国人の、「日本への嫌悪感」

韓国人には不可解なのが

日本人の、「北朝鮮への嫌悪感」

ただし韓国人の「日本への嫌悪感」は、韓国為政者自らが政権維持のためにでっち上げたもので、日本人の「北朝鮮への嫌悪感」はかつての北朝鮮礼賛の反動、という大きな違いがみられます。

これを互いに理解し合っていないのが日韓両国ではなかろうかと愚考するしだいでおぢゃります(笑)。

 


韓国の女は、自分よりも美人の存在があることによって「恨(はん)」を抱え、「恨」を抱えることによって「恨をほぐす」ことへ向かうパワーが、より強力に発揮される。

自分をより美人にしていく努力の過程は、「恨」をほぐしていく過程であり、しだいに「恨」がほぐれていく実感が生き甲斐ともなる。

恨をバネにして生きる力が発揮されるのだけれども、逆にいうと「恨」がなければ生きる力が出てこない。恨をもちっばなしで生きることにもなりがちである。: 呉善花「韓流幻想」


済州島出身で今では日本国籍を得ている呉善花がわかりやすく説明しています。ここで、恨(はん)という日本人には不可解な概念が登場します。

これに関してはWikipediaなどでも説明がされていますが、上記で引用した呉善花の説明の方が一層よく理解できそうです。

韓国の「恨(はん)」とは、まず上位概念を意識し、これをほぐす過程で生きる力を発揮する、ものらしい。これは李氏朝鮮〔李朝・李王朝・単に朝鮮とも〕時代以来の弾圧的な身分制度への「忸怩(じくじ)たる対応」なのでしょうか。

現在の対日関係で言えば、

韓国や北朝鮮が日本を蔑視したがるのは、「本来は自分たちよりも格下であるはずの」日本が自分たちより上に位置する現実から「恨(はん)」を意識し、これをほぐす過程で自分らしく生きる姿を取り戻そうとする正調朝鮮節(せいちょう・ちょうせんぶし)があるからなのでしょう。つまり「ほぐす」作業が、朝鮮半島人に特有の「差別肯定意識」につながるという見方です。

差別肯定とは、差別されることにも差別するのにもなんら抵抗感がないことを意味します。

従って未来永劫にわたり、「・・・・はいはい、みずからは小野小町と称し・・・・」と日本蔑視を続けながら恨(はん)をほぐすことで、低いレベルから脱することなく底辺を彷徨い(さまよい)続けることでしょう。隣人がそうあって欲しいとは思いませんが、本人たちがそれを望むならば、やむを得ません。

そんな目で朝鮮半島を見ていると納得できることが多々あります。さっぱり分らないよりは、相当マシでしょうか(笑)。

とにかく朝鮮半島人に欠けているのが「客観性」。この一言がすべてです(笑)。